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  • 叛逆の意思 その6への応援コメント

    ごきげんよう、ああ! ここで現代日本が現代文明が善悪好悪取り混ぜて世界中のモバイル端末を持つ何十億と言う人間がインフルエンサーになれるSNSの登場! なんと言う心憎い、素晴らしい展開と演出なんでしょう!
    デイアートにはない文明の利器が、魔力のない世界を救う力となるのか。
    デイアートの人口をはるかに超える信仰心を集めて、ミレイユさんを救う。

    ユミルお姉様の、人生の達人かと思わせるこれまでの姿、思索深くどこまでも真理を見抜きたいと深層へ潜行していく、まさに学究の徒に相応しい姿に隠された、純粋で真っ直ぐで透明で深くて広くて大きく美しい愛が、切ない。
    どうか、この愛を、守ってあげて。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    最後に見せるのは現代力の結集、SNSによって集約される情報。魔力を持つ者にとって現代人は全くの無力の様に思われましたが、そうではありません。
    遠く離れた場所で、知り得ない情報であろうとも、実に簡単に伝わる。
    想いの力が、本来届かない場所からも集うというのが、現代です。
    デイアートの人口など話にならない信仰が、今ミレイユに向かって放たれました。

    そして、ユミルの達観した人生観は不老故に多くを諦め、不老故に多くを学んだ結果、蓋して隠して来たものでした。それは臆病故に隠されたものですが、同時に隠し切れない大きな愛でもあったのです。
    ここに来て、死と引き換えに大団円は許されません。
    ミレイユにはさっさと目覚めて貰いましょう!

  • 叛逆の意思 その5への応援コメント

    ごきげんよう、海雀さまの大きな愛に大感激の私です。今回はユミルお姉様と結希乃さん、二人の素敵に素敵なお姿を堪能させていただきました、私の二大可愛い推し!(お前のじゃないとあれほど)
    ユミルお姉様の形振り構わない必死の姿が、圧倒的な質感を伴って迫ってきました。それは普段見せる、全てを理解した上でなんでもないふりをする、どんな時でも慌てず気取っていて、苦笑も微笑も爆笑も、全ての笑顔が美しいユミルお姉様とは別人と勘違いするほどの姿だったでしょうが、それでも。
    これまでで一番、美しい、そう、我が子を守る母のような叫びと姿は、きっと聖母子像にも似た。
    テオさんが自ら足を運んだ、自分がきっと必要になるだろうと予測した、その決断力にも、改めて感心してしまいました。
    ルチアさん達もナイスタイミングで結界の再展開に成功ですね。
    だけど冒険者や森軍諸君。
    結希乃さんの鈴を転がすような涼しけ凛とした声に反応しないなんて、いけませんね。
    あ、でも私の結希乃さんに目が行かないのは安全で良いか。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    図らずも、おだ様二大最推しがメインとなった回でしたね!(笑)
    ユミルは普段の飄々とした姿は完全に鳴りを潜め、ただ必死にミレイユの無事をより確かなものとする為に、なりふり構わず出来る限りの事をしようとしました。
    普段のユミルを知る者ほど、別人と勘違いする狼狽ぶりでもあったでしょう。
    それだけ鬼気迫る思いで最善を尽くそうとしました。
    そして子を守る母の様な姿こそ、本来隠している彼女の真意なのかもしれません。
    そして、テオもルチアも、出来る範囲でファインプレーを見せました。
    誰もが最善の、最大の労力を持って挑んだ戦いですが、その果てにあるのは……。

    そう、特に冒険者諸君には届かない方が良いでしょう(笑)
    おだ様の愛には負けると、すぐに白旗あげそうではありますが、目が行かない方がより安全でしょう!

  • 叛逆の意思 その4への応援コメント

    ごきげんよう、ここにきて、ここまで辿り着いて、とうとう、己の命と守りたい大切なもの達とを天秤にかけなければならないミレイユさんの苦衷、オミカゲ様の苦渋。
    大切なものが増えれば増えるほど、足の歩みは遅く重くなひ、けれど守らねば、命を賭しても守らねばと言う想いは大きくなり。
    最後にミレイユさんの背中を押したのは、ユミルお姉様との血の誓いの言葉。
    一番ミレイユさんの命を惜しんでくれている豪放磊落に見えて一番繊細な美しい女性の声だったとはなんと皮肉な。
    この結果がテオさんの登場に繋がると思っていますが、どうぞ、ご無事で。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    最後の最後、大神をその力ごと押し返せるかもしれない、その場面。
    威力の高い魔術は、それだけリスクが伴います。暴発すれば自分のみならず、周囲も巻き込むリスクがある。それが分かっていても、選ぶしかない方法でした。
    己にとっても最後の一撃、全てを投げ打ち放つ魔術……。
    ここまで来るまでに、ミレイユは多くのものを得ました。得難い友情、得難い仲間、そして己の命を天秤に掛けても惜しくないと思える人達です。
    失敗に終わるかと思った制御も、何よりミレイユを生かしたいと思い、その為にやったユミルの血の誓いによって結実しました。
    皮肉ですね。確かに皮肉としか言いようがありません。
    そしてテオが洗脳で封じていた信仰心を解き、ミレイユに向けさせる事になるのですが、果たして必要人数に達していない今、間に合うのでしょうか……!

  • 叛逆の意思 その3への応援コメント

    ごきげんよう、大神が典型的な悪者よろしくだらだらと身勝手で傲慢な屁理屈を垂れ流して悦にいっていた真の理由は、時間稼ぎでしたか。
    いよいよ最終兵器の登場ですね。
    これで地上に破滅を齎し、後は水で洗い流す。
    クライマックスの緊張と迫力と興奮が嫌が応にも盛り上がってきました!

    創造神、と言う存在があれば、そう考えるものなんでしょうね。自分が作ったおもちゃだから全部片付けて捨てちゃってもいいや。新しいおもちゃを探さなきゃ。
    そんな子供みたいな身勝手さ。
    けれどここは、大神達が作った世界ではないのです。何もない、宇宙という究極の大自然が何千億年と言う悠久の時をかけて作り上げた世界。そしてここの神は、そんな世界で生き死にを繰り返して、営々と文化文明を築き上げてきた人々を守り、救う神のいる世界。
    貴方達は、ただの侵略者に過ぎず、例え貴方達がこの世界を手に入れたとしても、この地に生きる人々は、恨みこそすれ信仰することなどあり得ない。そんな思想が根付いている世界。
    ミレイユさんが作り替えたデイアートが例え砂上の楼閣だったとしても、それは神がそうしたのではなく、あるべき姿、やがて滅びるかもしれない運命を自然に委ねた、あるべき姿に戻っただけなのですから、誰の責任でもないのです。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    また典型的な悪役ムーブ、勝利を前に舌なめずり……そう思われた行動が、実は時間稼ぎでしかありませんでした。
    いや、言いたい事を言ってやらねば気が収まらなかった、という実情もきっとあったでしょうけどね。
    そして、時間稼ぎの後にやって来た、大神からすると起死回生の攻撃。
    単にミレイユ達もろとも世界を破滅させるだけでなく、新たな世界を創造する狼煙ともいえる一撃です。
    ミレイユ達は果たして阻止できるのでしょうか。

    彼らは神であり、あらゆるものの所有権があると思っているかもしれませんが、とんだ思い違いです。
    そしておだ様が仰るように、その思い違った台詞を吐けない程、この世界はその傲慢さを受け入れてやる謂れがありません。
    神ではなく侵略者に過ぎない、というのも正しくその通り、彼らが世界の支配権を握ったつもりでも、それに唯々諾々と従う者たちばかりではないでしょう。
    ミレイユが作り直した世界も、全くの善意で行われ、その場で失われる命を救い上げた結果の事。それが完全無欠の結果でなかったのは残念な事ですが、確かにそれはミレイユの責任ではないでしょう。
    けれども、きっとミレイユはそこに責任を感じずにはいられないのです。

  • 叛逆の意思 その2への応援コメント

    ごきげんよう、あと一つの権能、再生は自らのシェルターが破壊される都度使用していたんですね。
    それにしても大神はやはり、既に肉体は捨て去って魂(泥?)だけになっていたのか。
    気になるのは、ミレイユさんが指摘した通り、遺物を使ってデイアートの再生を何故試みなかったのか? ですね。
    神の言う通り、ミレイユさんが施した世界の再生、実はできていなかったのか?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうなのです、大神は泥となった物こそが本体で、今も地均しの奥底で隠れていました。そして、この泥こそが大神の本質そのものでもあるのです。
    そして、再生の権能もあるし、それだけでは力不足でも遺物があってデイアート再生をしなかった理由は、本質とやらが見えていたからこそやらなかった、という事になります。
    ミレイユが行った再生も、その観点から見れば……なのですが、大前提として大神にやる気がない事が問題なので、必死になれば大丈夫、という話でもあるのですが……。
    その辺りは、次回あたりで明らかになります!

  • 叛逆の意思 その1への応援コメント

    ごきげんよう、ああ! なるほど、これは盲点でした! 外へ出てきたパチンコ玉四つは、デコイか! 本物は未だ土木機械の中で息を潜めていたんですね。確かに、自己保身の権化である四柱ですから、いくら尊大とは言え降伏勧告でわざわざその姿を晒しはしないですよね。
    と言うことは残る一つの権能は、地均し内部で自分達を守るためだけに使われているのかしら? どちらにせよ、臆病な神様だ。オミカゲ様、乱暴でもいいから早いところミレイユさんを投げつけてやって下さい!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    如何にもそれらしい態度に、それらしいパチンコ玉も乗っているとなれば、思考誘導は簡単だったでしょう。ミレイユ達はまんまと釣られていた、という事でした。
    仰るように、自己保身の権化たる四柱が、たかだか降伏勧告の為に姿を見せる筈ないんですよね。どこまでも傲慢不遜だから不自然ではない、と思わされた事も原因の一つでしたね。
    身体を持たない今だからこそ、正面から叩き潰すつもりがないのかもしれませんが……。
    オミカゲ様、どうやら今まで丁寧に扱っていたつもりらしいですよ!?

  • 真の敵 その10への応援コメント

    ごきげんよう、オミカゲの観察眼、鋭すぎでしかも冷静で緻密ですね。さすが千年もの間、この世界を取りまとめてきただけのことはあります。
    それにしても意外でした、魔力がない物体なら傷つけることが出来るのか。
    じゃあ、通常兵器でも通じる? 硬いものならオッケー? 自衛隊だ! 減損ウラン弾芯徹甲弾なら貫通可能だ! 
    なんて簡単に行けば良いですが、そうもいかないのでしょう。
    それで一般兵士達を本体に向かわせないように足止めしてたんですね。
    結希乃さまを足止めするとは、つくづく愚かな大神ですね。
    彼女の凛々しさと美しさに目が潰れてしまえ!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    流石に千年を生きた戦神だけあって、色々と頼りになるようです。
    あちらの生きてるだけで偉い! みたいに思ってる神とは違って、古くは自ら鬼退治やってりしましたからね。それだけでなく、今の神宮やオミカゲ勢力と言えるものを組織したのも彼女ですから、やっぱり様々な面で培ってきたものが違います。

    そうですね、通常兵器は有効で、自衛隊との連携は考えられる事態なんですよね。ただ、魔物に対しても有効であるかといえば……最低でもデイアート産魔物には無力です。
    構想段階では、避難誘導とかに駆り出されて、戦闘ヘリとか飛んで来る事も考えていました。攻撃の一つが有効であるのは確認しつつ、やっぱり打ち落とされて、オミカゲ様が腕一本でヘリを掴んで……みたいな事を考えていたのですがボツに。
    その辺りの知識が全くないので、断念しました(笑)
    いずれにしても、孔……というか魔物を使って兵士たちを釘付けにする事は、そういう意味で大神にとって有効だったのです。
    勿論、全てを魔物で圧殺する事が理想だったはずですけど。
    お陰で結希乃もしっかり足止めされましたが、同時に活躍の場も生まれて痛し痒しですよ!(笑)
    大神の目は潰れろっていう部分には、大変同意いたしますが!

  • 真の敵 その9への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、権能は四柱がそれぞれ分担して使っているんですね、そして権能を使う為にはマナが必要で、でもマナ収集装置である鎧は剥がされたから、エコモードで戦わなければならない、つまり結構追い詰められているのか。
    孔を繋ぐ権能は使用中で、全部終わった後に水洗いする為の水流の権能はとっておかなければならない。
    うん、大神の癖にケチくさい!
    そして喧嘩慣れしてないけど部下の権能があるから尊大な態度って、いじめっ子の金持ち坊ちゃんか!
    それにしてもオミカゲ様、賢いですね、とてもミレイユさんと同じ人とは思えない(失礼)、ミレイユさん、アヴァリンさんの脳筋がうつっちゃったのかしら(重ね重ね失礼)?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうなのです。権能は分担制、そして現在エコモードで使用中……。
    鎧が剝がされてしまう事はあり得ると考えていても、まさか一つも吸収できずに終わるなんて想像していなかったでしょう。
    だからチマチマとした使い方をしないといけないし、戦闘下手も手伝って攻め切れていません。
    何が大神だ、笑わせるぅとか好き勝手言って良いところですよ!(笑)
    流石に千年生きたミレイユですからね。まだまだ子ども扱いできる経験の差がありますから、そこを比較しちゃうと可哀そうとも思いますが(笑)
    でもミレイユの脳筋っぷりも、ちょっとアヴェリンうつってますよね。寿命の件もあって、気持ちの余裕がないせいでしょう、多分。

  • 真の敵 その8への応援コメント

    ごきげんよう、いえ、大神達と話している限りごきげんなんてよろしくありませんね。
    どこまでも上から目線で、情けをかけるのはこちらからと、もう尊大を通り越してウザさだけがとことん悪臭を放つ、会話することすら穢れに感じてしまう醜悪さ。
    死んじゃえって、アンタたちだよ!
    それにしてもオミカゲ様、何かあればミレイユさんを投げつけるのはクセですか?
    さっきまでしっかりと握ってあげていたのは投げるため?
    私も結希乃さまをしっかり握って、二度と離しません!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いえ、大神達に怒り心頭なおだ様には、相応しい言葉ではありませんが、ともかく感想いただき本当にありがとうございます!
    どこまでも傲慢で、そして神だったとしても受け入れらない尊大ぶり!
    そこに顔があったなら、容赦なく殴り付けていたところでしょうね。自分達の吐いた言葉を後悔しながら、ミレイユたちに始末してもらうと致しましょう!

    投げるのは癖というか、趣味……ゲフンゲフン!
    いえ、不意を打つには目にも止まらぬ速さで攻撃してやらなくちゃいけないし、都合の良い鉄砲玉……ゲフフフン! いや、頼りになる味方がいるのですから、合理的……かなぁ、とかそういうのじゃないですかね!(適当)
    実際のところ、自由な空中戦が出来ないのだから、投げつけてやるぐらいしないと、ミレイユは接近できないですからね。
    良い感じの「武器」があるんだから使うって感じなんでしょう。
    なので、結希乃の手をしっかり握っててやって下さい。オミカゲ様に見つかったら投げられちゃいます!(笑)

  • 真の敵 その7への応援コメント

    ごきげんよう、遂に! 全ての悪と矛盾と悲劇の原因たる大神が!
    なるほど、肉体を捨てているから魂の玉(シャレではないです)が四つ、パチンコか!
    大人男性と大人女性、幼児に老人、各種取り揃えましたね。
    そして四柱、どなたも揃って傲慢であり天上天下唯我独尊の鼻持ちならない方ばかりのご様子。確かに神らしいと言えばこれほど神様らしい神様もそうそういないでしょう。
    それだけに、今すぐ、プチってしたい!
    信仰の数だけならば断然オミカゲ様ですものね、お呼びじゃないですよ! 土木機械に乗って降臨した神様なんて、土木の神様以外は様にならないですから!
    さあ、ウザい事ほざいてる間にスパッと切り捨てちゃって下さい、結希乃さま!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    遂に、遂に怨敵との対面、大神との邂逅の時がやって来ました!
    うふふ……、そう! パチンコが如き詰まらない神ですよ。バリエーションだけは豊かみたいですが、傲慢不遜で鼻もちならない、ミレイユの怒りに火を注ぐ事しか出来ない奴らです。
    神らしい神ではあるのかもしれませんが、この日本、そしてオミカゲ様が育んで来た信仰は、こんな神が入り込む余地なんてありません。
    土木の神はさっさと土に還って貰いましょう!
    結希乃には荷が重すぎますが、きっちり二人のミレイユが切り捨てるのを期待していてください!

  • 真の敵 その6への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、お腹痛いよーポーズは、権能使用とは関係なく、大切な場所を守る、即ち操縦席と操縦者を守る、まるで人間みたいなポーズと言う事なんですね。そこが、着ぐるみのファスナー部分なんだな。
    それにしても結希乃さま!
    さすが、私の結希乃さまです(私のじゃないと何度言えば)!
    腕っぷしの強さ、それ以上に指揮官として、管理職として、ここ一番で全力発揮できる貴女は、最高です! ミレイユさん、私がちゃんと伝えておきますからご心配なく。膝枕しながら、優しく伝えておきますよ?(いよいよ変態じみてきましたか、私?)

