応援コメント

【Ⅵ】-2 沈黙」への応援コメント

  • わー。゚゚(*´□`*。)°゚。
    セトの気持ちを考えると、もう辛くて辛くて……!
    今まできっと想像しないようにしてきたことが、目の前に覆せない現実として現れて。セトの怒りが爆発しちゃうのも、そりゃもう分かります――!

    クレイドはセトを煽ってきますねぇ……。息子だっていう自覚はあるんでしょうか。息子というより自分の持ち物的な感じなのかもしれませんが……。
    同じ瞳の色、間近で見ると、嫌でも繋がりを感じさせられてしまいますね。本来なら父親と同じだなんて誇るべきものであることが多いのに、両目を切り裂いてしまいたいだなんて……。とても哀しいし、辛いです。あなたの瞳はあなた自身が育ててきたもので、青々と茂る草や陽光を浴びた樹々の葉の色だって言ってあげたい。きっとユウラもテイトもランテもみんな、あなたの仲間思いの瞳が好きだよって、伝えたいです。

    まだ、私は希望を持っていますよ Ifさん! まだユウラは死んでいませんもの。ちょっとユウラの中で眠っているだけ。きっと、きっと起きる時がくるはずだと信じています! それまで、セトにはユウラをしっかりと護ってやって欲しいです!

    作者からの返信

    ここのセトはもう、耐えがたかったでしょうね……どうにかしたくても、手も足も出ない。悔しくて虚しくて、でも折れられない。辛かったと思います。

    クレイドは少なくとも、息子だと頭では理解していても、愛情なんかを持ったりするタイプでは全くないので、仰る通り物扱いの方が近いかもしれません。
    目のところ、反応してくださって嬉しいです! そこはセトの気持ちがガンガン入って来て、そのまま描写しました。
    とてもお優しい言葉までかけていただけて……セトがここで聞いていたら、全て払拭できるとは言わないまでも、救われる部分が大いにあるのではないかなと思います。ありがとうございます!

    前々から思っていたのですが、保紫さんはお心が強い! この辺り、結構しんどくなって離脱してしまう方も多いんですけど、辛抱強く読んでくださって、先を信じてくださって、私はとても救われる思いです。ありがとうございます!

  • みんなが生きている──! と喜んだのも束の間、事態はさらに悪い方向へ。
    そして、とどめがセトとユウラの再会でした。私の気持ちまでどん底に。
    いやね、これはなんか回避路線が残っていて、たぶんまだ洗脳されていないとか、そういう甘い気持ちもあったんです。
    セトにとっては、もっとも辛くて屈辱的な展開になった訳ですが、ランテちゃんと助けに来てくれる? というか、黒軍を説得できるかな??

    とにかく主人公、頑張れ!
    あ、少しずつルノアとの記憶を思い出してますね!

    以下、追伸です。(物語に関係のないコメントとなりますので、一週間ほどしましたら、この部分のみ削除します)
     私、本当に好きなように読んでおりますので、こちらの作品への気遣いは大丈夫ですよ~。どちらかと言えば、恋愛過多な女子向けの作品なので、お口に合っているかどうか心配で💦

    作者からの返信

    たくさん読んでくださりありがとうございます!
    この辺りが作中で一番落ちるところで……しんどい展開で、私も書いていてすごく参りました。結構気持ちを引っ張っちゃう方で……
    今はランテに期待するしかありませんよね。外で自由に動ける人が希望です。

    追伸部、削除は大丈夫です! 私は合わない作品は読んでいただけても追いかけられない人なので、ご安心ください! とても楽しく拝読させていただいています。すなさとさんのところは、恋愛が主軸ではあるかもしれませんが、ちゃんとその他の要素も丁寧に描いていらっしゃるので、むしろ大好物です。恋愛部だけでも楽しくはあるんですがね!


  • 編集済

    この章、誰も彼もが辛くて本当に苦しいですね。ランテがデリヤと手を組んで、そこに少し救いがあるかなという感じですけど。
    目の前でテイトが切られて尋問され、ユウラは洗脳…部下が傷つくのが一番辛いセトの絶望と怒りが伝わってきて、しかもこれでこの胸くそだらけの中央の言いなりにさせられるわけですよね。セトオオオオオ😭😭😭😭
    いやでもここでランテが黒軍とどうにかして希望をもたらしてくれるはず。そう信じて読み続けて行きますよ!
    (でも次のエピソードタイトルが不穏すぎる笑)

    作者からの返信

    本当辛いところばかりで申し訳ないです。はい、ランテの方は少し光明が見え始めたというか、前を向いて歩き出せる準備が整ってきました!

