第126話 出産(4)

二人はまだ、名前を決めていない。

どんな名前が良いのか・・・。


最終的に、産まれたら、決めようって・・・。


「娘の名前どうする?」

「そうね。顔を見てどんな名前が良いと思った?」


「やっぱり、桜美に似ているから、桜か美の文字は入れたいなぁ」

「桜の季節じゃないから、美の方が良いと思うよ」


「たしかに・・・。桜の季節じゃないもんね。

 夏の花だと・・・。

 向日葵、紫陽花、蓮、睡蓮、ポピー、花菖蒲、ラベンダー、百合・・・。

 『百合』。

 『ゆりみ』いや。『みゆり』

 『みゆり』でどう?」

「みゆり?可愛い名前だね。

 良いかも。

 花言葉は・・・。純粋。無垢」


「花言葉も良いね」

「『美しい』+『百合』の花・・・。

 その名前だと、漢字の方が良いかなぁ」


「そうだね。書きやすいし、これにしよう」


子供の名前が決まった。

看護師さんに赤ちゃんの名前を伝えてプレートに書いてもらう。


赤ちゃんのベットに書かれたプレート。

それを見ていると、早く抱っこしたいなぁ。


少しづつ実感が・・・。


しばらく、二人で赤ちゃんを見ていた。


「もうそろそろ、戻ろうか」

「うん」


「みゆり、じゃあね。

 パパとママは病室に行くね」

「またね」


二人で病室に戻ろうとした。

その時、僕のご両親が来た。


「桜美さん。出産おめでとう」

「ありがとうございます」


「体調はどう?」

「大丈夫です」


「出産後は、体調を崩しやすいから、気をつけてね」

「はい」


「赤ちゃんはどう?」


僕たちは、赤ちゃんを紹介した。


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武田信長:大学4年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。

 桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。

 クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。

 ようやく大学3年生で初体験を・・・。

 その冬には、子供が・・・。


上杉愛美:派遣社員

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 秀吉の子供を妊娠し、自殺をしようとした時に信長に助けられる。

 その後、子供は堕胎する。

 

武田桜美(さくら):大学4年生(旧姓:浅井)

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 おっぱいはGカップ。

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。  

 ようやく大学3年生で初体験を・・・。

 そして、子供を妊娠する。


朝倉咲良:大学4年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

 母親が学校の先生をしている。

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