第43話 期末試験結果のあとで・・・ (4)

咲良が相談室に行くと、そこには先生が・・・。


「先生、武田君はどうなりそうですか?」

「そんなのあなたに話せる訳ないでしょう」


「お母さん!」

「先生って呼びなさい!」


「あたしが桜美と仲が良いのは知っているよね」

「はい」


「今回の一番の被害者は、桜美です」

「そうですね。彼女はまだ、何も訴えていないですが・・・」


「訴える事を検討しています。

 教育委員会、SNS、高野連などに・・・」

「どういう事?」


「黒田君は野球部ですよね。

 その野球部員が、加害者だから・・・」

「なるほど・・・。言いたい事は解りました。

 まだ、あなたでコントロールができるレベルですか?」


咲良は頷く。


「私も努力しましょう」


・・・


咲良は桜美の所に戻った。

そして、二人きりになれる場所に・・・。


「今、お母さんに話をして来た」

「えっ。朝倉先生に・・・」


「うん。それで、穏便になるように交渉を・・・。

 とりあえず、何も動かない方が良いと思う」

「ありがとう。本当にごめんね」


「私も、黒田を止めれなかったから・・・」

「でも、うまく行きそう?」


「たぶん。もし、ダメなら、次を考えれば・・・」

「そうだね」


この心配は杞憂に終わる。

二人がじゃれ合っていただけという事に・・・。


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武田信長:高校2年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。

 桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す


上杉愛美:通信高校の生徒

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 

松永秀吉:高校2年生

 上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される

 そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で

 浅井桜美から別れを言われる。

 隠しているが、女癖は悪い。

 プロ野球からスカウトも来ているらしい。


浅井桜美(さくら):高校2年生

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 おっぱいはGカップ。

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触らせていないらしい。 


朝倉咲良:高校2年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

 母親が学校の先生をしている

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