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうです、ミレイユは痛い痛いのポーズが、大神がこちらを覗き見ていたから起きていた事、と推測したようです。なるほど、着ぐるみのファスナー! 上手い事おっしゃる!(笑)
    いやぁ、にしても結希乃は優秀ですねぇ。
    今だけは素直に協力しようという、援軍の心意気あっての事とは思いますが、見事な部隊運用は、誰もが同じ事は出来ないでしょう。
    まぁ、おだ様の結希乃ですからね、それぐらいはやってくれるという事でしょう!(笑)

  • 真の敵 その5への応援コメント

    ごきげんよう、ヒロミツさんと彼女さん、彼女さんはどうとして、残っているのは単純な野次馬さんだけではないのですね。
    邪魔になるならないは関係なく、やはり信仰心がある故の行動。これが神となることの条件であり強さのバロメーターでもあるんですね。
    彼女さんの方は、女性特有のリアリティ重視に加えて、同じ女性である美しいみさんへの些細な反抗心もあるのかしら? もしも私だったらちょっと反抗しちゃうかも?
    ミレイユさん、確かにオミカゲ様っぽくはなかったけれど、互いに助け合え、と指示するところは神様っぽいですよ?
    ユミル
    お姉様のどさくさ紛れでミレイユさんを神様にしちゃえ作戦、成功するかも?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    野次馬根性ありきのヒロミツくんでしたが、残っているのはオミカゲ様の傍を離れられない、という強い信仰心が元になっているのは間違いないようです。
    他に残った人たちも、やはり自分たちが率先して逃げる訳にはいかない、傍で無事を祈願したい、という人が多いようです。
    そうですね、ヒロミツくんの彼女は全肯定彼氏の対比として、そして見目麗しい女性に対する反行動として態度に出していた形です。
    特に自分の彼氏が別の女性にペコペコし出して気に入らない、という(相手が神であれ)気持ちが表に出た感じですね。
    ミレイユも、少しは神様っぽいところ見せようと思えば見せれるんですよ!
    怠惰と小市民を司っているだけではないのです(笑)
    さて、今回の出会いは、もしかしたらユミルのどさくさ神様大作戦に寄与するのかどうか……。
    オミカゲ様の偽物というだけで片付けられてしまうのでしょうか。
    これが吉と出るか凶と出るか、ですが……?

  • 真の敵 その4への応援コメント

    ごきげんよう、今度はミレイユさん狙い撃ちですか、身体が万全じゃない分心配どころの騒ぎじゃありません。それでも残る力を振り絞っての回避と防御はさすがでした。
    でもどこまで飛ばされたんですか、市街地?
    怪獣映画とかパニック映画ではよくありますよね、避難せずに巻き込まれるだけじゃなく足まで引っ張る一般市民。
    さあ、リア充さん達。ミレイユさんを神宮まで車かなんかで送り届けるのです。それでチャラにしてあげます。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    どうにも攻撃が当たらないオミカゲ様より、簡単に倒せそうなミレイユを攻撃してみる事にしたようです。
    身動きが取りづらく、回避も満足に出来ない状況ですが、何とかしのぎました。
    この辺は、流石に戦闘慣れしているだけあって咄嗟の機転が利いています。
    けれど、吹き飛ばされて市街地方面へ。
    幾つものビルや建物を貫通し、アスファルトをゴリゴリ削ってようやく止まったようですよ。
    リア充達は確かにパニック系映画だと、まず邪魔になるし面倒事しか引き起こさないといったイメージあります!(笑)
    せめて邪魔しないで欲しいものですが……?

  • 真の敵 その3への応援コメント

    ごきげんよう、作戦自体は上手くいったと言うことですよね、けれどそうか、権能のうち、不動が未だに地均しを縫い止めているのか、しぶとい。
    オミカゲ様も不動で足を止められ、ミレイユさんは自由落下中、絶対絶命の中、何か回避の手があるのかしら?
    ドキドキハラハラの連続で、心臓に悪いです!
    これじゃ仕事なんてしてられないわ!(言い訳)

    タイトルに最終章の文字が。
    物語最高潮を感じさせると共に、一抹の淋しさを感じてしまいました。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、作戦自体は上手くいきました。けれど、権能があるという事は、そう簡単に終わらせてくれない、という事でもある訳で……。
    全くもって、そのとおり! しぶとい奴です。
    ピンチを脱しても、また別のピンチがやって来て……と忙しい展開です。
    おだ様に仕事をさせないなんて、全く作者の人はけしからん奴です!(笑)
    あとで𠮟っときます!

    はい、タイトルに最終章を入れてみました。
    完結が近付いております。長く続いてきた物語が、終わりを迎えようとしています。ここまでお付き合い頂いたおだ様には、感謝しようにもし足りません!
    このペースだと、お盆前には完結となりそうです。
    どうかラストまでお付き合い下さいませ!

  • 真の敵 その2への応援コメント

    ごきげんよう、ミレイユさんまで武器にしてしまうオミカゲさまの乱暴さ、これが千年のスキルの差なんですね、豪快で素敵です! オミカゲさまにしてみれば、これが最後のチャンス、何をどうしたってここで倒したい、その一念もあるのでしょうね、それで投げ飛ばされたミレユさんは諦めてくださいませ(アヴェリンさんは怒りたくても相手が相手だから頭を抱えてしまって、ユミルお姉さまは腹を抱えて大爆笑してそうです)。
    なるほど、ミレイユさんの召喚した剣とオミカゲさまの召喚した件を、まるでダイナマイトで発破をかけるみたいにレンズの周りに突き刺そうというわけですね。これは期待できそうです。
    オミカゲさまのマニューバとそれを追尾する光線、後年SFX使いまくりの映画がスピルバーグかルーカスフィルム辺りで作られそうですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    使えるものなら何でも使おう。あ、ここに投げやすい人間一つ……あ、そーれ! みたいな感じなんでしょうね(そんな訳ない)
    でも、オミカゲ様はここを正念場と捉えているのは確かで、確実な勝利を得る為に、少しでも多く情報を得ようとしての事でした。
    ミレイユも悪態吐くだけで我慢して貰いましょう。
    (そう! アヴェリンは苦言も言えずもじもじして、ユミルは間違いなく抱腹絶倒してるでしょうね!)

    そう、まさしくダイナマイトを使ったビル解体の様に、連鎖的に爆発させてみたらどうだろう、という発想でした。
    この戦いは、きっとどこか望遠レンズとか使って録画してる人もいるでしょうし、バッチリ見られちゃうでしょうね。
    ルーカスからオファー来ちゃうかも!?(笑)

  • 真の敵 その1への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、剣は刺さるけれどただ刺さるだけで致命傷にもならず、オミカゲさまの攻撃でも穴は開くけれどただ開くだけ、まるでクッションを殴りつけているような感じで歯痒いですね。
    そんな中唯一目立つ地均しの装備が、レンズ、ということなんですね。
    光線の発射孔なのか、外部を見るためのカメラなのか、いずれにせよ、今はやるしかなさそうですね。
    オキカゲさまの権能、集約と守護ですか。如何にもオミカゲさまらしい権能ですが、ミレイユさんの権能はなんだろう? 怠惰と小市民、とか?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    相手が巨体過ぎる、というのが問題で、攻撃の一つ一つが有効打になってくれません。まさしく、クッションを殴り付けているかのように手応えがない。
    なので、分かり易い攻撃目標に切り替えた、というところです。
    その為にも様々苦労する事になるのですが……、いやいや、ミレイユの権能ひどすぎるっ!(笑)
    思わず声を出して笑っちゃいましたよ、おだ様っ!
    しかも何の役にも立たないし!(笑)
    怠惰な小市民からは絶大な支持を受けそうですが……!

  • 誠実の恩返し その6への応援コメント

    ごきげんよう、ヒャッホウ!! 修羅場だ!!
    七生さんの前で格好よく啖呵を切ったアキラくん、お前の罪を思い知れ!!
    イルヴィさんとスメラータさんを見た途端に七生さんの声が低くなるのが素敵です!
    一目見た途端に、これは! と女の勘が働いたんですね、それこそ七生さんがどれだけアキラくんを想っているかの証左ですよね!
    さあ、七生さん!! 魔物を切り捨て、返す刀でアキラくんを切りつけるんだ!(アカンがな!)
    これで地均しをやっつけたことになるのか!? やっつけられていてほしい!
    でもオミカゲさまとミレイユさん、テオさん、どうか無事に下ろしてあげてくださいませ!

    結希乃さん、私の膝枕、お気に召さなかったのですかそうですか。
    でも貴女の凛々しいお姿を拝見できて、私は幸せです!

    作者からの返信

    ごきげんよう! ヒャッホウ! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます! 修羅場だ!
    格好よく啖呵を切ったまでは良かったですが、七生の心中は穏やかではありません。まさしく、一目で恋敵と見抜いたのは、女の勘がモリモリと発揮したからです。そして、七生もまたう! ヒャッホウ! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます! 修羅場だ!
    格好よく啖呵を切ったまでは良かったですが、七生の心中は穏やかではありません。まさしく、一目で恋敵と見抜いたのは、女の勘がモリモリと発揮したからです。そして、七生もまたイルヴィと同じかそれ以上、アキラを想っているからでもあります。
    まぁ……、実際七生はちょっと間違えちゃった、とか言ってアキラを斬り付けて許されるんじゃないですかね?(目逸らし)

    さて、謎の大爆発で地均し半壊、そして落ちたミレイユとオミカゲ様。
    彼女達は地面に不時着(?)してしまっていますが、ユミルがテオに指示したのは、信仰を封じていた洗脳を解いた事です。
    死に瀕している間際だから、一も二も無く昇神させてしまおう、というつもりみたいです。
    その結果が分かるのはまだ先ですが……、結希乃さんは残念ながら凛々しく応戦を続けるみたいですよ!

  • 魔力と鍛練 その6への応援コメント

    コメント失礼します。
    凡人が羨ましい。なかなか考えさせられる言葉です。そして、頼りになる仲間がいてこその物語の主人公の強さとなるというくだりが気に入りました。確かに、伝説の主人公は仲間がいて、危機を脱するというのはお決まりのパターンです。人間は一人では生きられないですものね。
    今、アキラ君は凡人でも、ミレイユ様達との特訓があって、神人になるのか?どのように成長するのか、アキラ君に共感しながら読み進めることにします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    強者になると、なったなりの苦労がある、と言いたいみたいです。
    そして、沙羅様に拙作のくだりを気に入っていただけるとは! 嬉しくもこそばゆい……、でも嬉しい! ありがとうございます!
    人は一人では生きられない。当たり前の様でいて、強さと傲慢さを結び付けた人には、中々持てないものなのかもしれません。
    アキラはまだまだ凡人で、いつ凡人の域を出られるかも分かりませんが、彼の成長を見届けて下さればと思います!

  • 誠実の恩返し その5への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、なるほど。
    言われてみれば、フレンさんとイルヴィさん、似た者同士かもしれませんね。
    どちらも我が身体能力を土台にして真摯に武技を磨いてきた戦士であり、その大きな気持ちのよさも似通っているのは、戦士としての共通の資質なのかも。それだけに、磁石の同極と同じであった瞬間反発しあってしまったのかもしれませんね。
    そしてテモさんまで同行してくれるのですか、これは心強い。
    というより、完全にミレイユさんに信を寄せている、一方の冒険者たちはアキラくんに信を寄せている、結局ふたりの歩いてきた道程が、こうして人々を集め絆を作る礎となっていたのですね。
    冒険者たちも森軍も、戦場慣れという意味では歴戦の兵団ですよね、これは期待できる! さ、結希乃さん、この間に少しでも休んでくださいませ。なんなら私が膝枕をしてさしあげます、ドンと来い!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、フレンとイルヴィは実際似た者同士です。
    戦士としてその力らを実直に鍛え上げて来た二人ですからね。まさしく磁石の同極同士、反発してしまったのです。
    そして、そう。
    ミレイユとアキラ、この二人が歩いて来た道程が、最終局面にて必要な最後のピースです。ユミルが言っていた、ループを変えようと思ったら、外から何かを加えなきゃ、と言っていたそのピースこそがアキラだった、という事になります。
    ルヴァイルは当たりのミレイユを引いた、という様な表現をしていましたが、実際にはアキラを損なったミレイユだと、どう足掻いても最終的には失敗していた物語なのです。
    でも、こうして信を寄せ合う味方を得られました。
    冒険者も森軍も、戦闘慣れした頼もしい援軍ですよ!
    彼らの協力を得られればまさに百人力!
    結希乃はおだ様の膝枕で休ませてやりたいのですが、残念ながら彼女は出ずっぱり……! このまま戦場に居て貰います!(笑)

  • 誠実の恩返し その4への応援コメント

    ごきげんよう、本当にアキラくん、どれだけ冒険者の皆さんから信望を得ていた、逆に言えばこれだけの人をどれだけお世話して助けてきたのか。
    本当に日々の行いっていうのは重要ですよね。
    加えて、冒険者という荒くれ者だけれど、情に厚い人々がこの世界に存在してくれていて本当に良かった。
    テオくんやエルフの皆さん、森軍の皆さんの終戦直後の混乱をものともせず災害処理に全力を挙げてきた姿勢も、冒険者の皆さんの信頼感を醸成するのに役立っていますよね、さあ、日本を、ミレイユさん達を、皆さん、どうぞよろしくお願いします!
    あ、でも結希乃さんだけはいくら美しいからといってもアンタッチャブルでお願いしますよ!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    アキラと他の冒険者との絡み、もっと書ければこの辺りの描写も深みが増したんだろうと分かっていたんですが、本編の進行を優先した結果、アキラの登場は大幅に減ってしまったんです。
    もっとデイアートのアレコレとか、信仰の違い、神様の違い、その辺りを冒険者暮らしと共に深堀したいと思っていたのですが……。
    蛇足ではないにしろ、本編を蔑ろにしちゃう内容が多くなっちゃうので没にしたんですよね……。
    なので、とりあえずアキラの冒険者生活はチラッと垣間見えいたし、そこから推察して貰えるかなぁ、と甘えてこういう形になってしまいました。

    冒険者は間違いなく荒くれてるし、自分の都合を優先させる事も多いですが、同時に情を深めた相手にはとことんです。
    テオたち森の民が、いち早く動いて戦後直後の混乱を治めようとしていたのが、冒険者の心象にも非常に役立っています。
    さぁ、彼らには大いに役立って貰いましょう!

    あ、結希乃は大丈夫。ちゃあんと言い含めておきますよ!

  • 誠実の恩返し その3への応援コメント

    ごきげんよう、おお、ここでサブタイトル回収ですね! アキラくんがミレイユさん達と離れ離れになっていた間、彼の馬鹿正直さと現代日本風の常識、誠実さがここまで冒険者の仲間の間で広がっていた。
    アキラくんはミレイユさんが世界を救ったことと引き換えに、などと思っていたようですが、それ以前にアキラくん自身の日々の行いが、こうして巡り巡って我が身に戻ってきた、本当に素敵なことですよね。情けは人の為ならず、巡り巡って我がことに、を実感できますね。冒険者さんたち、アキラくんの誠実さに今こそ! (そして彼のハーレムぶりには目を瞑ってくださいませ!)

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、サブタイトル回収回でした!
    アキラが我知らずやっていた馬鹿正直さや誠実さ、そして彼の中にあった常識は、周りに流されず発揮された結果、こうして冒険者を呼び込む結果となりました。
    まさしく、情けは人の為ならず、ですね。
    その切っ掛けとなったのがドメニというのも、因果の妙というのを感じます。
    彼らがアキラの誠実さに恩返ししてくれたら、期待以上の援軍として働いてくれる事でしょう。
    (だからハーレム許してあげて!)

