第6話 浮気現場 前編
あれから、1週間が経過した。
もうすぐテスト。
僕は、自習室に来ていた。
テスト勉強をする為に・・・。
なんか、一人でいると愛美の浮気を考えてしまうから・・・。
周りが勉強している環境なら・・・。
一心不乱に勉強する。
完全に愛美の事を忘れて・・・。
この環境も悪くない。
愛美の事を忘れる事ができる。
このまま、忘れる事ができれば・・・。
自習室の開館時間が終わり、帰宅していた。
帰り道。ひとりで歩く。
一人で歩く道、少し寂しい。
その帰り道、LAINEが・・・。
見ると、浅井さんからだった。
LAINE By桜美
ごめん。今から駅前のモスド来れる?
秀吉がラブホに・・・
ここからなら、近い。
走れば10分ぐらいだ。
すぐに向かう事にする。
LAINE By信長
すぐに行きます。
僕は走ってモスドに行った。
そして、スマホを見る。
LAINE By桜美
2階の窓際で待っています
注文して、すぐに2階の窓際へ・・・。
そこには、浅井さんともう一人、女の子がいた。
「お待たせしました」
「ごめんね急に・・・」
「何かあったのですか?」
「秀吉と上杉さんを見かけて・・・」
「もしかして、そのラブホですか?」
「うん。僕もここから見ました。
あのラブホ、120分というのが、一番短いコースなので
その時間に出てくるかもしれません。
前回は、そうだったし・・・」
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武田信長:高校2年生
中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・
上杉愛美:高校2年生
中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・
松永秀吉:高校2年生
上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される
浅井桜美(さくら):高校2年生
学校で一番人気と言われる美女
松永秀吉とつきあっているらしい
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