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  • 【Ⅰ】-1 報せへの応援コメント

    えええええ(;゚Д゚) い、遺体が届いてるんですか!? ホントに!?
    うわーうわー、これはキツイ……。

    過去のルテルアーノとランテの出逢い、こうだったんですね。ランテは見習い兵。
    ルテルアーノには、人を見る目があったんですね。自ら近付いていったとは。
    テラスからお姫様が腕の中に降りてくるなんて、ロマンチックですね( *´艸`)!

    でも夢から覚めたら牢の中。ビックリしましたが、フィレネが保護してくれていたんですね。
    でもまさか中央から殉職の報と遺体まで届いているなんて、思ってもみませんでした。いや、もしかしたらセトたちに見せかけた別の死体なのでは(往生際が悪い)!?
    こ、こんなの続きが気になり過ぎますよぅ!

    作者からの返信

    ランテにとってはきつい報せになりました。無力感に打ちのめされた後のこれ……本当に絶望で心を病んでも不思議ではない展開です。

    本当になんてことはない、ひょんなことで出会った二人ですが、この出会いが彼らの運命を変えていったのだと思うと、感慨深くもあります。
    魔法(ここでは呪ですが)があると、姫様自ら腕の中へ! ができました。笑 よくあるシーンだと、下にいる兵士側が受け止めたりするのかな……

    保護してもらえたこと、ランテにとってはよかったのか悪かったのか分かりませんが、個人的にはランテが独りぼっちでいるのではなくてよかったかなと思っています。
    ずっと信じてくださっているの、私としてはとても嬉しいです! ありがとうございます。
    先も気にしていただけて嬉しかったです! いつも本当に、こちらのテンションを上げてくださるご感想、ありがとうございます!

  • 【Ⅱ】—2 秘術への応援コメント

    ソニモの揺さぶりに引っかからないユウラはやっぱり強くてカッコいいなあ!そしてユウラの膂力方面の強さにもまた理由があったんですね。あらゆる型の保存が必要というのは、保存した型を何度でも繰り出せるということなのでしょうか。それとも保存した力は一度だけ使えるのかしら。おもしろい発想だなと興味がわきました。

    それにしてもソニモ、気持ち悪い奴だなあ(;´Д`)

    作者からの返信

    tomoさん、またお越しくださりありがとうございます!
    ここはユウラのかっこよさを存分に書きたいと思っていた節なので、それを感じてくださってとても嬉しく思っています。
    そうなんですよね、やっぱり女性の細腕ではなかなか……なんですけど、それを乗り越えるための術が存在しました。
    一応、型の保存は一回で全て消費されるものではないという想定です。が、使えば使うほどエネルギーが減退しちゃうので、また保存させ直す必要がある、というのを考えています。
    本当はもっと早く出したかったんですけど、ここまで引っ張ってしまいました。ようやく出せてほっとしています。面白い発想だと言っていただけて、とても嬉しいです。

    本当に気持ち悪い奴なんですよソニモ。気持ち悪く書いてやったつもりでいるので、そこも正確に汲み取ってくださって嬉しい! 喜んでいいのか分かりませんが!笑

    いつもこまめに読みに来てくださって、本当にありがとうございます。支えられています。

  • 【Ⅲ】-2 抜殻への応援コメント

    ああああっちもこっちも悲劇だぁ( ;ㅿ; )

    風の呪、セトがいれば、ですよね。いなくなって初めて有難さを改めて感じることってありますよね……。
    テイトとユウラで頑張って、あともうちょっと! ってところまできていたのに……こんな時にクレイド聖者! しかもご丁寧にセトの剣まで持って。

    それまでずっと、セトのことが心配なのに今は考えないようにして、必死に頑張ってきたのに。ユウラの気持ちが切れそうになるの、分かります。テイトだって、セトのものだって分かるけど、受け入れがたいですよね……。まだ、遺体を見るまでは、私は信じたくありません( ;ㅿ; ) ユウラも、まだセトのこと、信じていますもん!

    ユウラは強い。今、するべきことを考えて、それに集中することで堪えていますね。
    それにきっと、セトが護ろうとしたランテがこの先にいることもあるでしょうか。
    力量の差が大きいと分かっているクレイド相手に、堂々とした宣言、格好良いです。

    ランテのところには、ルノアが来てくれましたか。厳しくもランテのことを諭してくれて良かったです。あの時のようなものすごい力を出せない今、ランテは安全な場所に帰るしかありませんものね。己の不甲斐なさをこれ以上ないほどに痛感したランテの叫び声が、耳に響くようでした。
    ランテはこれを糧にできるのでしょうか……。

    作者からの返信

    いてくれるときって意識しないというか、空気みたいにあって当たり前のものと捉えちゃうところありますよね。他の対処法を考えなくなっちゃうのも、無理ないことかなと思います。
    そうなんですよ。クレイド氏は人をいたぶるのが趣味のお方なので、わざわざ剣まで持ってきやがりました。酷い奴ですよね。

    ユウラもテイトも、どうにか踏ん張ってくれました。保紫さんも踏ん張ってくださってよかった……ありがとうございます。
    ね、本当に気持ちも切れちゃいそうだと思うんですけど、ここで切らせたとしたら、仲間を信じていないのと同じことですからね!

    ありがとうございます、そうなんです! ユウラの精神はとても強いんです。強くなり方をよく知っているんだと思います。はい、今は目の前のことや、護っている存在のことを想うのが一番、自己を奮い立てられるんでしょうね……

    ランテの方も心が折れちゃいそうなんですけど、ルノアに頷くことができたのなら、きっと……
    無力を実感する瞬間って本当にきっついですよね。きついですけど、そこを乗り越えた先に何かが見えてくることもあるはず……試練のときですが、頑張ってもらおうと思います。

    いつも本当に丁寧に読んでいただけて、感無量です。ありがとうございます!

  • 【Ⅲ】-1 庇護への応援コメント

    わーん。゚(゚´Д`゚)゚。テイトにユウラまで!?
    なんて悲しくて悔しい展開なんですか――!

    セトのことを感じ取ったテイト、それに気付いたユウラ。辛いですよね。
    ユウラの絞り出したような声が、痛い。胸に痛すぎます。
    ポケットに皺が寄るくらい、腕章を握り締めていたんですね……。

    ここでまさか老女率いる敵が現れるとはなんたることだ。
    癒しの力に恵まれなかった神僕ですか。いや、神僕ではないのか。
    テイトたちにセトの癒しの力が沁み込んでいて、それを嬉しく思っていたら、口汚くセトを貶められるだなんて。
    年長者のテイトが前に出て怒ってくれて良かったです。テイトの怒りが彼の言葉と表情から伝わってきました。それに、テイトが見てきたセトの姿が、これまで懸命に努力してきた姿が思い浮かんで。それと血塗れのセトの姿が重なって。なんともいえない悲しい気持ちです……( ;ㅿ; )うぅ。

    二人に強制的に逃がされたランテの気持ちを考えると、辛いです。抗えずに、護られて。
    まさか、ランテを戻ってこさせないようにするために、自分たちの退路まで断つなんて思いませんでした。テイトとユウラの覚悟が目に見える形で目の前に存在しているこの状態、ランテにはきっついですね……。
    もし自分が進んで逃げていたら、テイトはそこまでしなかったのかも、とか考えちゃったりするともう……( ;ㅿ; )
    他の出口もあったらいいんですけれど……(どうあっても希望は捨てませんよ!)。

    作者からの返信

    この辺りがこの作品で一番落ちるところの始まりです!
    なんででしょうね、書いている私もものすごくきつかったのに、めちゃくちゃ筆が乗りました。私は救いを書きたくて筆を執っているはずなんですが……!

    仲間同士思い合う展開が好きでしたから、ここでユウラの服の皺やテイトの怒りなんかを書きました。こんなに想っていても簡単には引き返せない。現実にはないことだからこそ、筆が乗ったのかもしれません……創作と読書の楽しみって、こういう、「起こり得ないこと」を少しだけ体験できるところにありますよね。

    ここのランテは本当にきつかったと思います。思わず我を失っちゃうくらいに……
    そうなんですよね。ランテが自分で行けていたら、退路を断つ必要はなかった。その、次話含め敵が敵ですから、やがてはしたかもしれませんが……皮肉なものです。

    希望を捨てずに読んでいただけてよかったです! ちょっと、暗い展開が続きますが、ぜひとも希望を持ちながら読んでいただけたら……! ありがとうございます!
    読み手さんに我慢を強いる展開にはしたくないんですけど、なんかこうなっちゃうんです。きっと保紫さんには分かっていただけるはず!笑

    お返事遅くなってしまってすみません! いつもありがとうございます、嬉しくコメント拝読しております。

    編集済
  • 【Ⅲ】—1 優しさへの応援コメント

    フィレネとナバの祠戦も、激闘必死な空気がガンガン伝わって来て、とても緊張しておりますっ。
    主人公チームが居ないと、生と死の紙一重感がましましになる気がしました。
    とても恐ろしくて、そして見逃せません。
    死んだ兄とはもう話すことはできませんが、こうして兄と同じ道を進み経験を積み重ねて、兄の気持ちにたどり着く。
    これは立派な兄との会話だと思いました。
    そんな心境になったナバが、ひたすらカッコイイです。
    これはフィレネ副長もくらりと来たのではないでしょうか、と言いますか来てお願いっ。

    そして一方では、
    くうううっ、ナバに滅茶苦茶、死亡フラグが立っているじゃないですかーっ。
    何と言いますか「ナバよ語るな、それ以上語らないでくれ、死んでしまうーっ」と思ってしまいました。
    長い階段をちっともげんなりしないナバの微笑みが尊くて、これが儚げにひょっとしたらとか考えると、胃がきゅとなりますーっ(TvT)

    作者からの返信

    こちらもなかなか大変そうになって来ております!
    どうしても主人公チームだと主人公補正みたいなのがかかりがちで、大丈夫なんだろうなって意識が働きますよね。
    今回色んな視点の話が書けることで、その点については思い切りやれることが私も嬉しいです。

    おお、亡くなった兄とこうして会話ができる、というのは私にとっても新たな発見です。なるほど……確かにそうですね。
    ナバ、兄の気持ちを理解することができて本当に嬉しいんだと思います。兄の方も、心配しつつも少しは嬉しく思ってくれている部分があるんじゃないかなあ。
    フィレネ副長は、ナバを惜しむ気持ちはあるようです。くらりと来るとしたら、ナバがここで聖者を討ち取ったとしたら、来るかもしれません。自分より強い人じゃないとだめらしいです。笑

    めちゃくちゃ死亡フラグですよね。結構死亡フラグ立てては折る人が多い、死ぬ死ぬ詐欺の側面が多い物語なので、今回もそうかもしれませんよ! とか言っておきます。
    ここまで大きな死人は出さず来ていますが、最終的なところまで誰も殺さない……ということは、多分ありません。
    そんなにたくさん屠りたい方ではないのですけどね……
    死も一つの物語ですよね。とても悲しいことですが……

    いつも読んでくださって本当にありがとうございます! ここまでついて来てくださる方、本当に貴重で……嬉しいです。おかげさまで頑張れております。

  • 【Ⅱ】-2 意図への応援コメント

    コメント欄読み込んだら、もう書くことがなくなってしまいました。こんな熱量のコメント欄なかなかないような(笑)
    ノタナさんは関西のおばちゃんと書かれていて、飴の袋を取り出すところを想像してしまいました。こんなシリアスな話なのに。

    作者からの返信

    皆さん本当に丁寧に読んでくださっていて、とてもありがたいことです!
    一話一話が比較的長いので、たくさん書いてくださっている方もいらっしゃるのかも……コメント欄にまで目を通してくださり、ありがとうございます!

    飴の袋、確かにノタナに似合いそうです! 小さい子とかにはたくさんあげちゃってそう。笑 相手がある程度大きくても渡しちゃってそうですよね。ランテとかまさに。笑
    シリアス全開のお話ではあるんですけど、書き手は結構ほんわかしたお話も好きですし、笑いも好きです。たまに耐えられなくなってそういう話を書いたりもします。笑

    たくさん読んでくださってありがとうございます!

  • 【Ⅱ】-3 幸福への応援コメント

    こ、こ、これは……いやいやいやいや、セト、大丈夫、ですよね? ね?
    まだ道半ばでこんなこと、私はセトのこと、信じていますからね( ;∀;)!?

    いやぁもうセトの最終手段は、まさに肉を切らせて骨を断つ! うわーうわー自分を呪で切るだなんて、想像しただけで痛い―!
    猛毒に侵された血をリエタにぶちまけるっていう……なんて作戦ですか。セトの覚悟がすごすぎて、賞賛したいけれども、けれども!
    でも、その作戦がリエタに効果ありで、それは本当に良かった。これで「私には効かないわよ」とか言われたら目も当てられませんもの! そこはセトの読み通りで、本当に良かったです!

    リエタ聖者の最期の、セトとの問答を聞きながら、ちょっと考えさせられていました。クスターをめちゃくちゃにしちゃった人なんでちょっとアレなんですけど、でも、最後にセトに優しくされて、良かったな、と思います。寂しい人だったのかもしれませんね。
    リエタは幸せな気持ちで死ねたのかもなぁ……。

    セト、ユウラの幸せを願おうとしたのでしょうか。なんとしても無事に、という思いが胸に痛いです。ランテたちは、絶対に無事でいなければなりませんね!

    セトが最後に聞いた声、実際にかけてくれた現実の声なんじゃないか、という期待をしつつ。
    セトの気付きが、じんわりと嬉しくなりました。

    作者からの返信

    「いや」の数にちょっと微笑んでしまいましたごめんなさい。嬉しかったんです!

    肉を切らせて~の手法は、実は普段から結構やっているタイプなんですよセト。ここであの手段が思いついてしまうのは、普段の素行の問題ゆえかもしれません。本当に自分を大切にしない悪い人です。
    癒しの呪を使うだけに、本当にまずい毒は耐性すらつけられないまま死ぬ……ということを知っていたようです。それでも彼女の呪による毒ですから、絶対なんてことはなかったんですけど、セトにはもうこれしか選べる手段がなかったのもあって、覚悟も決まったようです。とりあえずは、求めていた結果が得られてよかった……ことになるんでしょうかね。

    勝負、というより互いの生死が決したからこその時間。
    リエタの言うように途中まで解毒を試みたせいですぐに死ねなくなっちゃったんですけど、この時間は、仰るように苦痛の代わりに少しだけリエタが救われる時間になったのではないかなと思います。
    誰にも優しさなんて掛けられて来なかった人ですが、だからこそ、「問答に応じる」「苦しみを絶つ」程度の優しさが身に染みたのかもしれません。仰る通り、そう考えると寂しい人だ……

    セトがもう一つ何を願いかけたのかは、ここではお口チャックしておこうかなと思います! またいずれ語るときが来るかもしれません。

    最後の一文、リメイクの際に書き直しております。そこに嬉しさを覚えていただけたなら、書いてよかったと本当に思います。
    いつも隅々まで丁寧に読んでくださり、ありがとうございます……!

  • 【Ⅱ】-2 最善への応援コメント

    あああセトが大ピンチだ( ;∀;)ヤバいってもんじゃない。誰か助けてー!
    セトの考えていること、ほんとに、「あんた、ずるいわよ」ですよ! でもやっぱりこれがおそらく最善……。

    リエタ聖者は思っていた以上にすごい人ですね。なんというか、振り切っています。
    彼女の楽しそうな笑い声、狂気じみいて。こういう人を書けるの、すごいなぁと思います!
    セトに生かされたことを確認して、思うところはあるようですけど……ねちねち甚振ってきますねぇ。これまでにないほどのセトの怪我と出血に目を背けたくなるほどでした。

    というか、クスターさんですよ! あああーなんて死にざまだ……( ;∀;)めちゃくちゃにされちゃいましたね……。ご冥福をお祈りしておきます。けっこう好きなタイプでした。

    テイトが会得するよう勧めてくれた呪が役に立つとは、嬉しい( *´艸`)! さすがテイト! それでも追い詰められているのは変わりないですが、茨から一時的にでも逃れられて良かったです。

    セトがリエタ聖者を揺さぶりにいきましたが、余計に怒らせちゃった様子。
    ここからどうなるのか、気になり過ぎます~(;'∀')!

    作者からの返信

    本人はあまりピンチをピンチと捉えていなさそうなところがあるんですよね。それが彼の本当にやばいところです。仰る通り、ずるいんです!

    戦場に長いこといるので、こうもならないとやってられなかった部分はあるかもしれません。いえ、素質はあったんでしょうけども……
    私こういう人を書くの、なぜかすごく楽しいんです……どうしましょう、私の中のどこかにこういう一面があったりするのかもしれない……
    ここ、視点がセトなのでセトに寄って書いてたんですけど、多分本人が癒しの呪を使うせいで、こんなにやばい怪我を骨折られるところくらいまでは「この程度」と捉えている部分があったんですよ。「あれ、そんなにやばかったっけ」って私今回読み直しました。笑 確かにやばかったです。

    クスター、無残な死を遂げてしまいました。皆さん結構クスターを惜しんでくださるんですけど、書いている方は「こんなに出番が少なかったのに!」とちょっと驚いております。本人は喜んでいるかと……ありがとうございます。

    テイト、こういう活躍の仕方が多くて申し訳ないんですけど、本当に作品を支えてくれている縁の下の力持ちです。彼がいたことで何人救われているか……

    激おこ状態のリエタが何をしでかすか、セトがどう立ち向かうのか。次で決着です(もう読んでくださっていますが!)
    いつもありがとうございます、本当に励まされております!

  • 【Ⅱ】-1 覚悟への応援コメント

    うぅ、誰の気持ちも分かるだけに、苦しい選択……!
    でも多分、これが最善なんですよね……。

    リエタ聖者にクスターも一緒ですか。セト一人で大丈夫、なんでしょうか。ああ心配です! リエタ聖者一人ならともかく、クスターもいるし。いや、後でクスターはリエタ聖者を殺すつもりでしょうから、リエタ聖者に任せちゃうかな? どちらにせよ、厳しいですね(;'∀')

    動けないランテの気持ちも分かるのですが、やっぱり生き残らないといけないのは決定事項なんですよね。ユウラとセトのやり取りがもぅ辛くて。安心できる約束をセトはしてくれないから。嘘はつきたくないセトなのは分かっているんですけどね。
    本当に、ランテの言うように、生きて戻るって言って欲しかったなぁ( ;∀;)

    ユウラとテイトは、セトにああ言われたらもう従うしかないですよね。ランテを行かせるためにも自分たちがランテを押さないといけないって理解してる。ランテを生かすために。さすがです。

    後で合流できて、腕章をユウラからセトに返して、大変だったなって笑い合う四人がいることを願います!

    作者からの返信

    もう他にどうしようもないところまで来てしまっていた、という感じですね……誰かがどうにかしないといけなかったので……

    二人来てはいますけど、そうなんですよね、二人ともそれぞれに少しずつ目標は違うので、そこら辺を突けば……と言ったところです。実際はもう後ろをご覧のようなことになっておりましたが!

    ランテ、厳しい立場におりました。彼も、彼自身がやりたいことをできない状況にあってとてもつらいと思います。
    実はここって、セトが一番やりたいことをやっているんですよね。ちょっとずるいです!笑
    その約束云々のところもそうです。時には嘘も、誰かに前に進む力を与えるものなんですけど……分かってないわけではないと思うんですけど、できなかったようです。

    ユウラもテイトも、すごく物分かりがいいんですよね。そうなんです、進むしかない。辛くとも役目だって分かってしまっている……ここで私は頷ける気があまりしないので、二人を尊敬します。

    いつか、もう本当にいつか、そういう日が来ればいいですよね! 本当に!
    いつもありがとうございます。心を入れて読んでくださっているのがとても分かって、毎度嬉しく頂戴しております。

  • 【Ⅰ】   王都への応援コメント

    とうとう王都ラフェンティアルンが湖の底から現れましたか……!
    水柱が天にまで届きそうに吹き上がり、空から降ってくる滝のような雫。王国説が真実だと証明する建造物の顕現に相応しい光景でした。

    城と共に街も沈められ、その時にいた人々も共に沈められたんですね。時を止めて……。神の慈悲なのか横暴なのか。街と共にこの人たちも目覚めたなら、ランテと同じように時を越えた存在になるわけですね。うーん、ランテはミゼリローザが今の時代に飛ばしていたのでしょうか? それとも何か他の原因があったのか……。ランテの記憶はまだほんの一部しか戻っていないですが、まずミゼリローザのことを思い出すなんて、やはりよほど大切な存在だったことが分かります(^^)

    おや、ルノアの言によれば、ベイデルハルクが婚姻が決まった相手だったのでしょうか…… はッ(;'∀')! そういえばあの時、広場で妻って呼んでた……! そういうことでしたか! ベイデルハルクの野望と陰謀が事の始まり?!

    あ、やっぱりリエタ聖者来るんですね。怖いんでセトたちには早く逃げてもらわねば!

    作者からの返信

    はい、とうとうです。ここまで苦労しましたが、ようやく目的の一つを達成できました!
    壮大な光景だったと思います。幻想的でもあったのかな。彼らも、ここまでの苦労が少しは報われるような気がしてくれていたらいいのですが……

    神様のやることは意図が読みにくいですが、どんなつもりだったにしても、一応まだ王都の人たちは生きているようなので、どうにか昔のように戻れることに期待をかけたいですよね。
    ランテがどうしてここにいられるのか。それについて語られるのはまた少し後になりますが、たくさん考えてくださって嬉しいです! はい、ミゼのことは本当に大事だったみたいで、すべて忘れていてもすぐに思い出してしまうほどだったようです。
    それほどに思われているのだから、そろそろミゼも受け入れて欲しいんですが……ね。

    おお、ありがとうございます、広場でのその一言を覚えていてくださったとは!
    そうなんです、ベイデルハルクはミゼのことを妻と呼んでいました。
    どうやらベイデルハルクが諸悪の根源のような感じになってきましたね! そうです!笑
    大体この人のせいなので、存分に詰ってやってください。笑

    リエタ、来ます。追いつかれる前に逃げなくてはいけません。ここからが、王都編の佳境になっていきます。

    いつも丁寧なコメント、ありがたく拝読しております。本当にありがとうございます!

  • 【Ⅱ】-1 始動への応援コメント

    いきなり緊張感溢れる場面でしたが、助かってよかった。しかし、次から次へとセト大忙しですね。危険な場が待ち受けていそうな予感?

    作者からの返信

    普段はエルティはとても平穏な町なんですが、今はご覧の有様で……そうなんですよね。セトに一番しわ寄せが来てしまっているので、ちょっと休んでいただきたいところ。

    もうすぐ喜の章の山場に入ってきます。ここまで読んでくださって嬉しいです。ありがとうございます!

  • 【Ⅶ】   警戒への応援コメント

    あああああ、ランテの、言い様のない苦しい気持ちが伝わってきて。うわーですもう(語彙力!)

    ランテの夢、記憶の欠片に出て来たミゼは、ミゼリローザ=ルノアですね。王国の王女さまっぽいですね。婚姻は政略結婚でしょうか。次の王になる者の妃となる方かな。
    ランテはミゼリローザの近くに寄れる立場だったんですね。攫っていこうとまで思いつめていたなんて、よほど惚れていたようです( *´艸`)

    ランテが正気に戻ったのは良かったのですが、辺りがもう酷い状態ですね。それだけすごかったんですね……。
    不安で胸がいっぱいで、倒れているセトたちに寄るにも勇気が必要だったランテ。セトの不穏な動きに辛くなりました。なんとか平常心を保とうとしているセトも、心の内を考えると辛いです。今後、ランテから離れようとするんじゃないかって私の不安が爆発しそうになってます( ;∀;)うぅ。

    にしてもランテ、自分のあの酷い怪我も完璧に治しちゃった? すごいですね。無事だったことは嬉しいです! ああでもセト……。セトにちょっと治させてあげて欲しかった気もしてしまいます。そしたらまだセトの気持ちも違ったのかな……。
    ベイデルハルクは防戦一方だって言っていたので、もしかしたら今回は本気じゃなかったかもと思いますが、どうなんでしょう。

    始まりの女神の力か……。意図せずその力に翻弄されて記憶がないのって怖いですよね……。どうかこの仲間たちの絆が切れないようにと、願わずにはいられません。

    作者からの返信

    物語の始まりに、ランテとミゼの恋がありました。この二人の関係性は大事にしていきたいなと思っています。もちろん、二人の間にある感情はとても深いものでした。

    本当に正確に把握してくださっていて、嬉しいです。ありがとうございます。もう情報があっちこっち入り乱れている分かりづらい作品なので、保紫さんのような読み手さんを得られたことが嬉しくてなりません。

    ランテが何も覚えていないのが……なんですよね。もし覚えてくれていたら、何かが変わったかもしれませんが……いえ、やっぱり何も変わらなかったかもしれません。自分で制御できるものでもないですし……
    セトもちょっと動揺が大きかったので、さすがにここで平然とはしていられませんでした。大人な対応は取りましたけど、彼自身が落ち着きを取り戻すには少しだけ時間がかかりそうです。
    そうですね……ランテから離れようとする動機は結構できあがっちゃってはいます。どうなるか、見守ってやってください。

    おお、ここでセトに治させてあげて欲しかった、ということを言ってくださる方がいらっしゃるとは! そうなんですよね。セトって自分の中の何に一番存在意義を感じているかというと、人を癒せることだったりするので、そうですね、ランテの怪我をもし彼が治療出来ていたら……気持ちはかなり違ったような気はしています。
    いずれにせよ、引いたからにはベイデルハルクもここで決着をつけるつもりではなかったようです。まだまだ、先は長そうです。

    自分の中に得体のしれない力があって、時々自分の制御を奪って来るのって、本当に怖いですよね。私なら絶対にごめんです。
    しかしランテは拒めないので、どうにか打ち克つ方法を模索するしかありません。

    いつも移入して読んでくださりありがとうございます! 登場人物の心中を丁寧に慮ってくださって、本当に嬉しいです。

  • 【Ⅵ】-2 賜物への応援コメント

    うわーうわーなんだか大変なことになった( ;∀;)
    セトがこれほどまでに弱るというか、自信を無くすというか……自暴自棄的になるほどの、ランテとベイデルハルクの戦い。

    やはり桁違いの存在に思えます、ベイデルハルク。その人と互角以上に戦えるランテも。

    セトたちがベイデルハルクに挑んだ総力戦は、見応えがありました!
    彼らの連携が流れるように続く戦い! 仲間の動きを見ながらの的確な攻撃と回避はお見事でした。相手がベイデルハルクでなければ、確実に仕留めていたのではと思います。
    そんな連携技を反撃せずに避け続け、挙句テイトの上級紋章呪を受けてもビクともしないベイデルハルクはすごすぎる。いっそ惚れ惚れしてしまいます。

    でも、一瞬の間にランテの目の前に立ち、ランテの体を刺し貫いた技には、もう息が止まりそうになりました( ;∀;) いやーやっぱり惚れ惚れしてる場合じゃなかった! 今ここで殺そうとするのは、あれ、どうして――! って思いましたが、ランテの中の隠された力を探していたんですね! やり方がえげつない……。

    女神の力?によって暴走しているようなランテは、貫かれた体は、だ、大丈夫なんでしょうか……! セトの癒しが少しは効いていたらいいんですが。暴走が落ち着いたら体がえらいことになってそうでコワイです(;'∀')ハラハラ

    テイトとユウラもなんとか無事のようで何よりですが、セト! セトが心配です!

    作者からの返信

    規格外の戦いに、手が出せないことで打ちのめされてしまいました。メンタル弱くはないですから、どうにか立ち直るでしょうけど、傷は深そうです。

    相手はすごくやばい人だったんですが、私も連携を欠くのはとても楽しくて、乗って書いていたのを覚えています。言葉がほとんどないんですよね。それでも通じ合えるの、経験がさせるものですけど、私は羨ましくなっています。
    そうなんですよ……ベイデルハルクでなければ、でした。この四人の中で一番の攻撃力を持つテイトの最上位の呪でも、平気な顔をしている。どう勝てばいいのか、絶望的な気持ちになってしまいますよね。

    そうなんです。ランテの中に秘められていた力を探るための行いでした。実際彼の目論見は果たされてしまいましたが、ランテもランテで大人しくはしておらず……
    ええ、大怪我をしているはずなのに暴れ回って大丈夫なのでしょうか! ……大丈夫だから、次の話に繋がっていきます。絶対的強者って、普通の人間の心を無慈悲に折ってきますよね……

    セトのことを心配してくださってありがとうございます。大丈夫だとは思いますが……ね。なんて意味深なことを言っておきます。笑

    いつも本当に丁寧に読んでくださってありがとうございます! 日々の楽しみです。

  • 【Ⅳ】-3 岐路への応援コメント

    岐路。うーん、まさにそれぞれの想いと考えと人生の分かれ道という回でしたね。
    まだ謎に包まれた部分が多く、これからどうなるのだという不穏と期待と。
    じっくりと読ませてもらいたいと思います。

    作者からの返信

    ここでようやく話の方向が定まって来たかな、という感じです。お付き合いくださりありがとうございます!

    長い物語ですから、謎を紐解いていくのは少しずつになるのですが、ありがとうございます、気の向いたときに来てくだされば嬉しいです!

    こまめに読んでくださり、ありがとうございます。

  • 【Ⅵ】-1 指示への応援コメント

    なんとなんと、面白い展開に!
    聖戦はもう負けてもいいって!? ううーんこれは、一体ベイデルハルクは何を考えているのかな……。王都を見つけることが目的だった、ということでしょうか。あとはランテを手にすればと。王都で何かをしたいんですかね……。

    ランテの失われていた記憶がおぼろげに思い出されていて、おぉ!っと興奮してしまいました。台詞だけ聞いてもルノアだって分かるのは、これまでの彼女のキャラが確固として立っているからですね。
    もう少し、もう少し続きを見たかった~( ;∀;)

    記憶の夢を見ながら無意識に戦っていたとは。でもその戦いぶりが、致命傷を避けたものとは更に驚き! 記憶を失くす前も、今のランテと同じく優しい性格だったんですね(^^)

    リエタ聖者の副官が登場しましたが、クスター、けっこうお喋りで雰囲気のある人ですね。ベイデルハルクに心酔しているように見えました。ベイデルハルクに恭しく跪いたシーンの、彼の髪が地面を擦る様が、個人的にはどうにも大好きです( *´艸`)クフフ 胸元に光線当てられてよもや死亡かと思いましたが、そうでなくて良かったです。

    そんなクスターを救った癒しの呪、まさかセトのお母さんのものだったとは驚きです! お母さんは中央で使われているんですね( ;∀;) んむむ~これはセトに新たな目標ができましたか。いや、目標にして生き延びる力にして欲しいです!

