ごきげんよう、ミレイユさん手ずから施した魔術制御法の講習、実際の戦力底上げはもちろん、森軍のモチベーションアップにも非常に効果が高かったようですね。加えてミレイユ信仰のアップにも。
テオくん、腹は括れましたか? 今のところ、フレンさんの方が迫力と貫禄がある様にも思えますが、いざ開戦となれば、昔取った杵柄、魔王の貫禄も出てくると信じてます。
森軍、兵士個々の戦闘力は上がっても、戦闘集団としての練度までは間に合いませんでしたか。エルフや獣人各種の混成部隊ですからいっそう集団戦闘は統制が難しいでしょうね。
獣人各種の特性を活かして、兵科を分けて運用しても良かったかもしれませんね。
足が早くて機動力の高い猫さん系の皆さんは一纏めで自動車化歩兵、頑丈な鬼さんは装甲部隊、遠距離魔法が使えるエルフさんは砲兵とか狙撃兵、みたいに。その方が統制もある程度スッキリしたかも。
全般的に戦線を突出もさせず凹ませもせず、って人間の部隊でも曲芸的に難しい機動ですものね、その点フレンさんの言う拠点奪取による睨み合いに持ち込むのが最適解でしょう。
だけど最後に飛ばした檄、これ一気に王城まで攻め落としそうな予感がします。
ところで、そこのオマエ!
どの口が、あの素敵なユミルお姉様を疑う言葉を吐いたんだ、アァーン?
それと今後一切呼び捨て禁止だ、お姉様呼びは私だけのもの、ユミル様とお呼び!
作者からの返信
ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
はい、ミレイユ手ずからの戦力底上げは、モチベーションと更なるパワーアップに繋がったようですよ。
そう、テオだって開戦すれば、嫌が応でも腹を括るんですし、そうすれば少しは……少しは……!
そうですね、戦士としては鍛えられても、軍としての練度までは難しく、そして仰るとおり、異種族同士の混合が統制を難しくさせています。
そして兵科分けのおだ様の判断……流石です!
流石本職(?)だけあって、その指摘が的確でございますこと!
ある程度、それぞれが得意とする事を本領に動いている筈ですが、細かい区分までは中々考えていませんでした。うぅむ、なるほど……!
ヒ、ヒェェ……!
す、すみません、つい!
でもユミルって、いつもサボってるイメージしかないし……いえ、何でもありません!
こっちから、良く言って聞かせておきますんで! へ、へへっ……!
全く困った奴でさぁ……!
コメント失礼します。
まず、神の中の一人を撃破!アキラ君が活躍してくれて、アキラ君ファンの私としては嬉しい限りです。成長しているように思えますね。
でも、ミレイユ様の寿命の話が気になりますね。後継者なのに、寿命が一年とは・・・今後の展開が気になります。
テオは頑張っているみたいですね。なんとかミレイユ様のように人の上に立つ人間?エルフ?になろうと努力を重ねているところがいじらしく思えます。
あと神は二人・・・無事に撃破できるのか、ワクワクしながら読み進めることにします。
作者からの返信
いつもコメント頂きまして、ありがとうございます!
敵との相性が良かったせいもあって、アキラ大活躍でしたね!
これまでの努力が報われた瞬間だともいえ、辛い修業時代がようやく花開いたと言えるでしょう。
ミレイユの寿命問題は、本来昇神すれば解決する事なのですね。
そして、本来うまく素体が育てば、寿命前に利用されることが決められていた存在でもあります。
反逆、反撃なんて以ての外で、想定外だからこそこうして上手く神を落とせもしたのですが……。
ここからは、寿命が先か、神を全滅させるのが先か、という問題にもなりますね。
テオは元から頑張り屋気質でしたが、呪いのせいで何もかも途方に暮れていた状態でしたからね。
お膳立てが出来た今、躍起になっている部分もあるのでしょう。
王たる者として、相応しい自分でありたい、という気持ちもあるのかもしれません。
ここまでは、何とか上手くいった神の撃破ですが、これから先も上手くいくかは未知数です。
どうか見守って、勝利を願ってくださいませ!