第106話 今後の進路 (14)

一方、桜美家族も帰宅する車の中で話をしていた。


「お父さん。あの態度は何なの?」

「ん?あれが一番良いと思うからだが・・・」


「すごく不機嫌そうで、嫌な感じだったわ」

「そうだねぇ・・・」


「そう思うなら、なんで、そんな事をしたの?」

「それは・・・」


「桜美、お父さんにはお父さんの考えがあってしていたんだから・・・」

「そうなの?」


「お父さんは、二人の幸せを願っているわ。

 そうだよね」


桜美のお父さんが頷く。


「今回の話し合いでも、結果的に何か不都合はあった?」

「結果・・・。特になかったけど・・・」


「なら、良いんじゃないの?」

「気分的には、ダメだった」


「そうか・・・。

 今回、信長くんのお父さんが結婚に反対の立場だった。

 俺が賛成の雰囲気を出すと3対1となる。

 それより反対の雰囲気を出して2対2の方が良いと思った。

 こういうケースの場合、一般的に娘の父親が怒るケースが多いからな。

 あと、一方の反対の立場の人が何も話さないのに、文句も言いにくいだろう」

「そうかもしれないけど・・・。

 私は、すごく心配したんだよ」


「ごめんな」

「お父さんは、誤解もされやすい人だけど、根っからの悪ではないから・・・。

 それは知っているでしょう」


「うん。信長の事は気に入らない?」

「そんな事はないぞ。

 桜美が選んだ男だ。

 良いと思っている」


「なら、良かった・・・」


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武田信長:大学3年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。

 桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。

 クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。

 ようやく大学3年生で初体験を・・・。

 その冬には、子供が・・・。


上杉愛美:派遣社員

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 秀吉の子供を妊娠し、自殺をしようとした時に信長に助けられる。

 その後、子供は堕胎する。

 

松永秀吉:肉体労働者

 上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される

 そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で

 浅井桜美から別れを言われる。

 隠しているが、女癖は悪い。

 選抜甲子園に出場を決め、準決勝で負ける。

 その後も活躍し、夏の甲子園でも決勝戦まで残る。

 プロ野球からスカウトも来ていて、人生を謳歌していたが、ドラフト会議で複数球団から1位指名直後に警察に任意同行を求められる。

 その後、工事現場で遺体となって発見される。


浅井桜美(さくら):大学3年生

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 おっぱいはGカップ。

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。  

 ようやく大学3年生で初体験を・・・。

 そして、子供を妊娠する。


朝倉咲良:大学3年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

 母親が学校の先生をしている。

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