第83話 神話級なのです。


おはようございます。

前世で爺さんがよく戦艦大和の話をしてくれました。

その大きさから〝超弩級戦艦〟と言われていたそうです。

そこから取られたのか………大きい物を〝超弩級〟と言われるようになったとか……。

いつか〝超弩級〟の男と呼ばれたい僕は、元王子ことユーラです。


オアシス生活599日。

今日の結合で……オアシスにあった樹木をガルボちゃんと結合し終えました。


……。

………。

…………目の前にいるのは……怪獣……。

そう、怪獣が目の前にいるのでした。


大きくなったね……ガルボちゃん……。

ざっと見……全長500m、幅300m、全高200m……はありそうです。

桜花さんの言われるまま結合したけど……いいのかな?

防御を上げるために、結界樹も追加で〝植林〟し結合したし………。


そっと冒険者の一人が近づいてくる。


な、なんですか? ガルボちゃんを鑑定した?

結果は………〝神話級モンスター ガルボちゃん〟………ですか……。


ハハハ………神話の生物ができちゃったよ。



「これで勝てるのじゃ!!」



僕の腕の中で鼻息を荒くする桜花さん。


ガルボちゃんに……キャスのマツザッカピッチングビーの軍団。

ちなみに……マツザッカピッチングビー……あれ、1000匹はいるんじゃ?


神話級と天災級のモンスター軍団………勝ち負けの前に……逃げると思いますよ………。

既に……〝聖敵〟……いや……人類の敵な気がする……。


まぁ、これだけデカくて動いていれば………そう簡単に攻め込まれることはないだろう。

皆も安心できるだろう。


とりあえず、甲羅の上へ移動………。

すげ〜もう森だよ……甲羅の上に………花と果実あふれる森だよ……。

あんだけデカかった屋敷が……遠い先で豆粒のように見える。


森を抜けると、屋敷の周りは畑………ハハハ……甲羅の上で畑仕事ね………。

最悪……下に降りなくても生きていけるか………。


逆に下のオアシスは寂れた………というより、元のオアシスに戻ってしまった。

〝植林〟の緑化力がどれだけ凄かったかってことだね……。

少し寂しい気分になる………。


とは言え、これで準備は万全。

いざ、神聖グルメニア皇国へ出発しますか……。



《備考》

オアシス生活599日目

※追放から617日


・『忘れられたオアシス』住人

   ▶︎ユーラ    ▶︎桜花さん

   ▶︎キャサリン  ▶︎ルーディア

   ▶︎フクロウ族 9人

   ▶︎冒険者   8人

   ▶︎人夫達家族(4家族)14人


・植林の内訳

  合計植林 6558本(6558/10240)


  【神話級モンスター ガルボちゃん】6282本

   ▶︎桜  1本  ▶︎りんご  100本

   ▶︎梨  100本 ▶︎カカオ  100本

   ▶︎桃  100本 ▶︎茶の木  100本

   ▶︎柚子 100本 ▶︎みかん  100本

   ▶︎山椒 100本 ▶︎クローブ 100本

   ▶︎グミ 100本 ▶︎オリーブ 100本

   ▶︎ビワ 100本 ▶︎ナツメグ 100本

   ▶︎シナモン  100本

   ▶︎アボカド  100本

   ▶︎コーヒー  100本

   ▶︎ナツメヤシ    100本

   ▶︎アーモンド    100本

   ▶︎ブルーベリー   100本

   ▶︎サトウカエデ   100本

   ▶︎グレープフルーツ 100本

   ▶︎葡萄(甲州)   100本

   ▶︎楢の木      200本

   ▶︎ポプラ      1200本

   ▶︎椚木       100本

   ▶︎結界樹      240本

   ▶︎ハナミズキ    751本

   ▶︎セイヨウヒイラギ 90本

   ▶︎ベンガルボダイジュ 1500本


 【常夜の森】276本(自然樹のトレント化を含むと561本)



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※色々なこと、気持ちは〝近況ノート〟に書か

せていただいています。そちらを読んでいただ

けると嬉しいです。


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             同瀬馬野抱枕

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