応援コメント

【Ⅴ】—2 縁」への応援コメント

  • なんだかとても嬉しい気持ちです。ランテのことを認めてくれた。ランテの存在と生き方そのものを。すごく嬉しいです。

    あの火事で亡くなる人がいなくて良かったです。しかしランテが癒し手を増やせるかもしれないとは、驚きました。でも、そうですね、神光を壊してしまって、ランテは気にしていたようですので、ランテが代わりになれるのなら良かったのだと思います! 

    二百年前のランテ……! 確かにセトが、ランテの剣を黒軍が使うものと言っていましたね。そうなんですね、その時にミゼがランテを創り出して、ランテは争いをその身体で止めたんですね。相手が根負けするほどとは、かなりの凄惨な光景だったのだと思います。相手にすればゾンビアタックは怖ろしかったでしょうね……。汗 そんな過去の映像を見ても揺らがないランテは、本当に強い。オッドに自分の気持ちを口にしながら、だんだんとしっかり自分というものを認識していくさまには、感動を覚えました。気持ちを整理するのにも、声に出すというのは有効ですね。オッドの問い掛けも穏やかにランテを導いてくれた気がします。セトが眩しく思う、ランテの性質ですね。ミゼは本当に見る目がありました!

    ミゼも記憶を操作されていたとは、これまた驚きでした。うぅん、確かに闇呪は便利ですよね。でも、ランテの言うように、勝手に記憶操作は嫌ですね。いずれ禁呪とする平和な時が訪れることを祈ります。

    「人たらし」本当にそうですね!
    これまでも、ランテが縁を繋いできましたから、これからもそうであって欲しいと思います!

    作者からの返信

    ランテはランテ自身に悲壮感がないから結構スルーされがちなんですけど、本当に大変な目に遭ってここまでやってきていますから、私も認められると嬉しくなるんです。書き手なんですけども!笑 保紫さんにも同じ気持ちを感じていただけて嬉しいです。

    火事はひとまず建物を焼いただけで済みました。故意の出火になるので夫婦は多少賠償などの責任があるかもしれませんが、女性の方が癒し手になれたので大丈夫でしょう。ランテが神光の代わりになれることが判明したことも、西大陸東大陸双方にとっていいことになりました!

    軽くどころかがっつりホラーな現象でしたでしょうから、二百年前のランテに相手が根負けしたのは頷けます。ランテは自分自身のことだったから気丈でいられたのかもしれません。他の人間がボロボロになってまで戦いを止めようとしていたら、心が痛んで仕方なかったでしょうから……
    ここでミゼの見る目に触れていただけたのが、嬉しかったです! そうなんですよね。ちゃんと頼ってもいい人間を見極められていたというか、何なら王族として相手にふさわしい人間を選ぶ目があったんだろうな、と思います。もちろんランテ自身を褒めるべきなのもそうですが!

    今はどうしても闇呪を手放すことはできないでしょうけど、いつか人の心に強制的に何らかの作用をもたらす闇呪が不要になればいいですよね。

    ランテの主人公としての最大の功績は、こうして縁を紡いでいくことだと思っています。もちろんそれだけでもありませんが、これからも彼にはしっかり縁を結んで、それを強固にしていってもらいたいです。

    いつも本当に丁寧に読んでくださいまして、ありがとうございます!


  • 編集済

    お久しぶりなのでこの章をはじめからまるっと読み返してまいりました!少し間が空いてしまっても、これだけ濃密なこの作品のことをスッと思い出せるのは、もうなんか物語というか歴史そのものに向き合ってるような感覚だからですね☺️
    貴族のもてなしで男性には女性をつける…という文化で「こういう部分まで考えられるなんてさすがIfさんの世界観はすごいなぁ」と思っていたら、まさかのその女性が心中しようとしていて「うわぁラフェリーゼもやっぱり闇が深い部分があるんだなぁ」なんて思っていたら、ランテの力で癒し手の力が開花していて…無駄な部分が一つもない上にその世界観や文化が読者に伝わる筆力は相変わらずお見事だなぁと思いました。私はどっちかって言うとプロッターなんですけど、プロットに従いすぎて遊びのシーン(キャラがダラダラ飲み会してるだけとか笑)が書けないんですよね。たまにはストーリーに直接関係のない場面を書いたりしてその世界を膨らませていけたら良いなぁなんて思いつつ、余計なエピソードを挟んだらテンポが悪くなったり冗長的になってしまうと思って書けなくて(笑)
    Ifさんの作品では一見遊びのように見える場面でも後々きちんと意味を成してくるので、世界観を膨らませつつ無駄のない、本当に完成された構成だなぁと惚れ惚れしてしまいました。

