胸が熱くなるやり取りでした。でも、でも、ランテには逃げてほしかった。彼がそれを良しとしないことはよく分かっていますけど。この方を相手に、4人全員が無事で終わるとは思えなくて。何かすごく怖いことが起こりそうで不安です。
ランテがベイデルハルクさんを前に憎悪を抑えられなくなるのは、やっぱりルノアさんとも関係がある気がしています。この3人の間に、絶対何かありましたよね? 全然違うこと言ってたらごめんなさい笑
作者からの返信
そうなんですよね。私もここではランテには逃げて欲しかったのですが、言うことを聞かない子です。相手がベイデルハルクだから、もうどうなっても絶望的状況なんですけど、一蓮托生を選んだその選択が功を奏して欲しいとは思いますが……この人が出て来ると本当に恐怖しかありません、私も。笑
いえ、青羽さんが考えてくださっているように、絶対何かあったんです。この三人が関わる何かが。過去編までもうちょっとのところまで来ました。楽しみにしてくださってやると嬉しいです。
いつも本当に丁寧に読んでくださって嬉しいです。ありがとうございます!
ランテくんの記憶が少しずつよみがえってきてるんでしょうか。
やっぱり王国と関係があるのでしょうね。ベイデルハルクとは記憶を失う前からの因縁があるみたいですし、彼はルノアのことを妻と呼んでいるしで、ますます謎が深まっていきますね……。
今回のお話は改めてセトさんたちとの強い絆が垣間見れるシーンで、すごくいいなあと思いました。みんな無事に生き残るんだよー!
作者からの返信
少しずつですが、ランテの記憶も戻ろうとしています。本当にここまできてようやくなんですけどね!笑
王国と関係がありそうな感じはとってもしています。ベイデルハルクとルノアの関係も気になりますし、それぞれとランテの関係も……
このシーンは、書いていて私も少し心が熱くなった話でした。いつもこうだといいんですけどね、と不穏な言葉を残しておきます。笑
毎日読んでくださってありがとうございます!
編集済
好きな子に、ごめんなさいと言われると、
「あなたには、関係ないのにごめんなさい」と言われているようで、
「関係なくないっ、だって君の事が好きだしっ」
みたいな気持ちに読んでいてなってしまい、悶えてしまいました。
無意識で敵を倒してしまうランテに、隠されたランテの技量を垣間見た気がしました。
過去の感覚が少しずつ戻ってくるのかなと思うと、激強のランテを想像して秘めたる凄みを感じてしまいます。
それが引き立つのは、ベイデルハルクの存在感あってだと思いました。
ベイデルハルクの落ち着きと酷薄さ、彼の提案もセトが上官じゃなかったら、気持ちがぐらつくような説得力を感じました。
やはり、そびえる壁のような敵の前から逃げないというのは、読んでいて気持ちが熱くなってしまいます。
そしてリエタ姉さんを殺すですとっ!
私はここで一番、ビックリしてしまいました。
リエタ姉さんに心を鷲掴みにされた私としては、姉さんを助けたい気持ちで、今一杯ですっ(・v・)
作者からの返信
そうなんですよね。ランテは謝られる方が気にするんですけど、ミゼはそうは思っておらず……というところでした。
ミゼのために何かできることがランテにとっての幸福なんですけどね!
ランテと同じ気持ちになってくださってありがとうございます。
ランテ、記憶喪失前はかなり強かった感じありますよね。
早くそれくらいになれたらって、私なら焦ってしまいそうなんですけど、ランテはそうじゃないところを見ると、やっぱりマイペースだなぁなんて思います。笑
ベイデルハルク、神出鬼没で「え、来るの!?」ってなります。書き手のくせに。笑
でも仰るように彼が来てくれるから、ランテが本当はすごいんだよってことを示せるきっかけになってます。こう見るとベイデルさん、便利な人なのかもしれない……笑
リエタのことを気に入ってくださってありがとうございます! なんだか彼女本当に人気がある……
やっぱり敵方の大人っぽいお姉さんって人気になりやすいんでしょうか。リエタを助けたいだなんて、リエタに知られたら僕にされちゃいますよ! 気をつけて!笑
いつも丁寧に感想を寄せてくださり、ありがとうございます。とても励みになっています!
ランテと大聖者は、王国時代から因縁があるのですね。王国が滅びた?のも、ルノアがああいう状態になってるのも、彼が一枚噛んでいるのでは……と勘ぐってしまいます。(妻とか呼んでましたしね)
セトさんの母親も彼の手の内にあるってことは、二人にとってのラスボスであるのか、も?
