39 足掻く(あがく)
凄いわ、NFL(全米アメフトプロリーグ)プレーオフ・・・。昨日までの5試合、どれも大激戦でした。
特にエース・クォーターバックとバックアップ・クォーターバックが負傷欠場しているチームで、3番手のクォーターバックが出場したチームが2チームあったんですが、普通なら惨敗になってもおかしくないところを、激戦にしてしかも1チームは勝ち上がったんです。
つまり、1番手と3番手はイメージされているほど才能の差がないということになります。さすがはプロです。
振り返ってみて、自分はどうだろうか。考えさせられましたよ。
思い返せば、自分に何の才能も見いだせない人生でした。
漫画が好き、音楽(ロック)が好き。本来なら、目指すは漫画家かギタリストです。
なぜそうならなかったかといえば、単純に才能がなかったからです。
私には絵が描けませんでした。楽器も弾けませんでした。好きなことですらこうですから、好きでもないことで才能を開花させることもできませんでした。
カクヨムでいろんな方たちの小説を読んでいると、プロじゃないのに凄い小説を書くなあ、と感嘆してしまいます。
特に感心するのは、「仕掛け」のうまさです。だいたいミステリー分野なんですが、どんでん返しのラストがとても素人技のレベルではありません。
私も見習って、ない頭を振り絞ってアイデアを出してみましたが、ミステリーと見せかけて実はSF、という反則技を一つ思いついただけでした。
今朝もプレーオフの試合を観ていたのですが、第5話で紹介した伝説のクォーターバック、45歳のトム・ブレイディのチームが、大差をつけられて敗れました。
この試合では、彼らしくないミスも目立ちました。まだわかりませんが、もしかしたらこれが彼の現役生活の最後の試合になるのかも知れません。
あるいは、離婚してまでも貫いた現役生活ですから、来年も足掻いて現役を続行してくれるのでしょうか?
私の方は才能もありませんし、視力も記憶力も衰えてきている現状ではありますが、「凡人に生まれた男はどうしたらいいんだ!!」と雨の中泣き叫ぶ「アイシールド21」の桜庭春人のように、カクヨムでもう少し足掻いてみようと思います。
・・・そんなかっこいいもんじゃないんですけどね。
●本日の猫
いつものように温風ヒーターの上で寝ているチロルが、今まで聞いたこともないほど大きな寝言を言いました。
「フフ~ン、フフ~ン」
という感じで、ビクッと動いたりもしました。チロルはどんな夢を見ているのでしょう?
良い夢ならいいですね。
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