    もうね、ランテの言葉が仲間に気持ちを伝えようと一生懸命で、毎度なんですけど、愛おしくなるんですよ。
    最終的にはそれが伝わって、受け入れられたことが嬉しいです。
    なんとか、なんとか全員で生き延びて欲しい……!

    作者からの返信

    ベイデルハルクが始めた戦争なのに、もう負けてもいいだなんて本当に身勝手ですよね! しかしその背景にはまた別の目標があるはずで……相変わらず得体が知れません。
    王都とランテ。その二つを手中に収めることが、彼の目的成就のためのステップになっているようですが……いったい何に必要なのでしょうね。

    彼女がルノアだと分かっていただけてよかったです! いえいえ、保紫さんが丁寧に読んでくださっているからだと思います。過去に出て来たちょっとした登場人物のこともとてもよく覚えていてくださって、私はいつもすごくうれしいです。
    記憶は途中まで小出しになっていくので、少し焦れさせてしまうかもしれませんが、気長にお待ちくださいませ!

    ランテがもしここでばさばさ敵を殺してしまっていたら、この後の精神状態がガタガタでしたから、昔からそういう戦い方をしてきたことはランテ自身をも救ったかもしれません。

    クスターさん、ベイデルハルクに従順な下僕です。ここまで忠誠を示してくれるなら、ベイデルハルクの方も悪い気はしなさそうですよね。あまり眼中にはなさそうですけども。
    描写の中に好きポイントを見つけてくださって嬉しいです! はい、彼はまだ生きております。でも、痛々しいですよね……私ならもう死んだふりしちゃいそうです。笑

    そうなんですよ。セトの母親も本当に辛い目にばかり遭っておりまして。はい、彼女を救うという目的もできたのですから、何とか前向きになって欲しいんですがね!

    ランテの不器用さがかえって気持ちを伝えている部分があるのかもしれません。愛おしい、と言っていただけでランテも喜んでいると思います! 

    窮地が続きますが、本当に、何とか生き延びてくれたら。皆を応援してくださり、ありがとうございます!

  • 【Ⅴ】   守護者への応援コメント

    ランテの記憶が、とうとう、少しずつ!

    森に入って、黒い人たちが襲ってきた時。ああもしかして守り人かなと思ったんですが、そうでしたね。ずっと王都を守ってきた人たち。過去に、ランテを逃がしてくれた人たちなんですね。というとやっぱりランテは王都の人で、きっと地位のある人でしょうか。時空を超えてる? のでしょうか。

    ユウラの戦いっぷりは、今回もお見事でした! その時に必要な動きを隙なくできるってすごいです。さすがユウラですね(^^)!

    黒女神の力は怒りと悲しみを糧にすると……。彼らは王都を沈めようとされて、怒り、喪われていく命にどれほどの悲しみを抱いていたのでしょう。こうして七百年間ずっと護り続けていただなんて、その想いの強さに圧倒されます。

    ランテが彼らを見て、感じて、「最後まで守らせてあげたい」っていう言葉と気持ちが、とても嬉しかったです。ランテはこの人たちに守られるべく守られた、いい人だったんだなと。慕われていたんじゃないかなぁと思います。

    最後に「ありがとう」を伝えられて、良かった。
    きっと伝わりましたよね!

    作者からの返信

    はい、ようやく記憶を語れるようになってきました! ここまで長かった……笑

    さすが保紫さん、鋭い方です。お察しの通り守り人のようなものでした。
    ランテが王国の人間かもしれない……という可能性が、いよいよ現実味を帯びてきました。でも、そうなんですよね、それがあり得るとしたら時空を超える、ということくらいしか……

    ユウラは今回も頑張ってくれています。本当に彼女がいてくれて私も助かっています!

    本当に……誰も悪いことはしていないのに、理不尽に命が摘み取られていく。こんなことってないですよね。糧になっているのは負の感情かもしれませんが、それを守るための力に変えていて、見上げたものだなと思います。

    そうなんですよね。ここで守らせてあげた方が、彼らも本懐を遂げられるはず……そこに思いが至ったランテ、優しいんだなと私も書き手ながら思いました。

    はい、彼らもその言葉で少しは報われていてくれたら、と思います。きっと伝わっています。

    毎日のように来てくださって、本当に嬉しく思っています。ありがとうございます!

  • 【Ⅳ】-5 崇高への応援コメント

    セトとテイトの間で、こんな会話がされていたんですね!
    テイトには説得力がありますね。これまでも呪で皆を助けてきたのを見ているので、私にも納得の説得です。テイトの仄かな自信が窺えますね。セトの考えていることも分かっていての言葉、もうセトは任せるしかありませんよね(^^)

    それにしても、この丘は美しいんですね。ランテがこれほどに清い場所だと感じるほどの場所です。本来なら血生臭さで淀んでいそうなものなのに。本当に、何らかの祝福があるのでしょうか。誰かの陰謀で戦わされているのに加え、この丘。その様子を嘲笑いながら観ている者がいそうな気がします。

    丘が抗議をしているように思えるランテは、感受性が高いですよね。この丘の謎もいずれ明かされるのでしょうか?

    テイトの呪を仕掛けるシーン、光や、文字や炎が生まれて消え、興味深かかったです。映像で観たいシーンでした。きっとテイトはものすごく格好良く映りますね! 実際に格好良いですけれど( *´艸`)!

    力で戦えるタイプが羨ましい、という気持ち、なんだか分かります。呪ももっと呪力量がすごい人たちを知っているんですね。それでも腐らずに自分にできることを磨いてきたテイトはえらいと思います!

    作者からの返信

    テイトは呪については誇りをかけてやっているので、どうしても譲れなかったのだと思います。そして今回に関してはテイトの言うように、テイトがやることが最も効果が高くリスクが低かった。セトも分かっているから、最後には頷きました!

    そうなんですよ。丘は不思議と綺麗で……ランテのようにとらえられる人は一握りかなと思います。普通は不気味に思いますよね。嘲笑われているよう、というのも私はよく分かります。
    実はこの丘の不思議は直接的には本編では描写していません。これから先、まだ書いていないところで書くかもしれませんが……なかなか全てを本編で書き切るのは難しいな、と最近よく感じています。

    テイトの呪のシーン、私もいつも乗って書くんですけど、戦闘中だとテンポを損なうので、こういう戦闘外のシーンじゃなきゃなかなかうまく書けないんですよね。この間の演習とか、ああいう緊張感がそれほどないシーンだといけるんですが……観てみたい、と言っていただけて嬉しかったです。ありがとうございます。

    テイトはかなり力でやれる方なんですけど、それでもまだ上には上がいる……でも、はい、できることを選んでいかなければいけませんからね。そこで腐らず頑張れているからこそ、今の彼があるんだと思います。

    いつも本当に丁寧に読んでくださりありがとうございます! 支えられています。

  • 【Ⅳ】-4 侮慢への応援コメント

    おぉ、セトがやりましたね……!
    隙を逃さず、見事な一撃でした。

    狂気的なリエタ聖者、楽しそうでした( ;∀;)
    緑呪、どれだけすごいことをしているのか中々分かってもらえない、という気持ちは本心でしょうね。ここだけは、リエタ聖者に頷いてしまいました。現実世界でも、こういうことってありますよね。

    兵舎の壁を破壊して出てきたリエタ聖者、セトに突っ込まれていて、ちょっと面白かったです。あれ、もしかしてリエタ聖者って面白い方なのかも……?

    セトの戦いぶりがいいですねぇ。
    自分の純粋な腕の力を自覚していて、それを別のことで補っているのもさすがセトです。相手の技を利用して攻撃するのも器用な技。技巧派、納得です!
    セトも怪我してしまいましたが、さすがに無傷では無理でしたね。

    でも最後、丁寧に加減するセトの剣。死なせるわけにはいかないとはいえ、ああ、また元気になったら襲ってきそうで怖いです(;'∀')!

    作者からの返信

    見下されているからこそではありましたが、しっかり役目を果たしました。

    リエタが楽しそう、という部分、ふふっと笑っちゃいました。
    そうなんですよね、相手に一定の知識がないと優秀さに気づいてもらえないことって往々にしてあるんだと思います。
    リエタ、ここは本気で嬉しがっていたんじゃないでしょうか。

    リエタが面白いというの、実はそうなのかもしれません。もう少しまともだったら、いい仲間になれたかも?笑

    セトってひたすら自分に厳しいので、足りないところの方に目が向きがちなんですよね。だからこそ弱点はよく理解しているし、そこについての対策も打てる感じで。謙虚なのは良いことです。ちょっと行き過ぎている感もありますが。
    相手が相手ですから、この程度の負傷で済んだことはむしろ喜ぶべきことかもしれません。癒しの呪ですぐ元通りですしね!

    完全にフラグが立っているような感じがしますが、この後彼女がどうなるかは……

    今日は二話も読んでくださり、ありがとうございます!

  • 【Ⅳ】-3 誘惑への応援コメント

    リエタ聖者ってすごく艶めかしい女性ですねぇ(;'∀') こういう女性が好みならフラフラいってしまいそうです。
    セトにとっては生憎そうじゃなくて、私はホッとしました!
    キスされそうになった時は、わー(;'∀')! って慌ててしまいましたっ! 思い切り拒否ってくれて良かったです!

    まさか北の兵を人質に取ってセトを~!と思ったら、さすがセト! それを見越して呪を施していたとは驚きました。うぅーん賢いです!

    それにしてもリエタ聖者、余裕な様子ですね。自信があるのでしょうが……。 
    セトの挑発って珍しい気がして、貴重なものを見た気分になりました。格好良かったです(^^)

    セトの、仲間を護らなければと言う気持ちが、彼を支えているんですね。皆を纏めるセトらしいなと思いました。
    もうリエタ聖者は色んな意味で怖すぎですから、セトには何が何でも捕まらないように頑張ってもらいたいです!

    作者からの返信

    私も妖艶な女性は好みとするところなんですけど、この人はちょっと頭のネジが行方不明になっている人なので、おすすめはできません!笑
    呪でですけど、結構乱暴に横倒しにしたので、かなりの拒否具合でした。笑 リエタもびっくりしたと思います。

    リエタに隠れて呪を仕込むのが多分一番難しかったと思うんですけど、防御呪を張っていたことが功を奏したみたいです。呪の気配はあって当たり前だから、細工もやりやすかったのかと。
    駆け引きは得意な人なので、今回もしっかり対策を打ってくれました。ここら辺は安定感あるんですよね……

    仲間内で軽いからかい合いなんかはよくしますけど、そうですね、普段挑発はあまりしていないかな? 確かに珍しいかもしれません。
    責任感って強くなれる理由たり得るよなーって、この話を書いていて思います。私もそれくらい責任感や使命感で限界を超えていきたいんですけどね!笑

    いつもありがとうございます!


  • 編集済

    【Ⅱ】ー2 同志への応援コメント

    すみません、2点確認させてほしいことがございまして……。


    怒の章「6:微睡む王都【Ⅲ】情報」の回にて、ベラーラがソノのことを21歳と言っていたのですが、登場人物紹介の方では28歳とあります。どっちの設定が正しいでしょうか?

    ・21歳の場合……ソニモと14歳差、ユイカと5歳差
    ・28歳の場合……ソニモと7歳差、ユイカと12歳差

    う~ん……。どうだろうな……。



    同じく怒の章「6:微睡む王都【Ⅲ】情報」の回にて、ベラーラがユウラに「あんたの妹は今はデワーヌ家の次男の妾として囲われてる」と言いましたが、ソノの妾というのは死に設定になってますでしょうか? この「同志」の回と「妹」の回を読むに、あまり他に正妻がいそうな感じの描写ではなかったのですが、この話を書いている時点はソノとユイカの関係、どんな感じを念頭に書いてたのでしょうか?
    まあ、貴族で28なら、他に正妻いて、ユイカが側室でも全然おかしくはありませんが……。いたとしたら、屋敷にいるけどたまたまカメラが当たってないだけか、それともソノとは不仲で別居、ベラーラが情報を仕入れた時点では妾だったが、その後ユイカを妻に迎えるにあたって元々いた妻と離縁したとか?

    すみません、重箱の隅を突っつくようなこと聞いてるのはホント重々承知なのですが、この二人のことを考えるに、ソノの年齢と、怒の章連載時の妾という設定が現行でも生きているのか(他に正妻がいるのか)、それともベラーラの誤情報(あるいは意図的な嘘情報)なのか、結構印象が大きく変わってくる部分なので、もし現行のIfさんの中での設定を教えて頂けると幸いです。
    いや、もう、ホント細かいことばかりお尋ねして、マジで申し訳ございません。

    作者からの返信

    そろそろサクットさんのことを編集長と呼ばなければいけない気がしてきました……すごく恐縮してくださっているんですが、私の方は本当にありがたがっております。もう自分でもどこでミスしてるか分からないくらい長くなってきちゃっているので、見つけてくださる方がいてくださると、本当に助かるんです! ありがとうございます!

    某所でもお伝えしましたが、こちらでももう一度。

    ①については21が正しいです! 28は中の妹(ソノにとっては姉)が生きていた場合の年齢になります。かなり年の離れた三兄弟です。貴族あるあるですね!

    ②は、お察しの通りソノに正妻はいません。ただ平民でしかも身分も確かではないユイカとの結婚を、親が認めていないので社会的な立場としては妾になってしまう、といった感じでしょうか。ソノは律儀な人ですし一途な人ですから、おそらく今後も別に正妻を作ることはないと思われます。今度こそユイカには幸せになってもらいたい……

    ①はミスなんですけど、②はミスのつもりなく、頭の中にある情報を出し切れていないケースだ! と気づきちょっと慌てました。絶対こういうこと多い!(いやミスもやばいんですけど!)

    終盤まで来ているので、ここからの大事な場面ではより一層慎重に書いていこうと思います!
    これからももし何かお気づきの点があれば、どうぞお教えくださいませ! いやもうほんと、大助かりです。ありがとうございました!!

  • 【Ⅳ】-2 指揮官への応援コメント

    おお、ディオンさんが正気に戻った……! 良かった~( ;∀;)!

    ユウラが思っているよりも、ランテは成長しているんですね。ユウラがランテを心強いと思ってくれたこと、なんだか嬉しかったです(^^)

    ユウラの戦いぶりには、ハラハラしつつもどこか安定感がありました。槍の扱いには自信があって、セトに鍛えられたスピードもある。臨機応変に呪も使ってディオンを追い詰めるユウラには、すごい! と心の中で声援を送っていました。

    テイトたちの方を見ないユウラの、テイトの言葉を信用している様子が、眩しいくらいでした。疑いもなく信用できるのは、テイトを心から信頼しているからですよね(^^)テイトの実力と、人柄も。自分の言葉も信じてくれている、と思えるのも素敵です。彼らは良き仲間ですね!

    でもまさか、滴った血からリエタ聖者の呪が発動するとは思いませんでした! 恐ろしかったです。あっと言う間に赤い花が壁一面にだなんてホラーですよ( ;∀;)リエタ聖者ってほんとヤバいですよね……。
    強固な蔦にユウラが捕らわれてしまった時、ランテたちが来てくれたら! と思っていたんです。来てくれてほっとしました(;'∀') ナイスフォローでしたランテ!

    正気に戻って、自決しようとしたディオンさん……。彼の気持ちも分かるだけに辛いです。真面目な人ほど、自分のしたことを許せないんでしょうね。そこをしっかり諭してくれたユウラの言葉に、私、頷きまくりました。
    最後、覚悟を決めてくれたディオンさん、なんとか頑張って欲しいと思います。レクシスさんもきっと受け入れてくれる、と信じたいです。

    作者からの返信

    粒ぞろいの北で激戦地の副官をやれるほどには実力のある人ですから、正気に戻る機会さえあれば……というところでした。もう少し前に正気に戻れていたら……

    いつもランテの視点で書くので、彼の頼りなさの方が強調されているんですけど、新人としては本当によく頑張ってくれています。ユウラも認めていますね。

    あ、そうなんです。ユウラの戦い方ってかなり安全志向で、丁寧に守る堅実な戦いをします。安定感を感じていただけたの嬉しいです!
    能力も高いんですよ。普段ユウラ単独の戦闘シーンをあまり書かないんですけど、ここで書けて良かったです。

    テイトとユウラは同じチームでやってきた時間も長いので、はい、信頼度も深く。また、入口が狭いところでの呪での防衛はテイトの得意とするところですから。
    私も羨ましくなるほどの良き仲間です。

    リエタは趣味がやばすぎるので、呪までやばくなってしまっています。ユウラ単独ではこの蔦のせいで厳しかったかもしれません。本当にランテはいい仕事をしました。ちゃんと役に立てています!

    そうなんですよ……根は真面目で、本当に黙々と自分の仕事をしてきたような人なので。リエタの誘惑に乗っただらしない人、と思われがちなんですけど、そこはちょっとプライドが邪魔をしたというか、遊んでやろうという意識はなかったんですが……損な役回りでした。
    しかしやりっぱなしで逃げるのは一番無責任とも言えるのはそうなので、ここから、頑張ってもらいたいと思います。

    いつもありがとうございます! 日々の支えです。

  • 【Ⅳ】-1 毒花への応援コメント

    うわわ~リエタ聖者、怖い女性ですねぇ(;'∀')なんか雰囲気が艶めかしいけど、やっぱり怖い! 毒を武器とする呪使いとは厄介です。

    エルダさん、お花のせいでぼんやりしちゃっていたんですね。思考能力を低下させて操るのか……ううーん、証もこっちも嫌だなぁ。
    ここにきて、ディオンさんがお花のせいでおかしくなってる説が出てきましたね。
    無事に正気に戻ってくれることを祈っています!

    んーセトにまで色目を使うリエタ聖者に、セトが心配です!
    ユウラ、行かせたくなかったでしょうね……。
    セトの別れ際の笑顔が……不安。ほんと無理しないで欲しいんですが、リエタ聖者の毒牙にかかるのも許せません~( ;∀;)

    守れないことは言わない、というユウラの台詞、好きです。
    これまでのセトとユウラたちの関わりが見えるようで(^^)

    作者からの返信

    出てきましたリエタ。緑呪×妖艶な女性という掛け合わせを書きたい欲求が連載開始のかなり早い段階であって、ここで実現できて私は嬉しかったです。想定しているよりヤバイ人になってしまいましたが……笑

    毒は一時的なものなのでまだ洗礼よりは随分マシなんですけど、嫌なことに変わりはありません。そうですね、ディオンもこの空間の中にいると、おそらくは……
    洗礼ではないだけまだ希望はありますので、はい、どうにかこうにか、正気に戻ってもらわねばなりません!

    いつでも本当に危なっかしい人なので、ユウラは気が気じゃなかったと思います。今回は相手も相手ですしね。
    セトは自分の力を過信しているわけではないんですが、どうしてこうも危なっかしいんでしょうね。もうちょっと己の身を大事にしてくれたら……

    自分に言い聞かせている側面は少しはあったかもしれませんが、はい、そうやって築いてきた信頼関係です。今は言葉を信じるしかありません。

    いつも本当にありがとうございます。励まされています。

  • 【Ⅲ】   情報への応援コメント

    ベラーラさん、なかなかデキるお人のようですね。しかもセトを拾った人。
    一癖ありそうな女性ではありますが、裏の道に通じていて、呪も使いこなせるとは頼もしいです(;'∀')!

    さすがの情報通。
    ユウラの妹のことも知っているとは。言い方は腹が立つところがありますが、情報としては貴重です。妹さん、大変な目にあっていそうですが、今はまだマシな状態で衣食住には困っていないということですね……。デワーヌ家の次男坊がまだ優しい人ならいいのですが……。

    激戦区からの帰り道の確保! とても重要ですね。
    なんだかんだ言っても金貨三枚で(後で十五倍ですけれど)教えてくれるなんて太っ腹です。先行投資というやつでしょうか。セトのことを買ってはいるんでしょうね(^^)

    フィレネさんもさすがの計らいです! まさにできる限りのことをしてくれていますね。ランテやユウラたちが無事に帰ってこられるようにと。
    こんなふうに手や気を回してくれる人ってすごいなぁと思います。
    それを感じられるランテも、やっぱりいい人だなとしみじみ感じました(^^)

    作者からの返信

    そうですね! ベラーラもやり手のお人です。
    セトがちょっと悪知恵働くのは、彼女の影響も大きいのかもしれません。

    ユイカは本当に不遇の運命をたどりましたが、はい、今は一応落ち着いた生活はしているようです。次男さんについてはいずれ出てきますので、またそのときに査定していただけましたら!笑

    そうですね、美味しい情報をくれたと思います。疲労の蓄積した帰りまで戦いながらとなると、生存率は下がってしまう。今回の情報は本当にありがたかったのではないかなと。

    表だっての協力はしにくいフィレネも、本当に何とかできることはしようとしてくれているようです。こういうときに人間関係って大事だなと思います。
    毎度ランテのよさにも気づいてくださって嬉しいです。本当にいつも深い読みをしてくださり、ありがとうございます!

  • 【Ⅲ】-1 囚われてへの応援コメント

    中々厳しい状況の中、セトも宿屋の人も親切でよかったとほっこりしていたところに、出ました、ウザいのが。

    ユウラさん、なんだかんだ能力を評価しているから、無茶を言っている感じになったのでしょうか。飛び降りろ(それぐらい余裕でしょう)的な?

    身の振り方も決めないうちに、騒動に巻き込まれてしまいましたが、これがどう繋がるのか、楽しみです。

    作者からの返信

    こんな長い物語に興味を持ってくださり、嬉しいです。ありがとうございます!

    ウザいの、に笑っちゃいました。笑 そうなんです、ウザいのが現れてしまいました。

    あ、ありがとうございます、そうなんです。剣捌きを評価しての行いなんですが、ランテは単純なのでそこまで気づいていません。笑 ここに言及してくださったの嬉しいです! ありがとうございます。

    はい、なんだか考えがまとまらないうちに面倒そうなことに巻き込まれちゃっていますが、今は考えすぎると不安になりそうだからよかったのかも、なんて言うとランテに悪いかしら。笑

    コメントまでくださり、ありがとうございます! とても嬉しいです。

  • 【Ⅱ】   約束への応援コメント

    なるほど……ルノアは黒女神でしたか!
    彼女は『誓う者』であり『黒女神』なのでしょうか。もはや人の身ではない、ということは、元は人だったということですよね。うむむ。『誓う者』が『黒女神』になった? この辺りも今後明かされていくのでしょうか。今は少しだけルノア、いえ、ミゼリローザのことが分かって嬉しいです(^^)
    少しだけでも気持ちが穏やかになったのなら、良かったなと思います。

    そういえば、最初の頃、ジェノがルノアを護送していたのは、そうと知っていたのでしょうか? 白女神がお母さんなら、手元に戻してどうにかしたい理由があるのかもしれないなぁとか思ったり。
    ううーん、神の親子喧嘩は往々にして派手ですからね(;'∀')争いの火種になったのは一体何なのか、謎が深まりました。

    ランテは真摯に言葉を尽くしましたね。今まで以上に真っ直ぐに、逃げずに。ミゼリローザも逃がさずに。ランテの心からの気持ちが彼女に伝わって良かったです!
    セトたちも当然の如くな返答で。頼もしいです。
    ユウラの、「あたしは死ぬ気はないけどね」って台詞、彼女らしくて好きです。そこをまとめて皆の気持ちを上向かせてくれるテイトも。
    やっぱりこの仲間たちは素敵です!

    ランテと王国の関係が、ランテの過去を取り戻させてくれそうな気がします。
    眠りから覚める鍵というとても重要な存在なんですね。王国にとっても重要な存在だったのではと想像しています。
    近付けば、湖の中から王都が姿を現すのでしょうか。その光景は壮観なものなのだろうなぁと、今から楽しみです!

    作者からの返信

    たくさん考えてくださってありがとうございます!
    今お考えのイメージで問題ありません。人の身のままでは女神にはなれませんから、一度誓う者のステップを踏んだ感じですね。
    こんなところまで引っ張るつもりはあまりなかったんですが、出るのが遅くなってしまいました。ランテのこともまだ分かっていないことが多いですよね。本当にスローな展開になってしまって申し訳なく……!

    ジェノは黒女神関係者として護送していましたが、黒女神そのものとは思っていなかったようです。報告を受けた中央本部の、たとえば大聖者なんかはその可能性を考えていたでしょうけど、ジェノはあまり深いところまでは知らされていなかったゆえ。ジェノのことを覚えていてくださって嬉しい……本当に丁寧に読んでくださってありがとうございます。

    ランテ、不器用なんですけど、言葉は真っ直ぐです。ようやくしっかり気持ちをぶつけられて、ほっとしたんじゃないでしょうか。
    私もこのメインメンバー四人が好きで、この四人を書いているときが一番この作品を書いている気持ちになれます。当然と言えば当然かもしれませんが。笑
    ユウラの強気な台詞は私も楽しいです。テイトのフォローにも私が助けられたりしていて。

    ありがとうございます、王国復活の瞬間の描写は私も腕が鳴りました。ご期待に添えているかどうかは分かりませんが、そうあれたらいいなと今更ながら願っております。笑

    コメントいただくたびに、本当に細部まで読んでくださっていることが分かって感無量になります。この作品を書いて来てよかった、という気持ちです。いつもありがとうございます!

  • 【Ⅰ】-6 すれ違いへの応援コメント

    んんー難しいですよね。王都のある湖に行くために払わなければならない犠牲。
    中央が王都を見つけたがっているっていうのは、なるほどです。そこにまだ何かあるのかもしれないですね。

    リエタ聖者はアブナイ人で話が通じ無さそうですし、ディオンさんも……。
    セトの言った『黒軍と手を組む』というのも、確かに一時は有効でしょうが、後のことが問題ですね。むむ。手を組むんじゃなくて、うまいこと扇動して利用する、とか。そのうまいこと、が難しいんですよねぇ(;'∀') 一晩寝て、何か良き案が出てくるでしょうか。

    セトはかなり思いつめていますね……。
    テイトはさすがの仲裁者ですね。セトを責めてしまいそうなユウラを止めてくれました。しかも見事な気の回しっぷり。ランテも空気読みましたね( *´艸`)!
    テイトに恋人のような人が……! あの酷い怪我をした時には心配したでしょうね。その人がエルティの人ならですが……どんな人なのか気になりますっ。
    テイトの照れ顔が見られて嬉しいです(^^)♪

    ナバとユウラはちょっと面白い関係ですね。
    二人の様子を窺っていたのは多分セト、なんでしょうか。
    ナバは気付いていましたよね。ナバの台詞から、多分。
    気付いていて、セトの代わりにユウラに「自分にできることをすればいい」と言ったのかなと感じました。

    セトとユウラ、この二人が今後どう進展していくのかも楽しみです(^^)!

    作者からの返信

    何か手段がないと八方塞がりであることは間違いないんですが、やはり積極的に選びたくはないのでしょう。こういうときに北の寛容な在り方は躊躇を生んでしまうのだな、と感じます。

    アブナイ人、というカタカナ表現に少しくすっとしてしまいました。仰る通りアブナイ人なので、そことの交渉はもう考えられず、何か他の方向性を模索していくしかありませんが、やはり選べる択が多くはありません。

    この状況を隊の長としてまとめるのは、ただならぬことだと思います。セトも悩みに悩んだでしょう。ユウラもそれは分かっていると思うんですけど、出された結論が彼らしくないものだったから動揺してしまったんでしょうね。そこら辺を、テイトが上手にフォローしてくれてよかったです。
    テイトの恋人はエルティの外にいるので、テイトが喋らなければ怪我のことは分かりません! よかったような、よくなかったような……笑 でもとにかくテイトが無事でいることを願ってくれる人だと思うので、これからも無事であり続けなければいけませんね!

    ナバとユウラは、はい、なんだかんだ結構仲が良かったりします。北と東という違いはあれど、同じ副長副官というポジションについていますしね。
    ナバは結構人間関係には敏感で、セトとユウラの複雑な関係性にも気づいているんですよね。だからセトが言いにくいことを上手にユウラに伝えてくれたんだと思います。なんだかんだ、いいやつなんです。

    上にも書いたように複雑な関係性の二人ですが、ありがとうございます、これからも見守ってくださっていただけると!
    いつもお読みくださり、丁寧にコメントをくださって、本当にありがとうございます!

  • 【Ⅰ】-5 託すものへの応援コメント

    ナバ、あっさり見つかりましたね。笑
    おぉなんか、ナバの印象が変わりそうなお話です。亡くなってしまったお兄さんのこととか、南を出ることになった理由とか。六股じゃなかった、だと……。これはまたいいキャラしていますね! 

    というか、リエタ聖者って女性ですか。なんと。エピソード聞くだけでヤバい人ですね。ランテ、目をつけられなきゃいいんですが……。

    おぉレクシスさん、なるほど、副長候補だったんですね。これまで色々あったようですが、ここにきてセトに心からの言葉を伝えられるのは、すごいことです。頑なだったかもしれませんが、有能な人物ですね。部下に慕われていることからも、一本筋の通ったお人なのでしょう。
    いいですねぇ、この、年齢など関係なく、戦士同士の契り。
    セトの気持ちが少し軽くなったのも頷けます。真摯な心の交流は、きっと人の力になる。そう思います。

    作者からの返信

    ナバもナバで、色んな事情を抱えておりまして。でも軽く見せる方が本人の性に合うらしく、そんなポーズばかり取っていますが、分かる人には分かるようです。ランテもそちら側になれてよかった!

