応援コメント

【Ⅴ】   守護者」への応援コメント

  • ランテの記憶が、とうとう、少しずつ!

    森に入って、黒い人たちが襲ってきた時。ああもしかして守り人かなと思ったんですが、そうでしたね。ずっと王都を守ってきた人たち。過去に、ランテを逃がしてくれた人たちなんですね。というとやっぱりランテは王都の人で、きっと地位のある人でしょうか。時空を超えてる? のでしょうか。

    ユウラの戦いっぷりは、今回もお見事でした! その時に必要な動きを隙なくできるってすごいです。さすがユウラですね(^^)!

    黒女神の力は怒りと悲しみを糧にすると……。彼らは王都を沈めようとされて、怒り、喪われていく命にどれほどの悲しみを抱いていたのでしょう。こうして七百年間ずっと護り続けていただなんて、その想いの強さに圧倒されます。

    ランテが彼らを見て、感じて、「最後まで守らせてあげたい」っていう言葉と気持ちが、とても嬉しかったです。ランテはこの人たちに守られるべく守られた、いい人だったんだなと。慕われていたんじゃないかなぁと思います。

    最後に「ありがとう」を伝えられて、良かった。
    きっと伝わりましたよね!

    作者からの返信

    はい、ようやく記憶を語れるようになってきました! ここまで長かった……笑

    さすが保紫さん、鋭い方です。お察しの通り守り人のようなものでした。
    ランテが王国の人間かもしれない……という可能性が、いよいよ現実味を帯びてきました。でも、そうなんですよね、それがあり得るとしたら時空を超える、ということくらいしか……

    ユウラは今回も頑張ってくれています。本当に彼女がいてくれて私も助かっています!

    本当に……誰も悪いことはしていないのに、理不尽に命が摘み取られていく。こんなことってないですよね。糧になっているのは負の感情かもしれませんが、それを守るための力に変えていて、見上げたものだなと思います。

    そうなんですよね。ここで守らせてあげた方が、彼らも本懐を遂げられるはず……そこに思いが至ったランテ、優しいんだなと私も書き手ながら思いました。

    はい、彼らもその言葉で少しは報われていてくれたら、と思います。きっと伝わっています。

    毎日のように来てくださって、本当に嬉しく思っています。ありがとうございます!

  • 「守らせてあげたい」
    この言葉がランテの優しさを表現していて、じんわりきました。何百年経とうと自分たちの信念を貫き続ける黒影さんたちに敬意を払える彼が素敵ですね。
    ランテさんが思い出しかけた記憶はいつのものなのでしょう? 700年前? 黒影さんがランテにだけ攻撃をしてこなかったことと言い、うーん気になります。

    ところで、アージェさんと幽霊のお話の続きはいつ聞けますか?笑

    作者からの返信

    ランテって基本的に相手のやりたいことを邪魔したくない、という意識が強い気がします。相手のためにやめさせる、ということをあまりしないな、ってよく感じます。親になったらちゃんとしつけができるかちょっと心配ですが、これが彼なりの思いやりかなと。笑

    ランテたちは王都に危害を加えに行くわけではないから、ここで彼らを倒してしまうと、彼らの本懐であっただろう「守る」とは違う葬られ方をしてしまうんですよね。だから、ランテの意図を汲もうとしたやり方は、私は賛成だったりします。
    気づいてくださったように、黒影がランテに攻撃しなかったことと、ランテの思い出しかけた記憶には関係があるというか、繋がっています。少しずつですが、真相に近づきつつあります。

    アージェの幽霊の話は、ちょっと書いてみたくなりました。笑 またいつか書こうかな……

    続きも読んでくださって嬉しいです。ここまで追いついてくださり、ありがとうございます!

  • 優しいランテさんらしいシーンだったなと胸を打たれました。
    「守らせてあげたい」
    彼らに敬意と感謝をはらった素敵な言葉ですね。

    作者からの返信

    どうするのが一番彼らのためになるのかっていうのは、難しい問いですけど、善意の押しつけではなく、彼ら自身の意思を尊重しようとした結果なんだと思います。
    ランテらしい気の遣い方だったかな、と。そこに目を向けてくださって嬉しいです!

    またお越しいただけて光栄です! ありがとうございます。

  • そういえば、ランテが行けば王都は目覚めるって言ってましたもんね。誓う者とも似た感じなのか、思いが凝ってしまって朽ちることもできなくなった不死者の一種なのか……いずれにしても、ランテにとっては身近な誰かだったんでしょう。
    守る意志があるということは、守られるべき何かがあるということ。それにはもちろん、孤独に戦いを続けているルノアさんも含まれているんでしょうから。
    いつかランテの記憶が全部戻って、彼らのことも思い出せますように。

    作者からの返信

    眞城さんは本当に世界観を深く理解して物語を読んでくださって、感謝の念が尽きません。
    彼らを見て、すぐに「誓う者と似た感じなのか」って、しっかり追っていてくださらないとなかなか出てこないと思うんです。
    嬉しいです。ちょっと感動するくらい……ありがとうございます。
    そうですね。なにやらランテには係わりがありそうな感じです。
    彼の記憶も少しずつ揺り起こされてきてはいますが、まだまだ中々……ですので、これから、ですね。

    そしてこうして考察もしてくださって……眞城さんはレビューもお上手ですけど、コメントを書かれるのもお上手ですよね。
    書き手を喜ばせるツボをご存知というか。私も見習わなければ!

