110 週間ランキングについて


 昨夜、地上波のバラエティ番組に天海祐希さんと鈴木浩介さんが出ていましたが、あれ、「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」の宣伝のためですよね?


 公開延期になっちゃって、撮り直しまでするかも知れないっていうんですから、バラエティ番組の中でも結構ハードな番組に出演した甲斐もなくなってしまって、本当に可愛そうです。


 「作品に罪はない」という意見もありますし、私もどちらかというとそっち派なんですが、さすがに今回は原因となったが敵のラスボス役で出演していたのでは、致し方ないかな、とも思います。



 さて、ここからが本日の本題です。以前書いたことと重複する部分もあるんですが、自分なりにどうすればカクヨムの読者様にもっと読んでいただけるのか、発見したことがありますので、それをお伝えしたいと思います。


 やはり重要なのは「週間ランキング」のようです。これの上位の作品は、見に来てくれる方が多いようですから。それで調べてみたのですが、ジャンル別の週間ランキングのランク数は、あくまでも本日の時点でですが、次のとおりでした。


・異世界ファンタジー 3043

・現代ファンタジー   993

・SF         389

・恋愛        1206

・ラブコメ      1260

・現代ドラマ      666

・ホラー        292

・ミステリー      116

・エッセイ・

   ノンフィクション 258

・歴史・時代・伝奇   214

・創作論・評論      45

・詩・童話・その他   740



 やはりダントツで「異世界ファンタジー」が多いですね。


 しかしここで注意していただきたいのは、これが投稿された作品の総数ではないということです。「月間ランキング」になりますと、この何倍かの数になりますから。


 しかも、それすら投稿総数ではありません。のです。


 PVがランキング上の得点になると思っていたので、これは結構ショッキングな事実でしたね。PVだけがいくら伸びても、ランクインすることはないということですから。


 つまりランキング上の得点になっているのが、★評価とレビューと応援ポチということは確実なんです。


 わからないのは、応援コメントと作品のフォローは得点になるのかどうかということと、★評価・レビュー・応援ポチとの組み合わせの場合においては、PV数が得点になることがあるのかどうかということです。


 こういうことは運営から公表されていないようですので、はっきりしません。


 さて、先ほどのジャンルごとの週間ランキング数に話を戻しますが、「異世界ファンタジー」がダントツで多いということは、それが一番人気があるということなのでしょう。


 ですが、だからといって「異世界ファンタジー」を書けば、多くの方々に読んでもらえるかというと、必ずしもそういうことにはなりません。作品総数が多いということは、それだけ壁が高く、埋もれてしまいがちだということになります。あたかも今の格差社会の底辺世帯のように。


 勿論それが良い作品であれば、徐々に支持されていくこともあるでしょう。しかしそれも「見つけてもらえれば」の話です。


 キャッチーなタイトルにする、キャッチコピーを工夫するということは重要ですが、それでも埋もれてしまってはなかなか浮上できません。


 そうなると、視点を変えてみるしかないでしょう。


 ジャンルごと週間ランキング総数を見ると、恋愛・ラブコメ・現代ファンタジーも結構ハードルが高くて埋もれてしまう恐れがあることがわかります。


 これらのジャンルで比較的高い順位を得たとしても、スマホ読者がその順位までスクロールして見てもらえるかというと、やはり厳しいと言わざるを得ません。


 しかしこれがランキング総数の少ないジャンルならどうでしょう?


「創作論・評論」はちょっと堅苦しいかも知れませんし、「歴史・時代・伝奇」は誰でも書ける分野ではありませんが、「ミステリー」、「ホラー」、「SF」は狙い目だと思いませんか?


 ちょっとでもホラーの要素があれば「ホラー」に、ちょっとでもSFの要素があれば「SF」に分類して投稿すればいいのではないでしょうか、そうした方が週間ランキングが高くなる可能性が高いんだとしたら? まあ、反則技といえなくもありませんが。


 ただ、「ミステリー」はやはり特殊な分野です。一番ランキングが上がりやすいのに、そう簡単には書けません。


 定型的なミステリーでも、事件、謎解き、犯人、そういうものはそう簡単に思いつくものではありません。私もそれで苦労しましたから。


 私の場合、ただ「ミステリーを書きたい」一心で作りましたが、それはもう大変な作業でした。ここで死体が見つかる、最初はたったそれだけの状況からストーリーを考えていったのです。もっとも、著名なミステリー作家もそんな感じで作っていったという話を聞きました。


 定型的でないミステリーならどうでしょうか? いやそれ、もっと難しくなりそうです。


 でも、この際ミステリーに挑戦してみるのはいかがでしょうか? この年寄りにできたんですから、皆さんにもできるのではないでしょうか。



●本日の猫


 発情期3日目のチロルは、今日も私の邪魔をします。ノートパソコンに思いっきりスリスリして、閉じてしまいます。そして逃げます。


 何度パソコンを立ち上げても、それを繰り返します。おかげで読むのも書くのもままなりません・・・。



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