    そうなんですよ、女性なんです。私、彼女のせいで「いふさんはやばい女性を書くのが上手いですね!」と言われてしまった過去があります。笑

    本来であればレクシスが副長として立っていたと思います。彼は激戦地の指揮官に適性があったので、そちらに起用したかったというのも本音でしょうけど、ハリアルも若い支部長ですから、動かしやすいセトの方を選んだというのも実情です。
    でもそうなんです、頑なではありますが能力には恵まれている人です。人望もあります。
    だから最後には分かり合えたことは、北にとって大きな財産となりそうです!
    セトも負担を少し彼に分けられたことで、身が軽くなったところはありそうです。やっぱり、頼れるところは頼っていかないといけませんよね。

    いつも本当にありがとうございます、毎日の癒しです!

  • 【Ⅰ】-3 戦の陰でへの応援コメント

    セト、セトの尋問が……イイですね。無駄がないです。こんな酷い司令官の扱いはこれで良いですっ。
    ランテの憤りも、これで少しは治まったかな? 本当に中央のやることなすこと無茶苦茶ですね。その先に一体どんな目的があるのか……(;'∀')グヌヌ

    ペラペラと喋り出した司令官、もう助かった気でいますね。
    その話に出て来たリエタ聖者という人も、とんでもない奴ですね……! もう怒り心頭です!

    ユウラの知り合いのニーナさん。ああ酷い状態だ……。
    彼女の笑みが言外に語るものを想像すると、あああもう、酷すぎますね!!
    でも、なんて強い人なんでしょう。心の底からそう思います。
    ユウラとニーナが再会できて、本当に良かったです。辛かったでしょうけど、ニーナが生きていてくれて良かった。きっとご両親も喜びますね。早く会わせてあげたい……!

    ニーナの仲間はどうなってしまったのでしょう。怖いですね、ニーナがこんな状態なので。
    負傷者がたくさんで、重傷者もそこそこいそうなこの現場。癒し手はセトだけとなると負担がかかりますね。でもなんとか、ここはセトに頑張ってもらいたいです。倒れて欲しくはないので、トリアージしつつですね……。エルティからマーイを引っ張ってきたいです!

    ユウラは料理もできるし、場を仕切ることもできるし、頼りになりますね(^^)!
    そしてナバがつけてきていることにも気付いているとは、さすがです。
    ナバは意外と料理できたりして! とちょっと期待。
    ランテ、しっかり走って~!

    作者からの返信

    他に手段がないのと時間がないのでこうしましたが、これって善人は自分もダメージ食らうのが困ったところですよね。セトは割り切ってますけども……
    中央の多くの者は、自分が今何のためにそうしているか分かっていない人が多いんですよ。生き延びるためだったり、今の地位を守るためだったりで、いいように使われちゃっています。

    ニーナもきっと、今は辛いでしょうけど、生きていたことで喜べる未来が来るかもしれません。この先の明るいものを想像して、何とか乗り越えてもらいたいです。

    一応セトも今自分が倒れちゃまずいことは理解していると思うので、ある程度のセーブはすると思います。そうですね、マーイが来てくれたらいいんですけど(名前を憶えてくださってありがとうございます!)、軽症者を町まで運んで彼に任せる形で落ち着きそうです。

    ユウラは何かとできる人です! 一人いてくれると大助かりですね!
    そうなんです、ナバは器用なので結構色んなことができると思うんですよ。少なくともランテよりは戦力になりますね!笑

    いつも本当にありがとうございます、嬉しいです!

  • 【Ⅰ】-1 非道への応援コメント

    経験豊富なセトたちだから、作戦もサクっと決まりますね!
    なんだか安心感があります。

    ランテに任せると言ったセトとのやり取り、ランテの不安さが滲み出ていますね( *´艸`)気持ち分かります。でもここで経験を積ませて自信をつけさせようとするセトの考えも、ランテのためですもんね。
    確かにこれまでとんでもない相手と戦ってきたんですよねぇ……改めて振り返るとすごいです!

    いつもの四人に見えるんですけど、なんだか今でもセトとユウラのやり取りが私の中で残っていて……。普段通りに振る舞っているユウラの胸の内を想像なんかしちゃって、ああー切ない、なんて思いながら彼らを見てしまいます(;'∀')

    ああ……そしてまたヤな司令官が登場ですね! 証持ちの部下に庇わせるなんて、しかもそれを足蹴にするなんて――! んもぅ許すまじです!! そうだよランテ! こんな行為許しちゃいかんのです!

    魂の抜けたような無表情……想像するだけで泣けてきます。どうにかできないのかと悔しくなるランテの気持ちも考えると、苦しいですね……。

    作者からの返信

    まだまだ若い人たちですが、経験は豊富ですからこういうのはお手のものです!

    ランテに場数を踏ませたいんだと思いますが、ランテはあたふたしちゃってますね。笑
    でもそうなんですよ、ランテももう記憶喪失以降に限定しても立派に鍛錬を積んでいます。そろそろ自信を持ってもいいのよ!笑

    セトとユウラのやり取りを心に留めていただいてありがとうございます。できればしばらく留めていてくださると嬉しいです!
    ユウラはかなり努力してますね。二人とも大人の面は大人なので、一応表ではいつも通りなんですけど、深いところではちょっとぎこちなかったりはしています。

    証持ちの扱いが本当にひどすぎてひどすぎて。そうするための洗礼なのでしょうけど、やっぱり許してはいけません。
    早くこう言う間違った在り方を正していかないといけないんですが、敵は多く……まだまだ前途多難です。

    いつも読んでくださってありがとうございます! 本当に嬉しく思っています。

  • 【Ⅱ】—5 達成への応援コメント

    ソニモには最期まで周りが理解できない者の、哀れさを感じてしまいました。
    けれどこんな風に感じるのは、私が平和ボケで日本にいるからだろうなと思ってしまいます。
    「こんなやつの哀れさに心を寄せたら、更に多くの味方が犠牲になってしまうだろうがっ。憐れむのも大概にせえよっ」とユウラにどやされ、土下座する私を踏んで欲しいです(真顔)。

    戦場でどんなに上手く事が運んでも、必ず味方に死者が出ること。
    それを受け止めての、直属の上官から教わった陣の動かし方。
    ソニモを討ち取った事をきっかけに、ユウラが将の持つべき胆力を、更に一段高く身に付けたように感じました。
    ラストの、借り物の剣が手に馴染むという一文。
    そこがユウラの成長したイメージと重なり、強く印象に残りましたーっ(・v・)

    作者からの返信

    育ちが良かったせいで、生き方を定められてしまった人の悲哀みたいなものを書きたかったんですが、伝わってよかったです!
    現代世界でも多分同じような人はいくらかはいると思うんですよね。でも、そういう人を憐れむことができるのは、仰るように我々が最低限の生活が保障されている日本に住んでいるからだと思います。
    ユウラに踏んで欲しいは私もちょっと分かってしまうゆえ……ごめんなさいこんな書き手でぇー!

    将としては、直属の上官よりユウラの方が適性があります。大いに。
    ある程度の犠牲を許せる人間でないと務まらない。そこら辺ユウラの方が器用なんですよね。
    ユウラの実力が伸びてくれることは、北としても大助かり! いい経験になったと思います、怪我はしちゃってますけど……

    いつも読んでくださってありがとうございます、本当に毎度励みになっています!

  • への応援コメント

    企画から来ました。宜しく致します。

    作者からの返信

    企画にご参加いただき、ありがとうございます。
    こちらこそよろしくお願いいたします。嶋さんにとって、素敵な出会いの場となりますように。

  • 【Ⅳ】-3 未来への応援コメント

    三人の訓練風景、ちょっとドキドキしながら見守っていました!
    テイト先生はさすが怖いなぁ( *´艸`)フフ それでもってすごいですね!
    私だったら覚えたての呪をあれもこれもと言われたら混乱しちゃってルール分からなくなっちゃいそうです。ランテもすごいですね!

    んーランテはやっぱり危機に陥った時に無意識に呪を使えるんですね。でも、次からは命の危機がないと分かってしまっているので発動できずと……。意識的に使えないとなると作戦に組み入れるわけにもいきませんから、難しい問題ですね。でもいざとなったら、の頼みの綱にもなりますか。

    セトとテイトの模擬戦はもう怖いくらいでした。ランテが青褪めるのも分かります(;'∀')セト、逃げてなかったら氷漬けか。さすがテイト先生容赦なし。
    ギリギリを攻めて伸ばすのは、確かに効果的かもしれません! 記憶が戻らずとも、ランテはまだまだ強くなりそうですね♪

    あら、こんなところにダーフさん。一人でここまで来たんでしょうか。礼儀正しくて、しっかりしているイメージの人ですが、ここでポンと出会うと妙な気分になってしまいます(;'∀')考えすぎだと良いのですが。ええ、きっと考えすぎですよね。ダーフさんに限って。

    ハリアルさんのことは心配ですが、信じるしかないのが辛いところですね。年の功の策で乗り切ってもらいたいです。洗礼は避けて欲しいと願わずにはいられません( ;∀;)

    ユウラのドレス姿――( *´艸`)!! 髪色にもワインレッド似合いそうですよね。うんうん、スタイル良いし眼福です!
    素直に似合ってるって言えるランテ、いいですね、格好良いです。ここはセトに見習ってもらいたいところ! ユウラはセトから感想聞きたかっただろうなぁ……。

    三年後かぁ。本当に彼らの三年後はどうなっているんでしょう。
    皆一緒にいる未来を願うランテに、私、深く頷いております!

    作者からの返信

    訓練シーン、書くのがとても楽しかったです。テイトが単独で呪を使うシーンがそう多く用意できなかったので、こういうところで書けてかなり満足しました。笑
    ランテもランテなりに頑張っています! よい先生が近くにいるので、めきめき実力を伸ばしていって欲しいところ。

    そうですね、最後の保険にはなるかもしれませんが、仰る通りで作戦に組み込めない以上は本当に最後の最後、どうしようもないときに神頼みがてら……くらいの信用度になっちゃいますよね。どうにか制御できるようになると、全然違うんですけども。

    テイトは、セトがやばければ逃げるだろうと信頼してやっているんですが、はい、かなり本気で容赦がないんです。笑
    ランテがどれだけ強くなれるかに、今後の命運がかかっているといっても過言ではありません。荷が重いですが、きっと頑張ってくれることでしょう。

    ダーフは馬術が北支部で一番できるので、よく使者になる立ち位置です。色々考えてくださって嬉しいです。一応、ここは大丈夫だとお伝えはしておきます!

    ハリアルは傑物であることは間違いないので、おそらく何とかしてくれるでしょう。仰るように信じるしかない状況ですから、何とかなることを祈るしかありません。

    ユウラのおめかしシーンは絶対書きたかったんですよ! 本懐を遂げられて私も嬉しいです。笑
    ねー、そうなんですよね! セトがランテくらい素直に感想を言ってくれたら、ユウラはどれだけ嬉しかったか。こういうことはできない副長さんです。

    三年後、幸せな未来の中に生きられていたら……きっと誰もが思っていることでしょう。叶えるために、これからも頑張っていくしかありません!

    いつも本当に、ありがとうございます。

  • 【Ⅲ】-3 依頼への応援コメント

    オルジェ支部長、渋みのあるちょっと厳つい感じですね。強そうです!
    フィレネも彼の前ではすんなり引くところも、東ならではですね。

    オルジェさんに説明するセト、冷静でさすがです。テイトも王国記を分かりやすく要約できて、更に不明点まで述べられるとは、こちらもさすが! テイト先生が優秀なことがよく分かりました(^^)

    オルジェの話したこと、難しい問題ですよね。白も黒も互いに戦ってきて七百年、ですか……とても長い時間です。その間に憎しみ合い殺し合ってきた歴史は、塗り替えられないですよね。復讐が復讐を呼ぶ悲劇の連鎖。終わらせたいと願うルノアの強い気持ちを思い出しました。

    フィレネさんにとってはテイトも『貧弱』と……Σ( ̄ロ ̄lll)
    あのテイトが怖がる理由も分かって納得です。盛大に飛ばされたんですね!
    王国記の版本にフィレネさんが手を貸してくれるとは有り難いです。
    しかし、オルジェさんもフィレネさんも、セトやランテたちの味方であってくれて嬉しいです。頼りになりそうですもん!

    テイトの言葉にドキっとしました。死ぬ可能性もあると覚悟しているんですね。そのために王国記をきちんとした現実の書物にしておきたいという気持ち、尊敬します。それだけ、重要なことだと考えているんですね。
    うぅん、でも死んでほしくないです。テイトも皆も生きて前に進んで欲しいです!

  • 【Ⅲ】-1 東支部へへの応援コメント

    なんか憎めないんですよねー、フィレネさん。それに、彼女の動きって洗練されていて上品そう。少々、いや随分と強引なところもありますが、キリっとしていて端から見ていて綺麗なんだろうなぁと(^^) ユウラ以外、皆さん引き気味ですが、久し振りの登場で私は嬉しいです! 

    ナバはまた軽い感じの人ですが、ランテが感心したようにタフですね~! ユウラに本気ってどうなんだろう。
    それにしても、同じ支部内で六股って怖すぎですね(;'∀') その時の修羅場を想像するとヒィィです……! 血で血を洗うことになったりとか……しなかったですかね。
    ナバってモテるんですね。軽そうな男がふいに真面目に恋を語ると、ギャップで落ちちゃうものなのかも?

    作者からの返信

    フィレネの動きまで想像してくださってありがとうございます! そうなんです、フィレネは立ち振る舞いがとても優雅なんです。
    そういう感想を抱いていただけて、とても嬉しいです。フィレネもすごく喜んでいると思います!笑
    幼いころからの教育のたまものなんでしょうけど、私も気品とかが仕草で出せるようになりたいなー、なんて思うこの頃です。笑

    ナバもこれから先ちょくちょく出てくるキャラクターで、私は結構気に入っています。フィレネとナバの関係性を書いているのが楽しくて。笑
    いやもう本当に、六股とかいう最悪の修羅場を作り出しまして、ほんとーに大変なことになっていたと思います。東は実力のある人ぞろいですから、彼もさすがに命の危機を感じたのではなかろうかと……笑

    ナバがモテるのは経験値によるところが多い気はしますね! やっぱり手慣れている人は強い……元々、人格も悪い人ではないので、そこら辺も、なんですかねぇ。

    いつもありがとうございます!

  • 【Ⅱ】-3 断片への応援コメント

    深刻な話題でしたが、大事な話でしたね。
    セトはランテの能力を間近で見てきましたから、ランテの重要性をよくよく分かっているんですね。癒し手として、ランテが白でも黒でもないことも感覚的に分かっている……。
    セトからランテへ求めたこれからの心構えは、納得のものでした。中央に渡ってしまえばもう中央を止められなくなる。もしランテがそれを理解せず、そんな姿を見せ続けていれば、(セトたち以外の)仲間から、不穏な提案が出されても仕方がない。それくらい重要な人物にランテはなってしまっているんですね。

    ランテの気持ちも分からないでもないです。記憶を失っていて、仲間になった人たちに世話になって助けてもらって、性格的に恩返しをしたい気持ちが強い子ですもんね。護られてラッキーって思うランテじゃないから、セトもこうして膝を突き合わせて、今、話してくれたんですね……。やっぱりセトは優しいな(^^)

    ランテが納得はしないまでもセトの言葉を受け止めてくれて、ほっとしました。セトの気遣いに応えられるランテも優しいし、誠実な対応ですね。

    セトの笑顔の仮面か……。ランテも相手をよく見ていますね。
    セトのそれは、もう癖のようになっている気もします(;'∀')

    ランテの悔しさが闘志に変わって良かった! セトもうまく誘導してくれた、かな?
    最後はいつものように笑いあえたようで、安心しました(^^)

    作者からの返信

    こんな話をせずに済んだら、ランテもセトも楽でしたんですけど、どうしても避けられない話題でした。
    ランテはどうしてかわからなくても、彼には大きな価値があるのは確かなようで、それならばそれなりの身の振り方がある……ということなんでしょうけど、ランテからすると辛い話だと思います。
    自分の身を自分の好きなように扱えないのって、辛いことですよね。私なら、息苦しくなってしまいそうです。

    ランテって楽観的ではあるんですけど、さすがにここでは楽観的にはなれなかった様子で。セトもそれを分かっていたから、こういう形で伝えてくれたのでしょう。そうですね、彼は基本的に優しいのは優しいんだと思います。
    はい、ランテが頷いてくれたからこそこの先に進める。ちゃんと理解できる人で良かったです。

    仰る通りで、完全に癖ですね。笑っているのが一番楽だと気づいてしまったようです。
    多分、本音を零したらそこから駄目になっちゃいそうな気がしているんだと思います。甘え方を知らない人で。

    そうですね! まだまだここで立ち止まっていられるわけではありませんから、何が何でも闘志を持たなくてはならない。
    ランテがそっちに行ける人で良かったです。

    いつも本当に丁寧に読んでくださり、感謝が尽きません。ありがとうございます!

  • 【Ⅱ】-2 真意への応援コメント

    今回ももう固唾を呑んで、セトとランテの会話に聞き入っておりました。
    すぐに追おうとしたランテを止めたテイトはさすがですね。経験豊かな大人ですな……。
    でもやっぱりランテはセトのところに。
    ちょっとセトが落ち着いていてほっとしました。

    後を付けていたことはバレていたんですね(;'∀')タハー さすがセトです。
    ランテはなんというか、こう、素直ですから、セトも気が緩まるところもあるんでしょうね。
    あの手この手で挑んでみたランテ、頑張りましたねぇ。今回こそはちゃんと聞き出すぞって意気込みがありました。セトは冷静に対処していましたが、やっぱりユウラのことは特別なんですね(^^)

    でもってクレイドとセト!! そういうことでしたか! お母さんを孕ませたのがクレイドか……。それであの時、互いに何か感じ取っていたんですね。何か繋がりがあるのかもと思っていましたが、なるほど納得です。

    クレイドが消えればセトも……って考えると、確かに怖いですね。でもセトはクレイドを放っておく気はない。まぁそうですよね。お母さんにしたことを考えれば。うむむ。『誓う者』なら、クレイドは何を『誓って』いるんですかね。そこも今後、大きく関わってきそうな気もします。

    ユウラには言わないつもりなんですね……。きっと伝えても、ユウラなら受け止めてくれそうに思えるのですが、セトが言いたくないのかな。言うことで同情されて逃げ場を失わせるのを危惧しているのかもしれませんね……。
    セトの言葉、勝手に想像したのが、「あいつがせめて他の男を好きになってくれたら」でした。うぅーん、セトの本心を知る時を待ちたいと思います!

    セトからランテに情報が開示されそうですね!?
    怖さ半分楽しみ半分( ;∀;)また明日お邪魔します!

    作者からの返信

    いつも読んでくださり、ありがとうございます!

    ゆっくりできるターンのはずが、結構情報が飛び交うシーンとなりました。
    テイトは本当に、場の空気を読んでいい感じに調整役を担ってくれます。彼がいてくれて、私はとても大助かりです。
    セトはさっきも冷静さを欠いているわけではなかったんですけど、まあ……少し時間は欲しかったでしょうから、ランテは良いタミングだったかもしれません。

    そうなんです、ランテって元から警戒心ゼロみたいなものなので、どうしても相手は油断しちゃうんですよね。
    はい、特別なのはユウラの方ですね。セトも対人経験では場数を踏んでいる方ですから、相手が欲しがる答えを適当に渡すこともできるんですけど、彼女相手にはそれができなくって。

    ここでセトの抱えているものが明らかになります。本当はもう少し引っ張るつもりだったんですが、思っていたより早くに出ることになりました。
    セトは父親のことを清算してしまいたいんですが……どうなるかは、実はまだ書いていないところです。クレイドの誓いのことも含めて、これからじっくり、書いていこうと思っています。

    セトの心中を色々と慮ってくださってありがとうございます。言葉の続きに関しては、それで間違いありません。
    彼は自分で自分を見つめることをしないので、多分彼自身も自分の本心を分かっていない節があると思うんです。本当に難儀な人です。

    はい、この辺り情報ラッシュになりました! この続きも、重要な情報が出ております。
    いつもありがとうございます、元気が出ます。

  • 【Ⅱ】-1 拒絶への応援コメント

    うぅん、なんとも辛すぎる展開( ;∀;) セトの闇が深すぎる……。
    後をつけようと言ったテイトの仲間を見る目はものすごくて、ユウラもセトの妙な緊張を感じ取っていて……。あぁこんな応酬になってしまうとは……。

    ユウラの気持ちが痛いほど分かるだけに、セト! なんで! って言いたくなりました。セトは頑固なとこありそうですもんね。抱えているものもありそうですし。でも、でも、口約束でも「死なないように努力する」くらいの返事はしてあげても良かったのではと……思ってしまいます~( ;∀;)

    話は戻りますが、ランテ、お酒強いんですね!
    食事が終わってお酒だけ追加していくって、もう酒飲みの飲み方ですわ。笑。
    ああ、いいお酒飲みたくなってきました(^^)

    はっ、セト、お酒で気持ち悪くなってて、それであんな感じに!?
    ……いや、さすがにそれはないか……。
    テイトとランテがどうフォローに入るのか、期待したいですっ。

    作者からの返信

    セトも一人で抱えちゃうので、余計に闇が深くなってしまうのはあると思うんですよね。もっと誰かに伝えていたら……と思うんですが。
    ユウラもテイトもセトといるのは長いですし、分かることは分かっちゃうんですよね。
    本人が喋らないものですから、余計に心配も増していく……あまりいい流れではありません。セトが話すだけで解決することではあるんですけどね!

    そうなんです、頑固で。頑固だけど、多分誠実でもありたくて、だからこんな反応になってしまったのかな、と。
    口約束ひとつで解決する部分もあるんでしょうけど、嘘を吐きたくなかったんでしょうね。本当に難しいな、と思います。

    ランテはぐびぐびいっちゃってます。笑
    なんとなくランテってタフな印象があるので、お酒に強いのもそこら辺からかもしれません。笑

    お酒がいつもより余裕を奪ってる部分は、多少なりともあるとは思いますね!
    お酒がなくても同じ反応だったかもしれませんが、その時はもう少しうまくやっていたかも。

    今は二人のフォローに期待するしかありませんよね! どうか上手に仲を取り持ってもらいたいものです。

    毎日本当にありがとうございます、すっかり最近の生きがいです!

  • 【Ⅰ】-2 不向きへの応援コメント

    安全な場所での仲間同士の会話、和みます(^^)
    ユウラとテイトはお酒強いんですね! うん、確かに強そうです。ザルっていうのもなんか納得しちゃう。セトは苦労してますねぇ、お酒好きに絡まれればまぁ、だいたいこうなっちゃいますね(;'∀') ランテはどうなんでしょう、んんーそこそこ飲める気もしますが。セト的にはお仲間であって欲しいですよね!

    買い出し中のユウラとランテの会話、聞き入っていました。ランテはユウラと話せて良かったと思います。こうして話すことで、感情の整理もできますしね。ユウラははっきりと言ってくれますし、それでいてランテを気遣ってもくれるので。ちょっと母性を刺激されている気もします。
    「みんなに任せきりにはしたくない」
    ランテらしい気持ちだと思いました。返すユウラの言葉も優しい……。

    不意打ちながらランテをドキっとさせるなんて、ユウラもやりますね! 町を歩く娘たちとなんら変わらないけれど、ユウラは守りたいもののために躊躇わない。彼女の中には強い意志があって、それがとても美しいです(^^)

    作者からの返信

    ちょっと一息つける展開がやってきました! 最初から結構飛ばしてたので、私もここはほっとしながら書いた覚えがあります。
    この隊には結構お酒強い人が多くって、セトも人並みくらいには大丈夫なんですけど、苦労しているようです。笑
    ランテはあまりお酒を飲んだ経験はなさそうですけど、お酒の量って慣れより素質ですからね!

    ランテとメインメンバーとは、意識的に一対一で会話を指せるようにしておりまして。ユウラとは満足できるほどにはそういう場を作れたかなと思っています。
    仰るように、ユウラはちょっと母性を刺激されているのはあるでしょうね! 元々その気の強い人なのもあると思います。
    ランテはそういう意識があるから、皆に構ってもらえるのかなって。してもらって当たり前の人には、皆何もしてくれませんものね。

    ユウラの強さは私も羨ましいです。そして仰る通りその強さが、彼女の美しさの源泉だとも思います。ユウラを丁寧に見てくださり、嬉しいです。

    いつも丁寧にコメントを下さり、本当にありがとうございます!

  • 【Ⅰ】-1 旅路への応援コメント

    ランテの夢が苦しそうで、そして切ないですね。
    『拒絶されているのか、拒絶しているのか。』ってところが、無意識化で思い出すことを拒んでいるかもって、とても切ないです。

    ユウラたちが、万全ではないにしろ元気になって良かったです(^^)!
    「全員無事に帰ってこれた」ってランテの言葉が沁みました。本当に、皆無事で良かったです。
    この小屋、すごいですね! 精霊たちが護ってくれて、更には森を出るまでなんて。精霊さんたちに深々とお礼を言いたいです!

    死にかけていたのに、ユウラが槍を振るえるまでに回復した姿、嬉しかったです。セトとユウラの一戦、長物と剣の戦い方の指南はさすがですね。なるほどと思いながらランテと一緒に頷いていました。蹴りが飛んでくるのは、さすがユウラです!

    テイト先生はやっぱり怖そうです( *´艸`)でもそこがいい。
    あのユウラでも、先生なテイトはちょっと怖いんですね。セトも意外とスパルタみたいですが、なるほど露骨な悪意か……。笑。セト、確かにとか言っちゃって( *´艸`)

    ハラハラした戦いから逃れて、ちょっとほのぼのした空気を満喫しました。
    やっぱり仲間がいる方がいいです。ね?セト! ちょっと念押ししたくなりました。

    無事に到着した東の準都市で何があるのか、楽しみです(^^)

    作者からの返信

    夢の根源が何かが分からないから、ランテも戸惑ってばかりだと思います。明らかになるのはまだ後になってしまって。ランテはもう少しの間、空白を抱えて生きなければなりません。
    ランテ自身が拒んでいる部分も、多分ないことはないと思うんですよね。仰るように、無意識下で。

    そうですね、精霊たちが守ってくれましたし、小屋自体にも回復効果のようなものがあって、皆ものすごく助かったと思います。もしかしたら彼らと小屋がなければ、無事に逃れることはできなかったかも。そう考えると、本当に大きな働きをしてくれたなって今更ながら思います。笑

    この話テイトから始まり、セト、ユウラとメインメンバーが皆順々に死の淵を彷徨うことになりました。やばいですが、皆命があったのでよしとしましょう!笑
    多分ユウラはいつも同じパターンでやられてしまっているので、今日こそはと思ったんでしょうけど、やっぱりそうする他なくて同じ手管で隙を突かれる感じだと思うんですよね。いつか彼女が一本取れるようになってほしいです。
    ユウラは蹴り、かなり強いです。笑

    そうですね、呪を教えるときのテイトはユウラもちょっと怖がっています。いっつも本気状態なので!
    セトは自分の師であるハリアルの教え方を踏襲している面があるので、そこら辺で結構スパルタになりそうです。笑
    セトは基本隣で見ているだけなんですけど、見ていても伝わるほどの悪意があるんだとか。テイトは恐ろしい!

    ありがとうございます、本当に私もセトにはその声かけをしたくって。彼もちょっとは安らげたんじゃないかなと思います。

    いつも本当に丁寧に読んでくださり、ありがとうございます! 嬉しいです!

  • 【Ⅱ】   不戦への応援コメント

    西は戦いが起こる前にルノアが止めましたか……。
    まさかここでイッチェが再登場するとは! ユウラが片付けたと言っていたので死んだものと思っていました(;'∀') もともとは黒軍の諜報部員のような立ち位置だったんですね。

    ルノアについていくカゼッタのドキドキする気持ちに共感しながら、見守っていました。暗闇に入っていくのって怖い! 頑張ったなぁカゼッタ……。今日は何度も腹を括っている、ってとこ、深く頷いちゃいました!

    向こうもルノアを知っているんですね。ランテやセトたちが遭遇しているように。
    こうなると、うー、この女の人の言うことも理解はできますし、これまでの戦いへの経緯があるわけですし、やっぱり黒軍と白軍が手を繋ぐのは非常に難しいですよね……。やはり『中央』に全ての憎悪を向けてもらって、しか手はない気がします( ;∀;) すごく難しいテーマを書こうとされている If さん、尊敬します。 最後まで見届けたいと思います!

    ルノアが、すごく強い魔力で魔術もすごいんですが(語彙力)、本当に儚げですね。存在自体が切ないの塊な気がしています。ふとした表情の描写が細やかで、魅了されてしまいました(^^)

    サードは西のこと、見捨てられないでしょうね。支部長があんなですから、任せられないのは明白ですし。カゼッタのことも可愛がっていそうです。
    とにかくも西がひとまず無事で良かったです!

    作者からの返信

    どうにか戦が起こる前に止めることができました。ルノアでなければ難しかったことかなと思います。
    イッチェは、はい、ユウラは何なら死んでしまってもいい、くらいの制圧の仕方をしたとは思うんですけど、イッチェはしぶとかったようです。生き延びていたようで。
    ただここは、後々のことを考えると、生かしておいてよかったのかもしれません。ユウラにその気はなかったんですがね!

    カゼッタのメンタルは結構常人に近いんだと思います。この話、常人離れした人が多いので、彼のような人は重宝します。笑

    戦争による遺恨って、現実問題でも解決できていない問題の一つで、私もこの物語の中で解決ができるとはあまり思っていないんですが、それでもやはり触れておきたいテーマでした。解決はできなくても、答えの模索くらいはできればいいなと思っています。

    私は結構切ないという感情が好きで、ルノアがこの物語で一番に生まれたキャラクターなんですけど、ですから彼女=切ないの塊というのは私もそのイメージで書いています。伝わっているのが嬉しいです!

    サードはなんだかんだ西が好きなんですよね。当然見捨てられないと思います。カゼッタも、はい、よく尽くしてくれる部下で気に入っていると思います。
    ひとまずは多くの血が流れることはなかったことを、ルノアも喜んでいると思います。

    いつも丁寧に読んでくださり、ありがとうございます!

