応援コメント

【Ⅳ】   本心」への応援コメント

  • お尋ね者とかしてしまったロアとスン主従を助けるセトは格好いいですね。
    この辺りの展開でのランテはビューアー的役割だったんだなと改めて思います。
    ユウラ……気持ちはわかるよ。 °(°´ᯅ`°)° 。

    作者からの返信

    中央からのお尋ね者ということは、北にとってはプラスになるかも、と考えてのことだと思います。
    そうですね。ランテの視点が一番書きやすくて、私はとても助かっております。
    ユウラはいい用心棒です。いてくれたら心強い……

  • 世界が段々と解像度をあげてきましたね。コメント欄に大体もう疑問やその答えが書いてある充実の読者コーナー、ありがたや。

    大精霊自体に善悪はなく、時として強すぎるその力と折り合っていけるかが問題なのでしょうか。エネルギー問題は大体それと現実と重ねてしまったり(苦笑)

    ルノアに似ている像に、器を捨てた誓うもの。人であることを捨ててまで何を誓ったのか。気になるフレーズがまた続々と出てきました。
    器といえば、中央軍の兵士は中身を塗りつぶされ逆に器だけにされた印象でした。

    作者からの返信

    私も書ききれなかったことや不足点を補うことができていて、皆さんのコメント、とてもありがたく思っております。沖ノさんもありがとうございます!

    そうですそうです、大精霊自体には意思はありません。力の制御の点が難しいところです。
    現実と重ね合わせることができるような問題を、ファンタジーの中でも書いていきたいと思っているんです。だから重ねていただけたのは嬉しいです。

    あ、はい、そうなんですよ! 誓う者⇔証持ち、という認識で合っています!
    両方とも歪な存在です。やはり人間は、精神と肉体あってこそ、なんですよね。

    こまめに読んでいただき、ありがとうございます! とても嬉しいです。


  • 編集済

    祠の修復は無事完了ですね。良かった(^^)!
    大精霊の存在が人々の生活に密接に関わっているからこそ、制御を失った時の脅威も増すのですね。ランテが不安に思うのも頷けます。わー確かに祠を壊して回るような不届き者+強者がいれば、ヤバいことになりますね……(;'∀')

    アハ! ランテの不安を吹き飛ばす皆の感想!
    いやホント、いいですね。うん、ランテは分かりやすい。イイ奴です。私もそう思う!
    テイトの言うとおり、人間的に信頼できるってすごく重要かもしれません。いくら能力が高くても、人間的に信頼できない人とは一緒に仕事したくないですもん。この面々、みんな大好きです。

    セトは優しすぎるんですねぇ、大聖者さまが登場してランテを逃がした時も思いましたが、優しい。甘いともいえますが、それだからこそ、癒し手の能力が高いのかもしれないなぁ、なんて……。
    でも、副長として全体を見ようともしていて、ランテに警告してくれたんですね。
    ランテにとっては良い人ばかりだけれど、中央のやり方は汚そうですし。ユウラが言っていたように、誰かを盾にされて心とは裏腹に刃を向ける者も出てくるかもしれません。悲しいことが起こらないといいのですが……(;'∀')

    ロアとスン、酒場にいたカップルというと――(確かにいた気がする)、確認しました。いましたね、酒に酔った女性がけっこう言葉使い荒い感じの……追われている様子の。でも、随分と印象が違います。ランテが感じたように、酒場の様子とは異なりますね。あの後、ワグレに行ったのかな。これほど憔悴するほどに、ワグレの様子は酷かったんですね。
    聞いてしまった【誓う者】の存在が誓ったこと。王国説の学者さんなら、中央にとって彼の誓いが果たされることは阻止すべき問題なのかもと想像しています。一波乱ありそうですね。果たしてハリアルさんはどう決断を下すのか……見守りたいと思います!

    それにしてもあの中央の洗礼って、なかなかに反発が大きいような気がするんですが、機械的に動く兵士の量産が目的なんでしょうか。心が虚ろになって、兵士としての能力は下がらないのかとか、ご飯とかちゃんと食べてるのかなとか……、なんだかあの洗礼ってめちゃくちゃ怖いのです。北支部の皆には、ああなって欲しくないなぁ( ;∀;) セトたちに頑張ってもらいたいです!