  • 誠実の恩返し その2への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、イルヴィさんもスメラータさんも、本当に素敵な、いい女だ。
    仲間であるということ、背中を預け合い命を預けあう仲間であるということの本質を、きちんと理解して、そのうえで大きな愛情でアキラくんを迎え入れてくれますね、本当に得難い、けっして切り捨ててよい関係ではありませんよね。
    でもギルドも今は、こんな危急存亡の秋でさえ利害関係に縛られてしまっている、悲しい現実です、だけどそれだからこそ、今は個人個人の義侠心に訴えるしかないですものね。
    ってここでドメニの登場!?
    何を言い出そうとしているのか、ドキドキしちゃいます。
    何なら結希乃さんに叩き切ってもらいますよ!?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    最初から分かっていた事ですよ。変に頭を下げずとも、互いにもう切っても切れない絆が育まれていたんですから。
    誤解する余地もなく、どういう人間かをしっかり理解してるから、これまで見せたアキラの誠実さを知っているから、一も無く頷いてくれました。
    二人の援軍は確定したところですが、ギルドもギルドで利害関係を無視できず、人手を集める手助けは期待できそうにありません。
    そこに現れた、何かとアキラを目の敵にして来たドメニの参上。
    ――いえ、結希乃さん、まず刀置いて下さい。
    まず話を聞きましょう。

  • 誠実の恩返し その1への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、まっすぐにスメラータさんとイルヴィさんに会うわけじゃないんですね、そりゃあそうか、本妻がいると知れた時点で半殺しの目に(違う)。
    やはり、地震(というか地殻変動ですよね)の災害救助はどうしても人手が取られますよね、そしてデイアート世界でこれからも生きていかなければならない、そして生きていくだけじゃなく、新たな秩序を打ち立てなければならないテオさん達にとってはそちらも手を抜けませんものね。
    とにかく、ひとりでも、ふたりでも。
    仲間に助けを乞う。
    ミレイユさんが苦手な分野だからこそ、アキラくんが頑張らなければ。
    アキラくん、利がある、損しかない、恩がある、借りがある。
    仲間、友達というのは、そんな煩わしい理屈やなんかをひょいと飛び越えて、助けてくれと頭を下げたら、二つ返事で助けてくれる。そんな絆のことをいうのです。
    アキラくんなら、大丈夫! 本妻の件を除けば!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    真っ直ぐにハーレム帰還したい所ではありますが、まずは真っ当に援軍が見込めそうな所へ話に行った模様です。
    そして地震(としか認識できてない皆さんですが、ここは地殻変動というのが正解です)の被災者救助に、人手が割かれています。
    そうなのです。テオは今や為政者ですから、これを蔑ろにする事は出来ないですし、彼の本当の願いはこの助け合いから生まれると信じてますからね。

    そしてまさに!
    仲間に助けを乞う、友人に助けを求める、それは利とは別の、情の話ですよね。
    ミレイユが苦手だから、それをアキラが補う。
    それもまた一つの、仲間としての形でしょう。
    単純な戦力としては力足らずかもしれませんが、ミレイユを助けるという部分では、立派に仲間の役目を果たしています。
    彼ならば、しっかりやってくれるでしょう! 本妻の件を除けば!(笑)

  • 奮戦 その8への応援コメント

    ごきげんよう、ルチアさんの逡巡、気持ちはとてもよくわかります。本来ならミレイユさんには後方でふんぞり返っていてもらって、自分たちが最前線で戦いたいくらいでしょうから。けれど、結界が破られた今、まずは地均しをこの場に留め置くのが先決であることは自明の理、自分の役割だと割り切って頷く姿は、聡明なルチアさんらしくて可愛いですよね。
    アキラくん、なるほど、自分が鍛えられ、鍛えてきた仲間、冒険者さんたちを援軍に、ということですか!
    ということはデイアートでのハーレムと本妻七生さんの修羅場ということですね!(違う)

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうなんですよね。ルチアとしては、そもそも世界を渡らず待っていて欲しい、という意見に賛同していた側ですから。
    戦うよりは吉報を待っていて欲しい、と思っていたんですが、この状況ですからね……。最早わがままを言える状況じゃありません。戦況を見極めて、逡巡しながらも結界を受け持つ事になりました。
    そしてアキラもアキラで考えて、援軍を呼んで来ようという算段です。
    果たしてどの程度、援軍が集まるかは未知数ですが……、こちらにも期待するとしましょう!
    という事は、そう! 遂に本妻争奪戦が、ここに斬って落とされてるって事ですよ!(笑)

  • 奮戦 その7への応援コメント

    ごきげんよう、ルチアさんのミレイユさん評、思わず、ああほんとその通り! なんて思ってしまったのです。
    ミレイユさんの子供っぽいところ、ありますよね。僕、いっぱい我慢したよっ! みたいな。
    ルチアさん、さすがよくわかってらっしゃる。
    まずは結界の再構築、そして突撃隊長アヴェリンさんを頭にオミカゲのも加えて肉弾攻撃ですね。
    それだからこそルチアさんの心配もよくわかります。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    思わずおだ様も大いに頷いてしまうルチアの評、まさしくって感じですね。他人への頼り下手って部分もあるんですが、我慢できるなら我慢しようと思う気持ちが強いんですよねぇ……。
    結界の再構築をするには、その範囲内に収める形にしてやらねばならず、その為には殴り倒してやる必要があるのですが……。
    アヴェリンを前線から引き抜くと、戦力低下が著しく、今はまだ出来ないんですよ……。いや、無理して地均しに集中攻撃も一つの戦略として正しいと思うのですが、賭けにもなるので、そちらを選ぶつもりは無いようです。

    後、誰も覚えていないだろうなぁ、と思う伏線をここで回収しております。
    咲桜が都合よく、まだ手付かずの籠があるかも、と言い出した件なのですが、第六章の幕間その2で、見辛い場所に置いて行った籠、これが残っているか、と彼女は思ったのです。
    そして実際、手付かずであったかどうかは……。

  • 奮戦 その6への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、先に結界が限界を迎えましたか! と言うことは、全国民に神宮内で怪物が現れているのが
    バレた、そして攻撃するにしろどうするにせよ、周囲の被害を考慮しなければならなくなった、面倒くさい状況に陥った、と言うことでしょうか。
    こうなれば、地均し自体への、オミカゲ様、ミレイユさんの肉薄突撃しかないのかもしれませんね。
    って簡単に言いますが、そうなるとミレイユさんの寿命問題が一気に顕在化してしまう!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、良く持ち堪えてくれていましたが、限界なのはずっと前から分かっていました。ここまで持ったのが奇跡、というレベルですが、結界は消えてしまいました。
    そして、この異様な怪物が全国民に知れ渡ってしまうという事で、周辺被害を考えて戦わなくてはならず……。はい、非常に面倒くさい事になりました。
    攻撃を躱すにしろ、攻撃を放つにしろ、その背後を気にせず動く訳にはいきません。
    いよいよ、ミレイユとオミカゲ様のタッグ攻撃で短期決戦で決着つけるしかないのですが、激しい戦闘――魔力消費はミレイユの寿命も一気に削る……!
    ここかどうやって戦うのか……、正念場です!

  • 奮戦 その5への応援コメント

    ごきげんよう、これは、やった、のかしら?
    装甲は確かに剥がれたように見えますね、そして爆発のダメージもノイマン効果よろしく地均し体内へ向かったように思えますが、でも神々からコピーした権能である孔がとじな、どころか増え続けているのは、地均しがまだ活動停止していない証左に思えますね。
    せめて中にいた大神だけでもダメージが入っていて欲しいですが。大神が倒れているけど権能装置が生きているから自動的に攻撃が継続されている、ならまだマシなのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    やった……ように見えますが、果たして。
    溜め込んでいた力も思う存分、発揮されて、間違いなくダメージを与えたように見えるのですが……、孔は未だに健在です。
    そこを考えると、あまり楽観的に見てられないですよね。
    大神にまでダメージが入っていれば、と思うのですが、あれは文字通りの鎧ですからね。果たしてダメージが通っていたかどうか……!?

  • 奮戦 その4への応援コメント

    ごきげんよう、きゃああぁぁああっ!!
    結希乃さまあぁぁあ! 私です、私! ご無沙汰していました、さぞかし寂しかった事でしょうがもう大丈夫ですよ!(私が大丈夫じゃない) 意見具申も的確でしかも準備万端、まさに結希乃さまです!
    なんて言ってる間に、いよいよ、とうとう!?
    どうかもう、爆発してください、そして中の大神ごと、逝っちゃってください!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    久々のアイドル登場に、おだ様のテンション行方知らず!?(笑)
    そりゃあもう、結希乃もドン引きしながら寂しかったと、口に……口にするんじゃないですかね!(目逸らし)
    しかし、相変わらず仕事の出来る結希乃さん。準備万端整えてからの意見具申でした。この辺りは親譲りで、オミカゲ様も信頼しているので、総指揮を阿由葉に任せていた、という事だったのです。

    さて、求血が遂に臨界点へ!?
    爆発が起こったように見えましたが、果たしてこのまま決着は付くのでしょうか! 結果に期待しましょう!

  • 奮戦 その3への応援コメント

    ごきげんよう、八房さんご無沙汰でした! そしてフラットロくんも相変わらず可愛いですね!
    こんな苦しい戦いの中では、やはりアヴェリンさんの脳筋ぶりは本当に頼りになるし、何より信頼感がハンパないですよね。
    でも本当に求血、どこまで行けば飽和するのか、じれじれしてしまいますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    八房は出番がどうしても減っちゃうんですが、要所要所で活躍していた感じです。それに信頼できる仲間、という括りでは、オミカゲ様にとってルチアと同じだけ長い付き合いですからね。
    結界術士の守りに充てていたのも当然、という感じだったのですが、そうもいってられなくて攻撃に回りました。
    フラットロはその八房に比べると、数段力量が落ちるんですが、可愛さ余って上手くやってくれる事を祈りましょう(笑)

    そしてアヴェリンの脳筋っぷりは、こういう時こそ頼りになります。
    一線を画す戦士の奮闘ぶり、その無敵ぶりが仲間の士気を上げてくれますし、絶対食い止めてくれる、という信頼感もハンパないです!

    それにしても、求血の方ですね……。
    ミレイユの魔力に応じた最大威力で発揮された魔術ですから、そう簡単には臨界点を突破してくれないようで……。
    ただ、その分だけ高い威力を発揮する事にもなるので、決して悪い事ばかりでもないんですよね。


  • 編集済

    奮戦 その2への応援コメント

    ごきげんよう、あ、新たに呼び出した魔物は、すぐさま襲いかかってこないのか。お行儀よく待ってると言うのは確かに魔物、魔獣らしくないですよね。神々の権能をコピーして使える装置、確かにインギェムは大神が最後に引いた「当たり」だったのかも。孔を繋げられるって、一番必要かつ使い勝手が良さそうですものね。
    権能はインギェム本人でも制限回数がありましたよね、となると権能コピー装置はもっとエネルギーがいりそうですよね、それが魔力の吸収の鎧が賄っているなら、やっぱりまずはそれを剥がすしかないのか。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    お行儀よく待機してるなんて、普通考えられないですよね。だからそれもまた、権能を使って行動を制限してる、と読んでます。
    実際、インギェムの権能は大神からしたら「当たり」で違いなかったでしょうね。そして、それを使うにもエネルギーが必要に違いない、と思ったら、それを賄える鎧をまず無効化したい。
    巨体に対して攻撃するには魔術を使うのが効果的で、それを縛っているのもまた鎧なので、これを破壊しない限りは何も出来ないって感じです。

  • 奮戦 その1への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、ミレイユさんの寿命と地均しが倒れるのと、チキンレースの様相を呈してきましたね、戦闘ともなると魔力を使う、即ち寿命を削ることに他ならない訳ですし、かと言ってここで何もしないわけにはいかないのですから、やらねばならない事をまずはやる、それしかない。
    でも辛いですよね、おそらくはその原因を知っているユミルお姉様達が一番辛いでしょう。
    オミカゲ様は自分の身体にタイマーがあるなんて知らないうちに日本に戻って昇神したから、しらないまでタイマーが止まっていたんですね。
    信仰が足りないのか、こればかりはどうしようもないのかしら? それとも、何か一挙に解決できる手があるのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、ミレイユと地均しとのチキンレース、まさしくその様相を呈して来ました。魔術を使わざるを得ない状況、そしてそれは、寿命を削って魔術を使う事。地均しを倒さなければ先は無い。それは間違いないので、苦しもうとやるしかない、というのが今のミレイユです。
    ユミルは辛いですね。本当ならデイアートに置いて来たかったんですから、苦しみながら魔術を撃つ姿は耐え難いものでしょう。

    そう、オミカゲ様は寿命が身体を蝕む前に日本へ帰還して昇神したので、その時点で寿命から解放されていますからね。
    自分に寿命という枷があった事すら知りません。
    ミレイユがその枷から解放されるには、何か切っ掛けでもないと厳しい感じですが……。何をどうすれば解決できるか、それは今後次第なところですね……。

  • ごきげんよう、求血が最大限の効果を発揮できるまでのエネルギー充填までのタイムレースがまたハラハラドキドキものですね、ここへ来てもまだ時間との勝負とは、ミレイユさん、寿命の問題がなかったとしても胃痛で寿命が縮まりそうですよね。盾として駆けつけたアキラくんのほっぺには赤い手形が付いていたはず。
    地均しが、以前の説明で本当に土木機械のように思えて来ました。そのオペレーターが大神だとすると、相当焦っているのかもしれませんね。
    とうとう魔物ガチャに手を出しましたね、ヤケクソか!
    新たな敵にどう対応するのか、ここで手をとられるのは痛いですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    刻印は使用できましたが、これが発揮するかどうかは、これから飽和できるかに掛かっています。またもや時間との勝負、どこまでも勝負させられて、ミレイユも胃がストレスにやられている事でしょう。
    アキラの頬に赤い紅葉は張られていなかったでしょうが、何でこいつ、この一瞬で姿形変わってるの? という疑問は向けられたでしょう(笑)
    さて、地均しとの本格戦闘の前に、あちらも一つ手を打って来ました。
    これに対応できないと、非常に困った事に……。
    常に追い詰められ、常に追い立てられて来たミレイユですから、この程度の苦難は慣れたもの……!
    何とかしてくれる事を祈りましょう。


  • 編集済

    ごきげんよう、なるほど! ここでミレイユさんがただ一つ選んだ刻印、求血の意味が重みを増すのか!
    いや、正直ミレイユさんの刻印、忘れていました。自動でマナの漏れを吸収する程度の便利グッズだとしか思っていませんでしたが、対地均しの決戦兵器としての存在感の大きさ!
    この緻密にして壮大な伏線の回収に感激してしまいました!
    でもミレイユさんの寿命の件が心配ですね。
    加えて、アキラくんと七生さんの修羅場と、結希乃さんのお美しい姿が見えないことも。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうなのです、実はここで刻印が意味をようやく持ち増した。
    今となって結構前の事で、忘れてしまっても仕方ないくらいの存在感でしたが……ようやくの出番です(笑)
    また一つ、伏せていたものを明かせてホッとしています。
    そこなんですよね、何よりもうミレイユの寿命が限界を迎えつつあります。
    果たして間に合うのか……。
    そしてアキラと七生の再開は、結希乃の無事は……!?

  • ごきげんよう、オミカゲ様の真実を知った時の感動はどれほどだったでしょうか。
    ループを絶った、それだけでも彼女にとっては最高の結果だったでしょう、その上、自分と日本を救うためにミレイユさんがエルフを連れて立ち戻ってくれたと知った時の喜び。
    言葉も失くしてただ滂沱の涙を流す彼女の姿こそが、雄弁にその感激を表していますよね。
    こちらまで貰い泣きさせられました。
    そして最後のミレイユさんのお言葉!
    か、カッコいい!
    まるでミレイユさんではないみたい!(失礼)

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    新たな孔の出現、そこから出て来ようとする魔力の気配、更には送還失敗と誤解したオミカゲ様。
    絶望に絶望を重ねた最悪の結果と思った矢先、それを覆すミレイユの言葉は、それこそ万の言葉で言い表せない喜びだった事でしょう。
    まさしく、その感激を雄弁に表す滂沱の涙でした。
    そんなオミカゲ様に感情移入して涙して下さるなんて、作者として嬉しいだけの言葉だけでは足りません! おだ様の言葉には、いつも執筆者として励まされ、喜びを頂いております。ありがとうございます!

    そしてミレイユ、なんか……あれですよね。意欲的な場面って全然ないんですよね。いや、ヤル気を見せる場面とかは結構ある筈なんですけどね!?
    でも最終章も目前、ようやく主人公っぽいところ見せて来た感じなんですよ、きっと!(遅い)

  • ごきげんよう、アキラくん、事ここに至ってようやく七生さんの事を思い出しましたか、今まで忘れていたくせに調子のいいヤツだ!
    なんて意地悪はおしまいにして、ようやく帰って来ましたね、懐かしの地球、日本、東京へ。
    結希乃さん、もちろんご無事ですよね!?
    貴女の私が帰って来ましたよ!(違う)
    そうか、タイムパラドックスも考慮しないといけないのか。変な時間に帰還したら、ミレイユさん達が二人、みたいになっちゃいますものね。
    そして一千年の伝統、形骸化した、行き過ぎた神格化がまたも足を引っ張る。
    でも泣いても笑ってもこれが最後の決戦、皆さん、ご無事で!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    本当ですよ! アキラの奴め、ここに来て七生の事を思い出すなんて、薄情すぎますよね!(ちょっと後頭部ペシンとしてきましょう)

    ともあれ、遂に……ようやく、帰って来る事が出来ました!
    結希乃が無事ですとも! 胸に飛び込む準備をしておいてください(笑)
    そして、タイムパラドックス回避の為に、上手く乱入するタイミングも見計らう必要もあります。とはいえ、そこはあまり難しく調整を考えなくても良さそうですが……。
    そうなんですよね、その一千年の伝統、行き過ぎた神格化が足を引っ張る。でも同時に、助けとなったりする場合もあるのです。
    さぁ、最終決戦、果たして無事に勝利できるのでしょうか……!

