第93話 家族と……です。(両親の場合)
こんにちは。
久しぶり実家に帰る………それだけで胃が痛くなります。
当の2人は……トレントさんの手の上に乗れてはしゃいでいる………○したい………。
衝動を必死に抑え込んでいる僕は……元王子ことユーラです。
桜花さん(木)の手に乗り、トレントさんに囲まれながら王城までやってきました。
そこで待っていたのはこの国の宰相さん。
名前は………覚えてない……。
はい? 王城の中で
いえ、結構です………とりあえず、この2人を返しておきますね……。
では、さようn………なんですか?
知らんがな………それに、無防備に王城に入るわけないでしょ。
襲われた時に自衛ができないんだから………うん? どうしたのキャス?
…………う〜ん……あってどうするの?……元気な姿を見せたいと……。
王家へ戻りたい?………養蜂が楽しいからそれはない……あっ、うん……なんかありがとう。
とりあえず………会っていくか………。
僕たちは桜花さん(木)の手から降りると……宰相さんについて王城へと入っていくのだった。
その際、警備に
宰相さんが……ドン引きしてたけど……知らないよ……。
桜花さんがちゃっかり人型に戻って、僕の腕の中に収まっている……。
王城の玉座の間……出迎えてくれたのは
3人の前で跪く……僕とキャス。 そして仁王立ちの桜花さんと
なんで……
最初に口を開いたのは
「元気そうだな」
お陰様で………元気に楽しく暮らしています。
「お前達の能力が有用なことが証明された。貴族達も黙るしかあるまい………戻ってくる気はないか?」
はぁ? 今更ですか………。
残念ながらありません………ケビンは死にましたから……。
僕はガーラン王国……子爵家 ユーラ・チェリーブロッサム ですから。
「そ……そうか………キャサリンも同様か?」
「はい。お父様………今がとても楽しいのです。兄様の下にいることが………私の幸せです。今日は……私たちの元気な姿を見ていただきたく……拝謁させてもらいました」
キャスの言葉に心が躍る……内心、やっぱり〝戻る〟と言うんだじゃないかってドギマギしていた……。
顔がニヤけるのをなんとか抑え込む。
国王陛下………今回、たまたまここによる用事がありましたが、今後はもう訪れることは無いと思います………お互い関わらないのが一番だと思います。
「で………あるか………」
「は………はちみつ………」
捕虜を返還し、神聖グルメニア皇国までの道中に手を出さない確約を貰い………僕たちは
《備考》
オアシス生活634日目
※追放から652日
・『忘れられたオアシス』住人
▶︎ユーラ ▶︎桜花さん
▶︎キャサリン ▶︎ルーディア
▶︎フクロウ族 9人
▶︎人夫達家族(4家族)14人
▶︎冒険者 8人
・植林の内訳
合計植林 7250本(7250/10240)154
【神話級モンスター ガルボちゃん】6974本
▶︎桜 1本 ▶︎りんご 100本
▶︎梨 100本 ▶︎カカオ 100本
▶︎桃 100本 ▶︎茶の木 100本
▶︎柚子 100本 ▶︎みかん 100本
▶︎山椒 100本 ▶︎クローブ 100本
▶︎グミ 100本 ▶︎オリーブ 100本
▶︎ビワ 100本 ▶︎ナツメグ 100本
▶︎シナモン 100本
▶︎アボカド 100本
▶︎コーヒー 100本
▶︎ナツメヤシ 100本
▶︎アーモンド 100本
▶︎ブルーベリー 100本
▶︎サトウカエデ 100本
▶︎グレープフルーツ 100本
▶︎椚木 100本
▶︎葡萄(甲州) 100本
▶︎楢の木 200本
▶︎ポプラ 1300本
▶︎結界樹 240本
▶︎ハナミズキ 800本
▶︎セイヨウヒイラギ 90本
▶︎ベンガルボダイジュ 2043本
【常夜の森】276本(自然樹のトレント化を含むと561本)
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※新作を書きました。そちらもよろしくお願いします。
『突撃! 隣のマンドラゴラ 〜さぁ、ご唱和ください! 1、2、3、ぬぼぉぉぉぉぉ!!〜』
https://kakuyomu.jp/works/16817139555975401486
※色々なこと、気持ちは〝近況ノート〟に書かせていただいています。そちらを読んでいただけると嬉しいです。
この作品を少しでも気に入ってくれましたら、【☆☆☆→★★★】にしていただけると励みになります。また、♡、フォローもよろしくです。
同瀬馬野抱枕
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