第74話 作戦会議のあとで
今回、僕一人では厳しかった。
警察に行って、愛美を助ける事ぐらいしか考えられなかった。
桜美と朝倉さんがいなかったら、どうなったんだろう?
解らない。
僕は、まだまだ、未熟だ。
カッコ悪い。
けど、愛美を助けられて良かった。
愛美が自殺しようとするぐらい思い詰めて・・・。
信じられなかった。
あの愛美が・・・。
あの感じ、中学のつき合った時の感じだったような・・・。
その時を思い出す。
守ってあげたい。
そんな感じを・・・。
なんか混乱している。僕。
別の道を歩んでいるのに・・・。
あれ、僕は、桜美が好きなはず・・・。
少し、モヤモヤしている?
吊り橋効果?
早く寝る事にした。
翌日、まだ、ドキドキしていた。
自殺を止めた事を・・・。
桜美と学校に行く。
「信長、大丈夫?」
「別に・・・。僕、何か変かなぁ?」
「そうね。少しね」
「そうか・・・」
やっぱり、昨日の事が・・・。
授業も頭に入らない。
こんな事ではダメなのに・・・。
このままだと、第一志望の大学に行けないかもしれない。
なんとか、行けるかもって状態なのに・・・。
帰りに桜美とデートを・・・。
僕の異変に気がついていたみたい。
桜美は、何も言わなかったけど、僕の顔を抱きしめてくれた。
なんか、この柔らかい感触。
すごく落ち着く。
その後、キスをした。
桜美の顔を見ると、真っ赤だ。
ごめん。桜美。
僕が悪いのに・・・。
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武田信長:高校3年生
中学1年生から上杉愛美とつきあっていたが・・・。
文化祭に愛美と別れ、桜美とつきあう事に・・・。
そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、
まだおっぱいすら触っていないらしい。
桜美の事を『犯りマン』と言われクラスメイトを張り倒す。
クリスマスデートでようやくおっぱいを触る事ができる。
上杉愛美:通信高校の生徒
中学1年生から武田信長とつきあっていたが・・・。
文化祭の打ち上げで信長から追及され、振られる。
学校に居づらくなって退学する。
その後、秀吉に脅されてセフレの関係に・・・。
秀吉の子供を妊娠し、自殺をしようとした時に・・・。
松永秀吉:高校3年生
上杉愛美と一緒にホテルから出てくる所を武田信長に目撃される
そして、文化祭のベストカップルコンテストで優勝するも、その挨拶で
浅井桜美から別れを言われる。
隠しているが、女癖は悪い。
選抜甲子園に出場を決め、準決勝で負ける。
その後も活躍し、夏の甲子園でも決勝戦まで残る。
プロ野球からスカウトも来ていて、人生を謳歌する。
浅井桜美(さくら):高校3年生
学校で一番人気と言われる美女でスタイルも良いらしい
おっぱいはGカップ。
文武両道で学年1位の成績を誇る
松永秀吉とつきあっていたが、文化祭のベストカップルコンテストで
優勝し、その挨拶で松永秀吉へ別れを宣言し、信長に告白する。
そして、夜の繁華街に二人で消えて行き噂にはなっているけど、
その時は、まだおっぱいすら触らせていなかった。
朝倉咲良:高校3年生
浅井桜美の親友
体格は良くないが、テコンドーの元中学生チャンピオンらしい
母親が学校の先生をしている
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