  • ごきげんよう、そうか、ここで箱庭の出番なんですね。ただ箱庭の所在の問題なのか。アキラくんのアパートに五百人もエルフ戦闘団がゾロゾロ出てくるのも確かに効率悪すぎですよね。
    そしてルヴァイルさんの権能で時間の問題を解決するんですね。このままの時間差なら破壊は終わってしまっているし、ミレイユさん達が脱出した直後に戻らないといけないのか、ルヴァイルさん、責任重大ですが、愛するミレイユさんの為に頑張ってくれるでしょう!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、そうなのです。五百人がゾロゾロアパートから出て来るのも問題ですが、全く文明の違う別世界にやって来たエルフが、車などを上手く避けて行動できるか、というのは大きな問題です。
    目撃される程度はまだしも、下手をすると盛大な事故とか起こしそうですしね……。
    そして、単に転移するだけなら、既に破壊され尽くされた世界に降り立つだけですから、ルヴァイルの役目は地味ながら重要ですよ。
    微妙なさじ加減が必要な場面でしょうが、愛の力でやり切ってくれるでしょう!

  • ごきげんよう、ドーワさんの気持ち、よく理解できますよね。
    親とも言える大神に裏切られたような、けれど、確かに大神に可愛がられて、幸せだった記憶は消えず、けれどその大神の愛が混じりけなしのものだったのかどうか、今となっては一点の染みのような疑惑も湧き出して、けれど今更確かめる術もない。
    やりきれない心を抱えて、それでも世界が救われたことを今は喜び、そしてミレイユさんの帰還を気長に待つしかない。
    本当に大きな愛を持ったドラゴンさんだと思います。
    ヴァレネオさん、さすが補佐官としては超一流な方ですね。すでに日本派遣軍を選抜してくれていたのですね。
    結果が心許ないのは気掛かりですけれど、今は日本へと乗り込むしかないですものね。

    って、遺物を使って日本に戻るのですか?
    それとも、地均し達が通ってきた孔を使って?
    デイアート世界が元の世界に戻っても、孔はまだ開いているのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうですねぇ、ドーワからすると複雑ですよね。
    裏切られたと知らず、けれど当時は可愛がられていたのは事実で……。その優しさも、果たして本物だったかどうか……。
    でも今は、新たな主人と見定めたミレイユを、ただ待つつもりでいる。
    恐らくは、その帰還の時まで彼女に出来る最大限の努力で、世界の維持に努めようとするでしょう。いつかミレイユが帰って来た時、少しでもマシな現状を与える事が出来るように。
    ドーワもドーワで、神様らしき事が出来るポテンシャル持ってる気がしますね。
    でも彼女は一族を纏めるつもりはあっても、それ以上を求める気質がないから、やらないのは間違いないんですけど……。

    そして、補佐官としては抜群に優秀なヴァレネオですから、既に準備万端整えておいてくれました(笑)
    テオも頑張っているようですが、年季が違うってやつですね。

    さて、どうやって戻って来るか、という話ですが、そこは普通にインギェムが孔を作って通します。
    箱庭がGPS的役割を持っているので、そこを目指して繋げてやるのです。

  • ごきげんよう、ううん、なかなかに哲学的な問題のような気がしてきました。
    神が世界の創造神ではないことだけははっきりと分かったわけですけれど、じゃあ、それでも神が世界にいる、その根本的な理由が何か? ということですものね。
    そうなるとインギェムが言ったように、信仰により神が根差すという原理があるならばその信仰を持つ人々の想う世界が、何処なのか? に依存しますよね。
    世界を渡った人々が、渡った先を自分の世界だと思うということはなさそうですから、やはりデイアートと日本の信仰心の強さを競う綱引きになりそうな気もします。
    でも、まずは日本へ戻って地均しを倒し、大神が生きているのならそれも倒して、まずはオミカゲさまを、日本を救う。
    それに集中するしかなさそうです。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    何で一々面倒な話を持って来ないと気が済まないの、と言いたくなる様な状況です。ここで神の定義や信仰のあるべき場所、など難しい問答をしたいワケではないのですが、ミレイユが昇神した時、果たして日本にそのまま根差してしまうのか、そこに疑義を投げかける形にしたかったのです。
    そして、実際どうなるのかという問いは、前例がないので分からない、という形で閉じてしまいます。
    より強い思いを持った世界の方へ引っ張られてしまう……、つまり綱引きで強い方に持って行かれる、というのが妥当という感じはしますよね。
    でも、そうなのです。
    難しい事を考えるのは後で良い! まずは地均し倒して、本当にいるなら大神倒して、オミカゲ様と日本を救う!
    それだけです、楽勝ですよ!(他人事)

  • ごきげんよう、ドーワさんまでミレイユさん包囲網に加わって、ミレイユさん絶体絶命のピンチ! そうか、エルフさんや森の住人達だけの信仰ではさすがに足りないか。元々集まって信仰を得ても昇神できないように間引きされていたということなんですね、なんて底意地の悪い。
    ドーワさんの言う、あるべき姿に戻ってからの心配、というのもよく理解できるんですよね。残った二柱や小神たちだけに任せるのは、やはりその土台となる思考や倫理観がそうそう変わるものではありませんし、結局同じような繰り返しが始まる可能性もあるわけですものね。
    そこにまったく違う価値観を持ったミレイユさんが大神として君臨するのとしないのとでは、全然進み方も変わるでしょうし。
    ただ、日本に根差したいというミレイユさんの想いも充分理解できるし、さて。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ミレイユ包囲網へ、更に頼もしいお方が参戦!(笑)
    彼女が思う懸念は、仰るとおり、これまでの神々の倫理観に任せる事が不安、というところから来ています。
    それどころか、ルヴァイル達が表に出ない事で、小神が好き勝手やり始める事さえ考えられる訳で、ドーワとしてはミレイユなら安心できると思うのも致し方なし……。

    そしてエルフ全員を集めたところで、昇神できない数まで間引きされていたのは事実だったようです。想いの強さは個々によって変わるので、強い想いを抱いているエルフが常識的な信仰心を向けるかは疑問であるものの……。
    どちらにしても、不安になる数であるのは間違いないようです。
    でも、ミレイユは現世に帰還するつもりで、ずっと頑張っていたんですよね……。最早、それが難しい程、周囲の環境が許さないって感じになってますけど(笑)

  • 幕間への応援コメント

    コメント失礼します。
    オミカゲ様の上層部とは何者なのか?なぜ、監視されているのか、疑問が深まるエピソードでした。アキラ君がおとり?えさ?アキラ君大丈夫かなぁと少し不安が残りましたが、謎が深まって、次回以降が楽しみです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    いつも要所要所、拾って下さっては口にして下さる沙羅様には頭が上がりません!(笑)
    オミカゲ様は何を知っているのか、上層部は暗躍をしているのか、監視している理由は、などなど……。不安と謎を振り撒く回となっておりました。
    これで更に興味を抱いて頂けると嬉しいのですが……(笑)

  • 幕間 その2への応援コメント

    ごきげんよう、戦乱の終息、王国の終焉と殆ど同時に、瘴気の発生とデイアート世界の崩壊の序章が始まったわけですか。
    政権交代と同時となれば、民の不安も放置しておくわけにはいきません、まずは治安の平定と民心の把握、さすが元々は魔王だったテオさん、出す指示は悉く正しくて優先順位を間違えてはいない、これは立派な新王の誕生となりましたね。
    ただし、彼の新王としての矜持と森軍の民心平定の活動だけで抑えられる異変ではないのが一番の問題ですよね。
    何せ惑星自体が大変動を始めたわけですものね。
    遺物によるもとよりあるべき世界への復帰が住民を傷つける前に始まればよいのですが。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    遂に長く続いた戦乱は終わりを迎え、王国も終焉を迎えました。でも、それと同時に試練の時でもあります。
    彼らにとっては最悪のタイミング、世界崩壊と再生の時です。
    そんな中でも、テオは魔王時代の経験を活かして、的確な指示を出しました。
    民の安全と安心を優先する、今後が楽しみな王の誕生です。上手く行くことばかりじゃないでしょうが、是非頑張って欲しいですね。
    そう、そして彼らの救助活動があろうと世界規模の変革はどうにもなりません。
    下手な事にならなければ……、遺物の願いが変な形で現れなければ……と思いますが、ご安心を。
    遺物さん、ナイススルーです(笑)

  • 幕間 その1への応援コメント

    ごきげんよう、予想以上にミレイユさんの戦力底上げ策は上手く実を結んだようですね、テオくん、ヴァレネオさん、フレンさん、お疲れ様でした、おめでとうございます。
    眷属化されていたデルン王、ある意味被害者でもあり、哀れといえば哀れですね。あっさりと王権を放棄し敗戦を認めて戦乱を収束したいという態度もご立派でした。
    可能な限り穏健な幕引きをと思ってしまいますが、デルン王自身が理解している通り、眷属化されて与えられた使命を消すことができないのならば、やはり後々の火種を残さず長き平穏を望むならば、お命頂戴となってしまうのでしょうね。
    テオくん、魔王時代の心構えと身についた振る舞いを思い出したのか、堂々としたリーダーぶりですね、もうテオくんじゃなくてテオさんと呼ぶべきでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    彼らも普段から尻に火が付いた状態で、訓練を疎かにしていなかったから、という下地があったとはいえ、ミレイユの底上げ策は上手く機能しました。
    そして、念願の――悲願の王権奪取。やり遂げてくれましたね!
    デルン王も被害者の一人、生まれながらの傀儡を約束された人生だったので、エルフ同等に憐れんで良い人なんですけど……。
    与えられた命令が厄介なので、やっぱり野放しというのは難しい。
    火種や禍根を残さない為には、冷徹な判断が必要になってしまいますね。
    そして、テオもまた魔王時代の風格が蘇って来たかのようです。
    カップを口で咥えて下に揺らしてたり、もうしないかも(笑)
    これからはテオさんって呼ぶようにしましょうか。

  • 『遺物』と願い その8への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、なるほど、アキラくんの言いたいことはそれか。
    だから魔力やマナが僅かでも残っているのが拙いということですね。確かに争いの火種になるでしょうし、それは私たちの世界の歴史を振り返っても理解できますよね。
    って、上空から大陸を俯瞰しただけでよくわかったなアキラくん! 地学得意だったのかしら?
    でも、それこそ今ここで言うことではないでしょうね、マナや魔力が完全に消滅していたとしkても、人とは争うものですし、何が争いの火種になるかなんてわかったものではありませんよね。
    ただ、ミレイユさんが大神になればそれらも解決できるんじゃないか、もう周囲が既定路線としてそう考えているのが面白いですよね。
    ミレイユさん包囲網、完璧に機能しています。
    さあ、次はオミカゲさま、というか私達の世界救出作戦ですね。
    すべてはそれが成ってから、ですものね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    世界の再創造と引き換えに、目に見えた火種を作ってしまった……それは確かかもしれないけど、それを今言うな、と物申したくなります(笑)
    ただ明らかに、ミレイユの意志はともかく外堀が埋められていくのは感じられますよね。
    その上で跳ね除けるのかどうなのか……。
    でも、それを悩める贅沢も、まずは地球救出大作戦の後の事です。
    はい、まずはそれを成してから、ですね!

  • 『遺物』と願い その7への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、アキラくんの心配事がちょっと想像できませんね。何が拙いんだろう?
    しかもマナや魔力が自然界に残留していることが拙い。いっそ、全部なくなってくれていたら良かったような口ぶりですよね。
    私たちから考えると、魔力やマナのない世界の方が当たり前で、デイアート世界で魔力やマナを飯の種にしていた冒険者や魔術師、それらを食して来た魔物や魔獣には変化を強いるかも知れませんが、それら以外の生命ネットワークにとってはあってもなくても良く、何なら人類は、この後魔力に頼らない、好奇心の赴くままに科学技術を発展させていくスタート地点に立ったとも言えるのですから。ただしそれら線形文明の進展は歴史的時間軸でしか捉えられないものかも知れませんが。
    もう少し、アキラくんの懸念を聞いてみたいですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    この時点じゃ、アキラが何を拙く思ったのか全く不明ですよね。
    ただ事態をややこしく引っ掻き回しただけとも言えるし、この一言がミレイユをデイアート世界に目を向けさせる一言にもなったりします。

    でも、魔力を失ってしまえば色々と不都合の方が目立つ気はするんですよね。
    魔物は間違いなく人類の生存圏を縮めていますし、好きに森林開発なんか出来ない原因になってるのは間違いないのですが、その魔物もまた資源として活用できていたりしますしね……。
    でも、神々の抑圧がなくなったので、科学技術の発展はこの先あり得ますね。
    魔法と科学の融合なんていうのは、やっぱりあり得る方向に思えますし。
    さて、それはともかく、アキラは何に懸念を抱いたのでしょうか。

  • 『遺物』と願い その6への応援コメント

    ごきげんよう、遺物はどうやら、溜め込んだエネルギーの全てを使って世界を「元よりあるべき姿」へと戻してくれたようですが。
    大神の気配がない。
    それは世界は大神に従属していたわけではないと言うことなのでしょう。球形の惑星に神々は生まれ、世界を、この場合は生命を導いて行ったようですね。
    でも、マナが大気中にない、まるで地球のようだ、と言うルチアさんの言葉。
    これはいったい何を意味するのか?
    神のいなかった世界、これから降臨するだろう神々を待つ世界となった、と言うこと?
    オミカゲ様が戻ってくる以前の世界のように?
    地球とデイアートの関係は?
    色々と空想が羽ばたいています。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    遺物はどうやら、ミレイユの発した願いを十全に叶えてくれたように思えます。
    エネルギーが残らなかったのは残念でしたが、そこはそれ。
    はい、詳しい大神があるべきものに組み込まれていない、という事はつまり、神があってこその世界ではない、という事の証明でもあります。
    地球とデイアートに特別な関係性は無い……無いのですが、それを言われてしまうと、何やら妄想膨らむ思いがしますね!

  • 『遺物』と願い その5への応援コメント

    ごきげんよう、インギェムの能天気な無責任体質がいっそ清々しくなるアホっぷりでしたね、可愛い(久々に言った気がします)。
    この際難しいですよね、単純明快さこそが一番威力が発揮できるなんて言われたら、元よりあれもこれもなんて思ってなくても前提条件が条件として成り立たないわけですものね。
    殊ここに至ってアヴェリンさんの脳筋さが輝きました。あれこれ考えているよりもまずは願う、簡単すぎて遺物に余力があるならばまた願えば良いのですものね。
    さあ、遺物はミレイユさんの願いにどう答えてくれるのか?
    ドキドキしながら続きをお待ちしています。

    誤字だと思うのですが、
      生物の死滅すら真似かねない危険な願いだ
     → 死滅すら招きかねない危険な
    だと思うのですが、水を刺すような真似、ごめんなさい海雀さま!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    本当に久々!(笑)
    インギェムは馬鹿可愛いとこありますよね。無自覚馬鹿というか、一本気馬鹿といか(散々な言い様)
    そうなんですよね、シンプルにすればいいって話でも、どこまでシンプルにすれば良いのやらって話で困ってしまいます。
    その点、アヴェリンは脳筋だからこそのシンプルな答えを即座に導き出したとも言えます。それ以上難しく考えられなかっただけ、とか言っちゃいけません!(笑)
    さぁ、遺物の答えは如何に……!?

    誤字報告、毎度毎度、本当にありがとうございます!
    いえ、いつもその優しいお気遣いに、ありがたく思っていますとも!
    おだ様に読んで貰うのに、恥ずかしくない文章をと心がけておりますのに、全く成長しない奴で困ったものです!(笑)

  • 『遺物』と願い その4への応援コメント

    ごきげんよう、衝撃! ミレイユさんは平穏で幸せな家庭に憧れていた!!

