第31話 魔物を解き放つのです。
おはようございます。
前世の記憶の中で、子供の時に学舎で『イキモノガカリ』をしていた記憶が残ってます。
変換して『生き物が狩り』ではないことを願いたい僕は、元王子のユーラです。
オアシス生活77日目
ミミリーさん達が来て3日目。
ついに、持ってきてもらった家畜を放牧します。
17頭のラクク?
あ、あぁ………あ、あいつらは……なんて言うか……な、仲間っていうか………家族……っていうやつ。
で、でも、今回ミミリーさんに一緒に連れて帰ってもらうつもり……だし……?
あぁーはいはい。
そうですよー。
今回の取引に入れましたよ。彼らを……。
追加で色々な物と交換ですよ。
欲しい物あったし……。
だってアイツら、ウチに居たってつまみ食いしかしないんだもん。
はい! この話はここまで!!
正式な家畜の放牧を始めます。
今回放牧するのはこちら………
なんと言っても、卵を産んでくれます。
ラククとは違い期待が大きいのです。
食を豊かにすることこそ、それが文化の極みだよね。
この二日間。
カゴの中の
いきなり放して、全部逃げたでは目も当てられない。
卵のためには慎重にならないといけないのです。
最初は緊張していたのか、なかなか餌を食べなかった彼らだが今では普通に手から餌を食べる。
ミミリーさんとガンラさんから、もう大丈夫だとお墨付きをもらい。
いざ放牧。
20羽の
狭い場所から、広々とした草原と豊かな木々に恵まれた場所に出たせいか、彼らのテンションも高まっているみたいだ。
各々の走り、跳ね、自由をまんきつs…………
〝ズバン!!〟
えぇ?…………はい?
一羽の
どうやら、梨を勝手に食べようとしたみたい……ってそれどころじゃない。
「ストップ! ストップ!! 彼らは敵じゃない!! 敵じゃないから!!」
〝ざぶ〜ん!!〟
僕は叫んだ! 出せる声の限り!
僕は走った! 息を切らしながら!
そして、僕は泳いだ! 一心不乱に!
そして桜花さんにタッチ!
「
まさか、こんな形で新能力を使うとは……。
なんとか一羽で被害を抑えることがでk……………あぁ!?
〝Gugyagyagyagya!!〟
1羽が
「うわぁぁぁ〜!!! 【椚木隊】4名は、
2羽の犠牲を払い、慌ただしくも
《備考》
・チャージダッグ
▶︎冒険者が付けた渾名は〝突撃兵〟。林の中で群れをなして生息する動物。敵と認識されると群れをなして一遍に突撃してくる。回避するのが難しい為、非常に面倒臭く冒険者から嫌われている。その卵は非常に美味しく高級食材として扱われている。高値で取引されるが採取が面倒臭い為、割りに合わないと採取する人は少ない。また、肉は脂身が無くパサパサしている為、干し肉の原材料として使われる。
オアシス生活77日目 (午前)
・植林の内訳
合計植林 332本(332/640)
▶︎桜 1本 ▶︎りんご 5本
▶︎梨 5本 ▶︎カカオ 5本
▶︎桃 5本 ▶︎茶の木 5本
▶︎山椒 5本 ▶︎オリーブ 5 本
▶︎アボカド 5本 ▶︎シナモン 5本
▶︎コーヒー 5本 ▶︎ナツメグ 5本
▶︎クローブ 5本 ▶︎ナツメヤシ 7本
▶︎防風林 第一陣:120本(完成)
第二陣:130本(完成)
▶︎労働力 椚木隊:14本
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異世界ファンタジー週間 46位をいただきました。
また、総合週間でも75位をいただきました。
ありがとうございます。今後も頑張ります。
引き続き、【★★★】、応援、フォローのほど
よろしくお願いします。
2022.6.27 同瀬馬野抱枕
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