    作者からの返信

    大精霊ってすごく大事なんだよ、いなくなったらやばいよー! ってことを印象付けるために書いたエピソードなので、そのことの脅威を感じていただけて嬉しいです。保紫さんは、拾って欲しいところをしっかり拾ってくださるので、書き手として喜ばしく思うと同時に、身が引き締まります。私ときどきものすっごいポカをやらかすことがあるので、何か展開上の矛盾とかを見つけられたときはぜひ教えてください……!笑

    こう、警戒心が薄すぎて相手を警戒させないタイプの人っていますよね。ランテってまさにそういうタイプだなーと。
    特にこの面子って皆しっかりしているので、「サポートしないと」って思う部分もあるかもしれません。セトの忠告も、そういう気持ちから出て来たのかも。本当に、儘ならない事態にならなければよいのですが……

    酒場で出会ったときはお酒が入っていたので、すこーしばかり(少しかどうかはさておき)気が大きくなっていたのもあるかもしれません。
    実はワグレが先で、エルティは後でした。この辺り時系列分かりませんよね。分かるように書くべきでした……。多分お酒を飲まないとやっていられなくて、大酒しちゃった感じだと思います。ロアがずーんとなっているのは、スンにけがをさせてしまったことも大きな理由だったと思われます。
    ハリアルも難しい立場です。何を選んでも責められない。ほんと、人の上に立つって難しいことだなと常々思います。

    兵士の意志に反した何かをさせたくて、兵の個人能力を下げてでも(仰るように確実に下がります。思考しなくなりますから)洗礼を取り入れている、というのが実情です。そうまでして何を果たそうとしているのか、実は明らかになるのはかなり後なんですが、また作品の中でお見せできたら。

    毎度本当に丁寧に読んでくださり、ありがとうございます!

  • 何とか任務は完了ですか……しかしランテさんには謎が多いわけで……。
    大精霊のメリット、デメリットも知ることができたわけですが、本当、色々大変なんだなあと……月並みな感想で申し訳ないのですが……。
    不安定な均衡、という言葉にちょっと怖くなりました。何だかこの世界がひどく儚げに見えたと言うか……。

    ネーテさんの飾り紐! これは嬉しい。ネーテさんの純粋な感じが伝わってくるようできゅんきゅんします。
    でも、自分自身をつかみかねているランテさんを見ると複雑な気持ちになったり……ランテさんの記憶が戻ったらどうなっちゃうのかな、とちょっとした不安が……。
    基本のんびりしたランテさんがここまで不安に思うのは少しばかり新鮮なので、私までどきどきしていたのですが、セトさんがパーフェクトコミュニケーションすぎて……これはいい上司。
    ユウラさんも大分態度が柔らかくなって、以前よりももっと可愛らしくなってちょっとにやけてしまいます。いい子だなあ。
    テイトさんがランテさんを信頼してくれているのも凄く嬉しいです。
    本当にランテさんは周りに恵まれたんだなあと……。

    しかしほっこりしてる暇もなく、北やら中央の問題はまだ続いているわけで……。
    ランテさんがひどい裏切り、のような仕打ちを受けないことを祈るばかりです。幸せになってほしい。

    そして、ここで酒場のあの二人が出てくるとは! 無駄なキャラがいないところが、Reheartsの好きなところですね……。
    男性はスンさんと言うのですね。
    何とか治療が終わった……かと思ったらいきなり攻撃!?
    緊迫した展開に、息が止まりそうでした……。
    女性はお嬢様だったのですね。ロア様と言うのですか……。

    ワグレ……かつて消滅事件があった場所。今後の鍵になりますよね、絶対。
    亡者……誓う者……意味深な言葉が次々と……。
    次はこのワグレの件がストーリーに関わってくるのでしょうか。

    誓う者の悲惨な末路……セトさんはそれを直接目にしたことがあるのでしょうか。

    たった一人の亡者。何を思っているのか……私としても、気になります。

    中央と手を組むか否か……事態は私が思っているより深刻なんだなあと。向いてないと自重気味に語るセトさんが何だか切ない。
    セトさんの力になりたいユウラさんも切ない。

    この先波乱が待ち受けていると思いますが……これからも追いかけさせていただきたいと思いますね。
    では失礼しました!

    作者からの返信

    大精霊周りのこと、前は書けないままですごく後悔していたので、今回このエピソードを差し挟んで描けることになって、ほっとしています。書けて良かった。
    そうなんです。中々世界は不安定な状況の上に成り立っていて。何かもっと、上手く世界を回していける形になればいいんですけどね。

    飾り紐って、一本一本丁寧に自分の指で作るから、何だか本当に念が籠っているような気がするんですよね。昔、祖母からもらった鈴の飾りのことを思い出しながらここは書いていました。お守り代わりに使っていたなぁ……

    ランテは本当に、周りにいるメンバーに恵まれたと思います。そうなんです、基本的にセトはコミュニケーション上手ですし(「基本的に」が該当しない部分はありますけどね!)、ユウラだって優しいし(可愛いと言っていただけて嬉しいです! 親しくなると、つんとした感じばかりではないところも見えてきますよね、彼女)、テイトも温かな人ですから、落ち着いて過ごせる環境ですよね。本当にいい人に拾ってもらえたんだなと思います。ランテは運がいい。

    はい、まだまだ問題はたっぷり残っていますし、何ならここからが本番です。笑 頑張っていかなければね、皆ー!

