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本当に短期間ではあったでしょうが、命を預けたり殺しあったりする中では、とても濃密な関係性が、生まれるのだなと思いました。
撤退していくセトの部下が、残していく言葉にじーんとしてしまいます。
ここまでの信頼関係を結んだら、もうそれは一生モノだと思いました。
セト自身は剣も魔法も、自分はイマイチだと言っていましたが、仮にそれが本当だとしても、この部下との信頼関係を築くスキルは、達人クラスだと思いました。
「私どもは残ります」こう言った呪使いの女性。
すみませんここで私は、妄想の【狂風】に心をもって行かれました。
命を落とすかもしれない戦場で、セトへそっと笑う呪使いの女性。
洒落っ気たっぷりに、あなたに考えて欲しいという女性。
これははかどりますっ。非常に妄想がはかどりますっ。
分かりませんっ、分かりませんが、近い未来何処かで再開して喜びあったりして、しかしセトにはユウラがいて……三角的なものが――
本当にすみません。後半はただの妄想になってしまいました。
バックグラウンドがダークで、それをバネとし頑張っている男は、モテモテであって欲しい。
そんな気持ちが爆発してしまいました(・v・)
作者からの返信
特に中央の人たちはこれまで碌な人の下についてこなかったのもあって、ようやく出会えたまともな指揮官だったので、感謝の気持ちも大きかったのかなと思います。
そうですよね。一度「この人は大丈夫だ」って思ってもらえると、そのまま信じてもらえそうな感じはありますよね。あまりにひどいことをすると手のひら返しされてしまったりはあるでしょうけども……
はい、仰るようにセトは信頼関係構築するのは上手な方だと思います。確かにそこについてはかなりの長所だな……本人に自覚はありませんが!
妄想の狂風、に笑ってしまいました。笑 さすがの言葉のセンス!
この女性がどう思っているかは謎に包まれていますが、そうですよね、多分ちょっとしたことではここまで力を貸そうとはしないと思うので、何かしら、恋情の有無はあえて置いておいて、セトの何かに惚れ込んだという説はありそうですね!
実際仕事はできるので、そういうところに憧れを持つ人は多そうです。私も、これまで苦労してきた彼だから、これからは人に認められるようだと嬉しいなと思っています!
温かなコメントをありがとうございます! そしてここまで追いついてくださり、とても嬉しいです。
なぜつらい思いをしてまで戦うのか分からないですね。戦争の根本的な疑問というか。国や誰かを守るため、命令されたから、状況的にしかたなく、兵士は戦うだけで本音は戦いたくない。戦いたいのは上層部の一部の人だけ。
セトもランテも戦いたくないのに戦っている。昔のお酒を飲んでいた場面が懐かしいです。
多くの人は平和に楽しく暮らしたいのに、そうできない状況は、ランテのいる世界でも現実の世界でも起こっている。
セトとランテが剣を交えた場面を読んで、どうしてこんなことになってしまったんだろう……と胸が締めつけられました。(ベイデルのせいですね!)
作者からの返信
戦いって、もう哀しさしかないなっていうのは、歴史を見ていても、自分の作品を見ていても思います。
セトは本当に、剣を取るしかない状況に追いやられてしまっていて、だから本当に不本意な戦いだったと思いますけど、ようやくこの話で戦いに終止符が打たれて私もほっとしたのを覚えています。
お酒、また皆で飲めるといいですよね……そういうシーンを書いている方が実は好きなので(本当です!)、早く朗らかになって欲しいと思っています。
ベイデルハルクは処しましょう。できるだけ早く!笑
世界に平和が訪れたなら。きっと皆、やりたいことが一杯あるんだろうなと思います。そういう世界になって欲しいな。
また続きを読んでくださり、とても嬉しいです! ありがとうございます!
登場って、アージェかと思ったらハリアルさんか……!
セトはいつも孤独を選ぼうとするけど、そういう所はすぐに見抜かれてしまうんだなぁと、改めて。内側が空虚すぎて背負ってないとまっすぐ立てないのなら、背負わせてるほうが安定するんじゃないか、とも思います。そしてここまで来てもユウラのことを言い出せないの、悶々しますがわかる気もする。
能力的には難しいとしても、セトさんには今後のために、ユウラを「セトさんの手で」救って欲しいとは思うのですが。ランテはいつか神様になっちゃうかもしれないし、テイトさんには婚約者がいるから、セトさんが唯一寄りかかれる相手ってユウラさんしかないと思うんですよねぇ……。
北の面子は今まで付き合い長かっただけあって、セトさんの扱いに慣れてるんだろうなぁと、思いつつ。どうなっていくのでしょうか。
作者からの返信
そうなんです! ハリアルでした!