    ユミルお姉様の言葉はきっと、ミレイユさんの心に深く突き刺さったと思います。
    ユミルお姉様達三人が、ミレイユさん昇神計画を以前から企んでいたのは旧知の事実ではありますが、これはそんな生優しいものではない、友として絞り出された、友を憂う必死の言葉。
    ミレイユさんがどう思おうと、彼女の矜持や優しさから、何も見捨てず何も捨てない、そんな覚悟であろうとも、唯々ユミルお姉様達は、ミレイユさんといつまでも共にありたい、笑っていたい、本当にただ、それだけで、そしてそれが何より彼女達にとっては唯一守るべき真実なのだと思います。

    私が密かに喜んでいるのは、インギェムがルヴァイルさんに静かだけれど熱い友情を感じていること、そしてもしかしたら、ミレイユ大神の下に、小神二柱として命を永らえられるかも知れないこと、そして。
    ルヴァイルさんは、その胸に秘めたミレイユさんへの恋心を今暫くは温め続けることが出来そうなこと。

    ミレイユさんの決断は如何に?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうなのです。実はミレイユ、どうせ無理なのにそんな幸せ願っちゃってますぜ!(笑)

    はい、間違いなくユミルの言葉はミレイユの胸に突き刺さりました。
    いつまでも共にありたいという友からの、心からの言葉。これが伝わらない筈がありません。
    寿命に苦しむ姿は一度ならず目にしていて、その度に顔を歪める場面を見ていれば、気に掛けない筈もなし……。
    もしかしたら、をユミルは考えずにいられなかった筈です。
    そしてまさに、それこそが彼女にとって何より大切なものなのです。

    おだ様の密かな喜び、それはもしかすると、叶う事が出来るかもしれませんよ。もしもミレイユが、正しい決断が出来たなら……そして、その先にある一本の正しい糸を掴めたなら……。

  • 『遺物』と願い その3への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、なるほど! そうか、ここへ繋がるんですね!
    前回もそうでしたけれど、今回もまた心が晴れ晴れするような感激と納得感に満たされて、素晴らしい気分です。
    ミレイユさんがどう思うかは横に置いて、確かに神々に縋る、神々が世界の土台を担う、それこそが既に歪な世界ですよね。
    ただ、この世界に生まれ生きてきた人々はそれしか知らない訳で、そこに生まれた神々への不信感、神々の背信、本来ならそれこそが世界の終わりとなるだろう、そんなシチュエーションですものね。
    けれどそうじゃない、神々に縋らずとも神々の存在を意識しなくとも、暮らし、成長し、様々な問題を孕みながらもそれでも明日を信じて歩く人々が暮らす世界。
    ユミルお姉様は本当に学者として、見るべきものを見、考えるべきことを考えていらっしゃったのですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    何だか手放しに誉めて頂くのがくすぐったいような、ありがたいような……やっぱり嬉しいような!(笑)
    神々が土台にあり、神々の支配にある世界、というのは歪ですよね。
    神の存在を根本から否定したいワケではなく、人がその足で歩き、成長し、育みながら生きていく。未熟な時は、そっと背を支えるぐらいで丁度良い。
    人が両足でしっかりと歩いて行けるなら、その為に見守る世界があるべき姿と言えるかもしれません。
    ユミルは長く生きて来ただけあって、考えるべき事は考えていたのでしょう。

  • プロローグ その2への応援コメント

    企画にご参加いただきありがとうございます。

    異世界から無事に帰還してめでたしめでたし……
    とはいかなそうな雰囲気ですね(汗)

    残された仲間たちがついてきそうな予感がします。

    作者からの返信

    こちらこそ、素敵な企画を立てて頂き、ありがとうございます!
    わざわざ足跡まで残して頂いて、恐縮の極みです!

    はい、仰るとおり帰還してめでたしめでたしとはいかないようで……。
    そしてまたもズバリ、残された仲間たちもまた……(笑)

  • 『遺物』と願い その2への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、なんだかとても自然に、静かに、そして優しく、納得が胸に降りてきました。
    大神が、小神を作り続けた理由。用済みと言う言葉の、意味するところ。失敗作と成功作の境界線。
    全てはこの、腐り落ちそうな世界から脱出し、新しい世界で信仰を得つつ天地を創造していくために役立つ権能が欲しかった、地均しと言う自分達を守る鎧に機能をコピーしたらエネルギーとして使える、捨てるところのない存在、失敗が成功かはコピーした権能の便利さだけ。
    なんとも救いようのない、大神以外には絶望しか齎さない、それこそ腐り落ちそうな、目的と手段。
    その完全な被害者であるルチアさんやユミルお姉様にとっては噴飯物でしょうが、ミレイユさんと同根とも言えるルヴァイルさんやインギェムも拉致被害者であり、けれど無知は罪、思考停止こそ罪悪だとすれば、やはり罪深い痴呆でもあったと言えるわけですね。
    これまで、数知れず積み重ねてきた神々の屍を纏った大神の自己愛と欲望の詰まった最終兵器に、ミレイユさんはどう立ち向かうのか、デイアートと地球、どちらも救えるのか。
    本当の結末を見届けさせて下さいませ。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうなのです、醜悪の権化みたいな存在、それが大神の正体でした。
    もしも取る手段が違っていたら、八神と共に手を合わせて戦う未来もあったかもしれません。それほど、大神とは腐った泥の様な存在です。
    ルヴァイル達に全くの咎無しとはならないですし、仰るとおり、無知こそ罪でもあります。神として君臨する以上、知らずにいる事そのものが罪だったでしょう。
    でも、彼女らなりに償う意志を持って、今回は行動に踏み切りました。
    そして今の結果があります。
    大神の自己愛と欲望の詰まった最終兵器(何て凄い端的な言いよう!)、これを相手にどう立ち向かうのか、是非最後までお付き合い頂きたいと思います!

  • 『遺物』と願い その1への応援コメント

    ごきげんよう、ううん? 後継者を求める意味が、確かにあやふやになりましたね。
    失敗作だと言うのではなく、失敗ではなかった、思い通りのことを為せたから、用済みになった、だと全然意味が違いますものね。
    となると地均しの意味は? ラウアイクス達がその真の意味も知らずに、ミレイユ追跡に使用したけれど、大神は目的は違うけれど使ったらそれでよし、そこまで想定していたと言うことかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    何やらややこしい上に、面倒な話になって参りました。
    仰るとおり、似ているようで、用済みと失敗作は全く違いますものね。掛かる文脈からしても、どういう意図であったのかも難しくなってきますし……。
    でも、大枠ではおだ様の推論が合ってます!
    ラウアイクスだけは地均しの意味を理解していて、その真相を全部じゃなくても理解していた節があります。
    そして大神は、最終的に目的が叶うと想定してました。行き先は別にどこでも良かった訳ですしね。
    その辺りの詳しい説明……というか推論も、次話あたりでされるでしょう!

  • 一つの決着 その10への応援コメント

    ごきげんよう、このミレイユさんの推測は予想の斜め上を行く驚愕、物凄い衝撃。
    ドーワさんの話を聞いて私が思ったのは、ミレイユさんが与えられた箱庭だったんですよね。
    でも地均しが制御不能な代物と聞いた時点で、確かに大神しかそれを作れない、と考えるとなるほど、地均しこそが大神にとっての箱庭だと言う推測には頷くしかありません。
    それが真実だとしたら。まさに大神こそが破壊神ですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    どんでん返しという訳ではないけれど、既に事は起こった後だった、というのは癪であると同時に、してやられた感ありますよね。
    ミレイユ達の地均し破壊という目標は変わらないので、ミレイユ達に何か別問題が発生する訳じゃないから、それは良いんですけど(笑)
    何しろ、ミレイユの箱庭、というのは考え付いても良かっただろうネタです!
    実はいつも後生大事に抱えていた、という展開はミレイユからすると噴飯ものだったでしょうし、色々繋がるものも見えてきますしね……!
    うぅ……、その発想力が自分にあったら、と思わずにいられません!(泣)

    ともあれ、まだこれはミレイユの予想の範囲内。それが真実であるかは、これから判明していく事ですが……、大神は破壊神! それもまた間違いない!

  • 一つの決着 その9への応援コメント

    ごきげんよう、神は死んだ、か? どこぞの哲学者さんはこの物語を読んだのかもしれませんね。
    私はユミルお姉様に一票。やっぱり移住が気になりますよね。
    瘴気の発生でデイアート世界の寿命が長くないと知った、取り敢えず瘴気を封印しておいて、その間に別世界に逃げ出す。
    信仰を得られなくなり神ではなくなるけれど、また一から信仰集めて神になる。その為のノウハウは経験済みだから。みたいな。
    でも肉体を捨て魂だけになった、と言うのもありそうですね。詐称の神々と違い、魂を遺物に吸収されない方法を知っていた?
    ドーワさんからヒントが齎されたら良いのですが。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    うふふ、確かにどこぞの学者さんが言いそうなセリフです(笑)
    そうですよね、やっぱり移住を考えていた、という話を聞いていると、そこを目指して何かしていたんじゃないかと思ってしまいますよね。
    信者を抱えていけないから、信仰ゼロスタートだけど、別にすぐに信徒獲得できるし、という考えは間違いなくあるでしょう。
    疑念の種は、色々あるんですよね……。

  • 一つの決着 その8への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、ここへ来てまだブラフが現れますか、一筋縄でも二筋縄でもすまない
    いやらしさですよね。
    大神は世界に根ざす、と言う奴ですよね、それが摂理だから世界を超えられない。
    けれど創造神である神だから、世界が神に根ざしているとも取れるわけで、創造主が世界を見捨てるならば、別の世界を創造する事も可能なわけで、そうなると自分だけが逃げ出す可能性は一気に高まりますよね。
    封印を解くと後悔する。
    それが大神の死による瘴気の発生とは違うものを指している可能性。
    それが何かは残念な頭の私にはわかりませんが、ロクでもないことだろうと言う想像だけはつきます。
    まさか世界の破滅と道連れ?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    果たしてオスポリックの最期の言葉は真実だったのか、そこから端を発した問題ですが、同時に無視できない問題でもある訳で……。まったく、一筋でも二筋でも済まない、いやらしい連中ですよ!(笑)
    さて、相手は真なる大神、創造神であることは間違いない訳です。
    その彼らが本気で世界を越えようとして、本当に不可能なのか、という問題がありますよね。
    封印を解くと後悔する、それも間違いではないのですが、ラウアイクスはそれより一段深く、ミレイユがより正解に近い答えを導くと分かっていました。
    封印を解く事を言っていた、というより、その先――知れば後悔する事を言っていたのですね。
    では何を知ると後悔するかと言えば……、次話あたりでミレイユが察知してくれるでしょう。
    ラウアイクスがそう理解すると期待したように。

  • 一つの決着 その7への応援コメント

    ごきげんよう、ユミルお姉様の怒りも哀しみも、ミレイユさんの一種の諦観も、ルヴァイルさんやインギェムの後悔も、全部理解できるだけに、振り上げた拳の行き場が虚しくてたまりませんね。確かに大神が全ての悲しみの根源にも思えます。
    結局、詐称の神々にしても、ミレイユさんにしたって、誰もが「なんで自分がこんな目に」と言う絶望からの逃避、それ自体はひとりの命あるものにとっては当然回避したくなる思いからくる行動なのがいっそう救いがありませんよね。
    ただ、その行動の過程で、他者を犠牲にすることを是としたのか否か、それだけの違いで。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうでなんですよね。ミレイユからすると、八神は許し難い仇敵として映るのですが、果たしてそれのみに恨みを向けてよいものか、と考えてもしまいます。
    彼らに咎があったのは間違いないとして、しかし、大神にも咎が無かったとは言えない訳でして……。
    その八神からしても、根底にあったのは死にたくない、という一念からでした。
    しかし、他社を犠牲にする前提で策を練った時点で、恨みを買う事も確実でした。綻びが生まれるとしたら、それを実行した瞬間からだったでしょう。
    今の事態を避けられなかった結果とも言えます。
    諸悪の根源は、と思わずにいられなかったでしょうね。

  • 一つの決着 その6への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、ドーワさん達最古の四竜こそ、神らしい魂を持って生まれた存在にも思えますね、なんと言う自己犠牲の精神。大神はドラゴン創造の時、素体に対して神への反抗が出来ぬように仕掛けを施したように、ドラゴンにもまた逍遙として死につくような仕掛けをほどこしたんですね。それこそ慈愛を持って世界を治めるべき神ならぬ非道の行いにも思えて、いっそうドラゴンさん達の潔さが胸に沁みます。
    貴重な命を、魂を新たに加えることによって、いっそうミレイユさんの決意も固くなったことでしょう。
    って、インギェム!?
    彼女が無理と言ったらおそらく無理なんでしょうけど、何が問題なんでしょう?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ドラゴンは確かに、その潔さと自己犠牲の精神を思えば、神らしい精神を持っていたと言えますよね。
    その献身に相応しい結果を生み出せるどうか、それはミレイユが叶えるべき願いに掛かっていますが……。
    さて、インギェムが言った真意はどこにあるのでしょうか。

  • 一つの決着 その5への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、最後の二柱、戦闘が得意なタイプだっただけに、逆にこちらの思惑通りの行動をとってくれたのが幸いしましたね、お見事でした。
    幸いというより、完全にミレイユさん側の読み勝ちというべくいなんでしょう。
    ただ、ここに至るまでに、天敵であるはずのドラゴンさん達が戦力の八割を削られるほどの消耗を見せたのは、さすが詐称とはいえども神々というべきか、それを上回る積年の恨みを燃やし尽くしたドーワさん達の執念のおかげだったというべきなんでしょうね。
    さあ、アヴェリンさん、ルチアさん、ユミルお姉さまにアキラくん、そしてドーワさん達ドラゴンさん、ルヴァイルさんにインギェムと、それぞれがそれぞれの役割を十二分に果たした上で掴んだ勝利ですが、この勝利とて途中経過でしかないのですね。
    しかもまだ時計の針は動き続けて残り時間は刻々と減っていく状況に変わりはありません。
    それでもゴールは近いと信じて!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、戦闘慣れしている、優先事項を間違えない、そういう相手だからこそ成功した作戦と言えました。見事、読み勝ちってところですね!
    しかし、ドラゴンの消耗も激しく、八割を削っていたのは流石戦神といったところ……。それでも食らい付けていたのは、積年の恨みがあったからこそですね。

    そうですね、全員が全員、しっかりと己の役目を果たし切って、そしてだからこそ掴んだ勝利でした。
    でも、勝ったと喝采を上げるには早すぎます。
    瘴気の問題、世界の修復、そしてオミカゲ様と、救うべき問題は多々あります。
    そして今なお、二重に時間に追われている状況でもあるのです。
    果たしてミレイユ達はやり切る事が出来るのでしょうか。
    是非、応援してやってください!


  • 編集済

    一つの決着 その4への応援コメント

    ごきげんよう、ユミルお姉さまの扱い、雑ゥ!!
    でもその雑さが、如何にもミレイユさんとお姉さまの関係性を如実に表しているようで、素敵なんですよね。アヴェリンさんやルチアさん、アキラくんがミレイユさんを神聖な感じで扱うのに比べて、ユミルお姉さまはいつだって自然体で気安い友人のように接する、ミレイユさんもそれがなんだか嬉しそうで、友人と冗談や悪態交じりで話している空気感がとてもステキでいいなぁ、なんていつも思っています。
    なんかちょっとイイ感じになんとか上手くやれ。
    それでイイ感じにうまくやってくれるのがユミルお姉さまなんですよね。


    ミレイユユをこの胸に抱くのはこのルヴァイルです! 私が一緒に囮になります!
    だめだルヴァイル、お前は己が守るのだ!
    インギエムとルヴァイルさんの仲間割れが始まる!?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうなのです、ミレイユはユミルを雑に扱いますが、それがつまり二人の気安い関係の表れなんです。仰るように、他の皆はミレイユを神聖視している節がありますし、実際神聖視している輩はいるのですが、ユミルだけは友人としての立場を望んでいます。
    ミレイユもそれを良く理解していて受け入れているので、大抵は軽い調子になりますね。そして、適当な指示しか出さなくても、何か上手い事してくれるのがユミルって仲間ですから(笑)

    さて、ルヴァイルの頭には、ここで合法的にミレイユを抱ける!? と脳裏に電流が走った事でしょう。後ろから抱えてうなじに顔を埋めたり……?
    ダメダメ、いけません! そんなのインギェムが黙ってませんからね!
    壮絶な仲間割れが、いま始まる――!?

  • 一つの決着 その3への応援コメント

    ごきげんよう、瘴気の浸食速度が結構脅威ですね。じわじわっていう感じならもう少し余裕があるかしらと思ったのですがそうではない様子ですね。
    インギェムは出来ないことは出来ない、出来ることなら軽い感じ請け負う、はっきり判り易いからいいですね、こちらも信頼を置く場所が明確になりますものね、なんだかインギエムが可愛く思えてきてしまった。
    でも二柱同時にって言うのも難しそうですが。ミレイユさんの身体も二柱同時に不意打ち戦闘っていうのも厳しそうですし、ちょっと心配ですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    最初はじわじわと、だったのですが、加速度的に浸食が増しているようです。
    そうですね、インギェムは駆け引きとか出来ない性格な上に、現在の立場を理解しているので出来ないなら素直に出来ないと申告します。
    インギェムが可愛く見えて来ちゃいましたか、作者個人も動かしていて好きなキャラです(笑)
    二柱同時に相手して、そのうえ不意打ちで完全決着付けようと言うのですから、簡単じゃないのは予想できますよね。
    でも、ここは決めて貰わないと……!

