第33話 放課後・・・ (1)

放課後、僕たちは自習室で勉強を・・・。

僕は古典の成績があんまり・・・。

その為、桜美が教えてくれた。


さすがは桜美。

教え方もうまい。勉強なのに、楽しい時間を過ごした。


「今日はありがとう。

 もう、暗いから、家まで送っていくね」

「ありがとう。

 優しくて助かるわ」


「そう?」

「うん。一つ聞いても良いかなぁ?」


「いいよ」

「上杉さんとのデートってどんな感じだったの?

 嫌だったら言わなくて良いけど・・・」


「なんで、そんな事を聞くの?」

「私は、秀吉とつき合うまでつき合った事がなかったの。

 それで、どうすれば良かったのかなぁって思って・・・」


「参考になるのかは解らないけど・・・。

 中学の時は、市営のテニスコートを予約して一緒に練習したり、

 公園でデートをしたり・・・。中3の時は、図書館で勉強したり・・・。

 高校に入ってから、ショッピングモールやカラオケとかに行くようになったよ」

「そうなんだ。高校になって変わったんだね」


「うん。今から考えると、その段階で何かあったのかもしれない。

 そんな気もする」

「ごめんね。変な事を聞いて・・・」


「気にしないで・・・。けど、時間のある時で良いから、一つお願いしたい」

「なに?」


「僕を慰めてくれた公園に行きたいなぁ」

「今から行く?」


「門限は大丈夫?」

「まだ、大丈夫だよ」


現在18時。それほど遅くはないけど・・・。


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武田信長:高校2年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。 


上杉愛美:通信高校の生徒

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 

松永秀吉:高校2年生

 上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される

 そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で

 浅井桜美から別れを言われる。

 隠しているが、女癖は悪い。

 プロ野球からスカウトも来ているらしい。


浅井桜美(さくら):高校2年生

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触らせていないらしい。 


朝倉咲良:高校2年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

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