応援コメント

螺旋の果て その9」への応援コメント

  • ごきげんよう、感無量です。
    いえ、一介の読者である私如きが言って良い言葉ではないのでしょうが、本当に、タイトルの持つ意味が、主人公であるミレイユさんだけではなく、アヴァリンさん、ルチアさん、ユミルお姉さま、オミカゲさま、一千華さん、そしてアキラくん、それぞれにとってのセカンドスタート、別れではなく、新たな旅の始まりを見せてくれた、本当にこれほど感動的なエピローグを迎えられた事が、まるで奇跡のようで、そして絶対そうあるべきと信じさせてくれた、海雀さまの筆の運びに対して、感動と感激と、そして尊敬の念を込めて、感無量と言わせて下さいませ。

    ユミルお姉さまの涙、ミレイユさんも私と同様にユミルお姉さまを侮っていたようです。
    そして最後まで凛々しく美しくあってくれた結希乃さん。この後、私の膝枕がまってますよ?
    そしてアキラくん。
    どれだけ遊んでいようと最後には本妻へと戻る、それでこそ小市民アキラくんです、偉いぞ!

    おそらく、もう少しだけ彼女達を見守る事ができるのですよね?
    けれど、この時点で言わせて下さい。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    おだ様に感無量と言って頂いて、こちらもまた感無量です!
    序盤ではもう一度デイアートでやり直して貰う、という二周目開始という意味で使っていたセカンドスタートですが、本当の意味はそれぞれの人生の再出発という意味でタイトルを回収しました。
    最初は悲観的なセカンドスタートでしたが、ここに至ってはより前向きなセカンドスタートとして、彼ら彼女らは再出発できるでしょう。
    そうであって欲しいと思っています。

    ユミルの涙は、ここに来て取り繕う仮面を被れなかったようですね。
    感無量というなら、ユミルもまた気持ちを抑え切れずに涙を零してしまたようです。
    最後まで決めてくれた結希乃には、もれなくおだ様の膝枕をプレゼントしてあげてください。多分、まだガンギマリで見つめているでしょうから(笑)
    そしてアキラは……、うぅん……本妻の事はあまり頭にないようです。

    はい、あともうちょっと、もう少しエピローグが続きます。
    詰込み過ぎた感ありますが、主要人物の見せ場は残したかったのです。