    セトはなんというか不運な人で、いっつも我慢我慢を強いられる人生を歩んできているんですよね。とはいえ、ここ最近(ランテと会うまで)はずっと穏やかな日々を過ごしていたので、その跳ね返りが今来ているのかも。笑 いや笑っている場合じゃないんですがね!

    ランテもまだまだなので、たくさん苦難があると思いますが、今一番動けるのは彼なので、彼に頑張ってもらうしかありません! やってもらいます!笑

    こんなにコメントのお返事を書けたのは久しぶりで、本当になんだか、満たされた気持ちです。ありがとうございます!

  • 悲しくて言葉が出ない(_ _。)
    救いの日が来ると良いのですが……。

    作者からの返信

    また読んでくださってありがとうございます!

    ここら辺物語の中で一番暗いところで、しんどい展開ばかり読ませてしまってすみません……
    ですが必ず救いはある、と、いうことだけは先にお伝えしておきます。

    いつも来てくださり、ありがとうございます。本当に支えられています。

  • この再会、とてもつらかったです……! 会社で読んで、しばらく引きずりましたよー。
    洗礼受けたら癒しの呪は使えなくなるんでしたっけ? 触れられていたのかもしれないんですけど、記憶があやふやで。
    そして、まだテイトさんが残されているのですよね……彼もまた利用されそうで心配です。
    早くランテと連絡が取れたら……当分は無理なのでしょうか……。
    早く希望がほしいです、セトさんにとっての希望が。

    作者からの返信

    すみません、この辛い部分を会社で読ませてしまい……
    ここ多分一番落ちるところで、後はちょっとの間底を這った後上向きになっていく、はずです……

    洗礼を受けると呪が使えなくなってしまうんですよね。呪って割に心で操るものなので、心を失うとそれができなくなり……という感じです!

    そして、そうなんです。テイトがまだ向こうの手の内にある以上、セトは無茶ができません。

    ランテが頑張ってくれたら、セトの希望になってくれると思うんですけど、どうでしょうか……早くなんとかしてくれたら、と思うんですけども。

    いつも読んでくださりありがとうございます。お返事など遅れ気味ですみません! 今週乗り越えれば……!

  • セトさんにとって辛い局面が続いてますね(><)
    ついにユウラさんに対面しちゃいましたか……!
    残酷な事実を突き付けられて今はすごく辛いと思うんですけど、生きてさえいればどうにかなると思いますし、セトさんには諦めないでほしいです。
    今、外ではランテくんも頑張っているんですし!!
    きっと大丈夫だよ〜!

    作者からの返信

    本当にこんな状況になってしまって、彼も苦しくて堪らないと思います。試練の時、ですよね。
    事実を前に折れるのではなく、剣を取ろうとしただけまだ彼も折れずにやれていると思います。辛くて仕方ないでしょうけど……ここからランテが間に合うまで、どうにか折れずに頑張ってもらいたいものですが……

    いつも読んでくださりありがとうございます!

  • セト的などん底がまだあったかぁ…。
    この瞬間がくることはわかっていたけど、想像以上にきつかった。セトの状況も、私の心情も(苦笑)
    スクロールする手が進まないの。もう苦しくなっちゃって、心臓ばくばくしてきて、軽く吐き気までしてくる始末(没入できる作品でたまにこうなるので問題はありませんw)
    どん底が思った以上に広くてなおかつ深いですよ、Ifさーん!(涙)

    でも、ランテたちがもうすぐここまで辿り着いてくるはず。デリヤなど、今まで関わった人たちが再登場してきて、彼らとの関わりも楽しみです。
    それまでセトたち3人には何とか耐えてもらって、ここを乗り越えた先がかけがえのない未来に繋がっていますように。
    そういうのを体験して楽しめるのが小説の醍醐味ですよね。
    信じてますよー!笑

    作者からの返信

    セトはしばらくこの状態ですね……中々彼の中でプラスになる瞬間が訪れなくて。
    吐き気まで催させてしまったとは……うう、ごめんなさい! でも没入できると言っていただけるのは嬉しいです。
    できればこう、嬉しすぎて涙が出るくらいの作品を書きたいんですけど、なんか中盤めちゃくちゃきつい展開ができてしまっていて、私もどうしてこうなったか分からないんですけど、なんでなんでしょうね……
    ど、どん底はここです、た、多分ここです! だから大丈夫ですきっと! 多分! きっと!

