第52話 クリスマスデート (6)

翌朝、まだ、暗い時間。

少しは寝たみたい。

浅い眠りだったけど。


私は化粧をしていた。


少しクマができている。

隠さないと・・・。


化粧が終わったので、信長を起こす。


「おはよう」

「お、おはよう。桜美は早いね」


「うん。ご飯でも食べに行こうか」

「うん。ちょっと待って」


信長は布団の中でゴソゴソしている。


「どうしたの?」

「寝相が悪いから、浴衣が脱げてしまって・・・」


ゴソゴソが終わって布団から出て来た。

まだ、半分乱れている。


「信長、まだ、きちんと着れてないよ」

「うん」


一生懸命、浴衣を直している。

あっ、股間にお山が・・・。

私は、見なかった事に・・・。


二人は食堂に行き、朝食を食べた。

和食で、美味しかった。


「今日の予定はあるの?」

「特にないよ」


「ちょっと、昨日の会場でも行ってから帰らない?」

「いいよ」


食べ終わってホテルを出た。

今日は天気も良い。

寒いけど、海風が気持ちいい。


「寒くない?大丈夫?」

「うん。ありがとう。信長はいつも優しいよね」


「そう?彼女に優しいなんて普通だと思うよ」

「本当に嬉しいわ。けど、我慢ばかりさせて、申し訳なく思う時も・・・」


桜美が僕の腕におっぱいを当てる。


「どうしたの?急に・・・」

「嫌だった?」


「嫌じゃないけど・・・。良かったの?」

「うん。少しづつしか成長できないかもしれないけど・・・」


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武田信長:高校2年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。

 桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す


上杉愛美:通信高校の生徒

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 

松永秀吉:高校2年生

 上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される

 そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で

 浅井桜美から別れを言われる。

 隠しているが、女癖は悪い。

 プロ野球からスカウトも来ているらしい。


浅井桜美(さくら):高校2年生

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 おっぱいはGカップ。

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触らせていないらしい。 


朝倉咲良:高校2年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

 母親が学校の先生をしている

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