  • 【Ⅰ】   光闇への応援コメント

    西のサード副長、なかなか言うお人ですね! そしてその部下のカゼッタは真面目で苦労性のようです。
    出だしのシーンから、支部長がもう使い物にならない役立たずっぽいですね(;'∀')副長に言伝もなく酒場ですか……サードも苦労しているんですね。ハリアルさんの爪の垢でも煎じて飲ませたいです。

    ルノアが早速動いたんですね。
    サードは口もなかなかですが、セトの言うように確かに話ができるお人ですね!

    っというか、サードへのルノアの言葉を聞いていて思ったんですが。ルノアって、もしかして『誓う者』なんでしょうか? イベットさんみたいな……。ふとそんなふうに思いました。

    サードとルノアの駆け引き、面白かったです。緊張感がありました。でもセトが絡んでいるということで、ルノアの協力依頼を受け入れてくれて良かったです。何も知らないスフィリーナの住民たちが無事でいられるといいのですが。

    西を黒軍に渡すつもりか、というセトとの会話もありましたし、ルノアが黒軍に対してどう動くのかが非常に気になります。
    サードはいざとなったら投降できるのでしょうか。自分の危機となったらゴダ支部長の方が命乞いして投降するような気も……しないでもないです(;'∀')

    作者からの返信

    サードの物言いは痛快で、書いているとなんだか私がすっきりします。笑
    カゼッタは真面目なんですけど、サードを慕っているだけあって根っこは多分似たようななところがあるんじゃないかなー、なんて。
    私はゴダもなんだかんだ面白くって気に入っていて、世の中彼みたいに生きられたら楽しいのかなー、なんて思っています。笑

    今回はルノアの動きをお見せする節となりました。視点をカゼッタに置いたのは、保紫さんと同じような目論見があってです。私も色々知り過ぎているルノアを視点にする勇気はありません。笑

    おっと、そこについてはここでは一応明言は避けますが、やはり流石、とだけお伝えしておきます!

    サードは結構セトのことを気に入っていたのもあって、話が前向きな方に進みましたね。ここら辺、人間関係って結構大事なんだなって思いながら書いておりました。

    ルノアの考えは変わったのか否か。サードたちはどうするのか。短いお話で次でおしまいです。いつもこれくらいのテンポで書けたらなぁ……

    本当にたくさん読んでくださってありがとうございます!

  • 【Ⅹ】-2 望んでへの応援コメント

    ランテ、そう言ってくれると思ってた……\(。˃ ᵕ ˂ )/ !
    ルノアからセトへの提案はものすごく怖かったです。ユウラの記憶を消すって……絶対にユウラは望んでないので!
    ランテが必死にルノアにも伝わるように言葉を紡ぐところ、涙が出そうでした。でもルノアからは拒否られちゃうんですね……。ランテを失いたくない以外にも理由がありそうです。セトと出会った三年前から変わらないルノア、もう人ではないのかも……なんて。

    ルノアとセトのやり取りは、互いの探り合いで興味深かったです。
    ランテは『特別』で、中央もずっと欲している存在。ルノアが『守る』と言っていることから、中央はランテを丁重に迎える感じでもないですよね。
    助けられるならなんとしても助けたいルノアと、どうしようもない助けられない犠牲もあることをある程度受け入れているセトの差は、実際に戦場に立ったことがあるかどうかも影響しているのかも、と思いました。そしておそらくは、セトの方が大局を見ることができているのかもしれません。

    これまで殺し合ってきた相手と和解するのは、難しいことですね。よほどのことが起こらない限り。共通の強大な敵の登場とか……協力せざるを得ない状況になれば、とも思いますが。まずは確たる王国説の証拠を突きつけなければなりませんね(;'∀')うーん本当に難しい問題です。

    セトの気持ちも痛いほど分かるんですよ。ルノアの提案に迷うセトの気持ち。
    ユウラを死なせたくないし、自分のことも忘れるなら安全な場所にいてくれる、と思ってしまう。大切なものを喪った時の喪失感は想像を超えるでしょう。
    でも、ランテが言ったように、それがユウラの望むことでないのは明白です。むしろ、迷っていたことを知られたら張り手が飛ぶ気がしますね……。この私の、あんたを想う気持ちを、蔑ろにするのかと。そんなに私が信頼できないのかと。泣きながら訴えるような気がします。

    ルノアとセト、きっとどちらが正しいとかはないですよね。何を守りたいのかによって、行動は変わります。ルノアはランテの命を、どうしても失いたくなかったんですよね……。
    ルノアが言う『彼』とは記憶を失う前のランテなのか、もしくは大聖者がランテの向こうに見た『誰か』なんでしょうか。気になります!

    とにかくも、ようやくテイトのいる小屋に行けそうで、ほっとしました。
    みんなで癒されて欲しいです!

    作者からの返信

    ランテを信じてくださってありがとうございます! しっかり言ってくれました。
    セトは、ランテが来てくれなかったら誘いに乗っていたような気がします。
    ランテって言葉は不器用なんですけど、その話し方から一生懸命になっているのはよく分かって、だから心を打つのかもしれません。
    ルノアは……そうですね、かなり含みのある会話をセトとしていましたが、何やら只者ではなさそうな雰囲気ですよね。

    そうなんですよ。中央はランテを探している割に、どうやら良い扱いは受けそうになくて……
    そうですね、やはり戦場に立った・立っていないの経験差は大きいと思います。あとは、自分にできると思っている枠の差もあるかもです。ルノアは大きな力を持っているので、どうしても「自分なら」って思ってしまうのかもしれません。でも、限界はありますから……はい、仰るように大局を見ているのはセトの方だとは思います。

    何とか手を繋げる方法を模索していかなければなりませんが、今のところはかなり難しそうです。
    とにかくきっかけにでもなりそうなことを探していかなければなりません。今一番可能性を秘めているのは、間違いなく王国説ではあるでしょう。

    自己満足だけを追求するなら、多分ルノアの提案に乗る方がいいんですよね。
    でもユウラの気持ちも考えるなら、提案に乗ってはいけない。
    セトも一応ユウラの気持ちを確かめるような素振りはしていたので、そのことは理解していたんだとは思うんですけど、やっぱり死なせる勇気までは持てず。
    だけどそうなんですよね。たとえば途中で死んでしまうことがあったとしても、一緒に行けた方がとユウラなら願うはずで。難しい問題ではありますが……

    ルノアの言葉は分かりづらいで評判なんですが、かなり深いところまで汲み取ってくださっていて、毎度感動しきりです。本当にありがとうございます。

    はい、ちょっと休んでもらおうとは思います! 毎日本当にありがとうございます!

  • 【Ⅸ】   希望への応援コメント

    おぉ……実現の呪、一枚ずつページに文字が刻まれて綴じられていくのですね。なんて幻想的なシーン! もしこんな光景が目の前にあったなら、固唾を呑んで見守ります。ずっと見ていられそうです。

    イベットさんとの会話の中で、ランテの素直で真面目なところがよく出ていて。
    返答一つで性格が出ているのは素晴らしいです。
    「肝に銘じます」ってランテがきちっと言葉にするシーン、好きです。

    イベットさんが話してくれた【女神の騎士】のお話は興味深かったです。まさにランテに当てはまるような……! うぅ、ワクワクします!

    幻惑の呪が解かれたワグレの町は、白一色。虚しさの白なのに、美しくて哀しいです。この光景は、忘れたくとも忘れられませんね……。

    テイトを庇って頑張るランテの戦い、ハラハラしながら見守っていました。向こうは手加減をしてくると知って、それを利用するランテは賢いですね。まずは矢を封じるのも良い手でした! ああ、でも使い物にならない弓で戦おうとする兵士たち……。元は同じ、感情のある人のはずなのに、なぜこんな、っていう、悔しさですかね。もう、なんともいえない、こんなことをした人をギタギタにしてやりたい気持ちです!

    ああ、相手も馬鹿なことをしましたね。テイトのことは手加減なしということですか。ランテはよくテイトを護ってくれました! ありがとうランテ! でもそのせいでランテが……( ;∀;) テイトはナイスフォローでした。さすがです。

    精霊さんたちが誘ってくれた小屋、希望の光に満ちた小屋に思えます!! 皆まとめてそこで癒されちゃって欲しいです……!

    作者からの返信

    とても時間はかかってしまうのですが、仰る通り幻想的なシーンになっているかと思います。
    私もぜひともこの目で見てみたい……笑

    ランテ、誰から言われたことでもちゃんと受け止めるし聞き止めるし、私も見習いたい部分です。ついこう、自分の中のこだわりとかが邪魔しちゃうときがあるので……

    騎士とか姫とかって、どうしてこんなにわくわくを掻き立てるんでしょうね……昔から大好きです。ので、自作にも取り入れました。笑

    死の色って何色かなってよく考えるんですけど、多くの人が黒を想定するかもしれませんが、私の中ではどちらかというと白に近いんですよ。
    滅びた街ワグレを白い砂にしたのも、そのイメージからかもしれません。

    なんだかんだランテも、窮地ではちゃんと頭が働いているタイプだと思います。急に賢くなるというか……勘のよさもあるのかもしれません。
    人間って本当に感情が重要だと思います。感情がなくなってしまったら、どうなってしまうんだろうと思うとぞっとしますよね。
    でも分かりませんよね。感情があるからこそ生きづらいこともあるし……感情の有無が分からない虫も、結構きちんとした組織を作って生きていることもあるし、人間ってどっちが幸せなんでしょうか。
    私は感情があることで幸せなんだ、って信じていたいんですけどね!
    はい、ひどいことをしたやつらはギタギタにしましょう。笑

    二人も無事に出られて、ひとまずは一件落着です。ひとまずすぎますが、命があることをまずは喜んでほしいところ。

    セトも呪力がぎりぎりですので、彼の力に頼らず癒しが得られる場所があってよかったです。
    仰るように、まずはそこで休憩出来たら……ですよね。

    本当にいつもありがとうございます!

  • への応援コメント

    【大人の味覚】企画にご参加頂き、感激です。

    ここでの私、切なさが伝わってきます。
    私とあなた、どの様な関係なのでしょう。

    まだ1話しか拝読させて頂いてませんが、
    私にとりまして、お☆さまは、応援の気持ちですので、
    Ifさまを、応援させて下さい。

    作者からの返信

    企画に参加させていただき、こちらこそありがとうございます。

    この作品は、何もできないところからこのプロローグがあって生まれたものなので、私の中でも思い入れが深い一節です。

    お読みくださりありがとうございました。

  • 【Ⅷ】   綱渡りへの応援コメント

    ほぉぉぉぉε= (´▽`;)よ、良かったぁぁ!!
    セトとユウラが、特にユウラがどうなることかと……!
    もうあとは脱出だけね♪と安心していた私が愚かでしたよ!
    来てくれてありがとぉぉイベットさーん。゚゚(´□`。)°゚。!!

    聖者の戦いかたはホントに怖いですね!
    本来なら、というか一般的には聖者こそ犠牲を出さないように戦いそうに思いますが、ここの聖者は兵士を人と思っていないだなんて……。同じ命とは思っていないんでしょうね。

     ユウラを仕留めるために巻き込まれた兵士たち、それに、命じられるがままに槍に刺さりに来るだなんて、ヒィィですよ。こんな戦場いやだぁってなるユウラの気持ち、よく分かります。あのにっくき証、いつか皆のが消えればって願ってしまいます。

     助けたかったら助けたら? なんて揶揄するような台詞も、おのれ聖者めってなりますわ( ;∀;) そこで考えなしに癒しを使わないセトは冷静でした。
    ユウラを護っての呪も使っても戦闘、ハラハラしどうしです。ユウラがセトを護るために敵の攻撃を避けなかったシーン、ぐっときました!

    ひとたび片方が動けなくなれば、一気に追い込まれるものですよね。絶望的な状況になっても、ユウラを救うことを諦めないセトが、すごく格好良かったです。結果的にユウラが一緒で良かった。一人だったらと考えるともっと怖いです……。

    作者からの返信

    本当の本当にギリギリでした。イベットがいなければ、多分ここで終わっていたと思います。
    この節にある通り、綱渡りでした。相手が悪すぎました……

    仰るように、聖者は部下たちを何とも思っていません。
    チェスの駒のように、簡単に切り捨てますし、何なら積極的にそうさせるくらいです。
    理由もあるのですが、それはまた今度の機会にお話しできたら!

    ユウラも能力はかなり高いんですが、今回は虚を突かれる形になりました。
    彼女の常識の中にそんな作戦なんて存在しないし、多分実際に目で見てからも信じられないでいると思います。
    証、本当に残らず消えてほしいものですよね。何か手段を見つけないことには……

    ここにいたのがランテだったら、もしかしたら助けようとしてしまったかもしれません。でもさすがにここは……そんなことをしていたら殺されてしまう。
    セトも根はかなり優しい方なんですけど、優先順位はつけられる人ですから、心の方を押し殺しました。
    ユウラ、まだ正面から相対している自分の方が上手い受け方ができると思ったのでしょう。実際そうだと思います。
    若い女性の柔肌に傷がついてしまったこと、私は申し訳なく思いますが(癒しの呪で綺麗になるかとは思いますが)、瞬時にそういう判断ができる彼女だからこそ、ここまで来れているのかなとも思います。

    戦況って一つの負傷で一気に状況が変わってしまうのですよね。それが死に繋がらなくて何よりです。

    いつも本当にありがとうございます! 日々の楽しみです。

  • 【Ⅶ】-2 遺志への応援コメント

    ランテの苦しい気持ち、辛いですね。本当に、自分が何者なのか分からないのって怖いことなのでしょう。それでもなんとか前へ進もうとするランテは、すごいです!
    ユウラがうまくフォローしてくれて、ほっとしました(^^) ユウラは言いにくいこともズバッと言ってくれるし、心根は優しいので、こういう時は彼女の出番ですね!

    ワグレの町の幻惑、もうそこにないと分かっているものを前に、気分は複雑ですよね……。でも空も空気も匂いまで再現しているのはすごい。さすがの力です。イベットさん。三年も頑張っていたんですね。すごすぎる……。
    二人きりの王国軍、ということですが、もう一人は……まだ未登場ですかね。はっ私、もしかして見逃していますか(;'∀')!?

    セトの生い立ちは驚くべきものでした。最初はイベットさんが実はお父さんなのか、と思いながら彼の話を聞いていましたが、どんどん雲行きが怪しくなってきて、終いには、え?え?ユリユさーん( ;∀;)!! あぁなるほどこれは酷い。セトがあんな暗い目をしていたのも頷けました。ユリユさんを見つけたイベットさんは一緒には暮らせなかったんですね……。むぅ。ユリユさんが拒否してしまったのかなぁ、それともイベットさんが受け入れられなかったのか……そんな人には見えないんですが、いや、その時はどうだろう……。セトは自分のせいで、って思っていたのが、一番つらかったです。

    ここでフィレネさんのお家が出て来るとは! 彼女も今後絡んで来そうです。
    『ラフェンティアルン王国記』イベットさん一族が代々この書物の解読に人生を捧げてきたのはすごいことですね。その中身を読んだら、大陸を元の正しい姿に戻そうということになったんですね。王国という名の、王国説を広めるための組織を結成して、その拠点がワグレ。それで中央に灰に帰された。中央が彼らを恐れたのがよく分かりますね(;'∀')

    始まりの女神ラフェンティアルンは、神教が仰ぐ命の神と同じ。その教会が白軍中央本部と癒着するとは、教会の中の信仰も揺らいでいるのでしょうか……。手に取れるものとして【実現】された本を読めば、白女神と黒女神が生まれた経緯や様々な謎が解けると。おぉぉ確かにそれは超貴重品! ぜひ読みたい! テイトはふらふらですが、なんとか頑張ってください(鬼)!

    ここからはワグレ脱出ですね。
    皆が無事に逃げきれて合流できることを願っております!

    作者からの返信

    自分自身が分からないときって、一番不安なんじゃないかなと思うんです。
    ランテの場合は本人が持っている気質と、それから周囲の支えによってどうにか進んでいけてますが、私だったら参ってしまっているような気がします。
    そうなんです。ユウラのずばずば物を言う性格、私はできないことなんで、毎度すかっとしながら書いています。笑

    イベットは本当の本当に、一人でよく頑張ってきたと思います。誰も話せる人もなく、周りは敵だらけ……一日で参ってしまいそうな中で、本当に良く踏ん張りました。
    いえ、もう一人はまだ未登場ですね! かーなり後になると思います。それまでに皆さんが忘れていないか心配だ……笑 本当に長い物語になってしまっているので……

    ユリユ、大変な目に遭いました。もちろん私は彼女と同じ目に遭ったことはないので、どれほど辛く苦しいかは想像しかねる部分もあるのですけど、どんな思いで子に接していたか……
    ユリユとイベットの二人は、どちらかというとユリユの方がイベットを拒んだような形になりました。
    セトは結構自罰意識が強い方なので、どうにも自分に矢印を向けてしまうんですよね。もっと開き直れたら、彼も楽に生きられたんでしょうけども。

    フィレネも実家のことがあるので、この件に関しては他人事ではいられない立場です。本人に使命感もありそうですね。
    イベットたちも自分たちが研究を進めたらどうなるか、と考えなかったわけではないんでしょうけど、使命感の方が勝ったみたいです。でも大きな動きに移る前に中央は潰しに来た。何だかんだ中央も上手い動きをして来ますが、仰るように恐れゆえだと思います。

    王国が存在した証拠は、そのほとんどが闇に葬られてしまいましたが、こうして新たな証拠を作り出せたら……またそれが次の一歩に繋がるかもしれません。どうしても味方を増やす必要があるので、この大事な証拠を、何とか大勢に見せたいですよね。

    脱出戦です。まだまだ気は抜けません。頑張ってもらいます。
    いつも丁寧に読んでくださり、本当にありがとうございます!

  • 【Ⅱ】—4 復讐への応援コメント

    ユウラの爆発的に表へ出てきた復讐心に、驚かされてしまいました。
    これほどまでの怒りを溜め込んでいたのかと、目を見張ってしまいます。
    理性の箍が強固であればあるほど、それが解き放たれた時の爆発は凄まじい。
    その瞬間を余すことなく描写されていると感じ、背筋がヒヤリとしました。
    強烈な怒りはユウラ自身の腕をも害する。
    テイトの声がやけに遠くに聞こえる。
    ここの視野狭窄っぷりが好きです。

    沢山ついて殺すために、敢えて致命傷を外そうという思考も好きです。
    好きと言ったら語弊がありますが、凄惨な場面の心理として最高だなと感じました。
    文面から凄惨な風が、吹き付けてくるようでした。
    完全にヴィラン状態のユウラに、美しささえ感じます。
    殺したあとに、この美しいヴィランは何を思うのか?
    そんな妄想が、はかどってしまいますーっ(・v・)

    作者からの返信

    ユウラは妹の仇とも言うべき相手が、本当に許せなかったみたいです。
    ここまでよくその気持ちを押し殺して、冷静に頑張ってきたと思います。
    視野狭窄っぷりが好き、と言っていただけたの嬉しいです! 確かに今ユウラは自分の感情に振り回されて、見るべきものが見られていない状況です。あまりにも強い感情は、時に枷になりますよね。

    感情そのものは熾烈で、彼女自身をも焼き尽くしてしまいそうなほどなんですけど、そこに美しさを感じていただけたのが何だか嬉しいです!
    もし事が成ったなら、その後ユウラが何を感じるか……また追いかけていただけたら幸いです。

    いつも読んでくださり、本当にありがとうございます!

  • 【Ⅵ】-4 決着とへの応援コメント

    なんとなんと衝撃の展開!!
    いや、ランテ、すごいです! もう息を呑んで見ていました。足元に描かれる円紋、白獣に向かう無数の光矢。強大で美しい力を操るランテの姿は、さながら大聖者のようでした。
    身体が覚えている、また過去を一時的に取り戻して仲間を助けようとしたんですね。ランテがこうやって奮闘する時は、誰かを守ろうとする時ですよね。彼らしいです。その時のランテは自信に満ちていながら、見ている私はなんだか泣きそうな気分でした。悲しいわけではないんですが、なんだか。愛おしさが押し寄せてきて!

    セトもユウラもテイトも、皆すごく頑張りましたね。白獣、ふわふわかと思いきや、実は硬かったんですね(;'∀')!石みたいな硬さだなんて!
    そんなモフれない白獣にテイトとランテが吹き飛ばされた時には、キャー!ってなりましたが、さすがセトです。テイトの方もユウラが助けてくれていて、ほっとしました。まさかここでテイトが脱落とかありえるかもと途中で怯えていたので、無事で本当に良かったです。

    白獣の目から流れ出た不思議な白――白獣の血が、まさかルノアの髪色と同じとは……驚きました! これは何かありそうですね。
    しかも血が白い炎を生み出して全てのものを白い灰に変えていく……ってこれワグレのやつじゃないですか――! ヤバすぎるやつ!
    もうハラハラしっぱなしで、でも、ランテが頑張ってくれて、最後はなんとか皆無事で、しかもしかも! モナーダさんも救ってくれるだなんて、もう本当に、ランテにありがとうと言いたいです!
    ランテの気持ちの強さが、過去を引き出している気がします。
    今夜はひとまず安心して寝られます。笑

    作者からの返信

    衝撃を受けていただけたの、嬉しいです。ありがとうございます。
    おお、なんでしょう、このシーンを見てランテに愛おしさを感じていただけたのは保紫さんが初めてかもしれません。皆さん驚いてはくださるんですけど……ありがとうございます。
    ランテも頑張っていますよね。すぐ色んなことを頑張ってくれるので、私としては書きやすいです。笑

    はい、皆頑張りました。白獣は見た目は結構ふわふわしてそうな感じなんですけど、硬いんですよね。なかなか刃も受け付けてくれません。
    ユウラもテイトもとても優秀なんですけど、やはりセトは頭一つ抜けています。本当に、皆無事で良かったですよね。私はすぐに登場人物の命を危ぶめるので、前に書いていたところでは崖っぷち作者と言われてました。笑

    ルノアの髪色と白獣の髪色が似ているのは、そうですね、あると言えばあるんですけど、これはあまり作中では表現できていなくて。いつかどこかで語るかもしれません。
    そうなんです、ワグレのやつなんです! ヤバすぎるやつです!
    このまま放置していたら皆砂になっていたところですが、どうにかなって何より。はい、ここでモナーダが救われたのは実は大きなことで、ランテがいてくれてよかったと私もめちゃくちゃ思っています。笑

    ありがとうございます、ゆっくり休まれたことを祈っています!


  • 編集済

    【Ⅵ】-3 召喚への応援コメント

    あ! なるほど、私の読み違えでした( ;∀;) 召喚士というのは、ジェノのように白獣を呼ぶ人物ということなんですね。ありがとうございます!

    聖者と大聖者、やはり空気が似るものなのですね。いやでも、なんだか……続くセトとの問答から、それだけで似ていると感じたわけでもないような……そんな気がしています。しかもベイデルハルクだけでなくクレイドも、ランテを見て別の誰かを。ベイデルハルクから聞いてはいたんでしょうけど、瓜二つでおそらく纏う空気も同じ、ということでしょうか。

    セトがクレイドに何かを感じていますね。セトはクレイドのことは総会で見たくらいでほぼ初対面、クレイドもセトのことを知らなかった様子です。セトの当惑はクレイドの纏う空気から、なのでしょうか。何かに勘づいて……セトの過去に接点があるのでしょうか。ああーうまく言葉にできないんですが、何か、セトとクレイドが繋がっているような。クレイドが消えると何か怖いことが起こりそう( ;∀;) っていうか、殺す、じゃなくて、消す、なのも、意味がありそうです。創り物っぽい言い方が気になっちゃいまして……(;'∀')

    モナーダさん、ジェノみたいに白獣を召喚しても動けるってすごいですね! 召喚者を犠牲にするものかと勝手に思っておりました。良かった、のかどうかは微妙なところですが。モナーダさんの決意も分かるし、ああっいい人なのにっ! 戦わないといけないとは悲しいです。

    召喚を止めるべく駆けるランテを護るため、ユウラやテイトが怪我をおして駆けつけてくれて、この辺りは特にハラハラしながら見守っておりました。振り返りたくてもそうできないランテの気持ち、辛いですね。
    白獣は出ちゃいましたが、石化したテイトを元に戻した時には驚きました! すごいぞランテ! 光の呪の一種なのでしょうか? テイトが動いてくれて嬉しかったです\(。˃ ᵕ ˂ )/ !

    クレイドの最後の言葉、彼はもう死を意識しているんですね。むしろ今の苦しみから逃れたい気持ちもありそうです。セトたちに希望を見出して、いざ戦い、ですね( ;∀;)

    作者からの返信

    いつもありがとうございます! いえ、私も紛らわしい書き方をしてすみません。

    そうなんですよね。何か似ていることには、立場以外のものも絡んでいそうです。
    ランテ、ますます謎が増してきました。どうしてこんなやばい人たちに存在を知られているっぽいのでしょうか。結構後になりますが、しっかり書いていきます。

    クレイド周辺のことは本当に良く考察してくださっていて。そうなんですよね。「消す」ってところはかなりのポイントです。
    もうちょっとしたら情報も出るかなと思います。いつもこうもうちょっと後で、みたいなことになってしまってすみません! でもやっぱり保紫さんは丁寧に情報を拾ってくださるので、こちらも書き甲斐があると言うか、頑張れています。

    モナーダとジェノは格が違いました。モナーダならいけるようです。
    本当に、こういうどうにかならないのかっていうのはこの作品にもいくつかあって、善人が苦しまされている悲しい世界です。

    全員でなんとか阻もうとしたんですが、力及ばず……ランテも頑張りましたが、最悪の展開になってしまいました。
    でもランテがいてくれたからこそ、戦闘不能者は出ずに済んで、どうにかそこはよかったですよね。

    こんな作品を書いていてなんですが、戦闘シーンがあまり得意ではないんです。でもかなり戦闘シーン多くって、いつも苦しんでおりました。退屈させていなければよいのですが……!

    いつも本当にありがとうございます。コメント、楽しく拝読しています。


  • 編集済

    【Ⅵ】-2 試練への応援コメント

    うわわわ∑(゚Д゚; )!
    クレイド聖者来ちゃったよ――!
    せっかくモナーダさんと喋ってたのに、これは非常にマズイ事態では!?
    モナーダさんがセトたちを逃がそうとしているのもお見通しってやつなのでしょうかクレイド聖者は。こ、怖いっ!

    ランテとユウラのやり取りは姉弟みたいになりつつありますね(^^)
    ランテが躊躇ったこともユウラはお見通し。それがランテだってもう分かっているんですね。でもランテのことが心配だから、敢えてまた注意を促す。ユウラ、優しいです。何をどう気を付けたらいいのか? と悩むランテに、ユウラはもっと物申したかったでしょうか(;'∀') とりあえずなんでもいいから「死ぬな」ってことかな!っと感じました(^^) 私もランテやセトやテイトやユウラにそう言いたいです!

    召喚士……! 味方を一気に安全な場所に移動させる能力があるのですね。侵入者を察知してワグレで何か起こると予想したのでしょうか。ユウラの言うように敵の数が減るのは良いことですが……ホントにホント、えらい事態に( ;∀;)
    ハラハラしております!

    作者からの返信

    ここで出てきてしまうのが困ったところです。相手がモナーダだけなら、最悪戦うことになってもどうにかなりそうだったのですが、対クレイドとなるとかなりやばいです。

    ランテとユウラは、はい、ユウラが面倒見がいいのでどうしても姉弟みたいになりがちです。笑
    ランテは分かりやすいタイプなので、もうすっかり人となりなんかも分かっているようです。
    時間があれば、ユウラは一から十までランテに教えていたかもしれません。笑
    そうですね、要点はそこで。本当に、「死ぬな」は皆に言うべきことです。ここは本当に死地になりますので……

    あ、すみません、召喚士は白獣を呼ぶ存在のことです! 白獣が出てきたらやばいので、皆を非難させている感じです。分かりづらい書き方をしてしまってすみません。

    いつもコメントをくださりありがとうございます! 大変ありがたく頂戴しております!

  • 【Ⅵ】-1 潜入への応援コメント

    おぉ……そうですね、そうですよね。皆が皆、望んで今の中央に従っているわけじゃない。希望の芽が一つ、芽吹いた気がしました。

    ふふ、ユウラは相変わらずですね。そこがまた好きです。しかも有言実行してくれると確信できますね(^^) 頼もしい先輩です。
    テイトもすぐにフォローしてくれるあたり優しいですし、自身の生徒だっていう感情もあるのかもしれないなと思いました。セトを筆頭にしたこのチーム、バランスが良いですよね!