    そうなんですよ。ランテたちも動いていますし、セトたちは孤立無援なわけじゃないですから。きっとどうにかなると信じていただければと思います!

    たくさん読んでくださって嬉しいです! 丁寧なコメントと素敵な読了ツイ、ありがとうございます!

  • ああ、これは辛いです。
    しばらくテチテチする指が、止まってしまいました。

    セトの頭の中にユウラの声が聞こえてくるというのがまた、失ったものの大きさをクッキリと見せられたようで、心に刺さるものがあります。
    セトにとって、ユウラの声は聞きなれたもの。
    それは聞きなれるほど、ずっと一緒にいたんだなと改めて気づかされます。

    最後にあれほど、セトに会いたがっていた想いが、今はもうこの世の何処にもないというのが信じられなくて、まだ何処かにあるんじゃないかと、思いたくなってしまいます。
    妹のことを必死に思っていた気持ちや、セトに対する秘めたる想いとか、もうこの世の何処にもにない。
    まさに哀の章でございましたーっ(TvT)

    作者からの返信

    辛い展開をお見せしてしまってすみません。連載を開始したかったときからやりたかった展開の一つではあります。悲しいシーンを書くのが好きというわけではないのですが……

    ユウラがいつも傍にいてくれていることに、彼の方も支えられていた部分が多くあったようです。本人が思っている以上にたくさんの面で。
    失ってから気づくというのは人間あるあるだと思いますけど、その時の心の痛ませ方は人それぞれだなとはいつも感じます。
    彼、踏ん張れるといいですけどね。

    ユウラは割と外に出す感情は頑張って絞る方ですけど、中身は情緒豊かな人ですから、ね。それだけに無になってしまったことが際立つ面もあります。
    悲しいことですが、それでも、まだ命だけはあるということは、多少救いなのかもしれません。

    辛いところを読ませてしまってすみません! いつもご感想ありがとうございます。長い物語をここまで追いかけてくださって嬉しいです!

  • こんばんは。『無力の代償』を拝見させていただきましたので、感想を置かせていただきます(((o(*゚▽゚*)o)))←こんな顔文字が通用する空気の章ではありませんが……笑

    厳しい終幕となった前章のすぐ続き、ではなくランテの記憶から始まるのが章の幕開けって感じで良いですね。そしてここ!この御伽噺のような2人の出会い、めちゃめちゃ好きです〜///ランテがランテのままというか、素朴なところがまた素敵で。自然体のルノアもとても可愛い(*^ω^*)今とのギャップを加味すると、この笑顔が曇る出来事がこのあと控えているんだろうなという予感もしますが……記憶の中だけでも、2人が幸せそうでよかった。

    けれどランテの現実は辛いままで。いつもの明るさがない彼に心が痛むばかりです。フィレネさんも表情を抑えつつも、色々しんどかっただろうなあ……可愛がっているユウラの安否もありますし。軍人なら、殉職という現象は決して起こり得ないことではないはずなんですが、いざその言葉を突きつけられるとこんなに絶望するものなんですね。゚(゚´ω`゚)゚。あああ、辛い……!

    というところでのナバ!やはり彼が光明をもたらしてくれましたね、好き!しかし彼が見せてくれたセトの指令書がもう、セトすぎて……!泣 まるで彼が目の前にいて、まだランテに語りかけてくれているようでした。けれどもそれより、腕章ーっ!(((o(*゚▽゚*)o)))他コメントのお返事で伏線にするつもりはなかったと書かれていらっしゃいましたが、とても綺麗につながっていてランテ同様とても興奮してしまいました!よがっだああああヽ(;▽;)逸る心をおさえて出発!というところでやはり立ちはだかるフィレネ副長。もちろん立場上仕方ないことなのですが、見事にやってのけてくれたランテには拍手しかないです、かっこいい!