    キャラクターは一度名前を出したらとことん、を貫きたいと思っています。全部使い切って出がらしにするくらいに使い込みますよ!笑 無駄なキャラがいない、とのこと、嬉しいです。これからもそれを貫いていきたい!
    いきなり攻撃してくるのはかなりぶしつけでしたけど、事なきを得て良かったです。はい、実はお嬢様でした。この方本当に育ちのいい方なんですけど、お転婆な感じすごくしますよね。笑

    ワグレの件は絶対に書かないといけないと思っていました。この後はこのワグレがキーになってきます、お察しの通り! 小金井さんはやはり読みが鋭い……
    誓う者の関連については、これもこの作品を貫く一つの大きな鍵になって来るので、ゆっくり解き明かしていくことになります。お付き合いいただけましたら嬉しいです。

    中央と手を組むかどうか。本当に、ここが運命の分岐点とも言えるかもしれません。手を組む道と、組まない道と。それぞれによしあしがあるので、判断が難しいところですが、北が何を選ぶのか、彼らが何を選ぶのか。これから、定まっていきます。
    セトは本当に気質から長には向いていません。でも、誰かがやらなければならないことですからね。割り切る力をつけていかなければならないのかも。その点実は気質的にはユウラの方が上役に向いていたりはするんです。彼女も優しいですけど、割り切りはできる方ですから。ただ彼女がやりたいのは、そうなんです、セトのサポートなんですよね……うまくいかないものです。

    お返事前後してすみません、本当にいつも丁寧に読み込んでくださって嬉しいです。でも、ご自身の連載もあるでしょうし、くれぐれもご無理のないように!
    ありがとうございました!

  • 面白くって一気に読んでしまいました!
    セトやユウラ、テイトの連携が素晴らしかったですね。それぞれ自分の役目を理解していて、言葉を交わさなくても良い連携がとれる。また一段と彼らの絆を理解できたような気がしました(*^^*)

    ランテは未だに謎が多いですね。剣の腕前だけならセト以上かもしれないですし、呪を奪われないのも不思議です🤔こういうのの謎解きが本当にできないので(笑)、種明かしを楽しみにお待ちしています✨✨

    しかしセトさんはなかなか生き急いでいますね…結局今回も真っ先に呪を吸いとられにいってしまったし。本当に優しくて真面目で責任感があるからこそなのでしょうけど、もう少しユウラ達に頼ってほしいですね~😊
    こんなに自己犠牲をするのは、やはり彼も何か背負っているものがあるのかしら…
    ルノアに似た像ですとか、血文字の罰印ですとか、なかなか気になる伏線が多く、続きものんびり追いかけさせていただきますね(о´∀`о)

    作者からの返信

    たくさん読んでくださってありがとうございます! とても嬉しいです!

    三人は付き合ってきた年数はそんなにめちゃくちゃ長い、というわけではないんですが、気が合ったのか連携度はこの世界の中でも指折りだと思います。そこから絆を感じてくださって嬉しいです。

    ランテのこと、中々明らかにならずすみません。もうちょっと先になってしまいそうです……
    私も謎解きは好きなんですが苦手なので(ほとんど当たらない!)一緒です。笑 中盤になるまでお待ちください!

    生き急いでいるセトには、そうですね、そうなった背景があるのはそうです。彼に関しては思いのほか早めに明らかになります。
    元の性格が仰る通り責任感が強かったり、優しかったりするのはそうなんですけど、ちょっと拗らせてしまっている感じで。
    自己犠牲行き過ぎているので、彼も彼の中で折り合いをつけて行けたらと書き手も見守っております。

    伏線に触れてくださってありがとうございます! たくさん見つけてくださって嬉しい……

    丁寧なコメントを寄せてくださり、とても嬉しいです! ありがとうございます。頑張るぞー!