  • 一つの決着 その2への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、大神の残した毒を持って毒を制する、なんですね。
    確かに今、事ここに至っては、勝ち方なんて気にしている暇はそれこそありませんものね。アキラくんには、そうか、返す刀で日本に現れたデイアートの怪物たちを倒してオミカゲさまを助けるという作戦までは明かしていませんでしたね。
    っていうか、アキラくん、七生さんが苦労してるってこと、完全に忘れてたな?
    残る二柱、射術と自在の権能、そして調和と衝突ですか。
    ドラゴンさん達がどれほど弱らせてくれているかがキーになりますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、ユミルらしい作戦の提案、そしてなりふり構っていられず勝とうと思えば、方法を気にしていられません。オスポリックの最期を見て、その毒の凶悪さも見ている筈で、倒せるビジョンも十分あった事でしょう。

    話す機会がなくて、今まで明かしていませんでしたが、そうなのです。
    このあと日本に帰ってオミカゲ様を助けるっていう目標を、アキラは知りません。
    そしてアキラは、七生たちが苦労している事を、まさしく忘れていました。
    忘れていたというよりは、思い返しても辛くなるだけ、と記憶に封をしていたような感じですが。何しろ、彼はもう帰る事は出来ないと思い込んでいますから。
    それに、七生には危ない所を助けて貰った時、今度は自分も助ける、という約束をしていましたからね。果たせない約束を思いすぎて辛くなる、という部分もあっての忘却でした。

    さて、最後に残ったのは戦闘慣れした神々です。
    天敵となるドラゴン相手でも、力を蓄えた神は数の利を覆すほど強力なものです。果たしてどうなるか、といったところですが……!

  • 一つの決着 その1への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、ここまで来てもやっぱり時間との闘いとは、つくづく緊張感と緊迫感が切り離せない、しかもじっくりと思考して作戦を立てる暇もない、物凄い疾走感が本当に素敵です(ミレイユさん達にとってはいらん疾走感でしょうけれど)。
    遺物に頼れるだけのエネルギー、ここまで倒した神だけで願いを叶えられるのか、一か八かの賭けに打って出るにはあまりにも心許ないですよね。このプレッシャー、だけどミレイユさん、ユミルお姉さまが仰る通り、それに耐えるだけの精神力が今のミレイユさんにはあります。
    さあ、決断は?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    いやはや、全く。ミレイユ達にとっては一つが解決した端から、次の問題がやって来るようで、堪ったものじゃないでしょうね(笑)
    ここに来て最後の最後でへまをしたくない、とミレイユも考える筈……!
    ユミルからの後押しもあれば、もはやミレイユも迷う事はありませんよね。
    やるなら、とことんやってくれるでしょう!


  • 編集済

    幕間 その2への応援コメント

    ごきげんよう、本当に、本当に悪辣な。
    そこには善悪の判断などは欠片もなく、ただただ、綿密に計画された、自己保身があるのみ、自己保身こそが最大にして唯一の目的だからこそ、周囲のすべてに対して悪辣に振舞うことができる。臆病者だからこそ、他者の痛みや悲しみを封じることができる、感じられるのはただ、己がその痛みや悲しみを感じたくないという根源的な恐怖のみ。
    これが真の大神だというのだから、呆れた世界ですね。数千年数万年を生きて神としてすべてを支配しながら悟りの欠片すら持ち得なかった大神だから、作られた小神もそれを超える思想を持つこともなく、やはり自己保身に走って最後には封印されてしまった、臆病者の末路に相応しい。
    やはり大神は儚くなってしまっていたのですね。
    それでも臆病だった非道の神の計画だけは生き続け進行し続けていく。

    さあ、ルヴァイルさんが聞き出したこの最悪な計画の真意と絶望しかない行く末を前に、ミレイユさんはどうするのか?
    このシチュエーションをプロットの最初期に構想されていたなんて、海雀さま。
    本当にすごい。
    感動しました。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    過分な誉め言葉を頂きまして、真にありがとうございます! おだ様に褒めて貰えるのは何よりの喜びで、この為に書いている様なものですよ!(笑)

    まさしく悪辣な自己保身計画、あらゆるものは自身の為に存在していて、根源的な死、あるいは消滅という恐怖から逃れる行為に過ぎませんでした。
    その果てに生まれた小神ですから、仰るとおり、その意思を乗り越えてより良い世界をと望む神は生まれませんでした。
    背後からの闇討ちはともかく、結局自己保身、自己保全以上の発想は生まれず、世界は破滅へ近づき続ける事になりました。

    本来なら救済の旗として、あるいは真の敵として君臨する筈の大神は、既に儚く散っていた……。その筈ですが、ラウアイクスは他に何か知っていた模様。大神が思い描いていた計画は、本当に小神の反旗によって潰えていたのでしょうか。
    本当の敵は、まだ隠れているだけかもしれません。

  • 実践 その5への応援コメント

    コメント失礼します。
    やっと、自分の力でトロールを倒すことができました。
    魔術の力の使い方もわかってきたというところでしょうか。
    読者としては安心できるエピソードでした。
    これから、どんどんパワーアップしていくアキラ君に期待しつつ読み進めることにします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    アキラの成長が垣間見える、そしてこれからの成長を伺わせる回だったのではないかと思います。
    沙羅双樹様にも安心して頂けるエピソードと感じて頂いて、作者としても嬉しい限りです。

    そして、素敵なレビューとお星様をありがとうございました!
    レビューを書くというのは、大きく踏み出す一歩が無ければ出来ない事だと思います。その一歩を、私の作品に向けてくれた事が嬉しいです!
    思わず三度見してしまう程でした(笑)
    素敵な文章を書いて下さって、ありがとうございました!

  • 幕間 その1への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、やはり地均しとは、そんな目的があってのことだったんですね。真の大神は、このデイアートが存在する惑星自体が寿命を迎えることを知っていて、他の文明世界、他の惑星を文字通り「地均し」することで、移転先を開拓する目的だった。そういうことだったんですね。

    この幕間、今までの荒ぶる神々とは違って、ルヴァイルさんとオスボリックさんの対話するシチュエーション、凄く雰囲気があって素敵です。
    女神が二柱、結界を挟んで対話する。
    本当に神話の世界のよう。
    神々の住まう処で、美しい女神が静かに、世界の終わりを語り合っている静かな、だけど絶望に縁どられた哀しい空気が漂う透明感が、本当に、本当に、素敵です。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、戦闘用として使う事も可能なだけの、開拓重機としての目的を持ったのが地均しでした。
    ここまでハードな戦闘パートが続いていましたから、それと比べると随分しっとりした内容ですが、素敵な雰囲気と言ってくださって思わず頬が緩んでしまいます(笑)

    一枚の壁を挟んでの対話、けれど互いの心は遠く、片方は希望を、片方は絶望を胸に秘めている。そういう対比でもあります。
    ではオスポリックは、何を持って絶望と考えているかですが……。
    それは次回、明らかになるでしょう。とはいえ、既におだ様は言い当てているので驚きはないでしょうけど(笑)

  • 生死急転 その8への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、ああ、もう、もう、もう!!
    ユミルお姉さまのしてやったりと言うドヤ顔が目の前にちらつきます、敵を騙すにはまず味方から、そして騙すことにかけては天下一品の幻術師、ユミルお姉さまの面目躍如です! ざまぁ、ドS野郎!! ペラペラとしょうもないことくっちゃべってるから上半身木っ端みじんになるんだよ!!
    腕を差し出すなんて、どんな時でもユミルお姉さまはユミルお姉さまですね、もう、惚れ直しちゃいました!!
    ってインギェム、なんだ、どうした!?
    まさかルヴァイルさんがやられちゃったんじゃないでしょうね!?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    本当にもう、まさしくしてやったりのドヤ顔を、ここぞとばかりに浮かべていたのは間違いありませんね! ユミル大好きなおだ様に、ここまで喜んで頂けるなら、ユミルもまた大満足でドヤ顔見せてるに違いありません(笑)
    死の瀬戸際、興味ある単語で気を引こうとしたラウアイクスでしたが、決定的勝利の前に躊躇うミレイユではありませんでした。
    長い苦戦でしたが、ようやく仕留める事が出来ましたね。
    そして、そんな時でもやめないおふざけを止めないユミル……。だからこそ、ユミルなんでしょうけど(笑)
    さて、一難去ってまた一難の展開ですが……ご安心を。
    最近おだ様イチ押しのルヴァイルは健在ですよ!

  • 生死急転 その7への応援コメント

    ごきげんよう、きたあああああぁっ! ユミルお姉さま渾身のサプライズ!!
    サプライズといえばユミルお姉さま、お姉さまと言えば過激で洒落にならないサプライズ!! ああ、ああ、この場面で、お姉さまのサプライズ、これまでアキラくんをさんざんビビらせてきたサプライズが炸裂するとは、もう感激です、さすがです海雀さま!!
    ああ、この神のくせに価値観があまりのも小市民のドS野郎を、さんざん甚振ってくださいませ!!

    ユミルお姉さま、ですよね?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、ユミルで間違いありません、お待たせ致しました!
    そりゃ勿論、サプライズと言えばユミルで間違いなし! アキラを散々ビビらせて来たサプライズは、神にだって仕掛けるのがユミルなんですよ!(笑)
    ユミルが大好きなおだ様にとって、気が気じゃない時間だったでしょう。
    でもご安心を、ユミルは帰って来ましたよ!

  • 生死急転 その6への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、もう、ハラハラし通しです海雀さまぁ!
    アヴェリンさんのドラゴンをも砕くパンチも水流の前では効果が薄い、どころかアヴェリンさんをも釘付けにし、ルチアさんも床に倒して、詐称とは言えどもさすが神、しかも詐欺グループのボスだけのことはありますね、ええい憎らしや!
    しかしアキラくんが私達にはいるのです、そう、スッポンのアキラが!
    彼は今や愛するユミルお姉様の悲報を聞いて、復讐の鬼と化しているのですから。
    こうしてみると、アキラくんが選んだ刻印二種は、本当にベストな選択だったと言えますね。
    ラウアイクス、今こそその傲慢を打ち砕き、終わりの会で反省させてやるからな!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ハラハラし通しさせる事が出来て、作者冥利に尽きます、おだ様ぁ!(笑)
    曲がりなりにも、そして腐っても神、そして八神を束ねるだけはある、というだけあってやっぱり強い!
    でも、食い付いていきますよ、スッポンのアキラがね!(笑)
    彼の選んだ刻印も、ここに来て真価を発揮した、という感じですよね。自身の攻撃を多様化させたり、単純に威力を上げるようなものを選んでいたら、この場面で全くの役立たずになるところでした。
    互いに手札を晒し合った様な状況、ここから巻き返す事が出来るのか。
    絶対的なピンチの場面、覆すのも簡単じゃありません。
    いっそ盤外の一手が必要なくらいですが……!?

  • 生死急転 その5への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、やはり前回のではトドメはさせませんでしたか。
    ラウアイクス、そうか、戦闘によってミレイユさんの残り少ない寿命に限界が来るのを狙っていたのか、なんていやらしい奴、時間稼ぎだったんですね。でもアヴェリンさん、よくぞこのタイミングで到着してくれました。
    この手の輩は、喋らせてはいけませんね、口を開く間も空けずに殴る、殴る、顔の形が変わるまで殴る、それしかないのでしょう。脳筋アヴェリンさん、煽り耐性低いな、でもそれでこそアヴェリンさんですが、ちょっと心配。

    ルチアさんの口籠もり方で私は確信しました。
    ユミルお姉様は、生きている!
    だから私も生きて、続きが投稿されるのを待っていられます。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、残念ながら防膜によって爆炎は防がれてしまったようです。その上、流水を使えるので火との相性はそれほど良くないのですね。内側からの起爆なら、それら二つは関係ないので倒せる筈なのですが……。
    ともあれ、ラウアイクスが待ちの姿勢があったのは、飛び出して行った神が帰って来る事を期待する事より、寿命を狙っての事でした。
    防戦に徹すれば、それが引き起こしてやれると考えていたようです。
    でも、アヴェリンは間に合わせてくれました。
    ここからが反撃……となるんですが、アヴェリンはやっぱり煽り耐性低いです(笑)舌戦は他の者、主にユミルの役割でしたからね。仕方なしって感じです。

    そう、そしてルチアが明言を避けた事が、ミレイユにとってはその死を口にしたくないだけ、と映ったようです。
    果たして、事実はどちらなのでしょう。
    続きをお楽しみにしてくださいませ!

  • 生死急転 その4への応援コメント

    ごきげんよう、やった! アキラくんは充分以上に役割を果たし、ミレイユさんの役に立ちましたね! ラウアイクス、アキラくんを舐めちゃいけません、彼が七生さんと同等に愛する(?)ユミルお姉様の悲報を耳にして、そのまま崩れ落ちる筈がないのです。ミレイユさんも動揺を抑えて冷静さをしっかり保って、目の前の敵を屠る、それだけに集中しましたものね(って、これでやっつけられたんですよね? また復活とかしないですよね?)。
    そうか、血も凍るような、と言う慣用句を地で行く戦い。
    傷を負って流れ出した血が凍るのならば、そのまま血管を伝って全身の血を凍らせる、なんてできたら良かったのですが(シンゴジラみたいですね、あれは血液凝固剤でしたっけ)。
    決着がついたのか否か、ドキドキしながら次話に進みますね!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    アキラも自分の力が及ばないと理解しつつ、良く頑張ってくれました。
    ミレイユの役に立ちたい、という一念の元にやれた事でもあります。そうそう七生と同等に愛……愛? 愛するユミルの悲報より、まず自分の役目を務める事を優先した結果とも言えます。
    うーむ、なるほど……。
    確かに、傷口から冷気が侵入して血液まで凍らせる、という手が有効だったら、もう決着は付いていたでしょうし、それを念頭に手傷を与える事だけを優先して攻撃していただろうなぁと思います。
    でも神が持つ防膜ってヤツは中々強固で、そこまで都合よく凍らせてくれなかった、という話に落ち着いてたかと思います。
    さて、未だにシンゴジラを観られていない私ですが、そろそろ決着は付いたのでしょうか……!?

  • 生死急転 その3への応援コメント

    ごきげんよう、ラウアイクス、本当にいやらしい! ここでユミルお姉様の名前を使うのか!
    しかも呼び捨て!(そこじゃない)
    この程度でミレイユさんのメンタルが揺さぶられるもの、、、揺さぶられそうだあっ!
    いや、大丈夫。ミレイユさんなら理解できる筈、これはブラフ、しかも神とか偉そうなこと言っちゃってますけど、視覚情報でしかユミルお姉様の状態を見ていないのでしょう、生命活動、バイタルまてチェックできてない筈!
    何より、ミレイユさんはユミルお姉様が世界一の幻術師だと知っているのですもの。
    万が一死んだと騙されたとしても。
    それはミレイユさんの怒りのパワーへ注がれる燃料にしかなり得ないのです。

    ですよ、ね?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    全くですよ、ラウアイクスなんかがユミルを呼び捨てにするなってんでぃ!(江戸っ子)
    そうですとも! この、こここ、この程度でミレイユのメンタルが揺さぶれる筈、な、ないじゃないですか!(ガクガク)
    そして、ご指摘そのとおり! その鼓動、心拍数その他から導き出したものじゃなく、あくまで視覚情報から得られた結論。
    ユミルの事を良く知るミレイユが、その程度の安いブラフに引っ掛かるはず……、はず、ないじゃないですか!?

    そうですよ、そして仮に騙されたとしても、それはミレイユが燃やす怒りの炎に薪をくべる結果にしかなりません。
    勿論、そうですとも!

