103 どれが一番でショー
英語なんかだいぶ忘れてしまったんですが、英語特有の表現に「one of 〇〇」っていうのがありますよね。
He is one of the greatest scientists in the world.
という英語を日本語に訳すと、「彼は世界で最も偉大な科学者の一人だ」になると思うんですけど、そもそも日本語でそんな言い回しはしないじゃないですか。
日本人は普通、「一番」は一つだけ・一人だけと認識しているんじゃないでしょうか?だから「~の一人だ」じゃなくて「彼は世界で最も偉大な科学者だ」というのが日本的だと思うんですよ。
もっとも、日本にもトップが一人じゃないケースがあります。それは「大相撲」です。
東の横綱、西の横綱に
ボクシングやレスリングなど、体重階級制のスポーツには、その階級の数だけ王者がいます。
さらにいえば、プロボクシングなどは興行団体がいくつもあり、チャンピオンも団体ごとにいます。
ただ、プロボクシングではたまに統一王座決定戦という形でタイトルマッチが行われることもあります。その試合で勝った者が、その階級の真の王者となるわけです。
そこで、私がこのエッセイで今まで紹介した作品や、これから紹介しようと思っていた作品の中から、ベスト・オブ・ザ・ベストを選んでみようと思いました。
ちなみに、「浅見光彦ミステリードラマ」の中での最高傑作は「平家伝説殺人事件」であると以前書きましたが、沢村一樹さん版、平岡祐太さん版、榎木孝明さん版とある中でのベスト・オブ・ザ・ベストは、沢村一樹さん版です。
では、漫画からいきましょうか。
私の中では「
その中から選んだベスト・オブ・ザ・ベストは・・・意外に思われるかも知れませんが、「
次に、ドラマ部門です。
「ドクターホワイト」、「妻 小学生になる。」、「ガリレオ」、「剣客商売」、「深夜食堂」、「探偵が早すぎる」。
「剣客商売」以降は紹介してないんですけど、「剣客商売」は何度かエッセイの中で触れてきましたね。
この中から、やっぱり「ドクターホワイト」でしょうか。
続いて映画部門。
「ガメラ2 レギオン襲来」、「ガメラ3
この中から、やっぱり「ガメラ3
好きな小説については、まだ「雪の断章」しか紹介していないのですが、あとはそのときにちょっと触れた「幼年期の終わり」、「緑の館」、「ハローサマー、グッドバイ」ですね。
この中からだと、「雪の断章」と「ハローサマー、グッドバイ」の決戦で、「雪の断章」に軍配が上がりますかね。これは恋愛ミステリーですが、「ハローサマー、グッドバイ」はラストが印象的な恋愛SFでした。
●本日の猫
ハチコの5匹の子のうち、ドンマイともう1匹同じ柄の子がいて、いまだに区別がつかないんですが、たぶん私に絡んでくる方がドンマイです。もう1匹の方は、私が近づくとだいたい逃げます。
最近のドンマイは、箪笥の上から私の頭をポンポン叩くだけではなく、私の手を舐めることが多くなってきました。
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