33 好きな漫画⑥『虚構推理』


 『虚構推理』は月刊少年マガジンに連載中の漫画ですが、原作は城平京(しろだいら きょう)氏による小説で、2012年に第12回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞しています。


 小説はシリーズものとして全部で5冊出版されています。


 コミカライズの作画は片瀬茶柴(かたせちゃしば)先生が担当し、原作小説のイラストも手がけています。


 アニメ化もされており、実は今日(2023年1月9日)深夜0時からBS日テレでシーズン2の放送が開始します。それで急いで紹介しなくては、と思った次第です。


 大まかなあらすじは次のとおりです。



 主人公・岩永琴子(いわながことこ)は幼い頃に神隠しに遭い、妖怪や怪異のものたちから彼等の知恵の神になることを願われ、引き受ける。そしてその証として片目と片足を失い、右目には義眼、左足には義足をつけている。


 岩永は十五歳の時に、大学生の桜川九郎(さくらがわくろう)と出会い、2年後に押しかけ彼女となる。九郎は実は過去に2匹の妖怪の肉を食べさせられたことから、不死身であり、望む未来を引き寄せる能力を持っている。


 岩永は妖怪たちからの様々な依頼に応えるが、九郎もそれに巻き込まれてゆく。



 といったところですが、何といっても「綱人七瀬(こうじんななせ)」事件が序盤の圧巻です。


 死んだアイドル七瀬かりんが、顔のない亡霊となって夜な夜な現れ、鉄骨を振り回して暴れるという都市伝説が、やがて殺人事件に発展する、というものです。


 とにかくミステリーの範疇を超えた作品で、引き込まれます。


 中学生に間違えられるという岩永琴子は、漫画版ではとても可愛い外見ですが、下ネタを口走ったりして性格はちょっと変わっています。


 今夜から始まるアニメのシーズン2は、オリジナルストーリーから始まるらしいです。興味のある方はぜひご覧ください。




●本日の猫

 猫の集会所(私の家の道路側の部屋)で暮らしている、昨年5月に生まれた「コッコ」は、生後6ヶ月位までは小さかったんですが、集会所の猫たちがご飯を食べ終わった後で、こっそりこの子にだけ追加のご飯をあげていたら、大分大きく育ってきました。


 今日も隠れてこっそり食べています。時々ほかの猫に見つかって横取りされることもありますが、かわいそうなのでその時はおかわりをあげます。

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