  • 生死急転 その2への応援コメント

    ごきげんよう、ラウアイクス、腹立つ!(私、小さいな!)
    このなんでも知ってる、お前より良く理解してる、それだけで上から目線とは、烏滸がましい限り。
    しかも動機が小物だ!
    ハリウッド映画なら最後にボスを裏切って自分だけ大儲けしてドロン、を狙って殺される中ボス並みの小市民感覚。ミレイユさんも小市民ですが(失礼)、元よりの性格が善性を帯びているかそうでないかの差なのでしょうね。
    でも、相手が何を持ってミレイユさんやルヴァイルさんが間違っていると言っているのかは気になりますね。大神の復活で上手くいく、それはあり得ない、と言うことならば、やはり大神は既にいないのか?
    地均しの件も対ミレイユさん決戦兵器以上の意味がある?
    日本を地均しして、デイアートが破滅したら日本に引越しするつもりか? デイアートだけにアート引越しセンターに依頼するつもりか?
    どちらにせよ、世界がどうなろうと、こいつだけは許してはおけない、それだけは間違いない事実ですが。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    いえ、おだ様、こやつは腹立つような性格として書いているので、その率直な感想は至極真っ当なものです!(笑)
    エリート、選民意識、そういったもののカースト上位に元々いたからこそ、こういう性格なんでしょう。神になって歪んだ部分は確かにあったでしょうが、そもそもの性根が曲がっているので今の形があります。
    大物ぶっている小物ですが、実際に希望を叶える力を持っているので、あらゆるものが自分の為にあると勘違いしてしまうのでしょう。

    ルヴァイルが想定している事が根本から間違っているとしたら、この態度にも納得いくものがあります。地均しが持つ裏の意味も、ここで言及されて、キナ臭いものが漂ってきました。
    うふふ、そうそう。アートだけにね!って、喧しいわ(笑)

    ラウアイクスは八神の中で間違いなく難敵で、最も厄介な相手です。
    ラスボス的存在なのも間違いないのですが、倒して封印も解除されたら終わり……とは、ならない雰囲気が漂ってきました……。

  • 生死急転 その1への応援コメント

    ごきげんよう、インギェム、ご苦労様でした。お疲れのところ申し訳ないのですが、一刻も早くルヴァイルさんのところへ行ってあげて下さいな。もう、あの恋する乙女が心配で心配で。
    あ、もちろんユミルお姉様の方がもっと心配しているのですが。
    ラウアイクスも厄介な権能を持ってますよね。加えて頭脳担当だからけっこう目敏い、こちらからすれば面倒臭い戦い方をしそうです。
    今度こそアキラく!アヴェリンさん達が追いつくまで、ミレイユさんをしっかり守ってあげて下さいね!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    インギェム、しっかりと自分の役目をやり遂げてくれましたね。
    でも、一人先行しているルヴァイルもまた心配。恋する乙女は何しでかすか分かったものじゃないですし、ミレイユの為と思えば多少の無茶はきっとしようと思うでしょう。

    そしてラウアイクスは、間違いなく今まで戦って来た敵として、一番の強敵です。盤面を見据えて、じっくりと考える事を得意とする奴ですが、頭の回転が速いのは事実で、そして戦闘にも如何なく発揮してくる相手です。
    ここはアキラがしっかりと、ミレイユの盾として頑張って貰わないと、ですよね!

  • しばしの別れ その7への応援コメント

    ごきげんよう、はい、前回コメントではごきげんよくない私でしたが、もうごきげんようです、失礼しました、ファンクラブ会員番号1番ともあろうものが取り乱してしまいました。
    これはもう、ユミルお姉様、きっと無事なのです! まんまとアヴェリンさんを騙しおおせたからこそのいい気味に違いないのです。
    ええ、ええ、最初から私にはわかっていましたもの、ユミルお姉様が私を残して儚くなってしまうなんてあり得る筈がないのです。
    ないですよね? ね?

    そうですね、水を操る権能があるなら、確かに上流ですよね、ってビンゴですね!
    この戦闘の音は、インギェムか、それともミレイユさんが先着しているのか?
    アヴェリンさん、ルチアさん、ユミルお姉様の仇を! 生きてる筈だけど!

    作者からの返信

    ごきげんよう! おだ様が帰って来た! 取り乱したファンクラブ会員番号1番が帰って来た!
    そうですとも。きっとなんかヒョイと、ヤッホーと手を振りながら再登場したりするんですよ。
    ユミルがおだ様を悲しませたりする筈ありませんもの。そうですとも、そうに違いありません。

    さて、一方そのころ、既に戦闘は始まっていて、救援に駆け付けるべき場面。
    憎い敵の仇を取るのは、果たして誰になるのでしょう……!?

  • しばしの別れ その6への応援コメント

    ごきげんよう、いえ、よくないです。
    真の絶望とは、悲しいとか怒りとか悔恨とか、全ての感情を塗り潰すのですね。
    意味のある死、事象を客観的に捉えて初めてそんな捉え方も出来ますが、客観的に捉えることのできない程に親しく愛すべき人物がそうだったなら。
    だから、最後まで諦めない。
    だってユミルお姉様は、幻術師なんだもの。
    これだって、幻術に違いない。

    作者からの返信

    おだ様を悲しませる事になって、申し訳ございませんっ、ごきげんよう……!
    力に開きのある相手に勝つにはどうするか、そして勝てる見込みがあるのなら、どこで命を使うのが良いのか……。
    冷徹に自分の命まで計算に含めて考えた結果、こういう事になってしまいました……。
    そう、ユミルは幻術士……。
    きっと全ては嘘だったと、言ってくれる……くれますとも……。

  • しばしの別れ その5への応援コメント

    ごきげんよう、やっぱりユミルお姉様、カッコいい! 分析が得意なグヴォーリよりも分析が得意、もうユミルお姉様が女神さまです! って、最初から美と愛の女神さまでしたね。
    でもルチアさんとユミルお姉様が!
    ルチアさん、ユミルお姉様をどうか助けてあげて、アヴェリンさんに良いこと言わせないで!
    アヴェリンさんには似合わないから!(酷い、失礼、ハイ、アキラくん)
    グヴォーリ、しぶといな。
    女神さまにあるまじき声を出しておいて、カッコ悪いですよ!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ユミルの場合、分析というより場慣れと言いますか、戦術眼に優れてるとでも言うんでしょうか。とにかく、相手を罠に嵌めるのが得意なタイプです。
    正攻法で勝てないと分かる相手には、騙し討ち上等で搦め手を使い、勝利を得る事に躊躇いがありません。
    アヴェリンとは全く逆のタイプですね。
    良くやってくれた、って感じですよね!
    さて、とはいえ地力の差というのは如何ともしがたく、ついアヴェリンからも良いこと言おうとしちゃう展開に……。
    とりあえず、アキラの頭を叩いておいて、次の展開を見守るとしましょう。

  • しばしの別れ その4への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、もうハラハラドキドキの連続でおかしくなっちゃいそうです海雀さまぁ!
    そうか、グヴォーリはアヴェリンさんだけに狙いを絞って槍を突き出してくるから、無視されていて安全地帯のユミルお姉様と場所を入れ替える事で鉄砲玉のアヴェリンさんをグヴォーリの元へ届ける作戦。
    ユミルお姉様、考えましたね、さすがです。
    でも最後にユミルお姉様を標的にする事で、移転先が安全地帯ではなくなったのか。
    ここへ来てアヴェリンさんピンチ!
    今回のサブタイトルが脳裏を過りました、なんとか躱して、アヴェリンさん!
    アキラくん、何発殴ってもいいですから!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ハラハラドキドキさせてごめんなさい、おだ様ぁぁ!(笑)
    はい、集中して狙われるアヴェリンと互いに入れ替える事で、鉄砲玉を送り込もうという作戦です。
    そして、ユミルの作戦は上手くハマってそうに見えます。
    そしてアヴェリン大ピンチ……、タイトルも不穏な感じ……。
    果たして、これでどう転ぶか……アキラをサンドバックにしながらお待ちください!(笑)

  • しばしの別れ その3への応援コメント

    ごきげんよう、この三人のチームワーク、惚れ惚れしてしまいます。グヴォーリにわざと聞かせた捨て身の件もブラフでユミルお姉様の言葉の裏を確実に理解して即座に動ける、メンバーそれぞれの特性を知り尽くした上で役割分担を理解できる、凄いメンバーですよね。
    グヴォーリよりも成功作で戦闘慣れしているミレイユさんが全幅の信頼を置くアヴェリンさんなんですから、足りない頭脳をユミルお姉様とルチアさんに素直に求めれば(失礼すぎる、怒りはアキラくんへどうぞ!)絶対に勝てると信じてます!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    阿吽の呼吸ともまた違うところですが、互いの力量を知っている事、そして幾つも死線を潜って来ている事から、何をするか出来るか、の予想が立つんですね。
    そして互いの信頼が、それを可能にしています。
    中々に凄い奴らなんですよ!(得意げ)
    そう、足りない頭は他に任せれば(アキラ殴っておこう)、勝てない相手はいない筈!

  • しばしの別れ その2への応援コメント

    ごきげんよう、グヴォーリも厄介だなぁ、分析が得意だからアヴェリンさんももう見切られたと言うことですか、でもまだ見せていない手や技は、一度見ないと分析できない筈、そこが唯一の突破口でしょうね。
    アヴェリンさんもユミルお姉様の作戦でコラテラルダメージを受けつつも已む無しと受け入れて、なお作戦を任せるなんて素敵です、この二人の関係もなかなか味がありますよね。
    ううん、グヴォーリ、戦闘は不慣れでも戦闘力があるのは厄介ですよね。
    無謀な作戦だけれどなかなかやっつけられない戦艦大和みたいなものか。
    三人全員捨て身、でもどうか三人ともご無事で勝利を!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    戦う事が得意でないし、普段から身体を動かす事なんかしなくても、分析してどうにか出来ると思っているからこそ、しないのかもしれません。
    いずれにしも、まだアヴェリンも全ての引き出しを見せた訳ではありませんからね。それがまさしく、鍵となるでしょう。
    勝利の前には多少の傷程度、如何ほどの事もない、と割り切れるアヴェリンです(笑)
    そして、それを互いに知ってて協力する関係の二人。普段の態度はあぁでも、実際深いところでは信頼し合ってるんですよ。
    捨て身で行くぐらいでないと勝てないのは、最初から分かっていた事ですから、ここが正念場ってところですね!
    生きてさえいれば丸儲け、どれほど重傷であろうとも……ですが……。

  • しばしの別れ その1への応援コメント

    ごきげんよう、アヴェリンさんでも初撃外してしまいましたか、でもインギェムの責任とは言えませんね、外しても躊躇わず攻撃を継続するところはさすがミレイユさんチームの鉄砲玉、アヴェリンさんだけのことはあります。最近鉄砲玉はロケットパンチアキラくんに譲ってましたものね。
    ユミルお姉様が、この仇とも言えるグヴォーリに効かない魔術なんて飛ばすわけがないじゃないですか。ここを先途とばかりにえげつなくて残酷で非情な技を繰り出すと私は最初から信じてましたよ! ファンクラブ会員番号1番!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    今度の奇襲に、決して穴があったとは言えないですが、(孔に入って穴がないとはこれいかに)残念ながら失敗でした。
    しかしチームの鉄砲玉の名前は伊達じゃない! 戦士としての本分を全うしますよ。ロケットパンチアキラという、売れない芸人みたいな名前の奴に、そう簡単に鉄砲玉の称号を譲れるかって話ですよ!(いらない)

    そうです、流石ファンクラブ会員番号1番、よく分かっていらっしゃる!
    勿論、単に不発で終わらせるなんてやらかす筈もなく、そして恨み骨髄の相手にえげつない魔術繰り出すなんて当然ですよ!
    おだ様の信頼に見事応えてくれたユミルですが、まだまだ戦闘は始まったばかり。そう簡単に決着は付かないみたいです。

  • 幕間 その3への応援コメント

    ごきげんよう、ミレイユさん手ずから施した魔術制御法の講習、実際の戦力底上げはもちろん、森軍のモチベーションアップにも非常に効果が高かったようですね。加えてミレイユ信仰のアップにも。
    テオくん、腹は括れましたか? 今のところ、フレンさんの方が迫力と貫禄がある様にも思えますが、いざ開戦となれば、昔取った杵柄、魔王の貫禄も出てくると信じてます。
    森軍、兵士個々の戦闘力は上がっても、戦闘集団としての練度までは間に合いませんでしたか。エルフや獣人各種の混成部隊ですからいっそう集団戦闘は統制が難しいでしょうね。
    獣人各種の特性を活かして、兵科を分けて運用しても良かったかもしれませんね。
    足が早くて機動力の高い猫さん系の皆さんは一纏めで自動車化歩兵、頑丈な鬼さんは装甲部隊、遠距離魔法が使えるエルフさんは砲兵とか狙撃兵、みたいに。その方が統制もある程度スッキリしたかも。
    全般的に戦線を突出もさせず凹ませもせず、って人間の部隊でも曲芸的に難しい機動ですものね、その点フレンさんの言う拠点奪取による睨み合いに持ち込むのが最適解でしょう。
    だけど最後に飛ばした檄、これ一気に王城まで攻め落としそうな予感がします。
    ところで、そこのオマエ!
    どの口が、あの素敵なユミルお姉様を疑う言葉を吐いたんだ、アァーン?
    それと今後一切呼び捨て禁止だ、お姉様呼びは私だけのもの、ユミル様とお呼び!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、ミレイユ手ずからの戦力底上げは、モチベーションと更なるパワーアップに繋がったようですよ。
    そう、テオだって開戦すれば、嫌が応でも腹を括るんですし、そうすれば少しは……少しは……!

    そうですね、戦士としては鍛えられても、軍としての練度までは難しく、そして仰るとおり、異種族同士の混合が統制を難しくさせています。
    そして兵科分けのおだ様の判断……流石です!
    流石本職(?)だけあって、その指摘が的確でございますこと!
    ある程度、それぞれが得意とする事を本領に動いている筈ですが、細かい区分までは中々考えていませんでした。うぅむ、なるほど……!

    ヒ、ヒェェ……!
    す、すみません、つい!
    でもユミルって、いつもサボってるイメージしかないし……いえ、何でもありません!
    こっちから、良く言って聞かせておきますんで! へ、へへっ……!
    全く困った奴でさぁ……!

  • 幕間 その2への応援コメント

    ごきげんよう、テオくん、まだ言ってる。
    って、実際の決戦の時がもうすぐそこに迫っているのですから、緊張しても仕方ありませんね。でも事ここに至って、そろそろ腹を括って貰わないと。大将と言いのは自分自身が戦闘で最強でなければならない、なんて事はないんですから。何があろうと慌てず騒がず、ドンと構えていてくれる事が重要ですものね。ヴァレネオさんが良い例ですよね(ちょっと失礼)。
    心構えと覚悟だけは、ミレイユさんも、ヴァレネオさんもみんな認めているのですから。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ですね、テオが少し引き摺っているような感じですが……。
    ともあれ、彼って大層な大義を抱えて戦って来てはいたものの、未だ成功事例がないのですね。だからどうしても不安になるし、自信もない、と……。
    でも、ドンと構えてくれているリーダーがいるだけで、周りは安心すると自分も理解してはいると思うんですけどね……。
    自分をまるっきりの無能と卑下している訳でないものの、どうしても及び腰に……。

  • 脅威拡大 その2への応援コメント

    もう、本当に時間は残されてないのかも知れませんね..

    情報を整理するためにコメント欄使わせて頂きました💦
    勝手にすいませんm(*_ _)m

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    はい、一歩また一歩と近付いて来ています。
    足りない時間の中での最善を、やり遂げようと努力するところですね。とはいえ、そう簡単にいかないからこそ、これまでループが続いているのですが……。

    いえいえ、整理にでもメモ帳代わりにでも、お好きに使ってやって下さい!(笑)
    非常にややこしいこと言ってるなぁと、本来なら図解とか用意するべき事だと思ってますので……。

  • 本当に、千年...想像すら難しい時間の流れです..
    もう、もう゚(゚`ω´ ゚)゚

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    本当に、長く……あまりに長い時間です。
    今度こそと思う気持ちと同時、多くの後悔を抱え込む時間でもありました。
    オミカゲ様の信念や努力は無駄では無かったのだと、立派にやり遂げたのだと、言ってやる為にミレイユ達にも頑張って欲しいですね。

  • あちらの世界で十二大神をどうにかすると考えたら自分も神に..とは考えてしまいそうですが、そこら辺はどうにかハッピーエンドにもって行って欲しいですね🥲

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    そうですね、神になる事は最終手段ではあります。
    ハッピーエンドに行くかどうか……、そこは是非ご自身の目で確かめて頂きたいですが、私自身、ハッピーエンドが大好きです!
    ビターエンドの映画を見た時などは、ひどくモヤモヤとした気持ちを引きずりますからね……。
    ご安心を、このお話はハッピーエンドを目指す物語ですよ!

  • ミレイユがこの時代で神になればいいのでは?とも思いましたが、結局結界がないのであれば..ということか..
    御影様が神になってからも孔は空いている通り無くなるわけでは無い。
    やはり元を断つしかないのですね...


    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    そうなのです、やはり元から断つしか方法はない、と思えてしまいますよね。
    そして、その為の準備を、オミカゲ様は長い時間を経て整えて来ました。
    果たして、ここからどうするつもりか、というところですが……!

  • 御影会談 その8への応援コメント

    そういう事か...ルチアさんが大宮司で、1000年も経てばエルフの寿命も尽きると..
    ユミルさんは不老だけども結界術に長けている訳でもない。アヴェリンさんは論外それに寿命は迎えている..

    さて、これからどのようにして状況が変わっていくのか、考察が難しいですね😣

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    はい、ルチアが大宮司で、結界を担っていたからこそ、この時代まで何とか防ぎ切る事できていたのでした。
    中々、ぶっとんだ内容ですので、考察する事は最初から考えずに流れに身を任せて頂ければと思いますが、楽しんで頂ければ幸いでございます!
    これからまだまだ、色々二転三転しますので、そこまで読んで下さるかどうか……!

