第141話 実家への帰り道
帰りの車の中。
空気が重い。
沈黙が続いている。
美百合は、ぐっすり寝ている。
この娘。よく寝るんだよなぁ。
起きていれば、少し明るい感じになるけど・・・。
この雰囲気はいけない。
あと、きちんと話をしなければ・・・。
「どうするんだ?」
「どうしようね・・・。
最初は、文句だけ言えば良いと思っていたわ。
けど、あの姿を見ると・・・。
離婚する方が良いかもしれない。
そう思う気持ちも・・・。
正直、まだ気持ちの整理ができていないわ」
「整理ができたら、教えてくれ。
離婚しても良いと思うし・・・。
二人で話し合うなら、僕も立ち会うから・・・」
「ありがとう。
桜美さんもごめんなさいね。
こんな事になって・・・」
「私の事は気にしなくて大丈夫です。
それよりお義母さんは大丈夫ですか?」
「覚悟しているつもりだった。
けど、正直、自分の眼でこの状況を見ると違うわね。
私は情けなく思うよ。
偉そうな事を言うくせに、一番ダメなのだから・・・。
私は、大丈夫だよ。
信長は大丈夫だと思うけど、浮気はダメだよ」
「浮気なんてしないし。なんで僕に・・・」
「こんなに良いお嫁さんと子供がいるのにしないと思うけどね。
一応、念の為ね。
桜美さん。この事は、オフレコでお願いできない?」
「大丈夫です。誰にも言いませんから・・・」
「ありがとう」
実家に近づいた時、美百合が起きた。
バイパスを降りたからかなぁ。
「あーあー」
お義母さんに話しかけているようだ。
「美百合ちゃんはかわいいね。
慰めてくれているのかねぇ。
お祖母ちゃん。しっかりするから大丈夫だよ」
美百合はニコニコしながら話しかけていた。
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武田信長:大学4年生
中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。
文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。
そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、
まだおっぱいすら触っていないらしい。
桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。
クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。
ようやく大学3年生で初体験を・・・。
その冬には、子供が・・・。
武田桜美(さくら):大学4年生(旧姓:浅井)
学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい
おっぱいはGカップ。
文武両道で学年1位の成績を誇る
松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで
優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。
そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、
その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。
ようやく大学3年生で初体験を・・・。
そして、子供を妊娠する。
武田美百合:0歳
武田信長と武田桜美の長女
上杉愛美:派遣社員
中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。
文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。
学校に居づらくなって退学する。
その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。
秀吉の子供を妊娠し、自殺をしようとした時に信長に助けられる。
その後、子供は堕胎する。
朝倉咲良:大学4年生
浅井桜美の親友
体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい
母親が学校の先生をしている。
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