    徐々にワグレに入る作戦の決行が近付いてきて、怖さを感じるランテには共感しました。千対四なんて、象に蟻が挑むようなものですよね( ;∀;) 裸足で逃げ出したくなっても責められません。でも千の兵全員を相手にしなくてもいいような動きができれば……なんとか『誓う者』を助け出せて、すんごい魔術とかで逃げたりできたらなぁなんて願ってしまいます!
    ランテ以外の三人が落ち着いているように見えるのは、さすがですね。経験というものは、確実に人を成長させるのでしょう。

    ランテが着た鎧の動きにくさとか、いつもの武器でないために戦い辛いからいつもの武器でとか、リアリティがあって、こういう描写、好きです。
    ランテがすぐにバレちゃったのには驚きました! しかも確信的にバレてますね! むむ、敵ながらあっぱれです。それも二人の間を通るよう道を開けての息を合わせた攻撃! ランテ、よく反応しました、すごい! 殆ど無意識化で過去のランテが出たのか、鍛錬の成果が出たのか……その両方かもしれませんね(^^) 大声を上げてユウラを呼ばなかったランテ、よく一人で頑張ったと思います。

    結果的に先輩兵を殺さなかったことが、ランテの胸に小さな希望を灯しましたね。殺さない選択をした時には、心配しましたが。
    「駄目だと思ったから」と気持ちを素直に口にできるランテならではの結果に思えます。『殺したくない』というキャラクターは巷にもいますが、その理由を明確に言えるランテはある種強いですね。怖い、嫌だ、とかじゃないところが、私としては好きなところです。
    もしかしたら、先輩兵の覚悟を決めたような表情に、ランテは何か感じたのかも、とも想像しています。
    腰がすごく痛そうですが、な、なんとか歩けそうですね。先輩兵の不穏な言葉が怖いですっ(;'∀')

    作者からの返信

    そうなんです。中央のやり方って傍から見ていてもめちゃくちゃで、だから好きで従う人って実はそんなに多くないんですけど……やはり強い力を持っている相手に対して、逆らうことってなかなかできないみたいです。

    頼もしい先輩だらけで、本当にランテは恵まれています。バランスがよいのは、そうですね! 北支部のエースチームです。

    本当に途方もない戦力差ですよね。こちら側の、ランテ以外の人は一人で何十人かには匹敵するかもしれませんが、それでも桁が違い過ぎて……仰るように誓う者を助け出せるか否かで、生存率は全然違うんだろうなあと思います。
    経験が人を成長させる側面もありますし、後はランテの前で怖じていられない、という気持ちもありそうです。先輩だししっかりしないと、的な。

    保紫さんには到底敵いませんが、私もある程度のリアリティは追及していたい方の人間ですので、なるべくそういう機会があれば描写していきたいなとは思っています。
    中央兵ってそんなに質がよくないんですけど、ここはモナーダの管轄内ですので、結構鍛えられた兵がいます。
    ランテは本当に頑張りました。着実に実戦経験も増えてきました。少しずつ身になっているのかなと思います。

    こういうところ、甘いかなとも思うんですが、全支部の中で一番北がこういう面は寛大でして。だからランテにも合っているのかもしれません。
    ただ、自分の命か敵の命かは選べないといけないときも来るのかも……それまでに、迷わずにいられる、あるいは拒み切れるほどの強さを手に入れていかないといけないのかもしれません。心か、技か、どちらかは必要になってきますものね。

    先輩兵ちゃっかり脅してきました。いや彼の中では脅しではないんですけども!
    たくさん読んでくださりありがとうございます。おかげさまで頑張れています。

  • 【Ⅴ】   救いへの応援コメント

    すごいです。今回、デリヤの名前が一切出て来ないのに、冒頭数行読めばデリヤの視点だと分かりました。
    後悔しないと覚悟していたのに、今は少し悲しい。それが昔の友――セトたちに会ったせいだというのは、これまでの彼らのやり取りで説得力があります。どれほどデリヤにとってセトたちと過ごした時間が楽しかったかと思うと、このまま死んでしまうのは悲しすぎる……。そう思っていたら、中央の聖者さま登場で驚きました!

    ベイデルハルク大聖者はめちゃくちゃ強かったですが、このクレイド聖者も相当できる人のようですね。しかも幼いデリヤを知っているなんて! クレイドの方も覚えているとなると、よほど印象的な出会いだったのでしょうか。デリヤを裁くためにわざわざ彼が出向いてきたことからも、何やら二人の間に縁を感じます。

    クレイドにはお見通しなんですね。会わずにいたけれど、中央に来ていたデリヤに気付いていて、デリヤがどうなったかも知っていて、今回出向いてきたご様子。デリヤに縁のある癒し手にも検討がついているようで……怖いですね(;'∀')しかも泳がせるとな。この余裕がセトたちにとって幸運となることを願います!

    クレイドに殿下と呼ばれていた女性はルノアですよね?
    珍しい色の髪、話し方や醸し出されている雰囲気から、彼女だろうと。
    デリヤを助けに現れたのは、ランテのためでしょうか。それとも『いずれ知られること』を加速させたデリヤの功績を讃えてのことなのでしょうか……。
    なんにせよ、強制的にデリヤを他所へ飛ばして救ってくれて、ほっとしました! 良かった~! ルノア登場の際、この回のタイトルを見直したんですよ。そして期待を持って続きを読みました。あぁルノアありがとうと言いたいです! もしまたデリヤがランテと会うことがあったなら、ランテもきっと喜びますよね(^^)!

    にしても気になるのはルノアとクレイドの会話です。
    あの国、民たち、そして『あの人』、の犠牲の上に立つ、とは一体どういうことなのか。あの人、はルノアにとって大事な人のようです。ベイデルハルクがランテに誰かを見ていましたが、その人なのかな……? うむむ、ルノアの過去も気になります!

    作者からの返信

    ありがとうございます。それは保紫さんが丁寧に読んでくださっているからだとは思いますが、嬉しいです。
    デリヤは、同世代の人と色んな苦難を乗り越えられたあの瞬間が、本当に楽しかったんでしょうね。それまでは貴族として育てられていたから、それほど他の人たちと関われる時間も長くなかったのだと思います。

    そうなんです、クレイド氏も結構なやばさでして。
    デリヤとの繋がりはめちゃくちゃ深いという訳でもないんですけど、それなりには……これ実はまだ本編でも出せていないんです。なかなかタイミングがなくって。書きたいことをいつ書くかって、本当に難しいですよね。いつも「ここかな、あそこかな、でもなぁ」って考えっぱなしです。笑

    色々見通されてしまっているんですけど、侮られてはいるみたいです。仰るようにこの侮りを隙にして、どうにかしたいものですが……何にせよ中央は強大なので、やり方は考えねばなりません。

    お、ありがとうございます、ルノアです! 気づいてくださらない方もたくさんいたので、気づいていただけて嬉しいです。
    ルノアは基本助けられる人は助けたい人なんですが、そうですね、わざわざ敵の中枢に接触してでも彼を助けようとしたのは、彼に助けたいと思わせるものがあったからだろうと思います。
    デリヤはルノアがいなければ間違いなくここまでだっただろうと思うので、ルノア、よくやってくれました。
    いつかランテとデリヤが出会えることになるなら……はい、ランテは大喜びかと!

    もうなんだか、ちょっと情報を出すとすぐに反応していただけて……こんなふわっとした情報で申し訳ないんですが、たくさん気にしていただけて感無量です。いつもありがとうございます!

  • 【Ⅳ】   しこりへの応援コメント

    ワグレへの出発前の作戦会議、いいですね。こういう会議シーンって好きなんです。テイトもユウラも、それぞれ個性が出ている意見が出ていて、そこもさすがだなぁと思いました。テイトは呪に関しては好戦的な気がしますが、どちらかといえば慎重派で、ユウラは戦闘で押し込むタイプかなと。でもそれぞれが合理的で、一理あるのがうまいです。

    そしてランテが、良い案を出しました。二人の意見を聞いたうえで出て来たものだと思いますが、ちょっと違う視点からの提案ができるランテは賢いですね!
    ってテイト! 大活躍ですね! 何度も言っちゃいますけど、いいキャラしてます。テイトが縛り上げた彼らから情報を聞き出しているさまを想像して、ふふっと笑ってしまっていました(彼らには悪いですが!)。楽しいです( *´艸`)!

    あーテイトからの宿題、ランテは頑張ったんでしょうけど、無茶ぶりしますねぇ。でもいつものことらしい! ひえぇ、私はテイト先生から落ちこぼれ認定されそうです! 昔は暗記もしましたが、テストが終わると綺麗さっぱり忘れちゃうタイプの人間ですw

    皆が白軍に入ったいきさつや、過去の仕事のお話が興味深かかったです。特にテイトの支部内鉄板ネタがめちゃくちゃ気になりますね……。もしや背の低さを買われて女装させられたりだとか……!? うわー見たい!

    むむ、またまたセトが意味深なことを言っていますね。ランテもけっこう踏み込んで聞きましたが……確かにセトの言うとおり、先入観を与えてしまう懸念はありますか。
    セトの癒しの呪は遺伝。ちょっと話題に出たことのあるお父さんから? それともお母さん。んーしかも話したくない系の何かがあるってことですね。
    死ぬって想定しないのは、洗礼を受けた白軍みたいになるかもってことなのか、また別の何かがあるのか。

    ランテと出会った時、セトは何かをランテから感じ取っているんですね……。もしかしたら会ったことはなくても見たことはあったり? セトの中にある何かとランテの持つ何かが合致しているのかも。なんて、また考え込んでしまっています。楽しいです(^^)!

    作者からの返信

    この話は結構会議シーンが多いもので、いつも飽きさせないか心配なんですが、好きでいてくださるならよかったです! ありがとうございます。
    仰る通り、テイトが慎重派(呪は除く)、ユウラが好戦的で、ものすごく正確にキャラの性格を読み取っていただけてすごく嬉しいです!

    ランテ、発想力はある方でして。功を奏して本人も喜んでいると思います。
    テイトを気に入っていただけて何よりです! 穏やかそうに見えて一番怒らせたら怖いのは彼なので。笑

    テイトはスパルタ教育の人なので、人間の限界を試すような課題をわんさか出してきます。私もきっと落ちこぼれ認定です。笑
    でも上手くできなくても頑張ろうとしている人に対しては寛大というか、指導を辞めることはないので、きっと大丈夫です!

    そうなんです、身長で敵役だとか言われて、本人が望んでもないのに女装された過去があり……きつかったと思います。黒歴史です。

    セトって本当はとっても口が堅いんですけど、ランテ相手のときは緩いんですよ。理由もあると言えばあるんですけど、それはまた追々……(こんなのばっかりですみません)
    後の方で汲み取ってくださってる、「何かが合致している」っていうのはそうなんですよ! さすがの推察力……本当に感心してばかりです。
    過去話は重たくなるんですけど、そろそろ大部分は見えて来そうな感じです。

    こまめに読んでくださり、本当にありがとうございます!

  • 【Ⅲ】   決起への応援コメント

    なるほど、あの少年の大事なものって、デリヤからランテに渡った短剣なんですね。あの少年はどこかから盗ってきたのでしょうか……。デリヤは少年からあの短剣を奪っていたんですね。

    ランテの見え透いた嘘を見抜いて、しかも話さないことを許してあげるユウラ、優しいですね。迎えにもきてくれるし。照れているユウラも可愛いです!

    雇われの剣士に対峙するランテ、けっこう冷静に頑張りましたね。見ていてハラハラしちゃうんですが、今回は傍にユウラもテイトも控えていたので、いつもよりは安心して見ていられました。
    そして、テイト! 冷気を操って見事な形成逆転、格好良きです! 綺麗に笑みながら怖いことをさらっとするあたり、すごくいいです! この物語、私の推しがめちゃ増えそう……! 彼らを縛ったのは、ワグレの中央軍に報告に行かせないためですよね? さすがテイトです!

    ルノアとの再会を願って、そして共に立ち向かいたいと決意するランテが頼もしくなりつつありますね。テイトに呪を教えてもらおうという気概も素晴らしいです。
    そこでテイトの分かりやすく有難い授業! そして膨大な宿題。ホントにテイトっていいキャラですなε٩( >∀< )۶з

    セトとは先頭切ってユウラが話すのも彼女らしいですね。
    セトの口から、皆が足手まといなんかじゃないってきっぱり聞けて嬉しかったです。
    迷わない彼らは、聞かれる前から心は決まっているんですよね。固い結束と友情(愛情)が眩しいですっ!

    いよいよワグレへ向けて出発ですね。
    続きも楽しみです(^^)!

    作者からの返信

    王国説にまつわるもののほとんどが現存しないんですが、この短剣だけはどうにか生き延びて来たみたいです。この世界にもコレクターはいて、そういう人たちから見たら垂涎ものかもです。笑

    ユウラは自分も深入りされることはそんなに得意ではないので、そういう気の使い方ができるのかなーと!

    はい、ユウラもテイトもベテランさんなので、その二人が傍にいれば大体のやらかしはサポートしてくれるはず。
    推しが増えそうとのこと、すごく嬉しいです! 私はキャラクターの個性を出すまでに時間がかかってしまって、テイトもようやく出すことが出き始めたあたりです。
    もちろん、ワグレに行かせるわけにはいきませんので、しっかり捕縛しました。結構怖いテイトです。笑

    テイトは教官としてはかなり厳しいで有名です。でも腕は超一流なので、ランテにとってはありがたい環境ですよね! ただしやる気は試されます。大変です。

    ここ、セトも話に戻るかどうするか悩んだところなんですけど、さすがに不義理かと思ってできなかったみたいです。根が真面目で。
    対セトはユウラが一番上手なので、テイトも先にユウラの出方を伺うようなところはあるのかもしれません。どちらにせよ、答えは変わらなかったでしょうけども!

    ワグレです。エルティ後の初めての大きな山場になります。
    楽しそうに読んでくださっているのがいただくコメントから伝わってきて、とても嬉しいです。いつもありがとうございます!


  • 編集済

    【Ⅱ】   間違いへの応援コメント

    うおぉぉ意味深な台詞の連続(;'∀') やはり、ランテの記憶喪失はルノアが。過去のランテを戦いから遠ざけるために、そしてランテを護るために、ですね。
    ルノアの心情は推し量ることしかできませんが、ランテのことを真に思っていることは分かります。それが例え独りよがりだったとしても。
    きっとランテの記憶を奪うことも辛かったことだと思うのです。ランテの記憶から自分も消えることになるのだし。きっと、そんなふうに辛いと思うことすら自分に許さなかったのでしょうけど……( ;∀;)
    中央のことについて、ルノアはなんだか責任を感じているようにも思えます。何があったのかはまだ謎ですが、それが明らかになって、ランテと共に手を携えて立ち向かえれば良いのにと願ってしまいます。

    ユウラは子供には初対面でも優しいんですね! 意外に子供の扱いに慣れているのかも? 
    ワグレの軍隊も補給をしないといけませんものね。うーん確かに近くの村や町から強奪した方が早い。ヨーダもとばっちりと受けているわけですね……。いつもながらやることが酷いですね中央はっ!

    ユウラがセトに似ているのって面白いですね。きっと、一緒にいることで、似てきたんでしょうね。あと、ユウラがセトをよく見ているからかな( *´艸`)

    ランテがやる気なので、頑張って欲しいです! ちゃんと、危ないときは助けて欲しいって言っておくところが可愛いですね。テイトは鍛錬の成果に期待しているんでしょうか? ユウラがびっくりするところ、見られるといいなぁ。

    あ、私に親しみやすさを感じていただけて嬉しいです(^^)
    こちらこそ、仲良くしてくださってありがとうございます!

    作者からの返信

    ルノアの台詞っていっつもこんな感じで、歯がゆい思いをさせていないか心配です。
    でもルノアの心情をそこまで汲み取ってくださって、すごく嬉しいです……いやもうほんと、いつも思考を巡らせながら読んでいただけて幸せです。
    ランテとルノア、一緒に歩んでいけたら本当にいいんですけどね。ルノアの方がなかなかそうできない。私自身もじれったく思いながら書いておりました。

    支部の面々は子供を相手にすることも多いため、ユウラに限らず結構子供の扱いには慣れている人が多いです。
    でもユウラは世話好きな面もあるので、特にうまいともいえるかもしれません。
    ヨーダ村もかなり辛抱したんですけど、ね……この現状、辛かったと思います。これで改善するとよいのですが。中央はもう本当にだめだめのだめです。

    ユウラはよくセトを手本にするので、その辺もあるかもしれません。もちろん、似ている部分も大いにあるのだと思います!

    ランテ、迷わず人を頼れるタイプなので、そういう一言も言えちゃいます。笑
    記憶喪失ではあるんですけど、なんだかんだランテもできる……方ではある……はず……?笑
    ユウラを驚かせるくらいの活躍をしてくれるといいんですが!

    おかげさまで、最近本当に読みも書きも毎日の楽しみです。ありがとうございます!

  • 【Ⅰ】   勝手への応援コメント

    ああ、デリヤと再会したことで、物語の舵が切られた感があります。
    セトの重苦しい気持ちと緊張感が、冒頭から伝わってきました。
    ハリアルさんとの対峙に、食い入るように文字を追ってしまいましたよ(;'∀') セトがデリヤの事の疑念をぶつけるところでは、あぁやっぱりそうだったんだと……。でもハリアルさんの背負うものの大きさも分かります。セトもそう理解しているように、ハリアルさんは北支部の部下たちや町の人たちを守らなくちゃならなかった。デリヤによって中央と対立する方向に邁進することはできなかったんですよね。

    内通者の密告などなかった、ということ、ですよね。デリヤの動向を危惧したハリアルさんが、中央に気付かれる前に追放という形を取った、ということでしょうか。デリヤを殺さずに追放としたのは、ハリアルさんの優しさかなと思いました。結果的にデリヤはあんなことになってしまいましたが……( ;∀;)
    その時ハリアルさんが迷わなかったのは、守るべき者が多くいたからもあるでしょうが、 セト>デリヤ だったこともあるのかなぁ。ハリアルさんにとってはセトは息子みたいなものなんですね。

    ワグレに行こうとするセトの、ハリアルさんに対する気持ちが辛くって。
    セト、実際には泣いていませんが、胸の内では泣きそうになっていた気がします。でもセトの決意は固いんですね。デリヤに託されましたことも大きいのだろうと思いました。
    セトのお父さんもワグレでお亡くなりになっているのでしょうか。それともまた別の関わりがあるのか……。ああ、セトの過去もランテの過去も気になりますっ。

    うぅ、セト、やっぱりイイ奴だし、その言葉そっくりそのまま返したいですよ。
    「死なせたくないんです」
    んむ、『あの馬鹿をなんとか、』ってユウラ! いいですね( *´艸`)!

    腕章を持っていかせるハリアルさんも覚悟を決めたようで、やはり彼にとってセトの存在って大きいんですね。
    ハリアルさんの言うように、セトたち皆、一人も欠けることなく戻ってきて欲しいです!

    作者からの返信

    はい、デリヤとの再会は大きなきっかけとなりました!
    セトはやっぱりハリアルの過去の決断に気づいてしまい、こういう方向に歩んでいくことを決めたようです。
    大きなものを背負えば背負うほど、拾えないものが増えていくんだな……とはよく感じます。息苦しくもなっていくんでしょうね。

    デリヤ、本当に理不尽な運命にさいなまれた人で。
    それもなぜそうなったかというと、彼の行動力の高さだとか、後は聡さだとかが影響してそうなってしまったのが、もっとやりきれないような気がします。
    ああ……そうですね、実際ハリアルの中でセト>デリヤの序列は間違いなくあると思います。時機やら状況もありますけど、今回は以前できなかった判断ができた、というところがやはりその序列を感じさせますよね。

    セトはハリアルに大きな恩を感じているだけに、できるだけ意にそぐわないことはしたくないんだと思います。でも、デリヤに託されたことを無視もできないので、とっても悩んだんじゃないかなと……ランテの過去よりセトの過去が先に出てきます。またそのうちに……

    セトのその気持ちってこれからずっと変わらなくって、だから苦しんでいくことになります。ユウラのそういう物言い私も好きで、よく書いちゃいます。笑

    本当に、誰も欠けることなく戻れたら……ですよね。大きな問題に立ち向かっていくことになりますが、頑張ってもらいます!
    いつも丁寧に読んでくださり、本当にありがとうございます!

  • 【Ⅳ】-3 誇りへの応援コメント

    Ⅳ1~3はドキドキし通しでした。
    館に入ったらランテは罠に引っ掛かって落ちちゃうし、どうなることかと!
    少年は身軽ですね、やっぱり盗賊くさいです(笑)
    ランテはまた腰を打ちつけちゃって、下半身麻痺が心配です。今回も無事で良かった~( ;∀;) 腰、ホントに大事です!

    ふふ、ランテはやっぱり素直ですね。宙帰りして降り立った少年を本気で褒めてる。少年がランテに何を言いかけたのか、気になります。「お人好しそうだし」とかかな。「セトに似てる」とかかも。

    というか、少年、けっこう物知りですね? ランテを黒の使途でしょだなんて!
    黒の匂い……この少年、嗅ぎ分けられるんですね。ということは、黒の使途とも接触したことがあるということでしょうか。かなり確信に近い断定をしてきているところが、すごいです。
    ナイスアドバイスもありましたね。呪を使ったらいいんじゃない?って。焦りが先行していたランテには、少年が一緒に落ちていてラッキーだったのかもしれないですね(^^)

    セトもやっぱりハリアルさんをちょっと疑っているんですね……。でも信じたくないし、今のハリアルさんの方針から考えても……というところですね。真実は、まだ謎ですね。

    ユウラが、武器がない中も頑張っていてくれて良かったです!
    セトも間に合ってくれてほっとしました。
    なんだかデリヤがね、可哀そうに思えて……。言葉と表情の端々に、哀しみが見えました。
    白女神の支配に抗っている?デリヤの中に、おそらくセトたちの知るデリヤも垣間見えて、この辺りは息を詰めて読んでいました。ランテ、なんとかしてあげてって。

    ランテ、本当によく頑張りましたね。腕を落とすのとか、大変だと思います。でも痛みも恐怖も振り切ってやり遂げてくれたランテはすごい。抱き締めてあげたかったです。

    ランテに渡った短剣は、これから波紋を呼びそうですね。王国説の真実。詳しくは自分で調べろということでしょうか。短剣を調べたら何か分かるのかもしれませんね。デリヤは……殺されちゃうのでしょうか。うぅ悲しいです。でも覚悟を決めたデリヤの去り方は、悲しいながらも美しかったです。

    作者からの返信

    たくさん読んでくださり、ありがとうございます!!
    ランテ、おっちょこちょいで、よくこういうことがあります。本当に気を付けていないと危ないですよね。
    身軽=盗賊のイメージ、すごく分かります。素早さ高そう。笑
    いやもう本当に、腰って傷めると座ってても立ってても、何なら寝てても辛いですから、気をつけなきゃいけません。

    ランテは思考→発言で何もクッションを置かないので、そのまま発言が出てきてばかりです。笑
    言葉を止める少年は、ランテとは違って慎重そうですよね。彼が何を言いかけたか考えてくださっている……本当に細かいところまで思考を割いてくださってありがたいです。

    あ、少年のそこのところにそれほど触れてくださる方がいないので、嬉しいです! そうなんです、なぜか彼には分かる。この辺りの理由は本編では明言はしないんですけど、ずーっと後に答えもどきのような展開はあります。この投げっぱなしの感じ、私はよくあるので気を付けないといけません。
    本当に、少年がいなければもっと時間を食っちゃってただろうことを考えると、一緒に堕ちてきてくれてよかったですよね。笑

    疑わざるを得ない状況ではあるんですよね。今はまだ考えたくない気持ちがどこかにあるので、それ以上の思考はしていませんけど、やがて彼も答えに辿り着くのではないかなと思います。

    ユウラ、しっかり粘ってくれていました! そのおかげで間に合いましたね。
    デリヤは本当に……理不尽な運命の中に放り込まれてしまった人なので、私も彼の心境を思うとやりきれないところがあります。

    この件については(前の件もかもですけど)、なんだかんだランテがMVPだと思うんですよ。怖かったでしょうに、それしかないと分かっているからやり切ってくれました。デリヤの命をどうにか繋げたからこそ、そして彼自身が頑張ったからこそ、見えてきた道がある。どうにかそれで報われてくれるでしょうか。

    もう本当に、いつもありがとうございます!

  • 【Ⅲ】   館へへの応援コメント

    攫われていた少年! 大事なものって何だろう? 気配に気付けなかったなら、セトが警戒するのも無理ないですね。にしても、セトには随分と生意気な口を聞く少年ですねぇ(;'∀') あなたには分かっているはずだ、とか、意味深です!
     ボスが惜しがっていたっていえば中央のこと?うーん、いや、なんか違う気がします。北支部に入る前のセト? がいたところのボスとかでしょうか? 盗賊団っぽいかしら。この少年のように一人で他の町に入ることがあった、のかも……? 色々想像してしまいます!

    テイトもセトも、相手がデリヤかもって思っているんですね。うーんなんとか話し合いで解決できたら一番良いのですが……そうもいきませんかね( ;∀;)

    作者からの返信

    思わせぶりなことばっかり言ってる少年です。気配を殺すことにはかなり長けているようで……何か色んなことを知っていそうですし、油断ならない感じです。

    あ、そうです。彼は中央とは関係なく、それ以外の繋がりがセトとあるようで。またしてもたくさんお考えいただけて嬉しいです!

    テイトにも罪の意識のようなものはあるようで……デリヤのことは、彼らにかなり暗い影を落としているようです。本当に、どうにか穏便に解決できればいいのですが。

    コメント、いつもありがとうございます!

  • 【Ⅱ】   窮地への応援コメント

    ああっ、ここでデリヤが。
    ランテがいる部屋にいた、セトたちの仲間だった、そして彼らに追放された彼が。ここで登場するとは思いませんでした。ユウラが「聞き覚えのある声」と思ったところで、あ、もしかしてと(;'∀')

    復讐ですか……彼の母親がワグレで亡くなっているんですね。彼が誰よりも早く真実に辿り着いていたならば、彼が追放されたのは誰かが仕組んだことだと考えて良さそうですね。考えたくはないですが、まさかハリアルさんが……? うむむ。

    デリヤの気持ちも分かるんですよね……。きっと、ほぼ確定みたいに疑われて、ショックだったんだろうなぁと。悲しくて、諦めちゃって、もうどうにでもなれと中央に復讐に行ったのかなと思いました。だけど中央で何かあって、デリヤだけどデリヤじゃなくなっているのかもしれない。昔を知っているユウラにとってはショックでしょうね。少なからず追放したことに対する後悔はあるようですし。
    んーーこれは、セトたちにもキツイですねぇ( ;∀;) 実際に子供が攫われていなかった? のが本当なら良いのですが、なんだか妙な胸騒ぎがします。
    ユウラをあっさり捕らえてしまうデリヤの手腕はすごいですね。技巧に優れた剣士に感じました。

    黒獣を作り出して操れるなんて、怖ろしい能力です。懐いてくれるなら、ちょっとかわいく思えるようになってくるのかもしれませんが……(^^) 敵としてならとんでもないですね!

    ユウラって、強くあろうと踏ん張れる気持ちの強さが素敵ですね。ランテにも言えることですが。「守られる側ではなくて守る側でありたい。」きっとユウラも誰かに守られてきたからこそ、そう思えるのかもしれないなぁ。なんて思いました。彼女にもまた、頑張って欲しいです。無茶しがちなセトをサポートするには、テイトだけでは大変でしょうから(^^)
    すごく窮地に立っていてどうなっちゃうのか心配ですが、本当に、なんとか無事でいて欲しい……!

    こうして読みにくることが、日々の楽しみになっております⁺o(⁎˃ᴗ˂⁎)o⁺
    私、クールな印象でしたか(照)!? いやもう、好き放題コメントさせていただいておりますが、ガッツリ受け止めてくださるのがすごく嬉しいです!

    作者からの返信

    さすが保紫さん、「聞き覚えのある声」ですぐにデリヤを想像していただけて嬉しいです。

    彼はとても悲しい運命をたどった人です。彼は母を慕っていたので、必死に真実を求めたのでしょうが、いつの時代も知り過ぎた人って不幸になってしまいますよね。理不尽なことにも。

    想像してくださった通りで、デリヤにとって北支部の仲間たちは「もしかしたら一緒に立ち向かってくれるかもしれない人たち」になっていたところにそれでしたから、失望も大きかったんだと思います。中央に行くまでは自暴自棄になった部分もあるでしょうが、今の彼の在り様は……はい、中央で何かがあったのかもしれません。ユウラ、ショックだったと思います。もちろん他の人たちも。
    ユウラに戸惑いがあったのもありますが、デリヤは腕も立つので、負けることも不思議ではないような感じです。

    大抵の人が戦おうとする理由は、「守れる側でありたい」という気持ちがもとだと思うんです。積極的に武力を得たい、と思う人はそう多くないと思うので……ユウラも例に漏れずそうですね。元々運動神経もよかったようです。はい、ユウラにもセトをサポートして貰わないと!
    ありがとうございます、何とかなる……と、思います、た、多分。

    はい、作品もすごく知的だったのと、コメントからもかなり洞察力が窺えて、とてもクールな方なのだと思っておりました……! でも最近は親しみやすさもたくさん感じます。仲良くしていただけて嬉しいです!

    いつもお越しくださり、ありがとうございます。本当に励みになっています。

  • 【Ⅰ】   黒影への応援コメント

    ランテ、北支部に入っての通常任務ですね。こういう普段の仕事をしている姿の描写って、彼らがそこでちゃんと生活しているなと感じられて、好きです。
    門の警備は持ち回り制なんですね! 副長のセトも当番に入っていることにちょっと驚きましたが、偉ぶらないセトらしいですね。
    眠そうなランテ、平和でちょっと暇なときって眠くなっちゃいますよね~(^^)

    セトを呼ぶのに、建物に入らずに外から窓を見上げて、というところ、もう北支部の皆の中では、セトは窓から飛び降りてくるものって共通認識っぽいですね! 面白いシーンです( *´艸`)

    白い鎧に映える赤い血の色が、目に鮮やかでした。
    門にまで黒獣が襲ってきたのは、誰か人がそう仕向けていたから、ということですね。連れていかれた男の子を追っているユウラが心配ですが、セトたちが追いかけてくれるとなって、ほっとしました。ユウラが強いのは充分分かっているのですが、セトやランテの思うように、万一もあるし、やっぱり心配。こういう意見がすぐに一致することにも安心します。

    連れていかれた男の子は無作為なのか、選ばれたのか、その目的も、気になります。わざわざ連れていったからには、すぐに殺したりはしないのでしょうが……無事であって欲しいです!

    ランテと黒獣の戦闘シーンは、動きが詳細に描写されていて、ハラハラしながら見守りました。記憶はまだ戻っていないながら、体や剣の使い方は少しずつ慣れてきている様子。成長しているのが感じられて嬉しかったです。

    それにしてもテイト、セトのお守り役でもあるんですね? 油断ない眼差しが、なんとも良いですね。それに便乗して頷くランテも、そのうちにテイトみたいになりそう(^^)!

