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第24話 人手が足りないのです。
おはようございます。
個人事業主の為、自分がせっせと働かないと食えなくなる……そんな生活を送っている元王子ことユーラです。
オアシス生活71日目。
『交路のオアシス』の方向から鳥が飛んできました。
焼き鳥！ やっほぉ〜い！！ と狩ろうとしたら、どうやら獲物ではなかったみたいです。
涎を垂らしていたら、僕を避けてそばにいた梨さんに着地しました。
よく見たら、足に手紙がついていました。
伝書鳩的な……？
とりあえず手紙を受け取る。
ふむふむ。なになに？
ミ、ミミリーさんからだ！
スーハースーハー。
はぁ〜手紙からいい匂いがする。
変態！？
違う！！ 人肌が恋しいだけだ！！
梨さん。
僕から離れないで！
さて、気を取り直して………ミミリーさんは既に『交路のオアシス』を出発しているらしい。
手紙の日付から見ると、4日後くらいにはここに到着できるようだ。
今から到着が楽しみです。
さてさて、嬉しいことばかりではない。
正直に言おう。
人手が足りない。
現状、収穫をしているだけで1日が終わる………。
ラクク達も食べるのだけは手伝ってくれているが……正直言って役には立っていない。
働きたくない大家に、食っちゃねのニートが17匹………。
駄目だ！！ このままでは駄目だ！！
破滅の道しかない！
し、しっかり働かないt……いやだ〜！ もっと家でゴロゴロしてたい！ 働きたくな〜い！？
しかも、今回ミミリーさんが来れば、野菜の種が届く………。
今までの作業の上に農作業なんて無理だ！
と言うことで、素直にトレントさん達の力を借りることにします。
とりあえず……果実がならない樹木で……でも、木の実ならOKか？
ってか、果実と木の実の違いって何だ？
なんか、考えるのが面倒だ。 うん…… 椚木（クヌギ）にしよう。
どんぐりが取れるけど、こまめに収穫する必要な無さそうだし。
どんぐり、食べれるし油も取れる。
何より、今後住み着くかもしれない動物の餌になるだろう。
そうと決まれば即実行。
「スキル〝植林〟」x６
これで新しい労働りょ………仲間が増えた！！
やふぉーい！！
《備考》
・植林の内訳
オアシス生活71日目
合計植林 300本（300/320）
▶︎桜 1本 ▶︎りんご 4本
▶︎梨 4本 ▶︎カカオ 4本
▶︎桃 4本 ▶︎山椒 4本
▶︎オリーブ 3本
▶︎アボカド 3本
▶︎シナモン 3本
▶︎コーヒー 3本
▶︎ナツメグ 3本
▶︎クローブ 3本
▶︎茶の木 5本
▶︎防風林 第一陣：120本（完成）
第二陣：130本（完成）
▶︎労働力 椚木隊：6本
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同瀬馬野抱枕
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