190 好きな漫画⑬「ドラハチ」
またタイムリープしてしまいました。毎日連載している方のエッセイを、3日も読まないでしまっていたのです。毎日読んでいたつもりだったのに、どうしてこんなことになるのでしょう? 申し訳ございません。
もっとひどいこともしてしまいました。不定期更新の方ではありますが、「そういえば最近更新の通知が来ないな」と思ったら、なんと1か月前から溜まっているじゃありませんか。
どうやら私の時間感覚が相当狂っているようです。重ね重ね申し訳ございません。
さて、まずは一見関係なさそうな話から入りますが、実は関係ありますので、根気よく読んでくださればありがたいです。
今週月曜日に全米アメフトプロリーグの生中継がありまして、注目のクォーターバックが出場していたんです。
これまでも何度か名前を出してきた、シンデレラボーイのブロック・パーディです。昨年のドラフトで一番最後(262番目)に指名された彼は、そのせいで「ミスター・イレレバント(『無関係』という意味)」という常套句で呼ばれたりもしましたが、いまや立派な 49ers(フォーティーナイナーズ)のエースクォーターバックです。
その実力の凄さを、カウボーイズ相手にまざまざと見せつけてくれました。タッチダウンパス4本を投じ、42対10の圧倒的大差で勝って見せたのです。最終第4クォーターでは、勝利を確信した 49ers のヘッドコーチが、お役御免とばかりに彼を引っ込めてしまったほどでした。
目を見張るほどの判断の速さと正確無比なパス。この若さで「レジェンドクォーターバックのトム・ブレイディに最も近い男」と呼ばれる理由がわかりました。彼は昨年のレギュラーシーズンから、もう10連勝しているのです。間違いなく今年のプレーオフに進むでしょう。
ここから本題ですが、どのプロスポーツでもブロック・パーディのようにルーキーイヤーから活躍できる選手は滅多にいません。それが高卒であれば特に難しいものです。
『ドラハチ』は月刊少年マガジンに現在連載中の漫画でして、原作があじな優さん、作画が夏川勇人さんで、10月にコミックス第2巻が発売されました。私は新連載当初は月刊少年マガジンを買っていたのですが、あまり読む漫画がなくなってきたので、今はコミックスで読んでいます。
この漫画の舞台は日本のプロ野球になっています。高校在籍時にドラフト8巡目で弱小プロ球団に指名されたキャッチャーの
そもそも「ドラフト8巡目」を指す「ドラハチ」をタイトルに持ってきたことからもわかるように、この漫画は完全に「野球通」向けなので、野球に詳しくない読者には専門的すぎて難しいところがあるかも知れません。
でも主人公のクセモノぶりがとても面白いのです。
弱小球団ゆえに、有望な高校生を指名しても入団拒否されるので、甲子園大会に出たわけでもなく、ただ「キャッチングがうまい」ことを理由に黒鉄を指名したカーボンズ。
それなのに、万年最下位球団なのに、「MVPを取る」などとなぜ黒鉄はぶち上げたのか?
その理由はなんと、幼なじみに結婚してもらうためだったのです!
というとラブコメっぽいですが、そうはならずにひたすら真剣に野球に取り組むストーリーです。
黒鉄の外見が、大胆発言に似合わず子どもっぽいのも面白いです。でも彼はあらゆるスポーツ新聞に目を通して情報収集するとともに、鋭い観察眼と、時として意表を突いた発言で周囲から一目置かれるようになります。
そう、まるで名探偵みたいなんです。『ガリレオ』のような変人っぽさがありますね。
キャンプは2軍スタートでしたが、紅白戦でまわりをびっくりさせるような策を講じて注目を浴び、彼は1軍キャンプに合流します。
1軍には当然のことながら正捕手がいます。それを差し置いてどうやって開幕捕手になるかが、コミックス第2巻の
第3巻は来年の1月発売予定だそうで、続きがとても楽しみです。
⚫本日の猫
チロルは昨日の昼に発情期を脱しました。6日で終わったのかな? 今は嘘みたいにおとなしくなっています。おかげで爆睡できました。
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