    作者からの返信

    以前はこういう通常任務のシーンをほとんど書けていなくて、書き直しました。私も組織の中で為すべき仕事をしている、というシーンがとても好きで、書けて良かったです。
    北支部は人材不足というのもあるのですが、門警備は黒獣が出ることもあって実力者が入りやすく、かなり頻繁にやっているみたいです。仕事が多い中よく頑張っています。笑
    平和なときくらい、少しくらい眠そうでもきっと許してもらえます!笑

    おっと、本当に細かいところに気づいてくださる! そうなんです、セトは下から呼ぶっていうのが共通認識です。「急ぎのときは下から呼んでくれたらいいから」って本人が言っているみたいです。

    どんなに強い人でも、やはり一人だと隙は出やすいですし、対複数を相手にすることになれば難しくなってくる。単独行動はなるべく避けるべきですよね。今回は子どもがいたから、致し方なかったのでしょうけども……

    男の子の件、ちょっとここは後から読むとまどろこしかったかなと思って反省している部分です。心配してくださってありがとうございます。

    ランテ、頑張っています。私ならもう記憶喪失をいいことに、安全な仕事でも見つけてのんびり暮らすと思いますが、書き手ながら偉いなーと思ったりします。笑

    テイトは本当に細かいところに気が付くので、いてくれてほっとしています。テイトとセトって、呪については北支部の一番二番なんで同じ隊にするべきではないんですけど、お気づきのようにハリアルはテイトにセトのお守りをしてもらいたい、と思っているみたいです。笑
    ランテにもぜひテイトみたいになってもらいたいですよね! 頑張ってもらいます!

    本当に毎度丁寧なご感想をありがとうございます。長い話に興味を持っていただけて嬉しいです。


  • 編集済

    【Ⅳ】   本心への応援コメント

    祠の修復は無事完了ですね。良かった(^^)!
    大精霊の存在が人々の生活に密接に関わっているからこそ、制御を失った時の脅威も増すのですね。ランテが不安に思うのも頷けます。わー確かに祠を壊して回るような不届き者+強者がいれば、ヤバいことになりますね……(;'∀')

    アハ! ランテの不安を吹き飛ばす皆の感想!
    いやホント、いいですね。うん、ランテは分かりやすい。イイ奴です。私もそう思う!
    テイトの言うとおり、人間的に信頼できるってすごく重要かもしれません。いくら能力が高くても、人間的に信頼できない人とは一緒に仕事したくないですもん。この面々、みんな大好きです。

    セトは優しすぎるんですねぇ、大聖者さまが登場してランテを逃がした時も思いましたが、優しい。甘いともいえますが、それだからこそ、癒し手の能力が高いのかもしれないなぁ、なんて……。
    でも、副長として全体を見ようともしていて、ランテに警告してくれたんですね。
    ランテにとっては良い人ばかりだけれど、中央のやり方は汚そうですし。ユウラが言っていたように、誰かを盾にされて心とは裏腹に刃を向ける者も出てくるかもしれません。悲しいことが起こらないといいのですが……(;'∀')

    ロアとスン、酒場にいたカップルというと――(確かにいた気がする)、確認しました。いましたね、酒に酔った女性がけっこう言葉使い荒い感じの……追われている様子の。でも、随分と印象が違います。ランテが感じたように、酒場の様子とは異なりますね。あの後、ワグレに行ったのかな。これほど憔悴するほどに、ワグレの様子は酷かったんですね。
    聞いてしまった【誓う者】の存在が誓ったこと。王国説の学者さんなら、中央にとって彼の誓いが果たされることは阻止すべき問題なのかもと想像しています。一波乱ありそうですね。果たしてハリアルさんはどう決断を下すのか……見守りたいと思います!

    それにしてもあの中央の洗礼って、なかなかに反発が大きいような気がするんですが、機械的に動く兵士の量産が目的なんでしょうか。心が虚ろになって、兵士としての能力は下がらないのかとか、ご飯とかちゃんと食べてるのかなとか……、なんだかあの洗礼ってめちゃくちゃ怖いのです。北支部の皆には、ああなって欲しくないなぁ( ;∀;) セトたちに頑張ってもらいたいです!

    作者からの返信

    大精霊ってすごく大事なんだよ、いなくなったらやばいよー! ってことを印象付けるために書いたエピソードなので、そのことの脅威を感じていただけて嬉しいです。保紫さんは、拾って欲しいところをしっかり拾ってくださるので、書き手として喜ばしく思うと同時に、身が引き締まります。私ときどきものすっごいポカをやらかすことがあるので、何か展開上の矛盾とかを見つけられたときはぜひ教えてください……!笑

    こう、警戒心が薄すぎて相手を警戒させないタイプの人っていますよね。ランテってまさにそういうタイプだなーと。
    特にこの面子って皆しっかりしているので、「サポートしないと」って思う部分もあるかもしれません。セトの忠告も、そういう気持ちから出て来たのかも。本当に、儘ならない事態にならなければよいのですが……

    酒場で出会ったときはお酒が入っていたので、すこーしばかり(少しかどうかはさておき)気が大きくなっていたのもあるかもしれません。
    実はワグレが先で、エルティは後でした。この辺り時系列分かりませんよね。分かるように書くべきでした……。多分お酒を飲まないとやっていられなくて、大酒しちゃった感じだと思います。ロアがずーんとなっているのは、スンにけがをさせてしまったことも大きな理由だったと思われます。
    ハリアルも難しい立場です。何を選んでも責められない。ほんと、人の上に立つって難しいことだなと常々思います。

    兵士の意志に反した何かをさせたくて、兵の個人能力を下げてでも(仰るように確実に下がります。思考しなくなりますから)洗礼を取り入れている、というのが実情です。そうまでして何を果たそうとしているのか、実は明らかになるのはかなり後なんですが、また作品の中でお見せできたら。

    毎度本当に丁寧に読んでくださり、ありがとうございます!


  • 編集済

    【Ⅲ】-2 何故への応援コメント

    村でのセトの采配は迅速で無駄がないですね。チームのリーダーとして能力が高いと思います。そしてテイト。彼が最年長ということですが、さすがです。全体を見渡せるというか、無茶しがちなセトの管理もしているというかw チームにはこういう人、必要なんですよね(^^)

    ついて来ちゃったネーテも、お父さんを助けたい一心で頑張ろうとして、芯のある子ですね。新しい司候補は、まだ少女なんですね。
    ユウラは家族のために頑張ろうとするネーテに自分を重ねたかな? 経験的にも、暴走時を知っているのは大きいですね。

    ランテ、光速を意識的に使えるようになったんですね!すごい!以前はやっていたことだからこそですね。ネーテのお父さんたちが無事であって欲しいです。

    ランテの指先はどうなっているんでしょう。うぅむ、呪力が引き出されることもないし、触っただけで精霊が大人しくというか、正常になっているっぽいですね?
    分からないながらこれはラッキーな事態ですが、ネーテとしてはちょっと複雑かしら。そんなことを思いました。

    まだお話を追いかけている途中ながら、評価は固まっていますので先に☆を置かせていただきますね。拙作にもありがとうございました。最新話に追いつきましたらレビューを書かせていただきます!

    作者からの返信

    セトって基本行動指針がぶれないので、こういう場面では迷わないんですよね。迷わないって大きなアドバンテージだなって、この作品を書いていて思いました。ただ、はい、放っておくと彼が好きにしちゃってよくない面もあるので、そこをテイトやユウラやらがフォローしている形です。

    ネーテ、じっとしていられなかったみたいです。あ、そうですね! ユウラも家族のために、というのはとてもよく分かると思うので、彼女の意を汲んであげたい気持ちは強かったように思います。

    ランテは土壇場の方が色々と上手くやれるタイプかもしれません。笑 今回、ランテがいて助かったと皆が思っているはずです。

    ネーテは……父親が助かった事実に喜んでいると思います。もちろん自分が頑張りたかったという気持ちもあったでしょうから、仰るように少し複雑な面もあったかもしれませんが、しっかり感謝はしてくれるんじゃないかなと。

    あ、お星さまをありがとうございました! 私も実は同じような形で、最初の山場を追えたくらいで評価が定まるので、先にお星さまを残して最新話かその近くになってきたらレビューを投下する、というのが基本スタンスです。楽しく読ませていただいております。勉強もさせていただいております!

  • 【Ⅱ】   連携への応援コメント

    今回は皆の連携の良さ+仲の良さがよく分かるお話でした。
    ランテは皆の足を引っ張らないように、頑張りたいと思う心持ちが素晴らしいです! 新人はこうあるべきな見本のようですね。友達にもなりたいけど後輩でも可愛がりたい(^^)

    いつものアレで。みたいなの、仲間内でできるのはいいですね。ランテが憧れるのも分かるなぁ。これまでセトたちは一緒にいろんな任務をこなしてきたのでしょう。苦しいこともあったでしょうが、皆で乗り越えてきたからこそですね、きっと。
    ランテが彼らと一緒にいて疎外感を覚えないのは、ランテもすごいけど、セトたちもすごいんだと思います。ちゃんと気に掛けてあげて、疑問にも丁寧に分かりやすく答えてあげて。うん、ランテが幸運だと思うのも頷けます!

    セトやテイト、ユウラも、各々が相手に敬意を抱いているのも感じられるので、そこも素敵だと思います。

    祠での任務はちょっと危険そうですが、彼らならしっかり果たしてくれそうです!

    作者からの返信

    この節は実はほぼ丸ごと、後から加筆している部分なんです。ちょっと展開が急ぎ過ぎだったので、そういう仲の良さであるだとか、細かい部分を書き足したくてこの節を追加しました。しっかり読んでくださって嬉しいです。

    言葉なしに通じ合える関係性、というのに私自身が憧れている部分がありまして。それが書けてちょっと嬉しかったのを思い出しました。笑
    おお、ありがとうございます。仰る通り、皆で仲良くなれるように多少の配慮はあるかなーと思います。ランテ自身の人懐っこさももちろん、大きな要因でしょうけども!

    全員が尊重し合ってるのは仰る通りで、それが隊の仲の良さにもつながっているのかなと。

    いつも来てくださり、本当にありがとうございます! 最近保紫さんとのやり取りが、モチベーションに繋がっていると強く感じます。

  • 【Ⅵ】—2 昇華への応援コメント

    んんん、ここはやはり簡単にはいきませんでしたか…!。゚(゚´ω`゚)゚。しかしそうですよね。メイラさんにはもう白の民みんなを恨むしか縋るところも進む意味もなかったから、今更黒幕はほかにいるなんて聞かされてもすぐに矛先を変えることはできなくて。でも彼女ほどの戦闘力には、なにがなんでもこの先の戦いに加わってほしいところ。そして何より、彼女の時間がちゃんと動き出してほしいですもんね。

    でも交渉はなかなか良い条件交換で終われたのではないでしょうか。強気のセトかっこいい!はるばるここまで来たんですもの、しおらしくしてちゃ帰れませんよね。これで祠防衛戦にますます注目が集まる…この動線めちゃくちゃ燃えますね、さすが!いつもそうですけど、駆け引きのシーンはアクションではないのに、まるでお互いに喉元にナイフを突きつけ合うような緊張感があって最高です。セトの安心感よ笑 導師たちもいろんな考えのひとがあるんですね…。

    ランテの縁を結ぶちからが、ひとりになってしまったメイラの心や、まだ疑っている黒の民たちにも届きますように…!

    作者からの返信

    立ち止まれない人っていますよね。してきたことが大きければ大きいほど、もう取り返しがつかないんだという気持ちが生まれやすくて。
    でも、そうなんですよ。メイラってすごく戦える人なので、この先に関与して貰えたらものすごく大きな戦力アップになる。そしてそうすることで救われるのは、彼女一人でもないと思うですが、さて……

    大きく出るべきときは出なければ、という部分、よく分かっているみたいです。彼も数年前から中央の魑魅魍魎たちとやり合ってきていますから、こういうのは苦手じゃなさそうなんですよね。好きではなさそうですけども。安心感があるなら何よりです!
    ありがとうございます、これがあるから祠防衛戦の前にラフェリーゼ戦を入れたくって。動線を褒めていただけるのはとっても嬉しいです……!

    ランテなら動かせるものもきっと多いと、周りの人たちも信じていますし、やってくれると思います。ここまで読んでくださり、ありがとうございます!

  • 【Ⅴ】—3 意味への応援コメント

    ああ、このエピソードすごく沁みますね…。゚(゚´ω`゚)゚。私から見れば二人ともとんでもなく頑張ってる部類なのですが、とくにランテは自然と泣いてしまうほど深く刺さるやりとりだったのだろうなあと思うと…泣 前話の「人たらし」もそうですが、ラフェリーゼに来てからのランテの掘り下げが多くて嬉しいですね。主人公ながら1番謎多き彼のピースが一気に集まってくる感じで。辛いピースも多いですが…!

    出会いに意味があってほしいという話もいいですね。セトは色んな才能に溢れたポテンシャルの高いひとなので、ほんとに出会いの順番によってはすごい「有能な悪人」になっていてもおかしくなかった。それが北のひとたちとの出会いで善の道を歩むことができたのだから、本当に出会いは運命と言っても良いくらい重要なことですよね。ランテや、とくにミゼは今まで数えきれないくらいの出会いと別れを経験してきたのでしょうが、まさに今世界が変わろうとしているこの時の出会いは特に大事なものになるだろうと思います。うおおアツい!( ;∀;)

    ランテの素直さが良い道を切り拓いたのか。交渉もいよいよ大詰めですね!

    作者からの返信

    ランテ、後半から輝いてくるタイプの主人公ですから、最近出番というか掘り下げが増え気味です。
    ランテって基本感覚が麻痺しているというか、深く考えて立ち止まってしまうことを無意識的に避けているだけで、今回みたいにちょっとそれをしてみたら実は案外自分が堪えていた、ってことに後から気づくタイプじゃないかなと思うんです。

    セトが悪人になった世界線も面白そうですね! そうなってたらどうなってたかな……でも多分最後には良心を捨てきれない人間だから、徹しきれはしなかったような気もします。そうならないのが一番なので、いい形で出会いを得られて、彼は何だかんだ恵まれていたのかもしれません。

    はい、いよいよです。ラフェリーゼの人たちがどういう答えを出すのか、また見守ってやっていただければ幸いです。いつも本当にありがとうございます!

  • 【Ⅰ】-2 強くへの応援コメント

    ランテがいる部屋、元はセトの隊にいたデリヤという人の部屋だったんですね。任務とはいえ、仲間を追放することは当時も辛かったでしょうが、自責の念は後からやって来るものかもしれませんね。今ではしっかりと物事を考え行動しているように思われるセトも、当時は上司からの命令にただ従っていた頃もあったと。こういうエピソードがあると、あーセトも成長して今があるんだなと感じますね。
    人間みを感じるというか(^^)
    デリヤが生きていれば……再登場することもあるのでしょうか。その時は過去と向き合うことになりますね。

    病み上がりですが、重要な任務に就かざるを得ないセトは、やはり北支部にとってなくてはならない有能な人物なんだなぁと納得です。
    そしてまた最初出会ったメンバー(イッチェはもういないけど( ;∀;))と、今度は一緒に任務に就く、となると、ワクワクしちゃいます! ユウラ、本当に残ってくれて良かった。
    フィレネとしても、ユウラが残ったのを喜んでいそうですね。妹弟子だったとは!
    構えが似ていることを目敏く気付いていたことからも、記憶喪失前のランテが『できる』人だったことが分かります。

    ユウラはセトのこと、よく見ているんですね。息急いでいるみたいなセトを見ていると、怖いのでしょう。セトを失うことを怖れているんですね……。
    本当に大事にしたい相手なんだなぁって、じんわりしちゃいました。ユウラ好きだなぁ。ランテのことも、懐に入れてくれた感がありますね!

    ランテは真っ直ぐ素直でいいなぁ。
    「じゃあ、オレ、頑張らないと」って思えるランテを今後も応援したいです(^^)/

    作者からの返信

    人間やはり最初から完成形ではないと思うので(セトは今でも完成形とは言えないんですけど)、そういう面も出していけたらなと思っています。彼に時間の流れを感じてくださって嬉しいです。
    デリヤはあんまり引っ張らないんですよ(もうそこまで読んでくださっていますが!) 忘れられないうちに……と、当時はなんだか焦ってたのを思い出しました。

    セトは器用なので、色んな任務に引っ張りだこになりがちです。使いやすいんだと思います。
    ユウラ含めて皆でいけるの、多分ランテも嬉しいと思います! なんだかんだここまでで一番関わりが深いとも言えますし。
    あ、ありがとうございます。そうなんです、ランテなんだかできそうな感じはあるんですよね。

    ユウラのことを好きになっていただけて嬉しいです! 昔から結構気にかけてくださる人が多いキャラクターで、私も気に入っています。何分勝気な女性が好きなもので……彼女はセトと特別な出会い方をしていて、そこから先、セトのことをよく見るようになりました。
    はい、ランテのことももうすっかり信頼しているようで。ユウラは懐に入れると優しいので、これからはランテにも優しくしてくれる……はず!

    ランテのこともたくさん応援していただいてありがとうございます!
    長い物語を読ませてしまって申し訳ないのですが、いただくお言葉、大変力になっております。ありがとうございます!

  • 【Ⅴ】—1 化物への応援コメント

    こんにちは。番外編に刺激されて本編にもお邪魔します(*^▽^*)りはーつはじっくり目で読みたい作品なので、お盆の休憩にぴったり!

    ラフェリーゼ編も面白いです!とても豊かな国なのにやっぱりそこかしこに貧富の差や人の欲望が渦巻いてるの、まるで私たちの国のよう。でもそこでの思わぬ事件のおかげでまたランテの新たな役割が発見されたわけですね。まさかあの綺麗なおねーさんが関わっていたとは…。もうお一人のほうも、なにか暗い事情の果てにあのお役目についたのかなあ…。闇が深い。でも本当に誰一人として不幸せではない国なんて、どこの世界にもなさそうですが…。

    セトがどの国に行っても優秀すぎて脱帽なんですが、あてがわれた女たちに不快感を示すところ、ちょっと人間くさくなったなって謎の嬉しさを感じてしまうファンです。お母さんのこともあるけど、それでも感情がここまで簡単に噴き出すようになったのはきっと赤い髪の誰かのお陰じゃないかなって。そうだ、ムカッときたら言ってやれ!!(外交に向かないタイプ)

    そしてランテの記憶、また辛いのが明らかになりましたね。゚(゚´ω`゚)゚。計画されたクーデターをひとりで止められるかよ…と思うのに、結局当時の彼のこの行動が平和んもたらしたのかと思うと尊敬と同時になんだか畏怖が浮かびますね。すごい……!

    作者からの返信

    またこちらにもおいでいただけでとても嬉しいです! ありがとうございます。

    ラフェリーゼ編、個人的にはちょっとだれてるかなと思っていたので、そう仰っていただけてほっとしました。あ、そうなんです! 現代社会をイメージして書いておりました。現代社会も平和になったように見えて、不幸せな人ってたくさんいると思うんですよ。そういう影の部分って、仰るようにどんな世界でも存在すると思うんですけど、ランテはもちろん、セトも割と理想論者なんで、もしベイデルハルクを倒せたら、二人は世界をどうしていくのかな、なんて考えたりします。闇の部分を受け入れること、できそうにないんですよねぇ……

    セトの優秀さ、多分若い副長として色んな人に揉まれてきたから身につけたものなんだろうな、と思います。昔から結構お口は上手かったですけども……
    赤い髪の彼女のお陰の部分も間違いなくあるでしょうね! これからもどんどん影響されていけばいいと思います!

    ランテのちょっと人離れしたようなところ、実際に人離れしてしまっている部分もあるからこそ生まれたところなのかな、ともよく考えるんですよ。そうなると切ないような気持ちにもなったりして。こういうところ、また書いていけたらいいな……

    いつも丁寧に読んでくださり、ありがとうございます! 嬉しいです!

  • 【Ⅲ】-2 安堵への応援コメント

    マーイは意外にも荷物をあっさり持っていったのかも?と思うと面白いですね。ああ見えて彼も力持ち説、密かに推しておきます(^^)

    ランテはずいぶんと支部に馴染んできていますね。皆がランテに声をかけてくれてるの、嬉しくなります。記憶喪失のランテにとっても、嬉しいんじゃないかなぁ。あの悲惨な事件の後だから、余計に穏やかな時間に気持ちが踊ります。
    ルノアともまた良いように会えるといいなぁ……。

    あの時のカップルも助かっていて良かったです、が、キリスが、あーこれは、辛い。
    ある意味死んじゃうより辛いかもしれません( ;∀;)
    レナがランテに縋る気持ちが痛いほど分かります。どうにもできないランテの辛い気持ちも。おのれ中央! 私の怒りもマシマシですよ!

    ユウラさんが思いとどまってくれたのは、ホントに良かったー!
    セトが無理を押して来てくれたのも、ユウラが出ていこうとしていることを察したからでしょうか。説得の仕方も感情論じゃなく論理的なもので、功を奏しましたね。さすがです!
    気持ちも元気になったユウラ、いつもの調子を取り戻しての楽しいやり取り、見ているこっちまでニコニコになりました(*ノˊᗜˋ*)ノ!

    作者からの返信

    マーイは本編での登場回数は多くないんですけど、読者さんによく覚えてもらえるキャラクターで、私も何だか気に入っています。笑 力持ちかについては、力持ちです。結構戦士としてもやれるかもしれません。

    北支部は元々新しい仲間に寛容な面もあって、ランテも早速馴染んでますよね。彼自身の気質がそうさせているところもあると思いますが。
    ルノア、一応作品のメインヒロインではあるんですけど、出番にはあまり恵まれていません。またそのうち……出てくると……多分……

    そうですよね。今ここに生きているのに、いつものように話すことができない。これもまたとても残酷なことだと思います。
    保紫さん、これまでとてもクールな方だと思っていたんですが、最近熱い方だというのが分かってきました! ありがとうございます、ぜひ中央に怒っていただけると! 中央はもう救いようもないところなので!笑

    ユウラも本心では残りたかったでしょうから……セトの説得の仕方、ちゃんとユウラが筋を通せるように促しているので、ユウラも戻りやすかったかなと思います。ニコニコしていただけたなら何よりです! 基本が重い話なので、随所でふっと和めるようなシーンを織り交ぜていけたら、と思っております。

    とても丁寧に読んでくださり、嬉しいです。いつも本当にありがとうございます!

  • 【Ⅵ】—2 昇華への応援コメント

    ランテの言っていることは正しいことですが、メイラもはいそうですねと簡単に受け入れられないですもんね(´;ω;`)始まりの女神との対話でも言っていましたが、振り上げた拳を下ろせない状態。でも一瞬後悔の色が見えたということは、彼女も薄々自分がどうするべきかわかっているのでしょうね。メイラと話すと聞いた時は和解できるのかなと思っていたのですが、そう簡単にはいかなくておや?と思いました。でも読者は知っている。今ここで彼女が折れなかったということは、きっとIfさんは後々メイラ再登場時に熱く読者を沸き立たせるシーンを書いてくれると!!(⁠✧⁠ω⁠✧⁠)カッッッッッ!!‼(ハードル上げ↑)⁠(でも本当にIfさんは伏線回収が熱く書ける作家さんなので)

    こうやって見ても、ランテとセトは切り口が違っていて面白いですね。ランテはあくまで直球勝負、セトは変化球。今回の交渉もひとまず及第点で良かったです✨今すぐに大きな変化はないかもしれませんが、ラフェリーゼでセトとランテが出会った人々、かけた言葉の数々がきっと後々に大きな実を結ぶ日が来ることを信じている読者です✨

    作者からの返信

    顔文字のきらきら目にふふっと笑ってしまいました。とっても期待してくださっている……! 嬉しいです、頑張ります!
    メイラ、頭では分かっても心では追いつかない状態なんですよね。これ、案外ランテは分からなくてセトの方が分かると思うんです。ランテって心に従順なので、頭で分かることをあまりしないので。こういう乖離が生まれるのは、よく考える方の人間だと思うので……でも、結局こういう人を動かせるのは、分かる人ではなくて分からない人の方だと思います。だから、ランテの言葉が後から効いてくれたら、とは。

    二人のやり方は全然違うんですけど、根っこの思想が同じなのは面白いですよね。時々は一致すると思うんですよ。セトもなんだかんだ情に流されやすいので。今は役目が彼に重しをつけているから、こうも綺麗にやり方が異なるのかなと。ランテにも役目の重しはありますけど、彼は全然気にしないので。笑

    いつも愛のあるコメントをありがとうございます。その信頼に応えられる未来を、私もランテたちに期待したいと思います!


  • 編集済

    【Ⅴ】—2 縁への応援コメント

    お久しぶりなのでこの章をはじめからまるっと読み返してまいりました!少し間が空いてしまっても、これだけ濃密なこの作品のことをスッと思い出せるのは、もうなんか物語というか歴史そのものに向き合ってるような感覚だからですね☺️
    貴族のもてなしで男性には女性をつける…という文化で「こういう部分まで考えられるなんてさすがIfさんの世界観はすごいなぁ」と思っていたら、まさかのその女性が心中しようとしていて「うわぁラフェリーゼもやっぱり闇が深い部分があるんだなぁ」なんて思っていたら、ランテの力で癒し手の力が開花していて…無駄な部分が一つもない上にその世界観や文化が読者に伝わる筆力は相変わらずお見事だなぁと思いました。私はどっちかって言うとプロッターなんですけど、プロットに従いすぎて遊びのシーン(キャラがダラダラ飲み会してるだけとか笑)が書けないんですよね。たまにはストーリーに直接関係のない場面を書いたりしてその世界を膨らませていけたら良いなぁなんて思いつつ、余計なエピソードを挟んだらテンポが悪くなったり冗長的になってしまうと思って書けなくて(笑)
    Ifさんの作品では一見遊びのように見える場面でも後々きちんと意味を成してくるので、世界観を膨らませつつ無駄のない、本当に完成された構成だなぁと惚れ惚れしてしまいました。

    話がそれてしまいましたが(笑)、確かに頭に剣が突き刺さっているのに動いてるのは怖すぎますよね(笑)ランテ自身の記憶にはないシーン。まだまだ謎が多いですねぇランテは。
    でも人たらしというのは激しく同意します!!本当にそう!!彼は読者たらしでもありますね(ノ´∀`*)
    ランテの主張は、多分この世界の人達からしたら甘ちゃんと捉えられてもおかしくないのでしょうが、それでも彼が血の流れない平和の道を取ろうと努力するからこそ皆ついてきてくれるんですよね。それは読者も本当に同じで、辛いことも苦しいこともあるけれど、ランテなら最後まで心折れずに最善の道を選んでくれるという信頼感があります。セトはね、ちょっと場合によっては自分の命を捨てる強硬手段に出ちゃうので(笑)(最近では生きたいと思ってくれるようになったので読者も安心ですが!)

    今はまだラフェリーゼの人とピリピリした関係ですが、ランテならきっとこっちの人達も絆してしまうんだろうなあ。私もどこまでもランテについていきます!(笑)

    作者からの返信

    あわわわ、なんだかすごくPVが伸びたと思ったら花さんでしたか! すみません、ありがとうございます。お手間をかけてすみません……!
    すぐに思い出していただけたなら幸いです。花さんがきっととても丁寧に読んでくださっているからではないかと!

    お察しの通り、以前お話したかもしれませんが、私は頭の中でぼんやり全体像を作るだけでプロットは全然組まない人間なので、「あーこれ使えるじゃん」って後からよく考えて肉付けしたりします。今回の女性のシーンはちょっと考えてから出しましたけど(これだけで使い捨てるのもったいない、みたいな)、後から拾い忘れてそのまま忘却した要素もいくつか……ははは……
    花さんがプロッターなのはすごく分かる……それこそストーリーラインが無駄なく美しいですから。あの長さで濃密なお話が書けるのは、計画性あってこそだと思うんです。本当に尊敬しています。

    頭に剣が突き刺さったまま動くって、普通にホラーですよね。目の前でそんな人がいたら、私ちょっと気分が悪くなってしまうかもしれません。
    ランテが読者たらし! よかったねランテ! やっぱり主人公として、読者の皆さんに嫌われてはほしくないので、私も嬉しいです。
    交渉するにあたって、人柄って大事だと思っていて。甘いことを言い続けられるのも、一つの魅力かなと思います。厳しい環境に放り込んでなおそれを言い続けられたら、少しずつ認めてもらえるんじゃないかな、なんて……私も甘いかもしれませんが、そうあってほしいと思っています。ランテには頑張ってもらわないと。

    そうです、ランテには絆してもらいたい。全てを繋ぐ縁になってくれたら……彼に温かい応援を、ありがとうございます!
    また読みに来てくださって、とても嬉しいです。ありがとうございます。

  • 【Ⅱ】   始まりの女神への応援コメント

    不思議な夢を見ましたね、ランテ。眩しくて、暗い場所。相反するものが双方から迫ってくる感じでしょうか。状況を呑み込めないと、息苦しくなるの、分かります。もしかしたら、これは記憶を失う時のランテが見ていたもの? だったりするのでしょうか。ランテの苦しさが伝わってくる夢でした。あの本の内容が、影響したのでしょうか。

    アージェは怪力なんですね! ユウラもすごい力持ちですけど、アージェもなかなかすごそうです。ランテが持ち上げられないものを、なんなく持っているなんて。
    ランテなら持てると思ったのか、と思いましたが、多分、アージェは相手が持てるかどうかなんて考えずに頼んでいる感じがしました。気のいい兄ちゃんタイプに思えます!

    お、マーイさんは教会の女性に恋しているんですね? 
    そんなマーイにあの、おんもい荷物をw ランテ! 想像以上にランテはこの重さに辟易していたんですねぇ( ˊᵕˋ ; )
    でも話をしていて罪悪感を覚えるランテは、やはり根が優しいんですね(^^)
    ほんとに悪いことはし切れない人なんだろうなぁ。友達になりたい!

