あぁ、今度は二人が……ランテ、一人になってしまいました……二人が相談し合っていたのはこのことだったのですね。こんな別れ方はつらすぎる。
何年もセトと共にいて、彼の抱える苦悩をたくさん見てきたユウラが必死に怒りを抑えるところが切なかった。ですが、テイトががつんと言ってくれてすっきりしました。セト、こんなに怒ってくれる仲間がたくさんいるんですから生き延びるんですよ!
そして、ランテも。またすぐに4人で再会できることを祈って。
作者からの返信
そうなんです。ここでランテが独りぼっちになってしまう展開になりました。
昔セトに、他の人間を置いてでも逃げないといけないって言われていたランテですが、まさかこんな風になるとは思っていなかったのでしょう……辛いですよね。
ユウラ、セトのいない今は自分が冷静でないとって思ったのでしょうけど、相当我慢していたと思います。普段はテイトも落ち着いているんですけど、ここは流石に我慢の限界だったらしく……自分のために怒ってくれる仲間がいること、ぜひセトに見てもらいたかったのですが……本当に、生き延びてもらわないといきません。
ありがとうございます。前向きに読んでくださり嬉しいです!
さすがのランテもこの流れはつらいでしょうね。敵を食い止めるため、一人また一人と離脱……っていうのは、残る者より進む側がより苦しいものだと思います(ノ_<)
しかし、いろんな立場の者たちがいるわけですね。裁くのはやはり、王国説に関わる者たちとかでしょうか……。
先の予想もあれこれしつつ、でも今はランテを応援したいと思います。つらいよな、折れないで……
作者からの返信
マイペースで比較的強い精神を持つランテにも、はい、辛かったみたいです。
そうなんですよね! 残りより進む方が絶対に辛いと思います。
中央はとりあえず兵力を欲しがるので、利用できる者は全部利用している節はあります。
はい、王国説に関わる者や、あとは単純に命令違反をした者などもひっくるめてだと思います。
ランテを応援してくださってありがとうございます。
本当に……強く生きて欲しいです。酷ですけど、彼は折れてはいけないので……
みんながバラバラになってしまいましたね(つд;)
それぞれが守りたいものがあり、譲れないものがある。その強さが悲しいです。
セトのことを悪く言う人がいるなんて!自己保身のために悪態をついている感じがしました。それをテイトがずばり言ってくれてかっこ良かったです。
道のりはまだ厳しいのでしょうね。ランテの気持ちはどうなってしまうのでしょう?自分のために仲間が犠牲になっていくのはツライですね。
作者からの返信
もう展開が重苦しくって申し訳なくなってくるほどです……元気になったばかりのそわ香さんに、こんなものを読ませてしまって!
ユウラやテイトがここで残る決断をしたのは、セトが先に残ったからと言うのもあると思うんですよ。
仲間意識がそうさせるというか……そういうのを含めて考えるなら、あそこでセトが残ると決めたのもどうなんだろう、となりますよね。
この人たちは、癒し手そのものに後ろ暗い感情を抱いているのがあるけれど、普通の癒し手にはそれを向ける理由を作れないから、その分をセトにぶつけてしまった感じですよね。
ここ、以前連載しているときに「ぜひテイトに!」と言ってくださった方がいて、その方のお陰で彼がこう書けたのもあり、とても感謝しています。
守る側より守られる側の方が辛いと私も思います。ランテが折れなければ良いのですが……
いつも読んでくださってありがとうございます!
テイトとがセトの死を感じとりその様子とやり取りでユウラも感じとる。
テイトに違和感を感じつつもそこまで至らないのは前にも言いましたがランテとテイトたちが一緒に過ごした時間が短いから、勿論セトが死ぬなんて思っていないからというのもあるでしょうけど。
こればかりはどうしようもないですけど、それでもランテはユウラに「何に代えても」とまで言わせた自分が嫌で、悔しかっただろうなと感じました。
記憶も曖昧で自分のことが分からないのに「希望」と言われ大切な仲間から逃がされ別れる。
これはもう色々な感情が渦巻いて何をどうしていいか分からない、自暴自棄になりそうです。
3人の無事も願いますがランテに心の支えを! 人でも目的でも何でも。でないと折れてしまいそうでこの状況は見てられないです(>_<)
作者からの返信
ランテは基本的に物事を前向きに考えていたいタイプなので、思い至れなかったのは、功野さんが仰ったように、「そう思っていないから」が一番な気はします。
過ごした時間の差も、もちろんありますが!