    場面が変わって中央、やはりユウラたちは囚われていたんですね。不利な立場なのに相変わらず強気の彼女に安心したところで、あれだけ欲しがっていたユイカちゃんの情報が!これは悩む……迷うっていう次元じゃない。どちらかを選ぶなんて、ユウラには絶対にできないことですよね。いつも物事をはっきりさせる彼女だからこそ、迷ってしまうその姿にはグッとくるものがありました。しかしその逡巡が生み出した代償(このタイトルもみんなに共通していることがらで、とても重いですよね)はあまりにも大きくて。ひどい仕打ちを受けた上に、即刻洗礼ですと……!?もう少しでセトにも会えそうだったのに、クレイドさんんん。゚(゚´ω`゚)゚。やはり容赦ない。さらには無慈悲な扱いの合間に語られる、ユウラの本音の本音がね、もう……!セト側の戦闘も知っているから、彼が飛び出してきて助けてくれないかなって都合の良い期待もできないですし。絶望と切なさと愛情がいっぱいに詰まった、印象深すぎるシーンになりました。

    凹むシーンのあとにランテメモリー(=昔のルノアとのこと)きてくれるの、ありがたや……Ifさん、読者の心理をわかっていらっしゃる。さっきも書きましたが、記憶の中だけでも誰かが幸せに過ごしてくれてるのは見ていて癒されます。ルノアの愛称をつけてあげたのがランテだっていうことも、彼女がいまだにその名を使ってくれているとこもめちゃんこ刺さります。良い……╰(*´︶`*)╯

    って、デリヤさんきたああああ!!!!孤軍奮闘のランテのところに来てくれるのアツすぎます!いつかまた手を貸してくれたらいいな〜ぐらいにしか思っていなかったので、がっつり助けになってくれるの嬉しすぎました。いちいちひねくれた物言いも、それでいて的確な状況の判断もかっこよすぎます。あれだけ刃を交えた仲なのに、疑うことなく彼を信じるランテも素敵すぎて。セトたちとはまた違って、純真ランテ&皮肉屋デリヤのコンビもよいですね!光速で街中につっこむランテにはびっくりしましたが、状況が状況ですもの、1秒たりともじっとしてはいられないんでしょうね。

    時系列を少しまとめて、エルティでのできごとについて続けますね。ランテメモリーの中ではついに二人の城下町おでかけ大作戦がはじまって、うきうきしてしまいました。裸足になっても頑張るルノア、尊い……。
    黒軍を説得すると言い張るランテと、それを馬鹿と罵るデリヤの攻防もよかった〜!ランテって素直なキャラクターだと思うんですけど、こういう頑固な一面もあるのがまた深いんですよね。イッチェとの再会にもドキドキしてしまって。状況的にはもうあの日のまんまなのに、十分に渡り合えているランテが頼もしくて、小タイトル通りの成長を感じずにはいられませんでした。メイラさんと話し合いができるか不安でしかないですが、ランテらしいやり方でがんばってほしいものです。

    ここからは中央でのことについて。あああセトもなんとか無事で……と安堵したのも束の間、シュアさん手強いですね。呪力はそんなふうに使うこともできるんだなあなんて思ってたら、ここでテイトという切り札が>< ユウラと一緒で、そんなの無茶振り以外のなんでもないーー!!しかしこれは予想がつきましたし、当たりました。セトは話すよ、教官……仕方ないよ(;ω;)これだけでもセトのメンタルは傾いたでしょうに、あああ、ユウラにまで会ってしまった……!無機質に命令に従うだけの彼女はもう見ていられないほどで……。セトの動揺も今までにないくらいで、身体も心も本当にぼろぼろになってしまった彼がとても心配です。いつも心配していますが、今回はさすがに。みんな自分の意思でついてきたんだよって言ってあげたいですが、彼はどうしても自分を責めてしまうのでしょうね。うううん、キツい……!

    とても辛い展開の連続で、なかなかにハードな幕開けとなったように思います。しかし(望まぬ形とはいえ)ついに中央や黒軍と接触し、いよいよ物語の秘密へと踏み込んでいく流れなのかなあとわくわくもしております!がむしゃらに頑張るランテ、計略を巡らせるデリヤ、そして内部からの反乱を企てるセト(ちょっとダメージ深)――だれの思惑が叶うのか、とても楽しみです。教官やユウラの身は心配ですが、きっと二人もやられているばかりではないはず!みんながまた揃う日を夢見て、応援するしかありません。みんながんばれー!!

