第72話 作戦会議 (3)
その時、信長の携帯が・・・。
桜美からだ・・・。
参考書を買ったあとに二人で会う予定になっていた。
時間は・・・。
待ち合わせ時間を15分も過ぎている。
「桜美ごめん」
「どうしたの?いつもなら遅れる事がないから、心配で・・・」
「今、朝倉さんと愛美と3人でいるんだ。
ちょっとトラブルで・・・」
「えっ!? 大丈夫なの?」
「もちろん。けど・・・」
「武田君。少し変わって」
僕は朝倉さんにスマホを渡す。
「もしもし、桜美」
「咲良、どうしたの?」
「まぁ、いろいろあるみたい。駅前の公園に来れる?」
「大丈夫だけど・・・」
「武田君、今、桜美を呼んだから。何か話す事はある?」
「大丈夫かなぁ」
「それじゃあ。すぐに来てね」
・・・
愛美が自殺をしようとしていた所を止めた事。
そして、話を聞くと、松永に脅されてセックスをさせられて、妊娠してしまった事。
警察に行く事を信長が勧めている事。
スマホの脅している時の音声を聞く。
「秀吉の奴・・・。なんて、酷いことを・・・」
「そうね。警察に行く事は良いと思うんだけど、妊娠はどうするの?」
「堕ろそうと思う」
「それが良いかもね。今は妊娠何か月?」
「たぶん、生理が1回来ていないだけだから、そんなに経過してないと思うけど」
「それなら大丈夫だと思う。
こういうのって早ければ早いほど良いって言うし・・・。
お金は大丈夫?」
「それも問題。はっきり言ってお金がない」
「お金がないと親には相談する必要があるよ」
「けど、両親には・・・。絶対に言えない」
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武田信長:高校3年生
中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。
文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。
そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、
まだおっぱいすら触っていないらしい。
桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。
クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。
上杉愛美:通信高校の生徒
中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。
文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。
学校に居づらくなって退学する。
その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。
秀吉の子供を妊娠し、自殺をしようとした時に・・・。
松永秀吉:高校3年生
上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される
そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で
浅井桜美から別れを言われる。
隠しているが、女癖は悪い。
選抜甲子園に出場を決め、準決勝で負ける。
その後も活躍し、夏の甲子園でも決勝戦まで残る。
プロ野球からスカウトも来ていて、人生を謳歌する。
浅井桜美(さくら):高校3年生
学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい
おっぱいはGカップ。
文武両道で学年1位の成績を誇る
松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで
優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。
そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、
その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。
朝倉咲良:高校3年生
浅井桜美の親友
体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい
母親が学校の先生をしている
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