久しぶりの登場になりました。時々ちらっと出てきてはいたんですけど、こうしてランテたちの目の前に現れたのは本当に久しぶりです。昔週一で書いていた時期はこの前で連載が止まってしまっていたので、最初に出て来たきり全然ランテたちの前には現れない、という形になっていました。ようやく出せたよハリアルさん、待たせてごめんね、という気持ちです。笑
ああ……しろさん、流石です。そうなんです。
セトは色々背負わせている方が安定します。頼られている、という意識があった方が、彼にはいいみたいなんです。
ユウラのことを言い出せないのは、多分彼自身がそれを言う覚悟を作らないといけないからだと思うんですよね。
もうユウラがああなっていることは分かっているけれど、口に出すとなるとまた心が揺れそうなんだと思います。だから、後回しにしちゃってるんでしょう。
ありがとうございます。そうなんです。セトも多分それを望んでいる……けれど、やはり手段がないんですよね。
何だか色々と、しろさんには見抜かれていることが多くて、毎度コメントいただくとドキッとします。仰る通りで、一番セトを傍で支えられそうなのはユウラなんですよ……
扱いに慣れているという表現に、少し笑っちゃいました。やっぱり、そうです。長年の付き合いがあると、少し見えてくるところもあるんでしょうね。
ご多忙の中、読みに来てくださって嬉しいです! いつもありがとうございます。本当にしろさんと知り合えて良かったです。
相手を気遣い、自身を省みない。その優しさと危うさに、感謝と心配を抱いてしまう。セトはどこにいてもセトなのだと、そう感じました。
中央に囚われ肉体的にも精神的にも余裕なんてなかったでしょうに、しかも短い期間の間にここまで慕われるとは、さすがだなと。
息つく間もない攻防を繰り広げ、その先に現れたハリアルさん。どのような展開になるのな楽しみにしています!
作者からの返信
自信を省みない気遣いは、結局相手を傷つけることになるの、本当にそろそろ分かって欲しいところですけどね!
分からないはずがないのに、目を背け続けているこの人は、本当にそろそろ誰かに怒られて欲しいと書き手は思っています。
ヤケザケさんへのお返事にも書いたんですけど、やはり癒し手というのはかなり大きくて。
傷を癒してもらうと絆されるでしょうし、そうでなくても、癒し手がいてくれるっていう状況は安心感を呼びやすいので、それだけで好感を持たれやすい属性なんですよね。得をしていると思います。
本人がなんとか中央兵にも被害を出さないように、と動いているゆえのことも多少はあるでしょうけども。
ハリアル、ようやく書ける! とテンションが上がった覚えがあります。彼の主な登場回は喜の章だったので、本当にようやくです。
こまめに来てくださり、本当に感謝しております。いつもありがとうございます。
フィレネさんもアージェさんもセトさんのことをよくわかってらっしゃる。
だからこそ、難敵ですよねー。
続く戦闘描写にはらはらします。
味方にも、セトさんを理解してくれる人がいてよかった。慕われているなあ。
彼のような人が中央にいなかったというのがまた地獄ですけど。
テイトさんは牢獄の方にはいないのか、やっかいな。
嫌らしいベイゼルなら最後まで手元にとっておきますよね······。
続きも楽しみに待ってます。好転しそうな予感。
作者からの返信
やはり付き合いが長いとそれだけ理解し合えるところはあるのだと思います。
難敵ですが、本当に彼らが「敵」かというと、それは違うような気もして、だからこの辺りはそれほど危機感は(私比)ありませんでした。
中央の人たちは本当に利己的な人が多くて、元々そうでなかった人も引きずられてそうなっていったようなところがありますから、本当に地獄のようなところだったのだと思います。
あと、セトは癒し手なのもあって人心は掌握しやすいんですよね。怪我治してあげると交換持たれやすいのがあり。
テイトのことについては(既に読んでくださっていますが)次話で明らかになります!
好転、はい、そうですね。前々から言っている通り、ここからは上がり調子ですので! 私を信じてください。笑
いつも読んでくださって、ありがとうございます! とても励まされています。
「……私たちの力では、あなたを守ると言えないのです。ですから、あなたがあなた自身を守ろうとする理由を作ることにしました」
この件良いですね♪ 仲間のために無茶に無茶を重ねるセトにブレーキを掛ける最適解じゃないですか?
これでセトの特攻・玉砕は避けられますね。それにハリアル支部長も来た♪
一度読んでいる筈なのに、心沸き立つストーリーでした(⋈◍>◡<◍)。✧♡
作者からの返信
中央の兵の中にも、まともな人はいるんだってことを分かっていただきたくて書いた部分です。
仰るように、セトを止めるにはこれが一番正しいやり方かもしれません。
なんだかんだ最後にはセトって分かりやすいんだな、って思いました。笑
また読んでくださり、ありがとうございます。