第110話 結婚 (4)

「これどうかなぁ?」

桜美が金の喜平ネックレスを指した。


「どうして、これが良いの?」

「バランスかなぁ」


「バランス?」

「うん。金額の割に価値が高い。

 そして、この太さだと、子供が引っ張っても簡単には壊れないと思う。

 指輪だと、両手にする事になってしまうし、家事の時は外すし・・・。

 ネックレスなら、ずっとできるでしょう」


「別に良いけど・・・。

 少しダサくない?」

「こちらの6面ダブルというのだと、けっこう綺麗だし・・・」


・・・


他にもいろいろ見た。

そして少しカフェで休憩を・・・。


「もう少し検討しようか」

「えっ。今日購入しようと思ったんだけど・・・」


「なんで?信長、何か急ぎすぎじゃない?」

「だって、プロポーズしたいし・・・」


「何も買わなくて良いからプロポーズして欲しかったなぁ・・・」

「ごめん。婚約指輪を買ってからって・・・」


「だから、焦っていたのね。

 私は、言葉だけでも先に欲しかったなぁ。

 私は、信長を愛しています。

 結婚して下さい」

「本当にごめん。そうだよね。

 僕、信長は、桜美を愛しています。

 僕と結婚をして下さい。

 そして、子供と一緒に家庭を築かせて下さい」


「はい。この言葉が一番うれしいよ」

「ごめん。カッコ悪いよね。

 けど、一生懸命頑張るから・・・」


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武田信長:大学3年生

 中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。

 文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 まだおっぱいすら触っていないらしい。

 桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。

 クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。

 ようやく大学3年生で初体験を・・・。

 その冬には、子供が・・・。


上杉愛美:派遣社員

 中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。

 文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。

 学校に居づらくなって退学する。

 その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。

 秀吉の子供を妊娠し、自殺をしようとした時に信長に助けられる。

 その後、子供は堕胎する。

 

浅井桜美(さくら):大学3年生

 学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい

 おっぱいはGカップ。

 文武両道で学年1位の成績を誇る

 松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで

 優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。

 そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、

 その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。  

 ようやく大学3年生で初体験を・・・。

 そして、子供を妊娠する。


朝倉咲良:大学3年生

 浅井桜美の親友

 体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい

 母親が学校の先生をしている。

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