    ハリアルさんの御屋敷は立派なんですねぇ。貴族らしい傲慢さがないところが彼の良いところの一つですが、今の地位につくまで色々あったのかも? などと想像しました。
    教会の外観は御屋敷とは印象が違って、すぐに建物が目に浮かびましたよ。蔦が絡んだ円柱型。罰印の中央に長い横線、というのが信仰の神のシンボルということでしょうか。んー、あの本の血の罰印、長い横線引く前に持ち主が死んじゃったとか……どうなんでしょうねぇ。
    風景描写が丁寧なので、ランテと一緒に初めて見るものを楽しませていただいております! 匂いの描写も、その場に自分を連れていってくれるようで好きです。見知らぬ場所に入る時って緊張しますし、そういう時って自然と五感を働かせているものですよね。私、それを忘れがちなので、とても勉強になります。

    マーイの想い人、儚げ系の美人さんですね!
    神聖な静か場に、彼女の声は心地良く響きそうです。
    確かに祈りに来る人がいないと、寂しいですよねぇ。神の教えを広めることを禁じられるってかなり大きなことですよね。
    白女神を信奉する中央は、『命の神』への信仰を排除してしまいたい、という意図があるのでしょうか。んん、となると、もしかしたらあの本の血印は、『神』の名の元に白女神を信奉する大聖者を滅する意味があったりして。いやいや、妙な方向に考えすぎですかね(;'∀')色々と想像して楽しませていただいております。

    作者からの返信

    毎度本当に丁寧にご感想をくださり、ありがとうございます!
    最近毎日のようにいらしてくださるので、日々の楽しみとさせていただいております。もちろん、様々ご都合はございますでしょうから、ご無理のないようにしていただけたら……! でも、本当にありがとうございます。

    夢って便利だなと思ってしまいました。ほのめかすようなことを簡単にできてしまうので、創作における夢って書き手にとって何だか特別な地位を確立しているような気がしています。笑
    あの本の内容が影響したのかも、と言っていただけたのは嬉しいです! 少なからず影響があったと思います。

    仰るように、アージェは相手が持てるかどうかまで考えていないと思います。自分と他人との筋力の差をあまり考えていないような……気はすごくいいんですけどね!

    マーイは面白い人でして。マイナス思考なんだけど諦めは悪いという、ちょっとアンバランスな人です。恋をしています。
    ランテ、ここでちょっと悪いことをしてしまいました。後から反省しているので、まだ善人の範疇にはいられるだろうか。笑
    友達になりたいと言っていただけて、本人も大喜びだと思います!

    ハリアルのことを本編では実は全然書けていなくて。ただの経歴ではないんですが、いつか出せるだろうか……本当に書きたいことはたくさんあるんですけど、何を書いて何を我慢するかが難しいです。既にとっても長くなっておりまして……

    そうですね、血の罰印と教会のシンボルが似ているのはその通りです!
    教会の様子が目に浮かんだとのこと、良かったです。でも今書いたら、もっときれいに書ける気がします。私が今まで持っていた知識は、世界史の教科書の資料集の写真くらいだったもので……笑

    私自身それなりに嗅覚に恵まれているらしく、どこに行ってもよく匂いを感じるんですよ。こういう個人差のある要素をどうしても無意識に取り入れてしまっていると思うんですけど、そこを気に入っていただけたならよかったです!

    日本でキリスト教が広がらなかったのも、江戸幕府のやり方によるところも大きかったでしょうしね。宗教が広がるかどうかって、為政者がどう扱うかって大事な気がしています。
    本当にたくさん色んなことを考えていただけて幸せです。罰印のことはそう長くは引っ張らないので、また答え合わせをしていただけたら。

    本当に丁寧に読んでいただき、感無量です。ありがとうございます!

  • 【Ⅱ】—3 変転への応援コメント

    ユウラの槍からセトの光が発せられる所で、「くうーっ、セトいい男過ぎるーっ」とテンションが上がってしまいました。
    傍に居なくても傍にいる感じっ。
    「ふ、と笑みが漏れた」のユウラの満たされ感が、凄いことになっていると感じます。
    このセト頼もしさは、最前線に居るほど強く感じるだろうなあと思いました。

    そして今回、ソニモにもしびれてしまいますっ。
    ソニモの「誤り、ましたね」に、ゾクリと来ました。
    ユウラが「まだ、まだ、まだ」と、落下する刃をギリギリまで引き付けたように、ソニモもまたギリギリまで引き付けたのかと、驚愕してしまいましたーっ。
    ソニモの罠にはまり、五感を失ったところで一区切り。
    これどうなるのー!?と言う、絶妙のタイミングで以下次号っ。
    思わず前のめりになりました。
    私もモニターギリギリまで、顔を引き付けられてしまいましたーっ(・v・) 

    作者からの返信

    セトが黙ってユウラの槍に呪を仕掛けたのは、自分のそれがまだ完全ではないのを分かっていたからだと思うんです。
    保険代わりでやったことでしょうけど、今回はその保険が仕事しましたね。よかったよかった……
    優れた癒し手がすぐ傍にいてくれることの安心感って、やっぱりすごく大きいと思うんです。即死の傷さえ避けていればいい。全然違いますよね。いやまあ、怪我はなるべくしたくないですが!笑

    ソニモ、そうなんです、なんだかんだ落ち着いているんですよ。
    ユウラと同じくらいの胆力をここでは見せた。それによって罠に嵌められたようになったユウラは、次にどうすべきか。なかなか大変なことになります。変なところで切ってしまってすみません!

    いつもすぐに読んでくださって、とてもありがたいです。本当に欠かさず読んでくださってありがとうございます。おかげで頑張れています!

  • 【Ⅰ】-2 歴史への応援コメント

    テイトが一人で歩けるようになってる! わー良かったです!
    セトもルノアのお陰で治療が間に合ったみたいですね。本当に良かったです(^^)
    呪の設定はけっこう複雑にきっちり分類されているんですね。呪について研究している人とかいそうですねぇ。テイトも面倒見が良さそうですから、兵士たちに教えるのとか上手そうですね!

    そしてまたも新たな人物の登場。フィレネさん。お嬢様系の女性ですね。ハリアルさんまで御しにくそうにしてらっしゃるw なかなか圧の強いお人のようです!
    ここでまたランテの過去を知っている人物と。これは話を聞きたいですよねランテ。
    さすがリイザはフィレネに対しての辛辣ぶり。でもランテの思ったように、意外と似た者同士で、うまく噛み合えば仲良くできそうな気もします。

    ノタナさん、ランテにとってまさに救世主ですね!
    二人もノタナさんには頭が上がらない様子。いやーさすがですノタナさん。
    私もノタナさんの美味しい料理で一杯やりたいです。

    ランテはやっぱり真面目だ……小難しい本を読まねばと頑張るんだから。
    白軍の主張する歴史書ですか。こんな本が存在するということは、よほど正統さを訴えたいのでしょうね。双方の女神が争わなかった時代――良き時代のように感じますが、きっと隠蔽したい何かがあったのかも? と推測しています。

    歴代大聖者の項目が血の罰印で閉じられているなんて、ちょっと怖いですね。ランテの思うように、大聖者を否定したいが故でしょうか。血でというところが、何か呪を掛けているようにも思えます。もしくは次に本を開く者に何かを伝えようとしているのか。うむむ、またまた謎が増えました。面白いです(^^)

    作者からの返信

    テイトもかなりの重症だったんですけど、先んじて回復しました。何よりです。
    彼は呪の教官でありつつ研究者でもあって、呪においては第一人者と言っても差し支えないような人です。そんな人に教えてもらえて、ランテは贅沢です。
    呪の設定は私の中では丁寧に作っている方なんですけど、たぶん保紫さんから見るとかなりざっくりになってしまっているんじゃないかなと……とにかく保紫さんところの舞台は緻密で、いつも勉強させていただいております。

    登場人物が多くって読者さん大変かなと思ったんですが、フィレネのことも丁寧に見つめてくださってありがとうございます。仰る通り、実は彼女とリイザ、結構馬が合うんですよ。またそんなのも書いていけたら。

    ハリアルはだめでもノタナはいける。女子相手にはノタナを当てる方が間違いなくいいです。笑
    基本料理上手な人には、逆らってもいいことがありませんからね!笑

    ランテは、はい、真面目ではあるんですが、真面目さを貫くほどの真面目さはありません。笑
    仰るように、本まで作るのって結構押しつけがましい感じはありますよね。思えば昔から歴史書なんて、権力者が自分の功績やらを残すために書かせたものも多いですし……おお、この発想は初めていただきました。そうですね、そうだ……

    この本のことは、短い話を挟んでまたすぐ後に明らかになります。謎まみれですみません、でも面白いと言っていただけてよかったです……!

    本当にこのお盆の間にたくさん読み進めてくださり、嬉しいです。ありがとうございます!

  • 【Ⅵ】-3 救済者への応援コメント

    いやはや、圧巻の描写でした。
    戦闘シーンも、彼らの追い込まれた心境も。
    息つく暇もないほどの緊迫感でした。

    ランテはやはり失った記憶がそうさせているのか、時に自身が判断するより早く行動することがありますね。まるで知らない自分が体を動かしているような。
    私も(当然ながら)ランテの過去を知らないので、とても感情移入してしまうというか、共感して出来事を追っていけるのが楽しいです。ランテたち的にはちっとも楽しい事態ではありませんが(;'∀')

    ユウラはイッチェの始末をつけたんですね。さすがユウラ。怪我もまぁなんとか致命傷でなくて安心しました。この素直じゃない感じのユウラの口の利き方、けっこう好きです。それぞれキャラが立っていて、自然と名前も覚えやすいです。

    ジェノが白獣を召喚しちゃって、皆が石みたいに停まっちゃって。
    あれが完全に姿を表せば、人の形さえ崩れて砂になっちゃうんでしょうか。
    神々しくも畏怖を覚える存在の登場シーンには、思わず息を呑みました。
    ランテは不思議な存在ですね。白獣の効果というか、効いていない状態とは。元々特別な存在なのか、何かの特別な加護を過去に受けているのか……ランテの記憶に謎が隠されているようですね。

    白獣が戻ってくれたと思ったら、今度はこれまたヤバそうな大聖者さまが登場で、危機に次ぐ危機! ハラハラしどうしでした( ;∀;)
    セトが足を後退させるほどの相手となれば、セトが死ぬ可能性も感じるわけで。結果的には、ランテが戻ってきて、ルノアが間に入ってくれて(夫婦とな!?)助かったわけですが。あー……ホント、セトが生きてて良かった。息していてくれて、すごく嬉しかったです。

    ベイデルハルクの強さはものすごいですね。威圧感といい戦闘能力といい、圧倒的でした。
    戦い方も思い出せていないのに、がむしゃらに彼に向かって剣を振るランテがとても愛おしかったです。
    ベイデルハルクがランテに誰かを見て、完全にロックオンされましたか。随分と昔に会ったとのことですが、よほどの恨みを買っている様子。その誰か、はランテ自身なのか、謎は尽きませんね。もしランテなら人でないということになりますし、あ、でも時を越えさせられた可能性も? うぅん、真実が明らかになるのが待ち遠しいです!

    ルノアはやはりランテと深い関わりがあったように思えます。
    彼女のワンピースの袖がランテの腕に触れるシーンが、すごくいいです。それだけでランテに感傷的な感覚を呼び起こすところも。ランテの心情描写が丁寧で、私の気持ちも引きずられてしまいます。ルノアのことが知りたくて堪りませんよ! 

    ひとまずはこの事態は落ち着いた、のですよね。セトは早くマーイに癒してもらって、ユウラもランテも他の皆も、体を休めて欲しいです。きっとノタナさんが元気の出るご飯をいっぱい作ってくれるはずですね(^^)!

    作者からの返信

    描写を褒めていただけるのは、とても嬉しいです。ありがとうございます。
    一度筆を止めていた時期があって、実はこのあたり十年ほど前に書いたところで……今読み直すと少し違和感があるところもあるのですが、当時はとても楽しく(展開上楽しい、なんて言っていいのか分かりませんが)綴った箇所でした。文字を綴ることって、どうしてこんなに魅力的なんでしょうか。

    仰る通りで、ランテは思考と行動が結びついていないときがあるんです。それがなぜか、また追々語っていけたら。
    実はそれが狙いの一つで、記憶喪失の人を主人公に据えると、世界観の説明やら出来事の流れの説明やらがとーっても楽なんです!笑 ランテには悪いですが、楽させてもらっています。

    ユウラの素直じゃないところ、強がりに起因しているところが大部分なんですけど、私も気に入っています。強い女性が好みです。笑 キャラクターを覚えやすいと言っていただけて、光栄です。

    白獣については、まだこれからではあるんですが(そんなのばっかりですみません)、いずれ書いていきます。ランテがどうして、というあたりも……本当に色んなことを考えながら読んでくださっているのが伝わって、嬉しくて堪りません。

    白獣でも十分やばいんですけど、大聖者までお越しになってしまい。とってもピンチでした。さすがにセトは死を覚悟したと思います。生きていて本当に良かったです。彼にここで死なれたら実は私もとっても困りました。笑

    おお、このシーンで「愛おしい」という感想を持っていただけるのに少し驚いた、というか、ちょっとした感動も覚えました。保紫さんの視点、親的というか神的というか……!
    いやもう本当に、たくさん考えながら読んでくださっている……嬉しい……そうなんですよ、ランテについては謎が多くって、しかもこれちまちま解決していくので焦らしていくかもしれませんが、これからも思いを馳せていただけたら幸いです。

    ランテとルノアの関係というのは、実はこの作品の中枢にあるものの一つでして。ゆっくりゆっくり描いていきます。
    この何か思い出せそうだけど、思い出せない感じ。もどかしくて歯がゆくて、早く何とかしたい。そういう気持ちをランテと一緒に味わっていただけたなら、嬉しいです。

    一応事件は一段落したので、身体を休めてから、ですね。そうです、ノタナさんに何か作ってもらわないとー!

    本当に丁寧に読んでくださり、嬉しいです(さっきから嬉しいしか言ってなくてすみません!)本当にありがとうございます。

  • 【Ⅴ】   追跡への応援コメント

    おぉ……なんだか大変なことになってきました(;'∀')
    ジェノのおかしな振り切れ具合にはランテ同様、うわぁーて耳を塞ぎたくなりましたよ。しかもジェノの左肩の紋章から白獣を呼ぶとは。町に帰りたくなくて嫌がっていたジェノ自身が災厄を呼ぶことになっていたとは驚きです。ジェノもちょっとした洗脳状態なんでしょうか。すごく怖いことが起こりそう……!

    セトはそつがないですね。
    閃光を受けて一時的に目が見えなくなったランテを導くのも端的で的確です。できる人というのが、ちょっとした行動で分かりますね。次にどうすべきかの判断も早い。さすがセトです(^^)!

    【疾風】に【光速】。効果は似たような技のようですね。
    セト、ジェノに追いつけると良いのですが。
    ランテの足がもう棒のようになりかけていることに共感してしまいます。また走らねば、ですね! 緊迫した展開の行方を追いたいと思います!

    作者からの返信

    喜の章、ここからひとつながりの展開になっていきます(もう読んでくださっているのでご存知かと思いますが!)
    そうですね、仰るようにジェノもちょっとおかしくなっちゃってると思うんです。やらなくてはいけないことと、本心との間に乖離があって。中央ってこういう人ばかりなんですよね……彼も本当なら、怖いことはしたくないんでしょう。死にたくないんでしょうし。

    セトは機転が利くタイプの頭の良さを想定しています。頭の回転が速い感じというか。できる人と言っていただけて、彼も喜んでいると思います!

    そうですね、どちらかというと光速の方が少し強いんですけど(疾風は自然の風が強いと使いづらい)、ほぼ効果は同じです。
    ランテ、慣れない中で頑張っていますが、まだまだこれからも頑張ってもらわねばなりません! どんどん働いてもらいますよー!笑

    いつも丁寧に読んでくださって、大変嬉しいです。ありがとうございます!

  • 【Ⅳ】-2 救援への応援コメント

    わぁ! ユウラ戻ってきてくれた(*ノˊᗜˋ*)ノ!
    イイところで来てくれるって信じてました……!

    酒場では災難でしたね。ホットミルクを頼むランテ、お仕事する気満々で敵に気付かれやしないかとちょっとハラハラしました。絡んできた男は面倒臭い奴でしたね(;'∀')言い返したら激昂するし! この男も誰かの密偵なのかしら……。でもそれにしてはやり方が直球すぎるからただの輩かな? すぐに退散したのは良い判断でしたね!

    イッチェと相対したランテにはまるで勝機が見えなくて、カップルが助かるかドキドキしていました。なんとかランテが頑張ろうとして、白軍の人たちが助けに来てくれて、ほっ。あーでもイッチェ強い(汗)のところでユウラ! ぶっきらぼうな喋り方も愛おしいほど! 助けにきてくれた人たちを見捨てられないランテは優しいですね。そんな彼らのためにも支部に走るランテ、勇敢な白軍の人たちが死んじゃう前に、間に合って欲しいです!

    作者からの返信

    ユウラ、やっぱり徹しきれなかったようで、戻ってきました。皆はほっとしていると思います!

    面倒くさい人に絡まれちゃいましたけど、とりあえず何とも(?)なくてよかったですよね。なんだかんだ、ランテには危機判断能力があるのかもしれません。いつも非常に危なっかしいですが!

    ユウラが来てくれなければかなり危うい状況でしたが、無事助けが来て何よりでした。本当にいいところに戻って来てくれましたよね。
    ランテが頑張れば皆助かるはずだと思うので、とにかく頑張って走ってもらいます!笑

    喜の章も佳境、ここまで読んでくださりありがとうございます!

  • 【Ⅲ】-2 役割への応援コメント

    新しいキャラクター登場ですね!
    アージェにリイザ。癖ツヨで元気な人たち。セトとも仲が良さそうです。この大変な時に戻ってきてくれて良かった。セトにガンガン言える友人格がいることはセトにとっても良いことだと思います。ちょっとは休まないとね(^^)! アージェが言ってくれたおかげでランテも安心。
    リイザは弓使いなんですね。二人とも腕は立ちそうな雰囲気があります!

    ワグレの地は一面砂に……!? 白獣というのは中央が持っている神聖な生き物、ということですが、とんでもない災厄レベルの能力があるのですね。全てを無に帰すような恐ろしい技。勝手に白くフサフサな獣を想像していますが、見た目が可愛くてもそれはそれで怖いかも(汗)黒獣も同じように恐ろしい能力がありそうですね……。いずれお目見えする時が楽しみです!

    そしてランテが情報収集係に!
    仕事を任されて張り切る気持ち、なんだか分かるなぁ~。記憶失くしていて剣も使えるか自信がなくて、役に立てるか不安な気持ち。それが、自分でも頑張れそうな仕事を得て高揚感を覚えるところに共感しました。ランテが真面目な性格なのが分かります。ちょっと裏町の酒場って危なそうですが、ランテなら頑張れそうですね。きっとランテには善き人が構いたくなるいじられ素質がある気がします! 

    作者からの返信

    セトって立場は副長だから周りより一段抜けているんですけど、この人柄ですから、周りは割に色々言ってきます。本人もそれくらいが居心地が良い様子。皆にこれだけ休め休めと言われた以上、休まざるを得ないでしょうね。休んでおいてもらいましょう。笑

    ワグレは、そうなんです。私ちょっと廃墟にロマンを感じてしまう人間で、廃墟書きたいなーから発想を得ているのは内緒の話です。白獣は、そうなんです、仰るように災厄レベルです。そのうち会えるかもしれません。皆は会いたくないかもしれませんが。笑

    ランテにいじられ要素を感じていただいてありがとうございます! そうなんです、ランテって天然ですしいじり甲斐がありそう。
    引き受けた以上、ランテも頑張ってくれるでしょう。与えられた仕事を喜べるタイプで私も書きやすいです。笑

    たくさん読んでくださり、ありがとうございます!

  • 【Ⅱ】-2 意図への応援コメント

    大陸を二分して争う白と黒の女神。でもそれとは別の説もあって、中央の主張が真実とは限らない。こういう設定は世界を広くしますね! 地方によってはまた違う見方もあるかもしれない。実際そういうものだろうなと思います。
    ランテが違和感を覚えたということは、過去に真実に近いものに触れているのかも? なんて想像しています。
    素直に違和感を口にできる相手(セト)がいて良かった。注意すべきことも丁寧に教えてくれるので、本当にランテはセトに出逢って良かったですね(^^)!

    とほのぼの思っていたら、あのテイトが∑(゚Д゚; )!?
    ヤバい状態をセトがなんとか助けられたようで、胸を撫で下ろしました。
    必死にセトに危険を伝えようとするテイトが健気で。セトじゃあありませんが、いや、もう黙って癒されてて!? って気が気じゃあありませんでしたが(;'∀')
    しかしセトが癒しの呪が使えるとは驚きでした。しかも一般の神僕よりも強い力を持っていると。それはすごいです。戦えて癒しまでとは、そりゃあジェノが利用しようとするわけですね。ものすごく納得しました。

    ハリアルさんは大人の貫禄がありますね! セトとの舌戦、読み応えがありました。冷静を保って全体を見る能力は、さすがのハリアルさん。支部長なだけありますね。かっこいいバリトンボイスで聞こえております!

    イッチェは中央の密偵だったということでしょうか? セトはそれに気付いて見張っていたけれど、ランテとユウラを追うためにテイトに見張りを任せていたと。テイトの傷の深さにセトが怒り心頭なのは、仮にも仲間だったイッチェがテイトにそうしたことが悲しい気持ちもあるのかも……と思いました。辛いですね。

    怒鳴り込んできたノタナさんで、一気に場が和みました(^^)いいなぁ皆の肝っ玉母さんみたいで! ランテのことも心配してくれていたんですね。確かに部屋の窓からいなくなっちゃいましたから、朝に空っぽの部屋を見てビックリしたでしょう。
    ノタナさんの美味しいご飯でまずは腹ごしらえ! 腹が減っては戦はできぬ、ですもんね。

    作者からの返信

    この作品、色んな所に手を出してしまっていて、こういう歴史面にもちょっと触れています。それが最終的には大筋に絡むようにもなっています。歴史、好きだったもので……笑 好きなものを全部詰め込んでやろう、と思って書いています。
    仰る通り、最初に出会えたのがセト達でランテはかなり恵まれています。

    テイトも急いで伝えないと、と思ったのでしょうけど、周りは心配ですよね。とにかく一命はとりとめて、皆もほっとしたと思います。
    ゲームしてると回復役のありがたみが身に染みます。笑 ヒーラーって大事ですよね。

    セトも優秀な方ではあるんですが、やっぱり若いので気が逸っちゃうところがあるんですよね。そこら辺はやっぱりハリアルは年の功もあり(いうほど年配でもないのですが)、落ち着いています。声を「聞こえている」と評してくださったの、なんだか嬉しいです。とても丁寧に想像しながら読んでくださっているのだと……

    イッチェのことは、そうですね、自分の不手際のせいでとか、色んな思いがセトにはあったと思いますが、短い時間でも共に過ごした仲間なのに、という思いもあったのかもしれません。

    ノタナさん、出てきてくれると書き手は私なのに安心します。笑 皆もそんな気持ちがするんじゃないかなと。腹ごしらえして、頑張ってもらいます!

    本当に丁寧に読んでくださり、ありがとうございます。感謝が尽きません。

  • 【Ⅱ】ー6 洗礼への応援コメント

    twitter(X)でこのパート朗読しコメントなど発言させていただきました。
    ユウラの元気なころを知っている人たちだからこそ、抜け殻と化している彼女を見るに忍びない状態であり、悲しみも淡々とした文章の中から伝わってきます。

    「契約している精霊の影響も受けるけど、何よりその人の性格が強く反映されるんだ。穏やかな人は呪力も穏やかだし、明るい人は呪力もどこか溌溂としてる。その微妙な差によって呪の適正も変わるんだ。攻撃呪が向いているとか、防御呪が向いているとか、属性の合う合わないもね。」

    まさに本作の概念そのものを表しているように思えます。
    何度読み返しても良い物は良い……そんな気持ちです♪

    作者からの返信

    朗読をしていただいたとは! ありがとうございます。コメントまで下さったとのこと、嬉しいです。
    普段のユウラが割にはっきり物を言うタイプだったからこそ、何も言わないで存在感を失ってしまった彼女は、寂しく映るんじゃないかなと思います。

    呪の適性の話は、どこかで一度丁寧にやりたいなって思っているんですけど、いつになることやら……

    二度めも読んでくださっているとのこと、ありがとうございます。

  • 【Ⅳ】-3 岐路への応援コメント

    何か大きなことがエルティで起こってしまいそうですね……( ;∀;)!
    ワグレの惨事とは一体、ジェノやセトの口ぶりから、非常にヤバそうな気配がします。それでもセトたちに恩義を返そうと決意したランテはえらい! うん、いい子だなぁ。応援してます。

    ユウラさんは行っちゃいましたが、どうなるんでしょう、妹のことを助けたい彼女の気持ちも分かりますが、あんな魂抜かれたような感じにはなって欲しくないです(汗)ちょっと頑固そうな彼女のこと、エルティのことも気になっているかもですし、戻ってきて欲しいなぁ。

    ルノアも行っちゃいましたね。不思議な魅力のある人物です。セトとも3年前に会ったことがあるとは。こちらも何やら因縁めいていて……気になりますねぇ。まさに謎が謎を呼ぶ展開です。
    馬車を一瞬でバラバラにしたりする能力には驚きました。ルノアの去って行き方も空間に溶け込むような様子で、捉まえるのは難しそうですね。今後、徐々に謎が明かされていくのが楽しみです(^^)

    作者からの返信

    ワグレのことは、これから先も作品の中で何度か出てくるくらい重要なことになります。
    ランテは、そうですよね、こんなやばそうな局面で逃げることなく力を貸そうとするのは、私も偉いなって思います。

    ユウラは、はい、すごく頑固なのですけど、微妙に素直なところもあって。もう続きも読んでくださっているので結果はお分かりかと思いますが、彼女もとても悩んだのだと思います。そういう個人の葛藤も丁寧に書いて逝けたらと思っています。

    この辺謎をまき散らしてばかりなので、読者さんを疲れさせていないか不安だったのですが、保紫さんは一つ一つ丁寧に拾ってくださって……ありがとうございます。

    少しずつですが、謎も解き明かしていきます。長い作品にお付き合いくださり、とても嬉しいです。ありがとうございます。

  • 【Ⅲ】-2 定めへの応援コメント

    素晴らしい描写に文字の繋がりを繰り返しなぞってしまいました。
    特に、ランテがルノアの顔を見た瞬間の描写です。
    ランテの心の動きが我が事のように感じられました。いや本当に、素晴らしいです。今、心の底から賞賛しています。この作品に出逢えて良かったです。

    丁寧に描かれたルノアとの邂逅。
    意味深な彼女の様子と、ランテが感じていることを合わせて想像してみるに、やはり二人は(本来は)互いに知っている者同士なのでしょうね。
    もしかしたらルノアがランテの記憶喪失に関与しているのかも……などと考えを巡らせてしまいます。ルノアはランテのことを憎からず思っているように思えます。過去に何があったのか、ルノアにも何らかの不思議な能力がありそうですし、ん~~すごく気になります!

    返信をいただく前にコメントをこれ以上重ねてしまっては申し訳ないかなと思っていたのですが、続きが気になってしまって……お許しください( ;∀;)

    作者からの返信

    ありがとうございます。ランテとルノア、二人はこの作品の主軸にいる登場人物たちで、その二人の出会いは本当に丁寧に書いていたかったので、そう言っていただけて光栄です。
    少し、というかかなり前の文章になるので、私としてはちょっと違和感のあるところもあるんですが、綺麗な文章を書かれる保紫さんにそう仰っていただけるのならば安心しました。

    二人の関係については、ゆっくり明らかにしていくのですが、保紫さんが現在で読んでくださっているようなことで概ね間違いがありません。流石です。というか、保紫さんの大体の予測は当たっておいでなので、本当にすごいなと毎度感心してしまっています。

    いえ、私結構コメントのお返事はまとめ打ちが多いので、お気になさらないでください。お返事遅れまして申し訳ありません。とても嬉しく拝読しております。ありがとうございます。

  • 【Ⅱ】—2 秘術への応援コメント

    ソニモの、ねっとりした言葉による揺さぶりっ。
    その冷徹な観察眼と変態さにしびれて、うひょーっ♡となりましたが、そこでユウラが短く返す「つまらない男ね」に、もっとしびれてしまいましたっ。
    ここに歴戦の強者の貫禄。そして「この人絶対に美人だっ」と思わせる、美人ムーブを感じてしまいますっ。

    ベレリラ家の秘術。その方法に、とても興味を引かれてしまいました。
    人間の女性の筋力で、男性と戦うにはどうすれば良いか?
    そこの理由付けがしっかりあって、「なるほどっ」と大きく頷いておりました。
    ユウラには悪いですが、パワーの源を切られて、じりじりと追い詰められていく感じが堪らないですっ。
    鍔迫り合いをしてゆっくり押し負けていく。敵の刃が喉元に迫る。
    そんな感じの緊迫感がずっとあって、ずっとヒリヒリしっぱなしですーっ(・v・)

    作者からの返信

    しびれて、にかかる部分に「変態さに」というところがあるのに、なんだか笑ってしまいました。笑
    ユウラの言葉私は好きで、戦闘中もかなりテンション上がって書いておりました。いつもばっさりさっぱり言ってくれるので、なんだかすがすがしいです。
    直接的な描写からではないところで、ユウラのことを美人だって言っていただけたの、何だか嬉しいです! ありがとうございます。ユウラは綺麗だと思います。

    やっぱり強さには裏付けが欲しいところなので、今回ようやくユウラの強さの理由について書けてなんだかほっとしました。
    私もユウラにはある程度追い詰められて欲しい欲があるので、これからもちょっとソニモには頑張ってもらおうかなと思っています!笑

    ヒリヒリピリピリするような戦闘を書いていきたいと思っているので、そう言っていただけてとっても嬉しいです! いつも本当にありがとうございます。

  • 【Ⅱ】ー4 登場への応援コメント

    「……私たちの力では、あなたを守ると言えないのです。ですから、あなたがあなた自身を守ろうとする理由を作ることにしました」

    この件良いですね♪ 仲間のために無茶に無茶を重ねるセトにブレーキを掛ける最適解じゃないですか?
    これでセトの特攻・玉砕は避けられますね。それにハリアル支部長も来た♪

    一度読んでいる筈なのに、心沸き立つストーリーでした(⋈◍>◡<◍)。✧♡

    作者からの返信

    中央の兵の中にも、まともな人はいるんだってことを分かっていただきたくて書いた部分です。
    仰るように、セトを止めるにはこれが一番正しいやり方かもしれません。
    なんだかんだ最後にはセトって分かりやすいんだな、って思いました。笑

    また読んでくださり、ありがとうございます。


  • 編集済

    【Ⅱ】ー3 反射への応援コメント

    セトは何処まで行ってもセトなんだってこと今更ながら感じさせられた回ですね!
    まさに武士(もののふ)です。部下たちに慕われるのは当然でしょうね!
    でもだからこそ「仲間」であるランテもユウラも寂しく思っていたんだろうと思います🥹

    文遠さまのイラストも二人の緊張が伝わり秀逸ですね♪

    作者からの返信

    なんだかんだ、ぶれそうでぶれないのがセトみたいです。ただ実は彼ってこの作品で一番の成長枠だと言っても差し支えなくて(メンタル面での話です)、個人的には最初の想定と全く違う形になっているのを面白く思っています。笑

    部下からの慕われ方って色々あると思ってて、セトはなんだか「心配だし放っておけない!」の面もあるような気がしますね。笑 しっかり者が集まりそう。

    私は挿絵に憧れのようなものがあったので、そのようなイラストを頂けたことを嬉しく思っております。もちろん、巡さんにいただいたイラストも、過去に頂いたものも含めてとても大切に保管してあります。宝物です。本当にありがとうございます。

  • 【Ⅰ】   祝福への応援コメント

    久々にお邪魔しております。ご無沙汰になってしまい申し訳ございませんm(_ _)m
    やっぱりIfさまならではの詩的かつ柔らかくもその中にある鋭さや強さを感じてしまいますね!

