応援コメント

螺旋の果て その3」への応援コメント

  • ごきげんよう、大神はつまりは泥人形? 泥を捏ね肉体とし、デイアートのような不要となった世界には、脱出するときに置き土産とばかりに脱ぎ捨てた肉体を毒、瘴気の発生源とする、ということですか。
    まるで原始的なアメーバ的な、それこそ生存本能だけしかないような。
    とても神とは思えぬまさに「動物」にしか思えませんね。
    こんな神が作った世界で、そんな神を信仰しながら生きながらえてきた全ての生命には、どうもご苦労様でしたと言うしかないですよね。
    こうして再び生まれ変わろうとしている大神、この時点で既に信仰を失い、マナすらも持っていない、権能だけは生きているのか?
    やってしまうなら今しかない、そんな感じですよね。
    ユミルお姉さまが普段の調子を取り戻しつつあるのが嬉しいです。
    そして結希乃さまがミレイユさんに頼りにされているのも。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    大神のその本質は、まさに喰らう事、生を存続させる事です。まさに動物的であり、アメーバの様というのは核心を捉えたお言葉ですね!
    巨大であり、強大であるから恐ろしい存在として映るのですが、動物的に喰らう事、生きる事しか頭にない神など恐れも敬いも必要ありません。
    それと知らず、ただ偉大な存在だと思わされていたデイアートの人々は、素直に可愛そうだと思いますね。
    そして、最後の盤面返しの一手を講じました。
    でも、果たしてそれで突破できるのかは……。

    ユミルが調子取り戻したのは、やっぱり傍で元気なミレイユがいるからこそでしょうね。彼女が普段どおり、どっしり構えているからこそ、ユミルもいつもどおりを表現できるのです(笑)