第46話 蔵書殿の中で
玄郭中心部には瓦屋根の大きな建物、蔵書殿がある。蔵書殿をぐるりと囲むように灰色の背の高い塀が築かれている。
「この令符の効力は強いね、私も黄龍殿にもらってやりたい放題しようかな!」
「令符なしでも自由に行動しているように見えるが」
その中にいたのは
玄色の外套は着ていないので、書部の者たちに溶け込んでいる。書部の者に指示をしたり、一緒に書物を運んだりしているため、政主だと言われなければ分からないほどだ。
「
「明日また来るが、手短に話をすると
秋がそういうのと同時に、
「なるほど、確かに
興味なさそうに書庫の周りををうろうろしていた
「
「
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