第63話 甲子園・・・

学年末テストも終わって平和な時が訪れた。

今回も桜美は1位。


前の感じで断トツだった。


僕は・・・。4位。

頑張っているんだけどなぁ・・・。


まだ、足りない。

けど、学校の成績=入試って訳ではないから・・・。


しばらくして、選抜高校野球の発表が・・・。


僕たちの高校は、甲子園に選ばれていた。

通常、東海地区は2校しか行けない。


けど、秋の神宮大会で優勝した高校がいたから、もう1校行ける。

秋の大会はベスト4。

3校目としてなんとか行けた。


松永や黒田が喜んでいる。

それを純粋に喜べない自分が・・・。


心が狭いのか・・・。


「うちの野球部、選抜甲子園に選ばれたね」

「そうだね。応援に行く?

 こんな経験、なかなかできないよ」


「うーん。正直、あんまり行きたくない気持ちもあるんだ」

「どうしてなの?」


「だって、野球部って、あのメンバーじゃん。好きじゃないんだよね」

「なるほどね。その気持ちはよーく解るよ。

 けど、甲子園の応援なんて、なかなかできないよ。

 しかも、在学生の時になんて・・・。

 私は、経験の為に行きたいと思っている」


「桜美が行くなら行くよ。

 たしかに、そんな経験できないもんね。

 他のメンバーもいるし・・・」


僕たちは、選抜甲子園に応援に・・・。

けど、寄付金は出さなかった。


だって、野球部の為というのは癪だもん。


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武田信長:高校2年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。

 桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。

 クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。


上杉愛美:通信高校の生徒

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 

松永秀吉:高校2年生

 上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される

 そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で

 浅井桜美から別れを言われる。

 隠しているが、女癖は悪い。

 プロ野球からスカウトも来ているらしい。

 選抜甲子園に出場を決める


浅井桜美(さくら):高校2年生

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 おっぱいはGカップ。

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。  


朝倉咲良:高校2年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

 母親が学校の先生をしている

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