    話がそれてしまいましたが(笑)、確かに頭に剣が突き刺さっているのに動いてるのは怖すぎますよね(笑)ランテ自身の記憶にはないシーン。まだまだ謎が多いですねぇランテは。
    でも人たらしというのは激しく同意します!!本当にそう!!彼は読者たらしでもありますね(ノ´∀`*)
    ランテの主張は、多分この世界の人達からしたら甘ちゃんと捉えられてもおかしくないのでしょうが、それでも彼が血の流れない平和の道を取ろうと努力するからこそ皆ついてきてくれるんですよね。それは読者も本当に同じで、辛いことも苦しいこともあるけれど、ランテなら最後まで心折れずに最善の道を選んでくれるという信頼感があります。セトはね、ちょっと場合によっては自分の命を捨てる強硬手段に出ちゃうので(笑)(最近では生きたいと思ってくれるようになったので読者も安心ですが!)

    今はまだラフェリーゼの人とピリピリした関係ですが、ランテならきっとこっちの人達も絆してしまうんだろうなあ。私もどこまでもランテについていきます!(笑)

    作者からの返信

    あわわわ、なんだかすごくPVが伸びたと思ったら花さんでしたか! すみません、ありがとうございます。お手間をかけてすみません……!
    すぐに思い出していただけたなら幸いです。花さんがきっととても丁寧に読んでくださっているからではないかと!

    お察しの通り、以前お話したかもしれませんが、私は頭の中でぼんやり全体像を作るだけでプロットは全然組まない人間なので、「あーこれ使えるじゃん」って後からよく考えて肉付けしたりします。今回の女性のシーンはちょっと考えてから出しましたけど(これだけで使い捨てるのもったいない、みたいな)、後から拾い忘れてそのまま忘却した要素もいくつか……ははは……
    花さんがプロッターなのはすごく分かる……それこそストーリーラインが無駄なく美しいですから。あの長さで濃密なお話が書けるのは、計画性あってこそだと思うんです。本当に尊敬しています。

    頭に剣が突き刺さったまま動くって、普通にホラーですよね。目の前でそんな人がいたら、私ちょっと気分が悪くなってしまうかもしれません。
    ランテが読者たらし! よかったねランテ! やっぱり主人公として、読者の皆さんに嫌われてはほしくないので、私も嬉しいです。
    交渉するにあたって、人柄って大事だと思っていて。甘いことを言い続けられるのも、一つの魅力かなと思います。厳しい環境に放り込んでなおそれを言い続けられたら、少しずつ認めてもらえるんじゃないかな、なんて……私も甘いかもしれませんが、そうあってほしいと思っています。ランテには頑張ってもらわないと。

    そうです、ランテには絆してもらいたい。全てを繋ぐ縁になってくれたら……彼に温かい応援を、ありがとうございます!
    また読みに来てくださって、とても嬉しいです。ありがとうございます。

  • 「あなたは人たらしだ」
    あなたは素晴らしい人格者だと、素直に褒めないところにオッドの心情を見た気がしました。
    そこにはオッドのランテへの称賛の思いと、憐憫と労りが混じっているように思いました。
    ランテ自身はそう思っていなくても、オッドから見たら、ランテの人生は多くの人々に弄ばれていると、見えるのだろうなと思いました。
    その人格形成も少なからず生前のものとは違うかもしれないと、思っているかもとも思いました。
    そう言った状況が土台となった上での、今の性格ならば、それを素直に素晴らしいと称賛して良いのか。
    そんな風にオッドは、考えたのかなと思いました。

    「ランテあなたは本当に凄い人だ」と思うと同時に、ランテの状況に憐れみを感じているように思いました。
    だからこそ少し軽いニュアンスを含めた、「人たらし」という言葉になったのかなと思いました。
    「称賛と憐憫」そしてそんなランテの気持ちが、少しでも軽くなって欲しいと思う「労り」
    そういった思いが、含まれている気がしました。
    オッドがすっごく、好きになってしまいましたーっ(・v・)

    作者からの返信

    うちはとさんは、いつも言葉を深く味わって読んでくださるので、こちらも書きがいがあります。いつもありがとうございます!

    そうなんですよ。褒めてはいるんでしょうけど、褒め方が少し素直じゃないですよね。仰るように、そこに多くの含意が遭ったのだと思います。一番は、やはり弄ばれているように見えたことへの憐憫と同情かもしれません。そして、はい、称賛の意も確かに……何だかもう全部分かってくださってるので、私が改めて書くまでもないぐらいです! 嬉しい……すさまじい読解力をお持ちでいらっしゃる……ありがとうございます。

    オッド、割にこちらには好意的なんですよね。ミゼの繋がりがそうさせている部分もあると思いますけど、彼自身も優しいというか、熱の分からない人ではないから、それを助けているように思います。

    好きになっていただけて嬉しいです! 西側では間違いなく主要人物になるので、これからも見守ってやってください!