彼が出てくると一気にクライマックス感が出てくるのですが、セトさんが言うように最終対決はまだまだ先なのでしょうね。
ランテの想いは、本当、そうだろうなと。共に生き延びる可能性と一人逃げる合理性、そこは秤にかけちゃいけないもので、そうやって逃げ延びたとしてもランテの傷になってしまうでしょうから。
とはいえ、強敵ですね。どうするのかな……
作者からの返信
妻も覚えてくださっている……ありがとうございます。
作中では一度台詞で出したっきりなので、作者はすごく書いた気になっているんですけど、読者の方にどれだけ浸透しているのか不安で。
でも眞城さんはとても読む力の高い方だからなあ……
記憶リセットして、一読者として自作を読みたいってとても思うんですよね。都合よく一時的に記憶喪失になれる方法とかないでしょうか。笑
ベイデルハルクについては、もう少し先でまた詳しく語ることになるかなと思います。色んな意味でラスボスであるのはそうですね!
こう、ランテたちの平均レベルが30、ベイデルハルクが90みたいなとんでもない感じなので、こうもひょいっと出てこられると心臓に悪い。
眞城さんの仰る通りで、秤にはかけられないのですけど、ただここでどうにかできるかというとそれは……
感情と論理を両立させるのは難しいなと、物語を書いていて本当に思います。
また今回もたくさん読んでくださって、ありがとうございます!
ついにベイデルハルクが出てきたー!彼は心底恐ろしい人です。血も涙もないとは彼のためにあるような?リエタさん、私個人的にお気にいりなのですが。用済みって……恐ろしい。セトの傷と共に私の胃の辺りも少々キュウっとしました(;><)
ランテ、仲間を置いていくことなどできないですよね。彼らしいです。でも……無傷で勝てる気がしない。うーん、うーん……どうなっちゃうの?
作者からの返信
出てきてしまいました。そうなんです。彼には血も涙もありません。
リエタは当時から気に入ってくださる方が多くって、でもまさかそわ香さんに気に入っていただけるとは!
彼女も性格的にはアレですけど、能力的にはとても優秀なお人で、それを「用済み」って使い捨てにできちゃう彼は、なんだか本当に恐ろしい人です。
いや、本当に……このままだとやばい予感しかしないですよね。
でも隊長命令も下りていますし、どうにか生き延びてもらいます。
いつもありがとうございます!
記憶の中のランテさんとルノアさんの様子に、幻想的でICO(ゲーム)の雰囲気を思い出すようで。
その手を離さないで、離してはいけないよと願ったのですが、ルノアさんがランテさんの記憶を消したということは、離されてしまったのだろうなと悲しいです。
あのおしゃべりさんが言うのを聞くと、証もちは別の役割があって、たぶん何かを召喚する際の生贄かもしれないなとちょっと思いました。
前とは違う、ルノアさんがいないところでの再戦。
それをわかっていても引き下がらない意志の強さ。ランテさんが「ありがとう、そんな言葉じゃ足りない」と思うところ、好きです。
苦戦になると思います。続きを待ってます。
作者からの返信
あ、ありがとうございます! ICOはゲームの方じゃなくて宮部さんの小説の方を読んだことがあるのですけど、ヤケザケさんのお言葉で「あ、確かにあの雰囲気に近いかもしれない」なんて思いました。
そう、ですね……結局そうなってしまったのでしょうね(いえ私は知っているのですが)
今度は、話さずにいられたら……と。
おしゃべりさん、に笑ってしまいました。本当おしゃべりさんですよね!
何にせよ証持ちが、何かよからぬ目的のために作られているのは間違いなさそうな感じです。
それ以上はここでは語れませんが、想像していただけて嬉しいです!