  • お久しぶりになってしまいました。
    ゆっくり拝読させていただいております。
    ここまで立て続けに事件や戦いが起こっていくと、セトやランテたちの北と中央軍の関係がどうなるかが気になってきています。
    この世界そのものが非常に微妙な均等の上にある、というようなランテの想像がありましたが、それに呼応するように、人間同士のあり方も非常に危うい均等の上に成り立っているのだなと、セトの苦悩などを拝読するに思います。そこがまたリアルと重なるというか。とにかく読み解き堪えがありますね。
    誓う者、という興味をすごく引く設定も出てきました。でも、とにかくわたしはセトが心配でなりません。なにかと死亡フラグ立てがちな御方なので……できるだけ長く無事で居てくれるよう、無理はしてくれるなよ、と祈りつつ読み進めますね。

    作者からの返信

    長い物語になってしまっていて、申し訳ありません。でも、また来て下って本当にありがとうございます。

    北(や東)と中央の関係も、これまで「危うい均衡」の上にあって、それが中央のエルティ襲撃で壊れたようなところはあるのだと思います。
    それだけでなく、今回のように世界もまたそういう不安定な均衡の上に成り立っているので、本当に一支部の人間でも考えるべきことが多くて疲れてしまいそうですよね。
    深めて読んでいただいて、とても嬉しいです(あまりリアルと重ね合わせて読んでくださる方がいない、というか、もしかしたらつるさんが初めてかもしれません!)

    誓う者は、この物語の重要な設定で、今後もあらゆるところで絡んでくる設定です。気にしていただけて嬉しいです。

    セトのことを心配してくださって嬉しいです。「できるだけ長く」というところに、ちょっとくすりとしてしまいました。いや、笑っている場合ではないんですがね!

    読み進めてくださって本当に嬉しいです。ありがとうございます。ご無理のないように、でもまたお越しいただけたらとても幸せです。

  • 大作だし重厚だしで、時間に余裕がある時でないと読みに来られません。
    申し訳ありません。
    白軍に入隊したランテは仲間に恵まれたようで何よりです。
    次章からまた展開がドライブするようなので楽しみです。

    作者からの返信

    いえ、読むことは強制されるべきことではないと思っておりますので、ご無理なさらないでくださいね。
    読みたいと思ってくださったときにお越しいただけたら幸いです。
    来てくださって嬉しいのはそうなのですけど、ご無理を強いているのではと思うと心が痛みますので……
    (こちらも時間の都合で、ほぼ土日にしか読み周りはできていない身ですし)

    ランテは結構な幸運の持ち主で、割とやることなすこと成功しやすいタイプなんですよね。
    目覚めたときに北支部の人間に拾ってもらえたのは、本当に幸運だったなと思っています。
    そうですね。しばらく穏やかな展開が続いていましたので、ここからまたちょっと忙しくなっていきます。

    お越しいただきまして、ありがとうございました。本当に、ぜひご無理のないように……

  • テイトもユウラも、セトに頼られる事に内心嬉しそうですね。
    彼が戦いの渦中において生き急ぐ傾向が高いせいなのは元より、二人とも長年の付き合いからか、セトに対してまるで本物の兄弟のような信頼を抱いているのが感じられました( :3 )

    背中合わせで戦える時ほど、仲間として誇らしいと感じられる場はないですからねぇ。

    そして道中で鉢合わせた黒獣はムカデ的な形なのかな?
    自分は基本的に虫全般平気なんですけど、某黒いGだけは昔から駄目なので、もしそれに似た黒獣がいたりしたら失神しちゃいそうです( ˘-з-)(笑)

    テイトが思っていたよりも遥かに呪の使い手として優れていたのには勿論驚きましたが、三人の言葉いらずな連携戦には感服でした!
    目配せだけでアドリブ混じりの作戦を完璧にこなしておきながら、ユウラの「この位朝飯前」的な受け答えがイカしますね!(๑•̀Δ•́)
    ランテが憧れる気持ち分かるなぁ~。
    男の子って、そういうのが好きですから。


    新しく出会ったネーテは次の司候補なんですね。
    まだ十代前半との事ですが、もう既に呪力の扱い方を習得しているとは・・・・・・。もしかしたらこれも、戦争が長い間繰り返されている影響が巡り巡って、年若い子供に負担として降り掛かっている実情の一旦なのかなと思ったり(๑•~•`)

    自分は子供ってまだ熟しきっていない果実のような物だと思っているんですけど、ネーテみたいに家族想いの優しい人間が、危険な事態へと身を置かなければならない現状はまるで熟しきっていない果実を無理やりもぎ取り、ナイフで捌くように感じとれちゃって、変に憂鬱になります・・・( ๑´•ω•)

    徐々にではありますが、この世界を取り巻く歪みというか、殺伐とした情勢が滲み出てきているように感じました。


    そして──むむむ・・・・・・。何やら白女神の象に関する一連の描写できな臭い部分が๛ก(ー̀ωー́ก)
    ルノアと酷似してはいるけど、同一人物では無い。という事は逆説的に、神秘的で謎に満ちたルノアの正体には対極の存在である黒女神が深く関わっているんでしょうか。
    まだ情報が少な過ぎるので考察中ですが、もしかしたらルノアって神様の分御魂的な存在だったり?

