27 レビューとキャッチコピー


 レビューというのは本来は感想を書くものなのですが、私の場合、その作品のキャッチコピーになっている場合が多いです。


 作者様が既にキャッチコピーを作っているにも関わらず、私がキャッチコピーを考えるというのは失礼に当たるのかも知れませんが、決して張り合おうというわけではありませんので、悪しからず。


 私は現役で仕事をしていた間、漫画と雑誌以外は読んでいませんでした。雑誌といっても、プログレッシブ・ロック専門誌とかに偏向傾向にありましたので、もはや読書癖が完全に抜けてしまっていたのです。


 書く方についても、事務の仕事をしていましたので、文章を書くことはありましたが、ほとんど定型的な文章ばかりでしたので、表現力以前に語彙も足りません。


 ですからカクヨムで読み書きし出した頃は、レビューを書くなんてことはハードルが高くてできませんでした。


 しかしそのうちに、物書きの端くれとしてこれではいかんと思い、レビューにチャレンジするようになりました。


 まず他の人が書いたレビューを見て、内容が被らないようにしますが、同じような感想を既に書かれている場合、書くのは難しくなります。


 ですがキャッチコピー的内容なら、やりようはあります。そこで、読者になんとか興味を持っていただけるような言葉を考えます。


 余談になりますが、『悪役商会』という異色の俳優軍団があります。ウィキペディアによると、1983年に結成されたそうですが、今現在も存続しているとは知りませんでした。

 文字どおりほとんど悪役専門に活動されている俳優さんたちの集まりです。


 昔、『太陽にほえろ!』等の刑事ドラマが終了し、刑事ドラマのマンネリ化が指摘されだした頃、私は彼等『悪役商会』を刑事役に起用したら面白いのに、と思ってました。


 その頃は私もとんがったアイデアをいくつも持っていたような気がしますが、なにせ提案・発表の機会がありませんでした。


 今ではそういうアイデアもすっかり枯渇してしまったようなので、頑張ってなんとか少しでも興味を持ってもらえるキャッチコピーを考えるようにしています。


 例えば自分の作品なんですが、『グレイトヒーローズ』のキャッチコピーを『宇宙最強の部隊、日本を守る』に変更してから、少しPVが伸びるようになりました。まあ、ほとんどハッタリなんですけど(苦笑)。


 センスのない私ですが、レビューにはなるべくキャッチコピー的な言葉を考えるよう悪戦苦闘しております。




●本日の猫


 ハチコの5匹の子どもたちの中に、1匹だけ巨漢がいます。去勢手術をすると肥満傾向になるといわれますが、肥満というよりとにかくデカい。


 サバトラのその子には、最初別の名前をつけていたのですが、上から見た感じが巨大なツチノコみたいなので、『ツチノコ』に変更してしまいました。

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