    作者からの返信

    お返事遅くなってしまってすみません! 仕事が立て込んでまして……そんな中、ぶんさんのコメントとっても癒しでした。何回読み直しただろう……
    本当に毎度丁寧に読んでくださって感謝が尽きない……ありがとうございます! 毎度、とても喜んでいます! 愛をもって作品に接してくださっているのが、本当によく伝わってきます。

    ランテとルノアの出逢いは、姫と騎士(見習い)というのもあって、おとぎ話の一節のよう出逢い方ですよね!
    そうなんです、ここ重い展開が続いていたので、せめて過去編だけでも楽しく! と思いながら筆を進めておりました。
    色々あっての今なので、悲しい出来事が起こるのは読者さん視点でも確定していると思うんですけど、でも、幸せな時期があったってことも知っていただきたくて。ぶんさんに好きと言っていただけたなら、書いた甲斐もありました!

    この辺り拙作で一番落ちるところなので、読者さん離れていかないか心配しておりました……ぶんさんは辛抱強く読んでくださって、とてもほっとしています。ありがとうございます。
    そうなんです。軍人である以上本人はいつでも覚悟はしているでしょうけど、周りはそうでもないでしょうし……ここのランテ、本当に辛かったと思います。

    ナバが出ると少し場が明るくなるので重宝しています。笑
    セトも自分たちが帰れなかったときのランテを思うと、多分心苦しかったと思うんです。だからなるべく励ませるように筆を運んだんじゃないかなと思います。
    そうなんです、そうなんです! 腕章のところ、「お、なるほど、ここで使えばいいのか!」となって、頭の上に豆電球浮かぶ感覚を始めて味わったような気がしています。笑
    フィレネの邪魔が入っちゃいましたが、ここはランテ、よく頑張りましたよね。無事抜け出せて書き手の私もほっとしました(じゃなきゃ物語が停滞してしまう!)

    ユウラのこの勝気な感じ、私すごく好きで。どんな状態でもきりっとしていて欲しいなと思いながら書いています。
    ユウラにとっては、本当にもう、ここは残酷な瞬間でした。こんなのすぐには選べるわけがないんですけど、その隙を突かれてしまったのが悲しいところです。
    クレイドはもう私自身もヘイト溜まってるので、ランテ、それからユウラやセトからしたらどんなにか……こいつは許しちゃならねえ!
    ユウラ、何もできなくて願うしかなかったの、すごく悔しかったと思います。これまで自分の力で自分の居場所を作って来た彼女だから、よけいに……

    実は読者さんのことも考えていましたが、書き手にもちょくちょく癒しを入れるのは重要で。笑
    ランテメモリー(素敵な命名!)のお陰で、ここは屈せずに書き続けることができました。ありがたい。
    ルノア、ランテを忘れたくなくて(多分忘れるなんて無理でしょうけども!)、彼にもらった言葉は全部ずっと大事にしてきたと思うんです。名前もその一つだったんだろうなと。

    デリヤの登場に喜んでいただけたの、私まで嬉しいです!
    デリヤにとっても、他の三人がいない状況の方が合流しやすかったのかな、とも思います。それにランテ抜けているから、手を貸しやすいのもあります。笑
    なんだかんだ彼もお人よしなので、放っておけなかったんでしょうね。私は彼が来てくれて本当にほっとしました。ランテ一人だと、なんだか頼りなくって。
    ランテのノーガード感、いいですよね。私はどうしても遠慮しちゃいそうだから、ランテみたいになりたいなって思いながら書いていました。
    ランテ相手だと皮肉があまり通じないので、デリヤも四苦八苦しそうです。笑

    ルノアは多分、姫っぽくないことに憧れていたところがあるんじゃないかな……裸足になれたときも、テンション上がっていそうです。笑
    ランテは、そうなんです、なんだかんだ一本気なところもあって、だからこそ折れないでいてくれるのかなと思います。
    ランテ、とても変わりましたよね。彼の成長を書くのはとても楽しかったので、ちょっと寂しいような気もしました。笑