    ありがとうございます。本当に、私も早く彼には思い出して欲しいなと思っています。
    全部思い出せたら、また、彼も変わっていけるでしょうから、それが楽しみだったり。

    お忙しい中、丁寧に読んでくださって、本当に嬉しいです。ありがとうございます!

  • ランテの記憶の一部が戻ってきた。
    かつて守ってくれたものに対して敬意を払う彼に共感を覚えるなぁ。
    でもその真心を敵に利用されなければいいけど、とも心配になる。

    作者からの返信

    今日もコメントありがとうございます。お星もいただいてしまってすみません。嬉しいです。ありがとうございます。

    ランテの感情は本当に素直なんですけど、素直ゆえに利用されやすそうで、それは書き手も心配ですし、仲間たちも心配しているようです。
    もっと疑いを知るべきなのか、それともこのまま生きるべきなのか、本人も悩んでいますし私も同じように悩んでいて……
    これからも彼の行く末を見守ってくだされば、幸いです。

  • 冒頭でセトが皆を心配するのに対しユウラの「どう見てもあんたが一番無事じゃないわよ」が笑い事ではないのでしょうがその台詞を言ったときのユウラの顔、すごく呆れた顔をしていたんだろうなと想像してしまい少し笑ってしまいました(^_^;)
    そのあとユウラの傷を直すセトもまた「怪我してるじゃん」的なことを思っているのかなと。

    禁踏区域の森に入って辛そうなテイトにセトが「この先も頼りにしてる。無理するな」と声をかけてますがセトが信頼しているのはもちろん伝わってきますが、この森に蔓延る呪力の空気がかなり不味のも同時に伝わってきました。

    そんな中にいた黒い人形の塊が自分だけ攻撃してこない違和感から気付き、記憶はないけど溢れる涙。すごく優しいランテですからこの人たちのためにも記憶を取り戻したいって考えてそう。今回は何者かに言わされてますが、今の自分の言葉で「ありがとう」って伝えたいだろうなと思ってるんじゃないかなと想像しています。

    作者からの返信

    はい! ユウラはとーっても呆れた顔をしていたと思います。
    もう頻繁に呆れさせるせいで、多分セトが一番見ているユウラの表情が呆れ顔じゃないかな、と思ったり……
    もっと彼女を安心させる人間であって欲しいものですけどね!
    ユウラの中では「あんたが一番無事じゃない」=「あたしも怪我をしたけどあんたよりマシよ」みたいなところがあって、一応正直に発言したつもりのようです。ユウラの言葉は素直じゃないので、ちょっと分かりにくいですけど!

    そうですね……呪力を鋭敏に感じ取ってしまう人にとって、呪力の濃度が濃すぎるのは、こう、息苦しいみたいな状態になってしまうので、やはりセトはテイトが心配なんだろうと思います。

    ランテの優しさに触れてくださってありがとうございます。
    良い意味でも悪い意味でも優しいので、生き辛いだろうなと思いつつ、ランテにはそれを貫ける人でいて欲しいなという気持ちもあって。
    いつか全部思い出したら、今度こそ自分の口で自分が思うようにお礼を言える日が来るんじゃないかなと思います。

    いつも読んでくださって、本当にありがとうございます!


  • 編集済

    感動してしまいました。私、こういうの弱いの。
    この身が朽ちようとも守ってみせるとか、生きてまた会おうとか、死んでも守り続けるとか……。
    ダァー。゚(゚´Д`゚)゚。
    切ないけど、悲しいけれど、守りたいと願う志が好きなの。ランテ、救って解き放してあげて。よろしくね。そしてあなた……王様?(なんとなく)

    作者からの返信

    彼らにも救いがあってほしいな、と、書き手ながら思っています……
    悲しいし切ないけど、いいですよね。何が何でも守るって思える、その心が。
    それって、そうとまで思って守りたい存在がいるってことですから。
    そこまで守りたいと思える存在に出会えたのが、少し羨ましかったりして……

    おっと! そわ香さんのその予想は、初めていただいたのですけど、実はちょっとどきっとしました。
    これ以上は語りませんが、どきっとしました!(2回目)

    いつも彼らを温かく見守ってくださって、ありがとうございます。

  • 前世?(←予想)、過去のランテさんは、きっと王都を守るために戦ったんだろうな。
    未だに王都を守るという思いを具現化しているのが、切ない。
    きっともうそこに意思はないのだろうけど、彼らがちゃんとランテさんを認識しているのがまた悲しい。
    あの人たちはルノアさんによって生み出されたのか。ランテさんのような王都に入る資格があるものを選別し、他の人から王都を守るためだったんだろうな。

    作者からの返信

    七百年経ってもなお残って守り続けている人たちの意志の強さというか……そういうところは、書き手の私も「君たちすごいな……」と思いながら書いておりました。
    はい……ランテにだけは手を下そうとしないところ、心はないはずなのに心があるようで、だからこそ寂しくなりますよね。
    ルノア自身に彼らをああしようといった気持ちはきっとなかったのでしょうけど、彼女自身が王都を守りたいと願ってしまったことが、多少なりとも作用したのは間違いないと思います。
    力を持ってしまうことは、悲しいことなのかもしれません。

    こうして感想をいただくことで、私も自作への理解度が深まるというか……想像力を掻き立てるようなコメントを、いつもありがとうございます。