　前回買い物忘れの話をしたんですが、なくし物も多いんです。ブルートゥース・スピーカーの１つが、どこへやっちゃったのかわかりません。

　そのうち出てくるだろうと思いますが・・・。

　でも逆に１５年以上なくさないで使っているものもあるんです。老眼鏡です。それも、百均ショップで買ったやつです。

　私はちゃんとしたメガネを持っていないんです。老眼の度合いが１日の中でも変わってしまうんで、どの時点に合わせて作ったらいいのかわからないからです。

　メガネケースと併せて２００円プラス消費税。これを１５年以上壊しもなくしもせずに使い続けてるのに、２万円以上したブルートゥース・スピーカーが、買って２年でどこへいったのかわからない。

　またしても私のズレた一面でした。

　さて本題です。マイナーといっては大変失礼なのですが、池沢春人（いけざわはると）先生による２作品を紹介します。

　１つ目は『クロガネ』。週刊少年ジャンプで２０１１年から２０１３年まで連載された作品で、剣道を扱った作品です。コミックス全８巻が発売されています。電子書籍でも販売されています。

　剣道といいましたが、単純なスポーツ漫画ではありません。なにしろ江戸時代の剣術「桜一刀流」の師範だった、女剣客の幽霊が出てくるんです。

　桜夏（おうか）高校の一年生・黒鉄博人（くろがねひろと）は、運動音痴でしたが卓越した視力を持っていました。

　彼はある日、辻斬りの幽霊に襲われますが、その太刀をかわしたことから、後継者が絶えてしまっていた「桜一刀流」の後継者に選ばれてしまいます。

　「桜一刀流」は元々力で劣る女性でも扱えるように工夫された剣術であるため、非力な博人でも訓練次第で強くなれると幽霊は言います。

　博人は剣道部に入部し、日中は通常の練習をして、夜は夢の中で幽霊と戦うことによってめきめきと上達していきます。

　ところが途絶えていたと思われた「桜一刀流」の十五代目当主が現れます。インターハイでその相手と博人が遂に激突！その結果は？

　この漫画、最後はジャンプの悪名高いアンケートによって打ち切りになったようですが、私は連載当初から夢中になって読んでいました。

　２つ目は『ものの歩』。同じく週刊少年ジャンプで２０１５年から２０１６年まで連載された作品で、将棋を扱った作品です。コミックス全５巻が発売されています。電子書籍でも販売されています。

　千賀高校の一年生・高良信歩（たからしのぶ）は、努力家ですが要領が悪く、何をやっても良い結果を出せない人間でした。

　手違いで、将棋のプロを目指す「奨励会員」が生活するシェアハウス・かやね荘を下宿先として契約してしまい、困惑した信歩でしたが、要領の悪さが逆に将棋の才能に結びつくことに気づき、将棋でプロを目指すことを決意します。

　高校の将棋部に入りますが、部員は信歩を入れても２人だけ。３人で１チームの都大会団体戦で、１敗でもすれば敗退となるところを２人だけで勝ち抜き、遂に決勝戦に進みます。

　その大会後は、奨励会入会試験の戦いも描かれます。

　この作品も最終的には打ち切りになってしまいましたが、随所に素晴らしい描写があり、最終回の掲載される号の発売日には Yahoo! ニュースにもなりました。（ネット記者がファンだったのでしょう）

　どちらの作品も、主人公に密かに思いを寄せる女の子がいて、恋愛要素も盛り込まれています。

　このあと池沢先生は同じくジャンプで「ノアズノーツ」という作品を連載するんですが、残念ながらそれもコミックス３巻で打ち切りになってしまいました。

　今度はワイルドで万能型の考古学者を主人公としたＳＦだったのですが、なかなかうまくいかないものですね。

　２作品のコミックスの表紙画像を近況ノートに貼り付けておきます。

　　　　　　↓

●本日の猫

　ミミ（オス）は、私がしゃがんで猫トイレの掃除をしているときに、私の膝に乗ってしまいます。

　それで私は、何かの特訓をしているみたいにプルプルと膝を震わせながら、何とかトイレ掃除を終わらせようと頑張りますが、ミミが私の顔を舐め始めると、尻餅をついてしまいます。

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