    作者からの返信

    いえいえこちらこそ、一度読んだ物語だと思うのですが、また足を運んでくださったことを嬉しく思います。ありがとうございます!

    文章のことに触れてくださり、私の個性? のようなものを巡さんの言葉で表してくださったの、すごく嬉しく思います。ありがとうございます!

  • 【Ⅳ】-1 裏腹への応援コメント

    各キャラクターがどんな立場なのか、何かを背負ってそうな感じがとても好みです!!

    スッと、善悪キャラが分かりやすいです👍

    作者からの返信

    長い物語に興味を持ってくださり、ありがとうございます。

    キャラクターの背景にはかなり力を入れて書いている作品なので、そこに目を向けてくださってとても嬉しいです。

    善悪が分かりやすいのは、入りやすい物語として必要な要素の一つですよね。それを満たしているとのこと、光栄です。

    読んでくださった上にコメントまでくださり、ありがとうございました!

  • 【Ⅴ】ー7 使命への応援コメント

    哀の章、読了です!

    セトが本当に苦しんだ章でした。(いや、彼はいつも苦しんでいるかもですが)
    セトの一番柔らかい部分を踏み潰すようなやり方は、読んでいてこちらも潰れそうになりました。
    ランテの記憶が徐々に戻って、この戦争の全貌が明らかになっていく様も良かったです! ランテ、第三の生を歩む者だったんですね。でも、あの記憶喪失とセトたちとの出会いは、大きな意味がありました。
    彼らとの出会いがあったからこそ、今のランテがいる訳で、そしてその繋がりに存在そのものが支えられている。器の真偽なんて、関係ない!!

    そして最後は我らが北支部長が全てを持っていきました。ハリアルとセトの最後の会話は、ちょっと涙なしでは読めません。
    瀕死の状態でもセトの行く末を案じる支部長が、もう渋すぎる!! 渋い男に弱いんです。はい。

    登場人物が次々と出てきた章でもありましたが、それぞれが自分の意思をもって物語の中を力強く動き回り、とても読み応えのある章でした!

    次の章、まとめて読みたいと思います。
    しかしクレイドがね。いや、途中から「あの悪い男が出てこんなあ」と思っていたんですよ。もしかしたら、ベイデルより悪い奴かも。
    ユウラを元に戻せるのかとか、元に戻ったらセトはちょっとどんだけ喜ぶだろうかとか、いっそタガが外れてびっくり行動に出てくれないかとか、妄想が止まりませんが、そにもかくにも、最終章も追いかけさせてもらいます。

    長編の良さを本当に感じる作品です!

    作者からの返信

    長い長い話をここまで読んでくださって、本当に嬉しく思っております。ありがとうございます。
    哀の章は私も書いていて本当にきつかった章でしたけど、同時に楽しくもありました。書き手ってなんだか不思議ですよね。笑

    セトは冷徹になれない人間で、そこが彼を苦しめつつも、彼を救っている部分であって。人間って難しい生き物だなって、セトを見ているとよく思います。
    ランテは本当に今の仲間たちに会えたことを幸運に思っていますし、事実そうだったんだと思います。器の真偽なんて~のお言葉は、なんだか私の方が嬉しく感じてしまいました。ありがとうございます。ランテも喜んでいることと思います。

    ハリアルは出番こそ少ないんですけど、本当に出来た人でして。セトにとっては父親のような人で、本人もセトのことを息子同然に思っているんだと思います。だからこその言葉で、それが少しでも彼に響いてくれたらと。

    ありがとうございます、それぞれのキャラクターを大事に、それぞれらしく書いていきたいと思っているので、そう言っていただけて嬉しいです!

    まとめ読みをしてくださるとのこと、ありがとうございます。
    ベイデルハルクはちょっと人を超越しちゃってる部分がありますが、クレイドはまだ少し考え方が人間的で、そこら辺で上手に? 人間を苦しめる方法を知っているのかもしれません。
    ちまちま書いていますので、完結がいつになるかは分かりませんが、実はその二人のその後については少し書いてあります。よろしければまた、気が向いたときにおいでくださいませ!

    長編の良さを感じる作品、というのは、この上ない褒め言葉です。とても嬉しい言葉をたくさん、ありがとうございました!

  • 【Ⅲ】-1 囚われてへの応援コメント

    えええユウラさん!?
    ジェノに何か弱みでも握られちゃったのでしょうか(;゚∀゚)!
    セトのことを大事に想ってそうだなと感じていたのですが……むむ、これは気になる展開です!

    ユウラさんに連れ出されていくランテの素直な反応が面白かったです。そりゃあ一階じゃない窓から降りろと言われたら躊躇するし、足場のない柵を乗り越えろなんて言われたら「どうやって??」ですよね。やり取りが楽しいです。

    にしてもユウラさんの身体能力、高いんですね。びっくりしました!
    特殊能力なのか、別種族だったりして、なんて想像を巡らせてしまいます。
    ランテも記憶を失う前は、けっこう動けたみたいですね。ユウラに投げられた時、無意識に着地できていますし。

    セトが心配になります。不本意そうなユウラも。
    ランテはどこかに繋がれて、例の護送されている女性とお知り合いになるかしら(^^)

    作者からの返信

    感情を文章に載せてコメントをくださって、とても嬉しいです。ありがとうございます。

    ユウラは意外な行動に出ることになりました。真意についてはもうご存知かと思うんですけど、はい、彼女も色々背負う人でして。

    ユウラはユウラで、ランテが黒獣綺麗に斬って見せたものですから、それくらい行けるでしょ、という考えだったんだと思うんですけど、普通は無理ですよね!

    色んなことを考えてくださって嬉しいです。結論、ユウラは慣れってことになるんですが、基本この世界の人は身体能力が高いんですよね。その辺りもまた、書いていけたらと!

    先の展開まで想像してくださって嬉しい……ありがとうございます、続きも読んでくださっているようで、感謝の気持ちでいっぱいです。

  • 【Ⅱ】-2 不安への応援コメント

    セトも、ランテと同じような拾われ人だったんですね……!
    何があったのか話さないということは、話したくないのかランテと同様に覚えていないのか。
    しかしノタナさんは本当に良い人ですね。理想の母親像、確かにそんな感じがします。ノタナさんの面倒見の良さはまさに至れり尽くせり! ご飯がどれも美味しくて部屋も綺麗、洗濯もしてくれるなんて、私もお世話になってみたいです!
    セトの意図を汲んでお釣りを渡してあげたり、ノタナさんとセトの関係の深さが窺えていいですね!
    それに、ノタナさんたら、ランテに、紹介状を持ってセトの白軍に入るよう、なんとはなく誘導していますね( *´艸`)これもセトとランテ双方を思ってのことですよね。私もランテはそうする方がいいんじゃないかと思っているので、ついノタナさんの勧誘を応援しておりました!

    ランテはイイ奴、だと思っていましたが、やっぱり根がイイ子ですね。本人がいないところで本人があまり話したがらないという話を聞いてしまって、申し訳ない気分になっている。いずれセト自身から色々と話を聞ける間柄になればいいのになぁと思います(^^)

    作者からの返信

    ランテもとても複雑な身の上なんですが、セトも実はそうでして。その辺りも小出しになってしまうのですが、少しずつ書いていっております。

    ノタナさんは私の理想の母親像で、本当にこんな人がいてくれたら、とよく思います。いえ、私自身の母に何か不満があるわけではないんですが!
    街に帰ればノタナさんがいてくれる、というのは、白軍の人たち皆のよりどころになっていると思うんです。
    ノタナとセトは本当の親子とも言えるくらいの関わりの深さでして。ふふ、それを感じ取ってくださって嬉しいです。

    ランテは、そうなんですよ。基本的に素直で純粋で、それでいて何色にも染まらない感じのような人です。彼の良さってなかなかわかりづらいんですけど、早速そこに目を向けてくださってありがたいです!

    丁寧に読んでくださって、感謝が尽きません。ありがとうございます!

  • 【Ⅱ】-1 感謝への応援コメント

    あぁ、いいですねぇ、エルティという都市の描写、門の衛兵たち、遭遇するこれまた一癖ありそうな上級司令官。セトが毛嫌いするには理由があるのでしょうね。
    セトの隊員たちも個性的ですね。テイトが「またね」て言ってくれるところ、心細い状態のランテが嬉しく思ったことに共感しました。テイトもイイ奴、ランテもイイ奴ですね! こういうシーン、とても好きです。

    宿屋のノタナさんも人が良さそうで嬉しくなります。
    セトの、太っ腹で言い訳もうまいところ、素敵ですね。面倒見もすごくいい。
    すでにここまでで、ランテやセトたちのことをかなり気に入っています!

    作者からの返信

    私はRPGとかのゲームが好きなんですけど、平原から街に入れたときの安心感が好きで……小説の中でもそういうものを表現出来たらな、と思いながら書きました。
    この話とにかく長いんですが、喜の章のテンポだけは個人的に納得できています。笑 ですから、ここからスピードアップしていきます。

    皆イイ奴と思ってもらえてありがたいです! 私もイイ奴だと思っています。

    ノタナさんは、街の安心感を体現したような人でして。ちょくちょくでてきますので、彼女にも注目してくださると嬉しいです。
    セトが面倒見がいいのは、実はノタナさんの影響もあったりして……
    ランテたちのことを好きになってくださって、とっても嬉しいです。ありがとうございます!


  • 編集済

    【Ⅰ】-2 残滓への応援コメント

    ここで黒獣の襲撃、ハラハラしました。
    距離を歩数で表しているところに、こだわりを感じます。
    彼ら、特にセトは強いですね! 突然上がった炎は、魔法でしょうか。これから色々と明かされていくと思うとワクワクします!
    それにランテ、記憶はなくとも体は覚えている。凄腕だった彼に何があったのか気になります。自分が分からなくて怖い気持ちも、リアリティがありますね。
    前向きに考えようとする賢いランテ、いいですね(^^)

    作者からの返信

    読んでくださり、ありがとうございます。このような長い作品に興味を持ってくださって、とても嬉しく思っております。

    異世界ファンタジーなので、描写には気を付けないといけないのかなと……割にことわざとかは気にせず使っちゃっているんですけど、どうしても単位だけはちょっとこだわってしまって、歩数で示すことが多いです。

    彼らはセトを筆頭に皆強いんです! これからもその強さを書いていけたらと思っています。

    ランテが賢いかどうかは諸説あるのですが、前向きなところは間違いありません!笑

    読んでくださいまして、コメントまでくださり、ありがとうございました。

  • 【Ⅰ】-1 巡りあわせへの応援コメント

    初めまして。Ifさま。
    企画に参加させていただきました保紫といいます。

    序の章から引き付けられる内容、物悲しさを感じる誰かへの想い、先が非常に気になりました。
    【Ⅰ】で複数人登場してもブレない視点で描かれる地の文は、私好みです。主人公の心理描写も丁寧で、突然放り出された状況に戸惑いつつも、お礼を言わなきゃと思ったり、好感が持てました。
    ゆっくりになるとは思いますが、続きも楽しませていただきます(^^)

    作者からの返信

    久しぶりに一話でも読み返すか、と思って読んでいたら、保紫さんからの記念すべき最初のコメントへのお返事を忘れていたことに気づきました!!! なんという失態!!!! 大変なご無礼、申し訳ありません!!!

    7月末からもう半年近くになりますね。本当に長い間お付き合いいただきまして、ありがとうございます。

    序の章はそこから物語が生まれた本物の「序」なので、大切にしている文章です。そういっていただけて大変うれしいです!

    固定視点が好きなので、基本的にはランテの視点で話を進めつつ、どうしてものときだけ他の人の視点に飛ばして……という形で連載をしています(もうご存知のこととは思いますが!)
    一番スタンダードな形がランテで、そうでない人の視点になると色んな個性が見えたりして、書いていてそういう楽しみ方もできるなあ、と今になって振り返ったりしています。

    新しいところまで完読してくださって、本当にありがとうございました。こんな長い作品を継続的に読んでくださる方、本当に貴重で、素晴らしい出会いに大変感謝しております。
    最初のコメントに対して送る言葉でもないかもしれませんが、いつもありがとうございます!

  • 【Ⅵ】-2 沈黙への応援コメント

    みんなが生きている──! と喜んだのも束の間、事態はさらに悪い方向へ。
    そして、とどめがセトとユウラの再会でした。私の気持ちまでどん底に。
    いやね、これはなんか回避路線が残っていて、たぶんまだ洗脳されていないとか、そういう甘い気持ちもあったんです。
    セトにとっては、もっとも辛くて屈辱的な展開になった訳ですが、ランテちゃんと助けに来てくれる? というか、黒軍を説得できるかな??

    とにかく主人公、頑張れ!
    あ、少しずつルノアとの記憶を思い出してますね!

    以下、追伸です。(物語に関係のないコメントとなりますので、一週間ほどしましたら、この部分のみ削除します)
     私、本当に好きなように読んでおりますので、こちらの作品への気遣いは大丈夫ですよ~。どちらかと言えば、恋愛過多な女子向けの作品なので、お口に合っているかどうか心配で💦

    作者からの返信

    たくさん読んでくださりありがとうございます!
    この辺りが作中で一番落ちるところで……しんどい展開で、私も書いていてすごく参りました。結構気持ちを引っ張っちゃう方で……
    今はランテに期待するしかありませんよね。外で自由に動ける人が希望です。

    追伸部、削除は大丈夫です! 私は合わない作品は読んでいただけても追いかけられない人なので、ご安心ください! とても楽しく拝読させていただいています。すなさとさんのところは、恋愛が主軸ではあるかもしれませんが、ちゃんとその他の要素も丁寧に描いていらっしゃるので、むしろ大好物です。恋愛部だけでも楽しくはあるんですがね!

  • 【Ⅴ】—1 化物への応援コメント

    まさか世話係の人とこんなところで再会するとは……。
    こういう境遇の人に世話係のような役が回ってくる。東側の社会の嫌な部分を見ちゃいましたね。まあ、貧民、平民、貴族のエリアで隔てられてるルテルよりは遥かにマシでしょうが。
    旦那が事業に失敗して借金背負ったっていう、ある意味自己責任、競争社会の敗者であって社会的弱者とはまた違うのですが、経済的に困窮して追い詰められている状況にある人をこういうことに使う辺り、ノベリが要人相手に見せる、慇懃無礼な面がありながらも丁寧な物腰とはまた違った、裏の顔というかえげつない一面を垣間見たような気がしました。
    彼女、気を持ち直して癒し手としての人生を歩めるといいですね。ランテの新能力の発見のきっかけになるあたり、人から恨みを買うのも悪くない!?

    作者からの返信

    ラフェリーゼ編は短くて、伏線をすぐさま回収しないといけないのが、何だかちょっと気持ち悪い感じでした。笑 これまでじっくりやってきたからなんだと思います。
    基本、キャラクターをできるだけ繰り返し使いたい人なので、チャンスがあればよく使い直しています。そのスキル? はこの長編で手に入れました。笑

    そうなんですよね。東側も東側で……ただ、そうなんですよね、競争社会の敗北者であって、生まれながらにして理不尽に……というわけではないのですが、ね。やっぱり受け入れがたい部分ではあります。
    ノベリは、あまり人間らしくないというか、割に一部の中央貴族と似たような面は持っているのだと思います。使えるものは使う、みたいな……

    本当に。彼女が癒し手であれば、おそらくはそこそこ裕福な暮らしが約束されている。夫と娘と幸せに生きてもらいたいものです。

    今回もたくさん読んでくださり、ありがとうございます!

    編集済
  • 【Ⅳ】—2 翳りへの応援コメント

    世話係の人、これ、ただの性接待だけならいいんだけど、ノベリはランテの記憶を見た上で遣わしてるってのがミソですよね。ランテの頭の中を覗いているってことは、当然ランテとミゼの関係も、「伸べた手で【Ⅰ】—2 星空」の記憶も知った上でこの世話係を派遣している。
    仮にランテが応じてこの世話係の人とやることやったら、ノベリは「ああ、ミゼっていう人がいるのにそういうことする奴なんだな、はいはい」って評価する可能性があるし、ハニートラップというか、「このことミゼさんに言っちゃってもいいのかなー?」って弱みを握られることになりかねない。
    下手するとこの世話係の人達、ただの高級娼婦じゃなくて、プロのハニートラップ要因というか、工作員的な人である可能性もある。そしたら、要人の性癖とか、どういう女性が好みとか、裸を見られたら病気の有無とか、そういった情報を収集されてしまう。
    これもノベリの仕掛けたテストなのかもしれませんね。ノベリとしては断ってくれたら合格というか。人間性を試してたのかも。

    作者からの返信

    仰るようにランテの記憶を、ノベリたちも見ているんですよね。ですからそういうようなテストの側面は間違いなくあったと思います。
    そしてもう一つ、ランテの記憶からセトの境遇も拾っているはずなので、余計性質悪いなあって私は思います。怒らせたかったのかも。

    ただ多分大きな目的は、子でも成してもらって、東大陸にとってプラスになる遺伝子を欲してのことだろうとは……まあ、あまり期待はしてなかったでしょうけども……

    何にせよ、褒められたものではないことは確かです。ただ、難しいですよね。国って、まっさらな形では動かしていけないものでしょうし……ランテは素直過ぎるし、セトも真面目過ぎるので、こういうのは受け入れられないんですけども。

    たくさん読んでくださり嬉しいです! ありがとうございます。


  • 編集済

    【Ⅳ】—1 導師への応援コメント

    すみません、一点確認ですが、ノベリの「この先に、私以外の十一名の【導師】と【大導師】がおります」って台詞、正しくは「私以外の十五名の【導師】」ですかね? 大導師のオッドと導師十六名の、合計十七名ということなので。


    軍政(+宗教)一体の白軍組織と違って、東側は政府と軍が分かれているようですね(※1)。でも導師に制服組も混ざっているあたり、完全なシビリアンコントロールではない、と。オッドが『今期の』の大導師と言ってましたね。任期があるんですよね。西側は大聖者と聖者が圧倒的な権限を持ってる独裁体制だから……。導師が各地域の代表者ということは、もしかしたら選挙(※2)も行われてるのかも?
    技術水準だけじゃなく、こういうことろも進んでますね。東側は。制服組が大導師になれる資格あるのかなぁ?


    ※1ミゼが「祈りの折られて【Ⅲ】—2 東の地」で「政治機関」という言葉を使っている。
    ※2ミゼが「祈りの折られて【Ⅲ】—2 東の地」で「できるだけ多くの者から意見を募って国は動かされています」と言っている。

    作者からの返信

    うわああああ、またやってるぅーーーー! すみません、ありがとうございます!
    もうサクットさん編集者とお呼びしたいくらいのお働きぶり……いつもありがとうございます。
    実はその、十一の方が正しくて、後ろの方が誤りですね。十一人(六属性の代表二人ずつからノベリを引く)の導師と、大導師で十二人が会場にはいたはずでした。分かりやすいように書き換えておこうと思います。うわー、またやっちゃった、ごめんなさいー!

    すごい細かいところまで読んでくださっている……ありがとうございます。仰る通りで、大導師には人気があり、導師たちには選挙が行われています。
    東大陸の細かい法までは決めていないのですが、イメージでは軍人には最大定員の縛りがある感じでいます。何人まで、みたいな。あまりに軍が力を持ち過ぎるのもよろしくないでしょうしね。軍人たちが大導師になれるかどうかは……多分権利そのものはあるのでしょうけど、暗黙の了解的な感じで、大導師にまでなった人はいないような気もします。

    また設定資料集の方で、設定固めついでに東大陸のことを書こうかな……ありがとうございます。ちょっとそんな気になってきました。笑


  • 編集済

    【Ⅲ】―3 値踏みへの応援コメント

    西大陸側が過去に和平交渉の場で騙し討ちをした上に、その西大陸側から協力を乞う形。そして、700年の間に呪を使った技術水準も大きく差がついてしまった。全く対等な交渉ではない。圧倒的にこちらが下の立場。
    こちらの要求って「過去にこちらが停戦協定の場をぶちこわしたけど、他(ベイデル)と戦争を始めちゃった(って言うか内乱)ので、やっぱり停戦して下さい。あと、今戦ってる敵を倒すの手伝ってくれませんか?」ってものなので、東大陸側からしてみれば「なめてんのかコイツら」って思いが正直なところじゃないかと思うんです。ノベリがこちらを試すような態度は腹立たしいけど、東陣営もこちら側に対して相当腹を立てているんだろうと思います。ただ、停戦自体は東陣営にもメリットあるからやぶさかじゃないだろうけど、共闘は、まあ、虫のいい申し出ですよね。
    こっちとしては、とにかく話を聞いてもらえないと始まらないから、まず東陣営に許されること、向こうのテストに合格すること、こちらの本気度を認めてもらうこと、ベイデルやリエタのようなこれまでの白軍上層部とは違うことを分かってもらうこと。そこからですよね。
    圧倒的にマイナス評価からのスタートな上、アウェイでのテーブルだから、もうこっちが取れる戦法が少ない。重要人物も丸裸で送り込んで、機密もさらけ出して、盗聴されようが、ただひたすら真摯に誠実に行くぐらいしかなさそうですね。こっちが捕えた東大陸の犯罪者を、こちらが引き渡す前に事前の相談なく勝手に連れていかれても(って言うか、こちらが乗ってきた船の中を勝手に調べやがって!)文句言えない。総じて苦しい。どうなることやら……。

    メイラ達の東大陸での立場、以前コメントで「勝手に動いてる困った人達」ぐらいな位置付けなのかと予想しましたが、重罪人扱いとは想像以上でした。相当覚悟しての活動だってことが分かりました。ミゼが「祈りの折られて【Ⅲ】—2 東の地」で「過激派と呼ばれる一派も存在します。日々続く戦いの中で、肉親や友人、恋人を失った者などの一部には、進んで剣を取ろうとする者もいます」と言ってましたが、メイラと同じような境遇の人達の集まりなんでしょうね。リーダー格のメイラがいなくなってどうなるのか……。

    作者からの返信

    これまでにも何度か今回の交渉の多難さについては言われてきましたが、仰るように身勝手と言われても仕方がない交渉ですから、やはり思うようにはいかないのだと思います。ランテは結構怒ってますけど、ランテは白軍側とはちょっと立場も違うので、仕方ないのかなと思ったり。
    ノベリのこの多少無礼な行いは、立場の差を突きつけるための行いだったとも言えるかもしれません。仰るように、こちらは甘んじてすべて受け入れるしかない……

    過激派の人たちも、今はてんやわんやだと思うんですけど、多分あちらはイッチェがどうにかしているのでしょう。書くべきことがとっても多くて、私も忘れないように気を付けていなければ……笑

    いつも本当に丁寧に読んでくださってありがとうございます。少しずつクライマックスが見えてきました。頑張ります。

  • 【Ⅰ】   支えへの応援コメント

    出だしの淡白な別れ方とは裏腹に、心の中で何度も相手を思う。
    別れが淡白なのは、絶対に彼の元へ帰りたいと言う、心の裏返しなのだなあと思いました。
    この心と体のちぐはぐさが、いつ命を落とすかも分からない中、その一瞬一瞬を大切にしようとする気持ちが感じられて、渋くて好きです。

    ノタナさんお久しぶりーっ。
    重厚な物語には欠かせない、ホッとできるスポットキャラ。
    町のお弁当屋さんの、元気なおかみさんみたいなイメージがあります。
    地元を支えるおふくろの味っ、それを食べて皆が前線へ向かう。
    激戦地の塹壕で土壁に寄りかかりながら、「くそっ、帰って食堂のシチューが食べてえ」とか兵士たちが言ってそうです。
    感情を表さないセトと、思い切り表すノタナさん。
    共にユウラを思う気持ちは同じですが、その感情の対比が素敵ですっ(・v・)

    作者からの返信

    内面を深く掘って書くのが好きなのですが、うちはとさんもそこをしっかり見てくださるので、いつもコメントを嬉しく頂戴しております。ありがとうございます!

    渋みを感じていただけたとのこと、ありがとうございます。
    二人とも素直ではないので、やはり表面に出てくるのはこういう形になるのですが、奥深いところで繋がっている感を出したくてこう書きました。深く読んでくださり、感激しています。

    ノタナさん、私も彼女が出てくると安心するんですよね。日常のモチーフという感じがするからでしょうか。
    兵士たちのやり取りに笑ってしまいました。多分言っていると思います!
    なんだろうな、本当にうちはとさんのコメントはらしいなあって思います。視点が温かくて優しくて、そしてちょっとお茶目な感じがするというか。勝手なイメージですみません!

    今回も読んでくださり、嬉しいです。ありがとうございます!

  • 【Ⅲ】-2 抜殻への応援コメント

    怒の章、読了です!
    北支部から長い長い旅を経て、隠された王都へ。

    少しずつ色々なことが分かり始め、なんとなく進む方向というか、希望と言うか(もう困難と絶体絶命の連続ですが)、そういうものが見えてきたかなと思ってからの、この絶望的な展開……。聖者が強すぎます。とにかく、出てきただけでゲッソリ胸をえぐられます。

    死に急ぐセトは、本当に切なくて。ユウラのこと、本当は誰よりも大切で、そばにいて欲しいけど失いたくないという気持ちが、もう切なすぎて切なすぎて。
    本音を一切見せない彼が、ユウラの時だけは揺らぐんですよね。もう、めっちゃ萌えます。やっぱりええ男です、セト。
    リエタとの激戦は、これ以上頑張らないでって思うくらいしんどかったです。しかも自分の身を切って敵を打つなんて、アカン、アカンよ。
    最後に思い出すのもユウラの言葉で、そこで幸せを感じるところも何とも言えず、泣けました。

    セトの大きな犠牲のもと、せめて3人は一緒に帰途に着くものだと思っていたんですが、ここでまたユウラとテイトが。
    セトの剣を受けとるユウラ、それでも気丈に槍を構える姿が痛々しくもあり、彼女らしくもあり。
    大丈夫、セトは生きてる! だからユウラも負けるな。二人が幸せになる姿を見届けないと、私が収まりません!

    ランテ、守られてますよね。それが彼には辛いでしょうが。自分が何者かであるか分からないから、余計に辛い。
    ランテ、強くなって。一歩でも多く前に進め!

    作者からの返信

    たくさん読んでくださいまして、ありがとうございます!
    とても長い作品ですから、ご負担を多くおかけしてしまったのではないかと……すみません。でも、とても嬉しいです。ありがとうございます。

    物語は確実に先へは進んでいるんですが、進めば進むほど障害も立ちはだかって、このような展開になりました。お強い方々は敵方にたくさんおりまして……これからも頑張らなければなりません。

    セトのことを気に入ってくださって嬉しいです! 割に、というかとっても困ったさんではあるんですが、彼は彼なりに頑張ってはいます。
    仰る通りで、多分ユウラへは壁が数枚少ないんですよね。だからユウラの言葉が一番セトを揺るがすんですが、本人もそれを分かっているからユウラを遠ざけようとする。やっぱり困ったさんです。だけどしっかり役目は果たすというか……やるべきことはやっちゃうので、そこら辺がまた余計に困ったさん度を上げていますよね。
    実はこの作品、消滅した別所で書いていた作品のリメイクなのですが、この戦いの最後(幸せを感じるところ)は書き換えています。そこに目を留めてくださって嬉しいです!

    熱いお言葉をありがとうございます。この二人については、ここで書き納め、ということはありませんので、また続きを見守ってやってくだされば幸いです。

    本当に、ランテもランテですごく辛い局面ですが、折れることも許されません。しばらくは彼の歩みを書いていきます。
    温かい応援を、ありがとうございます。きっと、頑張ってくれることと思います。

    本当にここまで読んでくださり(続きも読んでくださり)ありがとうございます!

  • 【Ⅰ】   支えへの応援コメント

    いよいよユウラの戦いがはじまりますね。
    ノタナさんと再会できてよかったです。

    >甘いかもしれないが、それが北流だとも思う。

    そうですよね。これが北流ですね。なんだかほっとします。

    作者からの返信

    ユウラの戦い、まだこれまでそれほどたくさん書けていないので、とても楽しみにしています。腕が鳴ります。

    北は基本寛容なんですけど、どこからそのイメージ来たのかなって考えてみれば、私は北海道の友達が皆優しいなーって思っていたところからインスピレーションを得たような気がしています。笑

    いつも読んでくださってありがとうございます。支えられています。