    中央組は本当に救いが見えなくて、もうね……セトも駆け引きは得意な方なんですけど、状況が不利すぎてどうにもならない感じです。
    情報と命なんて、本来天秤にかけられないんですけど。情報を渡しちゃえば今後もっと多くの人間が危機に見舞われるかもしれない、と思うと、黙っておくのが客観的正解ではあるんでしょうが……それを理的に選べる人間ではなかったみたいです。それを良かったと思える日がいつか来てくれたらいいんですけどね……
    セトにとっては、ユウラやテイトが一番仲間として身近な人間で、その二人に害をなされるというのは、もう耐えがたいことなのだろうなと。
    彼はそこで「どうすればよかったのか」って考えてしまうのが、より自分を辛くしてしまう性格だなと書きながら思っていました。辛い状況ですが、どうにか踏ん張ってほしいです。

    この辺り本当に展開が重くって、申し訳なく……でもそうですね、物語としては転機になってくると思います。
    大きな敵に、どう立ち向かっていくのか。これは私も書きながら大変頭を悩ませたのですが、皆に頑張ってもらいたい……

    展開としてとっても苦しい場面だったのですが、変わらずじっくり読みこんでくださって、本当に感謝しています! いつもありがとうございます。また私も、ぶんさんのところに参りますね!

  • ユウラぁぁぁぁぁあ
    これをなんとかする力がランテにあったりしないかなぁ!?!?!?
    そんな感じで取り乱し中です。セト辛すぎるよう…生きてて安堵したけど、死んだ方がマシだったって言葉は、状況的にはそうかもしれない…でもそれでもなんだかんだで折れないで欲しいなって。

    シュアとの会話で一筋の希望(と同じくらいの絶望)が見えた気がして、そこからのユウラの洗礼のくだりの辛さ…

    特に元の性格が勝気だったから差が激しすぎて…
    あーーまた元のように笑って過ごせる日がいつかきて欲しい!切実に!

    作者からの返信

    何とかする力、期待できるのはランテしかいませんよね……
    いやもう本当に、セトに限っては絶対に死んでいた方が、彼自身は幸せだったと思います。少なくともこの先しばらくはそういう状況が続きます。可哀想ですが、耐えてもらうしかありません……
    せめて自分がそうなるのなら、良かったんですけども。周りの人間に手を出されたのが、何より堪えるのでしょう……

    そうですよね。なんだかんだユウラって、雰囲気を明るくしてくれるようなところも少しあって、だからこそ余計に静かな彼女が心に来るのもあります……
    ありがとうございます。命は一応、ありますから……いつか何かが起こることがあればいいと、私も本当にそう思います。

    辛い場面ですが、またコメントくださりありがとうございます!

  • 嘘…
    嘘と言っていただきたい…
    ユウラさんがまさか…

    セトさん辛いですよ。大丈夫でしょうか。
    前話の後半くらいから何だか苦しそうな雰囲気が彼から漂っていましたが、それに加えてこの展開はしんどいですね。

    作者からの返信

    そうなんです。ここら辺一番本当に辛くて。
    ユウラをこんな目に遭わせないといけないの、本当は物語を書き始めたときから決めていたんですけど、辛くて仕方なかったです。

    セトももう、ぎりぎりですね。
    精神的に決して弱い方ではないんですけど、ちょっともう、そろそろ限界なんだろうと思います。
    早く救いが来てくれるといいんですけど、どうでしょうね……

    また読み進めてくださって嬉しいです! ありがとうございます。
    本当に、暗い展開が続いていてすみません。もう少ししたら、多少は明るくなるはず……

  • 数話まとめて読ませてもらいましたが、痛いですね。セト、テイト、ユウラの体と心が痛すぎます。いふさんが痛みに強いのかな?私はちょっとの出血やストレスにも弱いので、書けないです。いふさんは体力的にも精神的にも、相当に強いのだと思います。打たれ強さと根性を感じます!
    そしてユウナさんの「クレイドさんお茶目でかわいい」発言に、うっそ〜(⑉⊙ȏ⊙)ってなりましたよ!この世界にクレイドがいたら、木箱につめて爆破します!笑
    セトが追い詰められ、ユウラもとんでもないことになってしまいましたが、それでも私も他の読者の方も、いふさんを信じて、光を待ち望んでいるんだろうな。深海から這い上がって、光りのもとへと進んでいけると信じている。
    セトはつらいでしょうが、無力感という闇に飲み込まれないでほしいです。

    作者からの返信

    いやもう、本当に、そわ香さんにこんな話を読ませてしまって大変申し訳ないという気持ちでいっぱいです。すみません、すみません……
    前もお話しましたが、多分これ以上落ちることはない、と思いますので、もうしばらく私を信じてくださると嬉しいです! すみません本当に!

