ごきげんよう、ああ、ユミルさんが、本当に大きい愛情を、深くて広い懐を持った、素敵な素敵な女性だなぁ、と。
オミカゲさまに許しを与える、もう泣いてしまいました。
本当に素敵な、そしてオミカゲさまもまた、ミレイユさんなんだなぁと。
子供のように、母の胸に顔を埋めて泣きながら許しを請う娘のようなオミカゲさまの姿が、そしてその背を撫でる母の慈愛に満ちたユミルさんの姿、まるで聖母子像のような美しい映像が脳裏に映るようで。
アヴェリンさんもまたオミカゲさまからの言葉を、ミレイユさんの言葉と同じと信じて。
だけどアヴェリンさんは、今のミレイユさんに「これは私のだ」と言われたほうが嬉しそうだったなぁ、可愛い。
でもユミルさん、本当に素敵な。
ユミルさんには可愛いとは言えませんね。
本当に憧れの女性です。
こんな素敵な大人になりたい。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
これまでの千年は、ミレイユにとっても簡単な千年じゃありませんでした。
一つは執念があったからやって来れた事ですが、もう一つはまたアヴェリンやユミル達と会えると思っていたから続けられた事です。
会談の前にアヴェリン達が言っていた、謝罪の視線を感じた、というのもその想いの発露からでした。
その許しを得られたのですから、オミカゲ様としても一つ大きな荷が肩から降りたと感じた事でしょう。
仰るとおり、アヴェリンはこれは私の宣言の方が嬉しそうでした(笑)
ユミルはいつも飄々としてのらりくらりしているけれど、本当にオイシイところは持っていく女性なのです。
素敵なのは間違いないですけどね(笑)
貰い泣きで目がウルウルと……。
オミカゲ様、とてつもなく時間がかかりましたが、アヴェリンとユミルに向き合えて良かったですね。
アヴェリンとユミルならどう言ってくれるか、オミカゲ様なら想像もついたでしょうが、こればかりは本人達に言って貰わないと、自己満足の域を出ませんしね……。
1000年にも渡る重荷が、少しでも軽くなるといいのですが。
作者からの返信
いつも感想頂きまして、ありがとうございます!
オミカゲ様が抱えて来た思いと、それまで背負って来た重荷は想像も付かないものです。
でも、長い時間を経て、対面の果てに言葉を向け、そして返してもらうことが出来ました。
オミカゲ様は確かに、この時、胸の内が軽くなったはずです。
彼女とその背景に思いを向けて頂き、作者として嬉しく思います!