第98話 今後の進路 (6)

桜美のお母さんが戻って来た。


まだ、桜美と話をする時間が足りない・・・。

そんな事を考えていると・・・。


「少しはまとまった?」


僕と桜美は顔を見て頷いた。


「うん。まだ、十分じゃないけど・・・。

 お母さん。

 私、産んでも良いなかぁ・・・」

「信長くんも同じなの?」


「はい。僕から、『産んで欲しい』ってお願いしました」

「どうして、『産んで欲しい』とお願いしたの?

 信長くんにとって、不利益も多いと思うけど・・・」


「自分の中できちんとまとまっている訳ではないですが・・・。

 一番は、桜美が子供産めなくなる可能性が怖いからです。

 そのリスクを一番回避したいと思っています」

「そうなのね。

 二人とも、『大学院』志望だったと思うけど、どうするの?」


「はい。この部分はどうしたら良いのか、迷っています。

 僕は、大学を卒業して就職する道を進みたいと考えています。

 桜美がどうするのが良いのか・・・」

「自分の大学院の事は良いの?」


「はい。この状況なら、大学を卒業して働くのが一番良いと思っています。

 大学だけは、卒業しないと就職が厳しい可能性が高いから、卒業したいですが・・・」

「そうだね。私も信長くんは、大学を卒業した方が良いと思うわ。

 そして、桜美の事はどう思っているの?」



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武田信長:大学3年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。

 桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。

 クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。

 ようやく大学3年生で初体験を・・・。

 その冬には、子供が・・・。


上杉愛美:派遣社員

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 秀吉の子供を妊娠し、自殺をしようとした時に信長に助けられる。

 その後、子供は堕胎する。

 

松永秀吉:肉体労働者

 上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される

 そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で

 浅井桜美から別れを言われる。

 隠しているが、女癖は悪い。

 選抜甲子園に出場を決め、準決勝で負ける。

 その後も活躍し、夏の甲子園でも決勝戦まで残る。

 プロ野球からスカウトも来ていて、人生を謳歌していたが、ドラフト会議で複数球団から1位指名直後に警察に任意同行を求められる。

 その後、工事現場で遺体となって発見される。


浅井桜美(さくら):大学3年生

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 おっぱいはGカップ。

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。  

 ようやく大学3年生で初体験を・・・。

 そして、子供を妊娠する。


朝倉咲良:大学3年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

 母親が学校の先生をしている。

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