特産と『忘れられたオアシス』再会編
第67話 現状を確認するのです。
※本日2話投稿します。
おはようございます。
自分で物作りをしている際、途中で他人の手が加わると……途端にやる気がなくなる僕。
まだまだ子供だなっと思わされることが多々あります。
僕を頼ってくれる人達もいるので、少しでも早く大人になりたいと思う今日この頃。
ちょっぴり、不安な僕は元王子のユーラです。
オアシス生活302日目。
フクロウ族とルーディア以外の人々を追い出して、やっと落ち着けれるようになりました。
「だ、大丈夫なのでしょうか?」
っと、心配してくれるルーディア。
僕は「問題ない。」っと笑顔で答えておく。
国王にチクられたって痛くない。
果物と香辛料を渡さなければいいだけだ。
それに……今はガルボちゃんがいる。
最悪、この国から逃げればいいだけだ……ハハハ。
さて、現状確認ですが……出発前は、泉を中心に南から東に向かって畑が広がり、東から北東に向かって香辛料、果物の木々が植えてあった。
木々は増えていないため変わらないが、畑の面積は増えていた。
南西から東まで大きな畑が出来上がっていた。
当初は、
・芋(さつま芋っぽいの)
・人参っぽいの
・きゅうりっぽいの
・トマトっぽいの
・ナスっぽいの。
の五種類だったが、広がった畑では………
・芋(さつま芋っぽいの)
・人参っぽいの
・きゅうりっぽいの
・トマトっぽいの
・ナスっぽいの
・蕪っぽいの
・南瓜っぽいの
・キャベツっぽいの
・とうもろこしっぽいの
・小麦っぽいの
が増えていた。
これらに関しては……ガンラと商人たちが、フクロウ族に詰め寄って無理やり作らせたそうだ……。
何やってんだよ……まったく………。
畑仕事は椚木の皆さんも頑張ってくれたようだ。
胸を張って誇らしげにしている……僕はありがとうってお礼を言っておく。
まぁそれに、新しく植物の種を手に入れられたのは良かったと思うことにしとくか……。
それから家畜が増えた。
家畜用の豚が飼育されていた。
……商人が帰る際に回収するかと思ったが、そのままだったので貰っておくことにした。
しばらくは、数を増やすために食べるのは禁止だな………。
ちなみに……
数の多さに……攻撃が面倒で、フクロウ族以外誰も手を出さなかったそうだ……(笑)
さて、ガルボちゃんの中に入っていた果樹と香辛料のトレントさんたちをオアシスに放つと、それだけで一杯になってしまった。
これは……防風林をもう少し広くする必要がある。
なので、ポプラさんに外へ広がって貰う。
そのせいで『防風林』に隙間ができてしまったので、補充の〝植林〟が必要になったが仕方がない。
焦る必要はない。
しばらくは、誰も来ないはずだから、のんびりと開拓を進めようと心に誓うのだった。
《備考》※今回より一部記載変更
旅生活 164日目(オアシス生活302日目)
※追放から320日
・『忘れられたオアシス』住人
▶︎ユーラ
▶︎桜花さん
▶︎フクロウ族 9人
▶︎ルーディア
・植林の内訳
合計植林 2228本(2228/2560)
【忘れられたオアシス】1952本
▶︎桜 1本 ▶︎りんご 10本
▶︎梨 43本 ▶︎カカオ 10本
▶︎桃 43本 ▶︎茶の木 43本
▶︎柚子 43本 ▶︎みかん 10本
▶︎山椒 43本 ▶︎クローブ 10本
▶︎グミ 10本 ▶︎オリーブ 43本
▶︎ビワ 10本 ▶︎ナツメグ 43本
▶︎アボカド 10本 ▶︎シナモン 43本
▶︎コーヒー 10本
▶︎ナツメヤシ 10本
▶︎アーモンド 10本
▶︎ブルーベリー 10本
▶︎サトウカエデ 10本
▶︎グレープフルーツ 10本
▶︎城(ベンガルボダイジュ)828本
▶︎防風林(ポプラ) 459本
▶︎生垣(セイヨウヒイラギ)90本
▶︎労働力(椚木) 30 本
▶︎護衛隊(ハナミズキ) 70本
【常夜の森】276本(自然樹のトレント化を含むと561本)
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同瀬馬野抱枕
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