    私は痛みに強いということもないと思うんですけど、何だろう……
    辛い思いをした後、それから解放された瞬間の喜びが大好きで、それを書きたいと思って筆をとっているところはあるかもしれません。
    打たれ強さや根性という言葉をいただいているんですが、単に頑固なだけな気もします。笑
    忍耐力があるかどうかというと微妙……だと思ってます、私せっかちで。笑

    ユウナさんは、その、ちょっとなんだろう、不思議な方なので!(こんなこと言ったら怒られそうですが!)彼女の身が心配です。
    木箱に詰めて爆破は笑っちゃいました。そわ香さんが過激派になった!
    ソフィーネならトマト爆弾で済みますかね? それともさすがにソフィーネでも木箱爆破になりますかね?笑

    ありがとうございます。信じてください……信じて……
    こういうとなんか詐欺師みたいですけど、きっと、きっと、光をお見せできるはず……きっと……

    また読んでくださって本当に嬉しいです。ありがとうございます!

  • この再会は喜べないですよね。でも、セトさんがここで我を忘れるほどの怒りに満たされたのは、不謹慎だけどちょっと嬉しい気持ちもあって。生きていたからよし、ではなく、ユウラさんの声はいつだってセトさんに響いていたんだなぁって思いました。
    テイトさんがまだあっち側にあるので、まだ身動きは取れないですが、生殺与奪の立場がセトさんにあることは不幸中の幸い。今は怒りで何も考えられないセトさんでしょうけど、この状況からひっくり返す手立ては必ず見つけられると思うので、投げやりにならず耐えて欲しいなぁと思います。
    でも、そんなふうに冷静に考えられないくらい動揺するんだなぁって。
    自覚したんだから、もう目を背けないで、今度こそユウラの想いに向き合って欲しいですよね……セトさん!

    作者からの返信

    ありがとうございます。そうなんですよ……感情に振り回されるの、とっても珍しいお人です。ここまでなっちゃうくらい、ユウラの存在ってセトにとっては大きかったんですよね。ユウラの声ならまだ一番届いていたのもそうです。やっぱり眞城さんの読み手としてのまなざしは、深いところまで見つめてくださるなと感じます。

    そうなんですよね。状態はともかく、とりあえずは目の前にユウラが帰って来た、というのはそうなんです。せめて命は守ってあげて欲しいと思います。頑張れ。

    本当に。そろそろ、彼も彼自身の在り方と、彼に向けられている気持ちとをちゃんと考え直さないといけないんじゃないかな、と思います。色々あってそれらを彼なりに整理して今の彼があるんだとは思うんですけど、それが正しいか、それでいいのか。振り返ってみてもいいんじゃないかなって。もちろん、今はそんな余裕はないでしょうけども……

    いつもありがとうございます。このコメントいただけたとき、この視点で読んでくださったことがとても嬉しかったです。

  • わかってた。わかってたけど。
    セトさんの前に事実が突きつけられ、しかもユウラさんを使えとな。
    残酷すぎる。

    セトさん、自分を責めて猶のこと生き急ぎそうでこわい。
    止めていたユウラさんもああなっては。
    ランテさんに期待してます。助けに来てください。

    作者からの返信

    セトにとっては一番辛いことが起こってしまいました。
    目を離すのも怖いですし、意思を失ったユウラをずっと見ていないといけない。
    きついでしょうね。でも、彼女はまだ生きてますから、もしかしてを信じて守り続けることでしょう。

    さすがヤケザケさん、よく分かっていらっしゃる……間違いなくセトは生き急ぐでしょうね。
    本当に。ランテに賭けるしかありません。早く来てくれないと大変です。

    辛い展開ばかり続いていて申し訳ないです。早く明るい話に、明るい話に……
    でも、いつも来てくださりありがとうございます!