ユウラが辛いだろうことは、ランテだって後からながらよく分かって、だからこそ後悔も大きかったのではないかなと思います。
ランテは素直で真っ直ぐゆえ、まず行動をしてしまってから……というのが後悔を呼ぶ原因になっている気はします。
ただそれが良いときもあるので、中々難しいところですよね。
本当に。私ならこんな状況、もうやっていられないと思います。
ここ、ランテの方が心配だ、という声をよくいただくのですが、身体の傷は大体は癒せば治せますが、心の傷はそうはいきませんものね……
ランテを心配してくださって、ありがとうございます。彼が立ち直れることを、私も祈っています(作者がこう言うのなんて、なんかおかしいですけど!)
いつもありがとうございます!
辛い。ランテさんの悔しさ。
ユウラさんとテイトさんがそうせざるを得なかったところ。
ずっと、セトさんのことで苦しく思っていたのに、最後。
セトさんの安否をとても気にしているのユウラさんですよね。
あんなこと言わせたとランテさんが思ってしまうのが「うっ」てなる。
どうか、どうか4人がまた会えますように。
作者からの返信
皆、それぞれに辛いんだと思います。
ユウラとテイトは、何のためにセトが三人を逃がしたのかをよく理解しているがゆえに……戻りたくても戻れない。
本当は戻りたい気持ちは、皆同じでしょうけど……
そうですね。中でも一番気にしているのは、ユウラじゃないかなと思います。
共にいた期間も一番ありますし、気持ちもあるので……
ランテが悪いわけでは決してないんですけどね。
優しいお言葉を、ありがとうございます。引き続き見守ってやってくだされば幸いです。
わーん。゚(゚´Д`゚)゚。テイトにユウラまで!?
なんて悲しくて悔しい展開なんですか――!
セトのことを感じ取ったテイト、それに気付いたユウラ。辛いですよね。
ユウラの絞り出したような声が、痛い。胸に痛すぎます。
ポケットに皺が寄るくらい、腕章を握り締めていたんですね……。
ここでまさか老女率いる敵が現れるとはなんたることだ。
癒しの力に恵まれなかった神僕ですか。いや、神僕ではないのか。
テイトたちにセトの癒しの力が沁み込んでいて、それを嬉しく思っていたら、口汚くセトを貶められるだなんて。
年長者のテイトが前に出て怒ってくれて良かったです。テイトの怒りが彼の言葉と表情から伝わってきました。それに、テイトが見てきたセトの姿が、これまで懸命に努力してきた姿が思い浮かんで。それと血塗れのセトの姿が重なって。なんともいえない悲しい気持ちです……( ;ㅿ; )うぅ。
二人に強制的に逃がされたランテの気持ちを考えると、辛いです。抗えずに、護られて。
まさか、ランテを戻ってこさせないようにするために、自分たちの退路まで断つなんて思いませんでした。テイトとユウラの覚悟が目に見える形で目の前に存在しているこの状態、ランテにはきっついですね……。
もし自分が進んで逃げていたら、テイトはそこまでしなかったのかも、とか考えちゃったりするともう……( ;ㅿ; )
他の出口もあったらいいんですけれど……(どうあっても希望は捨てませんよ!)。
作者からの返信
この辺りがこの作品で一番落ちるところの始まりです!
なんででしょうね、書いている私もものすごくきつかったのに、めちゃくちゃ筆が乗りました。私は救いを書きたくて筆を執っているはずなんですが……!
仲間同士思い合う展開が好きでしたから、ここでユウラの服の皺やテイトの怒りなんかを書きました。こんなに想っていても簡単には引き返せない。現実にはないことだからこそ、筆が乗ったのかもしれません……創作と読書の楽しみって、こういう、「起こり得ないこと」を少しだけ体験できるところにありますよね。
ここのランテは本当にきつかったと思います。思わず我を失っちゃうくらいに……
そうなんですよね。ランテが自分で行けていたら、退路を断つ必要はなかった。その、次話含め敵が敵ですから、やがてはしたかもしれませんが……皮肉なものです。
希望を捨てずに読んでいただけてよかったです! ちょっと、暗い展開が続きますが、ぜひとも希望を持ちながら読んでいただけたら……! ありがとうございます!
読み手さんに我慢を強いる展開にはしたくないんですけど、なんかこうなっちゃうんです。きっと保紫さんには分かっていただけるはず!笑
お返事遅くなってしまってすみません! いつもありがとうございます、嬉しくコメント拝読しております。