  • 幕間 その1への応援コメント

    ごきげんよう、おお、ここで森軍の陽動作戦の描写が挟まれるのですね、さすがです海雀さま。
    この絶妙のバランス感覚が、嫌が応にも物語を盛り上げてくれますよね。
    海雀さまのストリーテリングの技法は本当に勉強になります、素敵です!
    森軍、待ちきれずに暴発、とならずにギリギリの線でミレイユさんを信頼して待ち続けていたのも、ヴァレネオさんの人徳があればこそ、なんでしょうね。
    ミレイユさん自ら魔術制御の手ほどきをしてもらって、下手したらタイミングを外して暴発する兵もいるんじゃないかしらと心配でしたが、テンションとモチベーションの根底にあるのがミレイユさんへの信頼感(信仰心?)ですからここまで制御し切れた、というのもあるのでしょうね。
    それにしてもテオくん、本当に真摯ですよね、でも今はミレイユさん頼りでもいいじゃないですか、最大の目標に王手をかける、そのためにも真っ直ぐ前を向いていてほしいと思います。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ここで別視点かぁ、と少し本筋展開をお待たせするのは心苦しいのですが、必要かと思って、こういう展開にしました。
    森軍の事なんて後回しでいいよ、と言われなくて安心しました!(笑)

    そうですね、暴発せずに済んだのは、一重に彼の内政能力といいますか、健気な説得と人徳の成せる業だと思います。
    そして仰るとおり、暴発せずにいられる最大の理由はミレイユへの信仰心なので、そこを裏切る真似は出来ない、というのが大きいです。

    テオは少し真面目過ぎるんですね。
    彼もまた重いものを背負って理想を追う若者なので、その責任を強く自覚している人でもあるのです。
    彼の事は深堀したかったのですが、大長編にさせたら完結できない、と思って端折ったんですよね……。
    いや、十分長編だろう、と思ったでしょう、おだ様!?
    でもこれ実は、第一部を削って第二部から始まったお話なのです。第一部には彼を深堀できるだけの内容もあるのですが……、全部書いたら終わらないと思ったから……。二百話ぐらいで終わるつもりだったから……。
    いきなり現世に帰還する、ちょっとおかしな展開は、その所為だったんです。

  • 神々との戦い その5への応援コメント

    ごきげんよう、ようやく倒すことができましたね、苦しい戦いでした。神といえども、そして再生の権能を持っているとは言えども現在進行形で身体が炎に包まれているのですから、水を求めて、戦いの最中でも何もかも放り出して這いずるのですから、余程の苦痛だったでしょう。でもそれだって、自分が今まで他のミレイユさんやひょっとしたら小神や人々にやってきたことなのですから自業自得とも言えますよね。
    こんな時でもミレイユさんの体質が治癒の邪魔をするというのも皮肉ですよね、水薬が効いてくれてよかった。今回はアキラくんがなぜなぜ坊やにならなくて良かったです。
    さあ、落ち着いたのならインギェムが苦戦しているだろう最奥へ急がないと。
    って、その前にユミルお姉さまチームの戦いが気になりますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    苦戦はありつつ、無事倒す事が出来ました!
    ちょっとグロい展開かも、と今更ながら思いましたが、しかし報いを与える、という展開に相応しい末路となると、やはり少し過激な部分が出てしまいました……。
    そう、自業自得と思って頂ければ、うん、やむなし!

    ミレイユの体調も気になるところですが、勝てたとなれば最奥へ……。
    でも、そう、その前にユミル達のチームがどうなったか!
    果たして勝てるのか。勝てるとして、無事で済むのか……はてさて。

  • 神々との戦い その4への応援コメント

    ごきげんよう、おお、ついに突破口が開いた!
    アキラくんにミレイユさんの魔術を封入した剣を使わせて、ロケットパンチよろしく突貫させたんですね。
    シオルアンの嘲りに彼女の油断が見え隠れしています、今こそが最後の勝機なのかもしれませんね、ミレイユさん苦しいでしょうけれど頑張って!
    シオルアンが焦っている間って、例のバリアや巨人の手って消えてないんでしょうか? 能動的に発動されている権能だったら、やられた! って焦っている間は消えてくれないかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうです、アキラロケット発射ですよ!(笑)
    自らが神であるという自負から、自然と嘲りが出て来るのでしょうが……そう、それこそが勝機なのです!
    いつだって弱者は、その傲慢から来る隙から突き刺す事で勝利を握るんですからね!

    そうですね……、シオルアンが出した『手』は彼女の意志一つで出したり消えたりですが、権能の使用(この場合は手の出現)には、やっぱり消費するものがあるので、消した上で再使用するぐらいなら、その辺に手放して置く事を選ぶのだと思いますね!

  • 招待 その8への応援コメント

    コメント失礼します。
    マナと魔術、似ているようでも違うようです。アキラ君の戸惑う気持ちわかります。
    これから、アキラ君が魔術を使えるようになったら、マナと魔術の違いも明らかになるのかな?マナは万物に宿っているという設定だし、植物は魔術は使えないですよね。読み進めることで、明らかになっていくのでしょう。
    次章は実践にはいるとのことで、アキラ君と一緒に魔術訓練を楽しむことにします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    そうですね、色々とややこしい違いがあるようですよ。
    その辺り、学習して理解するにつれ、使いこなす事にもなるのでしょう。
    実践はアキラにとっても大変な修行となるでしょうが、どうか彼の頑張りに付き合ってやって下さい!(笑)

  • 神々との戦い その3への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、霧が不可視の攻撃を可視化できる、これはイケる!なんて思ったのですが甘かったですか、とにかくシオルアンの再生の権能が厄介ですね。
    やはり最初の一撃で致命傷を与えるべきだったのでしょうが、それも今更。
    それでもミレイユさんの睨んだ通り、シオルアンの戦闘に不慣れな点、加えて己の権能に自信を持ちすぎている点が突破口になりそうですね。
    アキラくんが突破口を開くか!? 頑張れ、でないとアヴェリンさんのお仕置きが待っているぞ!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    単に攻撃や防御に対して自信があるだけでなく、再生を持つから厄介な相手なんですよね。つくづく、最初の一撃で落とせていれば、と思わずにいられません。
    けれども、やっぱり戦闘からは身を引いている神ですから、現役のミレイユには御しやすい相手に思える……かも?
    ミレイユは強いけど酷い足枷も同時にあるので、それをアキラがどうフォローしてくれるかですが……!?
    下手なことすると、アヴェリンが黙って無いぞ!(笑)

  • 神々との戦い その2への応援コメント

    ごきげんよう、さっそくミレイユさん仕出かしてしまいましたか、インギェムも初手で倒さなければ長引けば長引くほどヤバいと理解した上での頭上直上への転移だったでしょうが、それでも失策を理解しつつも即座に次善の策を冷静に繰り出せるミレイユさん、実際の戦闘の場でこれなら酷いことにはなりそうもなくてちょっと安心ですね。
    ただ、ミレイユさんも自覚している通り、上級魔術を使った結果が拙い事態になる可能性がある、それがいちばん恐ろしく、そして不利な点ですよね。
    シオルアン、厄介な権能を持ってますね、その上で詐称しているくせに神らしい横柄な態度でいるのは腹立たしいです。アキラくん、やっちゃいなさい!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    瞬きの間で武器を用意できる、という驕りが、先手の不意打ちを台無しにしてしまいました。
    相手も混乱の最中だったので、事前に武器を用意していたら、最悪でも刃を食い込ませるところまでやれていたでしょうにね。
    でも、戦闘慣れしていない相手に対し、ミレイユはといえば戦闘は大ベテランの魔術士ですから。
    臨機応変に、自分より強い相手にも何度も挑んで来た彼女ですから、そう酷い事にはならないでしょう!
    厄介な権能にどう対応するのか……、アキラは果たして活躍できるのか……。
    頑張れ二人とも!

  • 神々との戦い その1への応援コメント

    ごきげんよう、やはり最初に明後日の方向へ飛んで行ったのはオスポリックで、大神の封印が心配になったんですね。インギェムがあっけらかんと自分の弱さをあけっぴろげにするのはそれを恥とは思っていないということなんでしょうけれど、確かに神だから戦闘に長けているということではないでしょうね。
    でもルヴァイルさんが封印現場へ先行しているのはちょっと心配です。大丈夫かしら、どうぞミレイユさん、守ってあげてくださいませ。
    ユミルお姉さまがここに至って、一番人間らしさを見せているのが素敵ですね。
    ミレイユさんに付き従う、神々の横暴を誅して、そのうえでオミカゲさまを救援する、言ってみれば正義という抽象的なものを支柱としているのとは違って、確実に自分の一族の仇を討つ、そんな自分のためだけに達成したい目的がある、というのは一番信頼しやすくて強さを感じられるので、素敵だと思います。
    さあ、いよいよ詐称神たちとの決戦ですね! ドキドキします!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、ドラゴンから逃げるように飛んでいったのは、大神の封印を担うオスポリックでした。
    インギェムは強さに耽溺していないというか、そもそも自分の強みはそこにないって自覚しているからこそ、ですかね。
    自分の得意な事で得意げになってればいいんだよ、みたいな主張してそうです。

    ルヴァイルが先に動いてますが、彼女も戦闘は不慣れですからね。
    果たして返り討ちにあったりしないか心配ですが……、まずは説得からするつもりのようなので、その間にインギェムが合流すれば、あるいは……?

    あぁ、ユミルについては、確かに!(笑)
    所謂、高尚な理由など何もなくて、復讐の為というのが動機ですからね。
    彼らの無念を晴らす、というのも一つの信念ではあるんでしょうけど、それでも高い志とは無縁なところですから。
    さて、決戦です!
    どうか最後まで見届けてあげてくださいませ!

  • 真実と新事実 その8への応援コメント

    ごきげんよう、やはりインギェムは手引きするために外へ脱出してきましたか。
    接触して正解、と言うか、そうか、彼女は繋がると言う権能があるから、残った三柱を個別にバトルフィールドに送れるから、各個撃破が可能になるのか、これは良いですね。
    でも気になるのは封印担当の神ですね。それが接触前に明後日の方向へ飛び去った神かしら?
    慌てて封印が解かれていないか確認にいったのかな?
    残り三柱も、水盤で監視しているところへ移動すれば伝令のタイムラグも省けるでしょうに。
    ここら辺りは神々も戦闘慣れしていない証左なんでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    インギェムは徹頭徹尾、最期までルヴァイルに付き合うつもりでいるので、打算なく協力を惜しむつもりがありません。
    なので、この手引きについても信用が置けるんですが、ミレイユ達はまだちょっと疑い気味……。
    ともかく、インギェムは上手く個別の各個撃破を誘導してくれるので、不意打ちで仕留めたいという条件はクリアできます。

    そして封印担当ですが……、それがまさに慌てて飛び去って行った奴ですね。
    最奥の間で待ち続ける神ですが、これはまさしく伝令の移動とか待ってる場合か、と言えるんですが、神が直接足を運ぶ事こそ不遜、とか考える奴らですからね。
    粛々と、そのタイムラグが発生しないよう動くのが兵らの務めであって、自分から動くなど有り得ない、とかいう傲慢さが前提としてあります。
    戦慣れしていないのも事実なんですが、まず自分達がこの期に及んでもあくせく動く事を考えてません!(笑)


  • 編集済

    真実と新事実 その7への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、ここに至って、いよいよ敵の本拠地突入と言う緊張感からか、ミレイユさん達全員、頭の回転が遅くなっちゃってるぅ!
    ルヴァイルさん情報の揃って会議を真っ先に思い出さないと! それがあるから索敵を初手に、なんですよね。
    島々にそれぞれの神の神処があるってルヴァイルさんが言ってませんでしたっけ?
    それに援護に出向いたと思われる神は良いとして、明後日の方向に飛んでいった神は追わないと! サーチアンドデストロイですよ、逃げられたら拙いですよ、ここでアヴェリンさんチームに追跡させてミレイユさんが突入、さっき決めたばっかりなのに。
    インギェムが外に姿を現したのは僥倖です、インギェムの思惑がどうあれ、ルヴァイルさんと共に仲間認定してドーワさんにも殺すなと言ったんですから素早く接触して敵状を聞かないと!
    ここら辺が小市民ミレイユさんの小市民たる所以か?
    でもそこが彼女らしくて良いのですけれどね。

    はあ、はあ。
    なんだか興奮してしまいました、失礼いたしました。
    ついつい、一緒に戦っている気分になってしまいました。私が一番落ち着かなければ。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    もっとしっかり、ちゃんと考えて! みたいな気持ちになるの、良く分かります! 貴女たち馬鹿じゃないんだから、ちょっと考えれば分かるでしょ、みたいな気持ちになりますね(笑)
    逃げたっぽいのがいるんだから、まずそれ追わないと、となるのは当然ですし、そこで索敵が済んでいるなら、構わず動けていた部分でしょうね。

    まず情報のやり取りや連携が上手くいってなかったのが拙いですし、どこに神が散逸しているか不明な状況。不意打ちをする方針として、追っていった先で可能なのか、目の前の建物に神がいるのか。いるとして、そちらに不意打ち可能か、など、分からない知らない情報盛りだくさんで、迂闊に動けないジレンマに陥っています。
    即断即決するのがミレイユですけど、その即決するところまでが今回、長いと言いますか……。
    まずはとにかく、はやくインギェムと接触しろ!(笑)
    はぁ、はぁ……。
    何故かつられて興奮してしまいました……。
    おだ様が一緒に戦ってくれている……! みんな、それを励みに頑張るんだぞ! 特にユミルは頑張るんだぞ!(笑)

  • 御影の意思 その4への応援コメント

    そりゃ、いきなりこんなことになればこんな風になりますよね...両方w

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ですねぇ……。
    それはもぅ、ポカーンとなって当然のシチュエーションです(笑)

  • 真実と真事実 その6への応援コメント

    ごきげんよう、まぁ、アキラくんは盾としてミレイユさんの前に立つしか使い所はありませんものね、仕方ないでしょう。
    陽動にドラゴンがドーワさんがみんな連れて行ってしまいましたが、神々の配置が分かっていない状況ですから、本来ならまず索敵ありかなんでしょうね。
    神々はそれぞれの神処にいるのか、何人かが固まっているのか、全員集合なのか?
    ドラゴンさん達には陽動攻撃で神々を釣り上げてもらいつつ、索敵してもらって、その状況によって配置と攻撃手法を決めた方が、逃走も含めてコントロールし易かったかもしれません。
    でもドラゴンさんが叶わぬまでも食らいついてくれているだけで、順番に各個撃破できるかもですね。

    ところで前回投稿分での誤字だと思うのですが、ドーワさんが、後半、ドーラさんになってました。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    むむっ! なるほど、確かにまずは索敵こそが重要、というのは間違いないですよね。全部を連れて行くのではなく、幾つか部隊に分けて索敵と陽動、敵の動きに合わせて、更に配置転換なんかも柔軟に行える形にするとか……。
    予備隊として、五体か十体か、即応待機とかさせておく……みたいな?
    あまり深く考えてなかったですが、そっちの方が良さそうな……。
    全兵隊を投入しないと神を食い止められない、と分かってるのは作者だけなので、確かにドラゴンの初動としては、ちょっと迂闊さが前に出てしまってますね!
    流石、ミリタリに強いおだ様! 鋭いご指摘ありがとうございます!
    そして前回分の誤字まで!
    さっそく訂正させて貰いました!

  • 追逃走破 その3への応援コメント

    押し通る!!!!(アシタカ風)みたいな感じですかね🤔

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    そうですね、まさしく!(笑)
    そして、だから一方的に押し通られるという事です。

  • 外へ その5への応援コメント

    あらあらうふふ( *´艸`)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    すっかり懐かれちゃって、困ったものですが嬉しいミレイユさん。
    あらあらうふふで、微笑ましい光景です(笑)

  • 真実と真事実 その5への応援コメント

    ごきげんよう、ドーワさん、これだけ勘所が理解できていて冷静だと本当に助かりますね。
    戦意が高揚して昂っているミレイユさん達の頭脳働きを、カバーしてくれている様です。
    そしてユミルお姉様の口には出さない切り札が何か、こちらも期待が高まりますね。
    ドラゴン百頭、詐称大神達が小神とほぼ同レベルとわかったからには、安心感も違いますね。
    でもドーワさん、封印された真の大神達に関して、口に出さなかった事ってなんだろう?
    まさか真の大神、封印で眠っているどころか、既に弑されてるなんてことはないかしら?
    そうなると、詐称大神をやっつけた途端に世界崩壊なんて事もあり得るのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    詐称の神々が警戒して、姿だけじゃなく知性まで奪った存在ですので、頼りがいがある、と思っていただけたなら作者的にホッと胸を撫で下ろすところです(笑)
    小神が果たして参戦してくるのか、という部分は蓋を開けるまでは分かりませんが、下手な横やりで好き勝手やらせる事にはならない。その保障があると、安心度合いが違いますね。
    そしてドーワさん、何か勘付く部分……不穏に思う要因に、それなり以上の確信を持っているようですよ。
    そしてまたしても、おだ様の指摘にドキッ……!
    でも、もうすぐ……(すぐじゃないかも)分かる事なので、それまで楽しみにして下されば……!(笑)