ルノアがいないってだけで、すごく不安になりますよね。
圧倒的な相手を前に、皆がどうするのか。どうにか無事に終えられたらと私も祈っています。
いつも温かく見守ってくださって、ありがとうございます。お陰で頑張れています。
白昼夢ともいえる記憶の中で戦い現実世界でも無意識で戦うランテの剣筋は人を殺さないもの。今のランテだから優しいわけでなく昔のランテも人を殺めることを嫌う人だったのですね。
夢の内容から記憶の有無関係なくランテの本質は変わらないのかなと思いました。
強敵ベイデルハルクを目の前にして逃げるどころか結束する4人。ランテの言葉にならない感謝の言葉は心に響きました。
「ありがとうじゃ足りない」その響きだけで張り裂けんばかりの想いが伝わってきます。
それに応えるセトたち3人にも涙を誘われます(;つД`)
作者からの返信
ランテがこういられるのは、なぜなんだろうといつも書いていて思うんですけど、元々の気質もあるんでしょうけど、普段から彼自身が生きていることに感謝しているからじゃないかな……と考えるようになりました。
自分の命を大事にできる人は、他人の命も大事にできる的な……生が尊いものだと知っているから、他人のそれを奪えないんじゃないかって。
ここは、変わらないでいてくれたらと、私も願ってしまいます。困難なことでしょうけど……
ランテは本当に語彙が少なくて、簡単な言葉しか出てこないんですけど、その分言葉がまっすぐでごまかしがないんじゃないかな、と。
彼にとって三人の存在って本当に大きくて、それがここで伝えられてよかったと思います。
応えるかどうか悩んだでしょうけど、強すぎる相手ですから、どうにかできる可能性があるとしたら、皆で結束することによって、ですよね!
頑張ってもらいます。
いつもありがとうございます。とても励みになっています。
なんとなんと、面白い展開に!
聖戦はもう負けてもいいって!? ううーんこれは、一体ベイデルハルクは何を考えているのかな……。王都を見つけることが目的だった、ということでしょうか。あとはランテを手にすればと。王都で何かをしたいんですかね……。
ランテの失われていた記憶がおぼろげに思い出されていて、おぉ!っと興奮してしまいました。台詞だけ聞いてもルノアだって分かるのは、これまでの彼女のキャラが確固として立っているからですね。
もう少し、もう少し続きを見たかった~( ;∀;)
記憶の夢を見ながら無意識に戦っていたとは。でもその戦いぶりが、致命傷を避けたものとは更に驚き! 記憶を失くす前も、今のランテと同じく優しい性格だったんですね(^^)
リエタ聖者の副官が登場しましたが、クスター、けっこうお喋りで雰囲気のある人ですね。ベイデルハルクに心酔しているように見えました。ベイデルハルクに恭しく跪いたシーンの、彼の髪が地面を擦る様が、個人的にはどうにも大好きです( *´艸`)クフフ 胸元に光線当てられてよもや死亡かと思いましたが、そうでなくて良かったです。
そんなクスターを救った癒しの呪、まさかセトのお母さんのものだったとは驚きです! お母さんは中央で使われているんですね( ;∀;) んむむ~これはセトに新たな目標ができましたか。いや、目標にして生き延びる力にして欲しいです!
もうね、ランテの言葉が仲間に気持ちを伝えようと一生懸命で、毎度なんですけど、愛おしくなるんですよ。
最終的にはそれが伝わって、受け入れられたことが嬉しいです。
なんとか、なんとか全員で生き延びて欲しい……!
作者からの返信
ベイデルハルクが始めた戦争なのに、もう負けてもいいだなんて本当に身勝手ですよね! しかしその背景にはまた別の目標があるはずで……相変わらず得体が知れません。
王都とランテ。その二つを手中に収めることが、彼の目的成就のためのステップになっているようですが……いったい何に必要なのでしょうね。
彼女がルノアだと分かっていただけてよかったです! いえいえ、保紫さんが丁寧に読んでくださっているからだと思います。過去に出て来たちょっとした登場人物のこともとてもよく覚えていてくださって、私はいつもすごくうれしいです。
記憶は途中まで小出しになっていくので、少し焦れさせてしまうかもしれませんが、気長にお待ちくださいませ!
ランテがもしここでばさばさ敵を殺してしまっていたら、この後の精神状態がガタガタでしたから、昔からそういう戦い方をしてきたことはランテ自身をも救ったかもしれません。
クスターさん、ベイデルハルクに従順な下僕です。ここまで忠誠を示してくれるなら、ベイデルハルクの方も悪い気はしなさそうですよね。あまり眼中にはなさそうですけども。
描写の中に好きポイントを見つけてくださって嬉しいです! はい、彼はまだ生きております。でも、痛々しいですよね……私ならもう死んだふりしちゃいそうです。笑
そうなんですよ。セトの母親も本当に辛い目にばかり遭っておりまして。はい、彼女を救うという目的もできたのですから、何とか前向きになって欲しいんですがね!
ランテの不器用さがかえって気持ちを伝えている部分があるのかもしれません。愛おしい、と言っていただけでランテも喜んでいると思います!
窮地が続きますが、本当に、何とか生き延びてくれたら。皆を応援してくださり、ありがとうございます!