第44話 期末試験結果のあとで・・・ (5)
事件のあと、二人で話をしていた。
「信長、ごめんね」
「桜美は、何もしていないよ。
僕の方こそ、心配かけて、ごめん。
暴力をしなければ、黒田が一方的に悪いだけだったのに・・・。
失敗したよ」
「そうだね。
暴力は失敗だったね。
けど、私の為に怒ってくれて・・・。
不謹慎だけど、嬉しかったよ」
「彼氏としては、当たり前だよ。
大好きな人が貶められれば・・・。
そういえば、学校に対して何かした?」
「なんで?」
「先生の対応が、急に変化したから・・・」
「まぁ、少しだけ・・・。
私も被害者だからね。
高野連に訴えたり、SNSに拡散すると言った事を咲良から先生に・・・」
「朝倉さん?」
「うん。彼女は先生の娘さんだから・・・」
「なるほどね。
ありがとう。穏便になるようにしてくれて・・・」
「どういたしまして。
私も信長の為にしたかった事をしただけだから・・・」
「助かったよ」
「私ね。今回、あんまり、勉強できなかったの」
「そうなの?」
「うん。ちょっと、いろいろ考えていて・・・」
「考え事は終わった?」
「なかなか、難しくてさぁ・・・」
「一緒に考えようか?」
「ありがとう。
けど、これは、自分で考えないといけない事なんだ・・・」
「そうなんだ。頑張ってね」
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武田信長:高校2年生
中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。
文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。
そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、
まだおっぱいすら触っていないらしい。
桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す
上杉愛美:通信高校の生徒
中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。
文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。
学校に居づらくなって退学する。
その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。
松永秀吉:高校2年生
上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される
そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で
浅井桜美から別れを言われる。
隠しているが、女癖は悪い。
プロ野球からスカウトも来ているらしい。
浅井桜美(さくら):高校2年生
学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい
おっぱいはGカップ。
文武両道で学年1位の成績を誇る
松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで
優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。
そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、
まだおっぱいすら触らせていないらしい。
朝倉咲良:高校2年生
浅井桜美の親友
体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい
母親が学校の先生をしている
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