196 夢のような1週間と、シン・発情期


 夢のような1週間が終わりました。新作ミステリー『【推理士・明石正孝シリーズ第6弾】凶器の行方』を公開して、ミステリー部門の週間順位に初登場で1位になってから、4日間1位をキープして、その後3日間は2位。


 それも昨日で初日のフォローや★評価・レビューのポイントが順位計算から外れるので、だいぶ順位が下がると思っていたのですが、まだ4位にいました。これは嬉しい誤算です。


 あれ、『推理士・明石正孝シリーズ』始めの物語の『神体山(しんたいさん)殺人事件』が9位から7位にランクアップしているぞ? 昨日はフォロー1件だけだと思ってましたが・・・。


 ミステリー部門の週間ランキング作品の総数がちょうど100になってる。第110話で調べたときは116作品だったので、少なくなっていますね。相変わらずエントリーの少ない部門です。


 もしかしたら読者数も少ないのかな? それはちょっと困るな・・・。



 応援していただくと嬉しくなって、「この方はどんな作品を描いているんだろう?」と見に行ってしまいます。


 これはある方についてのお話なのですが・・・その方、これを読んだら気を悪くするだろうなあ。読まないでくれたらいいんですが・・・。


 見に行った先には、数百の作品がありました。凄い数です。ところが、作品名はだいたい同じで、番号が振られています。シリーズものなんですね。


 となると、まずは最初の作品を読むべきだろうなと思い、探してみましたが、なぜか番号順になっていない部分もあって、探すのに苦労しました。最終ページまで行って、ようやく番号のない作品名を見つけたので、たぶんこれが最初の作品なんだろうなと思い、読んでみました。


 やはりそれがシリーズ始まりの物語だったようです。ですが、うーん・・・。


 2番目と3番目と思われる作品も読んでみました。やはり、うーん・・・。


 どれも5000字から6000字台の作品なんで、連載にすれば良かったんじゃないかとも思いましたが、問題はそこじゃないんです。


 いわゆる探偵もののミステリー作品だったんですが、3つの作品とも推理の過程がさっぱりわからないんです。登場人物が出てきたとたんにその人が犯人と指摘されたものもありました。途中にヒントらしきものが何もなくて、どうやってその推理にたどりついたのかもよくわかりません。


 これはアレだな、ここから始まって最新作までにどう成長してるかを見ればいいのかもしれない。私だって『神体山(しんたいさん)殺人事件』では、まだ主人公のキャラが定まっていなかったし、「推理士」の定義もできていなかったからな。


 というわけで、最新作に行ってみました。8000字弱の作品でした。ところが、そのうちの冒頭2200字くらいが登場人物の解説になっているのです。


 しかもその登場人物の数が、なんと61人! マジか!?


 途中を読まずに最後まで行ってみました。- 完 - とあります。ということは、独立した一つの作品ということです。この作品に出ない人の説明までする必要はないはずです。


 ということは、この作品には61人が出るから、詳しくは冒頭の解説を参照してってこと? 解説を除いた5500字くらいの中に、本当に61人が出るの?


 しかも、主人公たちはいつの間にか警察やら自衛隊やらを含めたよくわからない組織に属しているようだし。




 ・・・ごめん、無理だわ。


 私はそこから静かに去りました。


 考えてみたら、漫画『ワールドトリガー』って100人くらいのキャラクターを描き分けているんですよね。凄いとは思うけど、覚えなければならない読者も大変です。

 荒船隊長なんか戦闘中は帽子を被っているから、普段帽子を被っていないときに誰だかわからないことが多いですから。


 漫画でさえそうですから、小説で61人もの登場人物を描かれてもねえ・・・。



⚫本日の猫


 チロルはやはりシン・発情期になりました。悪さを繰り替えしては廊下に逃げていきます。


 暑い頃は部屋から出たくなかったので、戻ってくるのを待って再び追いかけっこだったんですが、今は寒くなったので、廊下の突き当たりまで追いかけて抱きかかえ、連れ帰ってキャリーケースに閉じ込めます。そうしないと寝ていられません。


 閉じ込められるとおとなしくなりますが、1時間もするとまた騒ぎ始めます。それで出してやると、キャットフードを食べて水を飲んで、トイレにも行って、また心ゆくまで暴れます。


 私もまた捕まえてキャリーケースに閉じ込めるんですが、これ、人間の子どもだったら完全に虐待ですよね。動物愛護協会からも虐待だって言われるんだろうなあ。


 チロル、今日は陽が照っている時間が多かったので、日中は窓とカーテンの間に入って日向ぼっこしながら寝ている時間が多かったです。これだと助かるんだけどなあ。



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