第58話 冬休み (3)

「よぉ、久しぶりだな」


秀吉の嫌な笑顔。


「何か用ですか?」

「松永、何かする気か?」


「何もしねぇよ。甲子園が大切だからな」

「それは良かった」


秀吉はそのまま去っていった。


「何だったんだろう?」

「よく解らないわ。けど、何もなくて良かった。

 けど、黒田君の件は、関係あるかもしれないね」


「たしかに・・・。気をつけて損はないだろうね」

「うん。あの大きな荷物は何だろう?」


「よく解らないなぁ。ナイロン製だった気もするけど・・・。

 公園で使うものなのかなぁ?」

「解らないね。帰る所だったみたいだしね」


二人は公園の奥に・・・。

すると、遠目にベンチに座っている愛美が・・・。


なんか、泣いている雰囲気だ。


「あっちに行こうか?」

「うん」


僕たちは別の方へ・・・。

桜美のおっぱいが左腕に当たって、僕の意識がそちらに・・・。


「なんか、今日はいろんな人に会うね」

「うん。会いたくない人ばかり・・・」


「秀吉と上杉さん、つき合っているのかなぁ?」

「どうだろう?たまたまなのか?そうなのか?」


「よく解らないね。けど、あんまり良い感じではない気がする」

「そうだね。それは、僕も感じた。何もできないけどね」


「なんか、気がそぞろじゃない?」

「まぁ、だって左腕に・・・」


「少しだけなら触って良いよ」


・・・


「もう、触りすぎ・・・」

「ごめん」


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武田信長:高校2年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。

 桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。

 クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。


上杉愛美:通信高校の生徒

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 

松永秀吉:高校2年生

 上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される

 そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で

 浅井桜美から別れを言われる。

 隠しているが、女癖は悪い。

 プロ野球からスカウトも来ているらしい。


浅井桜美(さくら):高校2年生

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 おっぱいはGカップ。

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。  


朝倉咲良:高校2年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

 母親が学校の先生をしている

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