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2023年8月3日 09:26
ごきげんよう、大神が典型的な悪者よろしくだらだらと身勝手で傲慢な屁理屈を垂れ流して悦にいっていた真の理由は、時間稼ぎでしたか。いよいよ最終兵器の登場ですね。これで地上に破滅を齎し、後は水で洗い流す。クライマックスの緊張と迫力と興奮が嫌が応にも盛り上がってきました!創造神、と言う存在があれば、そう考えるものなんでしょうね。自分が作ったおもちゃだから全部片付けて捨てちゃってもいいや。新しいおもちゃを探さなきゃ。そんな子供みたいな身勝手さ。けれどここは、大神達が作った世界ではないのです。何もない、宇宙という究極の大自然が何千億年と言う悠久の時をかけて作り上げた世界。そしてここの神は、そんな世界で生き死にを繰り返して、営々と文化文明を築き上げてきた人々を守り、救う神のいる世界。貴方達は、ただの侵略者に過ぎず、例え貴方達がこの世界を手に入れたとしても、この地に生きる人々は、恨みこそすれ信仰することなどあり得ない。そんな思想が根付いている世界。ミレイユさんが作り替えたデイアートが例え砂上の楼閣だったとしても、それは神がそうしたのではなく、あるべき姿、やがて滅びるかもしれない運命を自然に委ねた、あるべき姿に戻っただけなのですから、誰の責任でもないのです。
作者からの返信
ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!また典型的な悪役ムーブ、勝利を前に舌なめずり……そう思われた行動が、実は時間稼ぎでしかありませんでした。いや、言いたい事を言ってやらねば気が収まらなかった、という実情もきっとあったでしょうけどね。そして、時間稼ぎの後にやって来た、大神からすると起死回生の攻撃。単にミレイユ達もろとも世界を破滅させるだけでなく、新たな世界を創造する狼煙ともいえる一撃です。ミレイユ達は果たして阻止できるのでしょうか。彼らは神であり、あらゆるものの所有権があると思っているかもしれませんが、とんだ思い違いです。そしておだ様が仰るように、その思い違った台詞を吐けない程、この世界はその傲慢さを受け入れてやる謂れがありません。神ではなく侵略者に過ぎない、というのも正しくその通り、彼らが世界の支配権を握ったつもりでも、それに唯々諾々と従う者たちばかりではないでしょう。ミレイユが作り直した世界も、全くの善意で行われ、その場で失われる命を救い上げた結果の事。それが完全無欠の結果でなかったのは残念な事ですが、確かにそれはミレイユの責任ではないでしょう。けれども、きっとミレイユはそこに責任を感じずにはいられないのです。
ごきげんよう、大神が典型的な悪者よろしくだらだらと身勝手で傲慢な屁理屈を垂れ流して悦にいっていた真の理由は、時間稼ぎでしたか。
いよいよ最終兵器の登場ですね。
これで地上に破滅を齎し、後は水で洗い流す。
クライマックスの緊張と迫力と興奮が嫌が応にも盛り上がってきました!
創造神、と言う存在があれば、そう考えるものなんでしょうね。自分が作ったおもちゃだから全部片付けて捨てちゃってもいいや。新しいおもちゃを探さなきゃ。
そんな子供みたいな身勝手さ。
けれどここは、大神達が作った世界ではないのです。何もない、宇宙という究極の大自然が何千億年と言う悠久の時をかけて作り上げた世界。そしてここの神は、そんな世界で生き死にを繰り返して、営々と文化文明を築き上げてきた人々を守り、救う神のいる世界。
貴方達は、ただの侵略者に過ぎず、例え貴方達がこの世界を手に入れたとしても、この地に生きる人々は、恨みこそすれ信仰することなどあり得ない。そんな思想が根付いている世界。
ミレイユさんが作り替えたデイアートが例え砂上の楼閣だったとしても、それは神がそうしたのではなく、あるべき姿、やがて滅びるかもしれない運命を自然に委ねた、あるべき姿に戻っただけなのですから、誰の責任でもないのです。
作者からの返信
ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
また典型的な悪役ムーブ、勝利を前に舌なめずり……そう思われた行動が、実は時間稼ぎでしかありませんでした。
いや、言いたい事を言ってやらねば気が収まらなかった、という実情もきっとあったでしょうけどね。
そして、時間稼ぎの後にやって来た、大神からすると起死回生の攻撃。
単にミレイユ達もろとも世界を破滅させるだけでなく、新たな世界を創造する狼煙ともいえる一撃です。
ミレイユ達は果たして阻止できるのでしょうか。
彼らは神であり、あらゆるものの所有権があると思っているかもしれませんが、とんだ思い違いです。
そしておだ様が仰るように、その思い違った台詞を吐けない程、この世界はその傲慢さを受け入れてやる謂れがありません。
神ではなく侵略者に過ぎない、というのも正しくその通り、彼らが世界の支配権を握ったつもりでも、それに唯々諾々と従う者たちばかりではないでしょう。
ミレイユが作り直した世界も、全くの善意で行われ、その場で失われる命を救い上げた結果の事。それが完全無欠の結果でなかったのは残念な事ですが、確かにそれはミレイユの責任ではないでしょう。
けれども、きっとミレイユはそこに責任を感じずにはいられないのです。