第95話 今後の進路 (3)

喫茶店で桜美のお母さんと3人で会う。


「お母さん。ごめんなさい」

「桜美さんのお母さん。申し訳ございません」


「できたものは仕方ない。

 二人はどうしたいの?」

「私は、堕ろした方が良いと思っている。

 けど、母体への影響が怖いとも・・・」


「今、何週なの?」

「病院の先生の見立てだと、15週ぐらい・・・」


「15週か・・・。

 堕胎すると、子供ができにくい状況になるかもしれないね」

「そうなの・・・」


「信長くんはどう思っているの?」

「全ては、僕の責任だから、桜美さんの思う通りが一番だと・・・。

 僕は、桜美さんの事が好きです。

 その桜美さんの為なら、どんな結論でも責任は、できる限りとります」


「信長くんが全て悪いとは、思っていない。

 けど、二人がどのようにしたいのかを聞いているの」

「僕自身、子供ができたと聞いた時に、真っ白になりました。

 そして病院に行って、いろいろ考えました。

 今回、望まない状況でできてしまったけど、堕胎って子供を殺してしまう行為。

 併せて、桜美さんの母体にかかる負担。

 それを考えると、そのまま産んでもらった方が良いと思う。

 けど、一番影響を受けるのは桜美さん。

 桜美さんをサポートしていきたいと思う」


「そうなのね。桜美はそれを聞いてどうなの?」

「正直、迷っている部分も強い。

 生活できないし・・・。

 堕胎リスクも解るんだけど・・・」


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武田信長:大学3年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。

 桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。

 クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。

 ようやく大学3年生で初体験を・・・。

 その冬には、子供が・・・。


上杉愛美:派遣社員

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 秀吉の子供を妊娠し、自殺をしようとした時に信長に助けられる。

 その後、子供は堕胎する。

 

松永秀吉:肉体労働者

 上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される

 そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で

 浅井桜美から別れを言われる。

 隠しているが、女癖は悪い。

 選抜甲子園に出場を決め、準決勝で負ける。

 その後も活躍し、夏の甲子園でも決勝戦まで残る。

 プロ野球からスカウトも来ていて、人生を謳歌していたが、ドラフト会議で複数球団から1位指名直後に警察に任意同行を求められる。

 その後、工事現場で遺体となって発見される。


浅井桜美(さくら):大学3年生

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 おっぱいはGカップ。

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。  

 ようやく大学3年生で初体験を・・・。

 そして、子供を妊娠する。


朝倉咲良:大学3年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

 母親が学校の先生をしている。

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