応援コメント

『遺物』と願い その3」への応援コメント

  • ごきげんよう、ああ、なるほど! そうか、ここへ繋がるんですね!
    前回もそうでしたけれど、今回もまた心が晴れ晴れするような感激と納得感に満たされて、素晴らしい気分です。
    ミレイユさんがどう思うかは横に置いて、確かに神々に縋る、神々が世界の土台を担う、それこそが既に歪な世界ですよね。
    ただ、この世界に生まれ生きてきた人々はそれしか知らない訳で、そこに生まれた神々への不信感、神々の背信、本来ならそれこそが世界の終わりとなるだろう、そんなシチュエーションですものね。
    けれどそうじゃない、神々に縋らずとも神々の存在を意識しなくとも、暮らし、成長し、様々な問題を孕みながらもそれでも明日を信じて歩く人々が暮らす世界。
    ユミルお姉様は本当に学者として、見るべきものを見、考えるべきことを考えていらっしゃったのですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    何だか手放しに誉めて頂くのがくすぐったいような、ありがたいような……やっぱり嬉しいような!(笑)
    神々が土台にあり、神々の支配にある世界、というのは歪ですよね。
    神の存在を根本から否定したいワケではなく、人がその足で歩き、成長し、育みながら生きていく。未熟な時は、そっと背を支えるぐらいで丁度良い。
    人が両足でしっかりと歩いて行けるなら、その為に見守る世界があるべき姿と言えるかもしれません。
    ユミルは長く生きて来ただけあって、考えるべき事は考えていたのでしょう。