20「霊媒探偵」のその後
一応、ネタバレ注意です。
日曜夜のあのドラマ。
そう、このエッセイの1回目に書いたお話。
衝撃の結末の後、タイトルから「霊媒探偵」が消えて、イカサマ霊媒師をやる場面もなくなって、「倒叙集」という言葉が最後につくようになって。
随所に「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」へのオマージュとみられるセリフもあって。
先々週からそういうスタイルになったんだけど、先週は「特別編」と称して、なぜか「霊媒探偵」時代の振り返りの話になったのは、なぜなのかな?
連ドラの最中に「特別編」と称して放送されたのには前例があって。
同じ日テレ系で制作された「ハコヅメ」がそれで、あのときは主演女優が新型コロナウイルスに感染したために撮影ができなくなったためで。
今回のはどういう経緯があったのだろうか。やっぱり撮影が放送に間に合わない、何らかの事情が発生したのだろうか。
さて今回、実質2回目の倒叙集。犯人役が星野真理さんでした。
浅見光彦シリーズにヒロイン役で2回、犯人役で1回登場したことがある星野さん。
あの頃は可憐なお嬢さんでしたが、年月が過ぎてもお美しい。
さて問題の推理解決編。
私には、あれのどこが決定的な証拠になるのか、わかりませんでした。
確かに、犯行現場は特定されました。しかし、犯人が特定できる証拠になっていたでしょうか?
あれが彼女が作った物であることは特定できても、犯行に使ったものではありません。たまたま被害者に付着していただけで、彼女が犯行を行った決定的な証拠になっていたでしょうか?
「それは確かに私が生徒のために作って教室に置いておいたものだし、犯行現場が教室なのはわかったけど、それでどうして私が殺したことになるの?状況証拠にもなってないんじゃない?」
と彼女が言っていたら、「この解答には100点満点をいただきたい」と言っていた探偵は、どう返していたのでしょうか?
録画しておいて、もう1回観直してみましたが、やっぱりわかりません。
私がバカなんでしょうか?やはり私にミステリーは無理なんでしょうか?
どなたかわかる方がいらっしゃったら、教えてください。
●本日の猫
ハチコと5匹の子どもたちの部屋で、猫の朝ご飯の支度をしていたとき、爪とぎの音がしました。
見ると、箪笥に上ったドンマイが、近くの柱で爪とぎを・・・。
やめて~~~!
私が声を出すと、ドンマイは隣の部屋へ逃げていきました。
こんな高いところでも爪とぎするんだ。私はガムテープを貼って応急処置をしました。後で柱シートを買ってこなくちゃ・・・。
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