    ていうかセト! またそうやって無茶をする!!
    そりゃあこんな事を長年続けてきてるなら、ユウラもテイトもセトの行動に気が気じゃないよ・・・・・・。これはもう一発ユウラ辺りがセトに渾身のビンタお見舞した方が良いのでは?(笑)

    ネーテも最初は心配しましたが、無事に契約出来たようで何よりです(*´ㅅ`*).。o○(私も一緒に行く展開が悪いフラグだと思ったなんて言えない・・・)

    にしてもランテ、君は本当に何なんだ・・・?
    大精霊の干渉を一切受けなかったり、白女神の光呪も何故か使えたり。このあたりの秘密もルノアが色々と握ってそうですが、彼女的には現状何も話したくないようですし・・・・・・うーむ、謎が謎を呼びますね╮( •́ω•̀ )╭


    失踪中の高貴な家のご息女と遭遇とか絶対ロクなことにならないじゃん・・・とか思っていたら、やっぱり一悶着ありましたねぇ。
    押し付けられた厄介事の種が、よりにもよってあのワグレの町に関する情報とは。

    未だ不明瞭な部分の方が多いワグレの壊滅についても、断片的に語られる被害の情報や、それについて語る当人たちの重苦しい雰囲気から察するに、ワグレの町に辿り着いた時こそ、ランテと物語にとって重要なターニングポイントになる気がします。

    「誓う者」という新設定も開示されましたが、これまた興味深いですね。
    今回の説明を聞くだけだと、地縛霊的な側面もあるのかなと思いました。
    また名前から察するに、誓う相手である『誰か』がいたりするんでしょうかね?

    やっぱりセトも日頃の言動に反してまだ十代だからか、現実と理想の狭間で苦しんでますね・・・。
    仲間の悲願や想いを全て背負って歩けてしまえるような人は、ある意味で黒獣や白獣すら及ばない理想の超人とも言えますけど・・・・・・セトよ、君はそんな頑固な完璧主義者になる必要なんてないんだよ~(๑•﹏•)

    せめてユウラやテイトに多少でも弱音を吐ければ・・・・・けど現状のセトの精神構造じゃ、それすらも難しいんだろうなぁ・・・。

    セトぉ、お前ほんとそういう所やぞ!

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。

    そうですね。セトの在り方や付き合いの長さはもちろん、二人ともそもそもの気質が頼られたい側の人間であることもあるので、やはり頼られること、任されることは嬉しいようです。
    兄弟のよう、という言葉は初めていただきましたが、確かに近いものがあるかもしれません。友人のような、という域は既に超えているとは思っています。

    黒いG様は私も苦手なので、なるべくそういうものには遭遇したくないものですね……
    基本的に黒獣は、人間が嫌悪感を抱くものに似た形をしているものが多いので、そうなるといそうですね……嫌だなあ。笑

    テイトは北支部の呪部門では随一の使い手です。ただ呪使いの宿命ではあるんですけど、個人戦では力を発揮しにくいところはありますね。上位のものになればなるほど、どうしても呪の発動に時間がかかるので、誰かに時間を稼いでもらわないといけなくて。
    ユウラのその受け答えには、自負も滲んでいたと思います。これくらいできて当然、のような。
    私が女の身なので、男の子らしい一面を書けていると仰っていただけるのなら、ほっとします。ありがとうございます。

    ああ……はい、それはあると思います。
    成人年齢がそもそも十五歳で、これもかなり若くなってしまっているんです。
    戦争のせいで、早く大人になってもらわないと困る状況が出来上がってしまっています。
    ネーテは特に早いんですけど、考えてみればセトやユウラも十二、三で入隊していますから、北地方は結構そういうことが多いのかもしれません。
    熟していない果実のたとえ、聞いていて私も胸が痛みました。早く、子供たちが安心してゆっくり大人になれる世界を作ってもらいたいな、と。

    ルノアの正体について明かされるのはまだ先になりますので、ゆっくりお待ちいただければ……と、この段階ではそう申し上げるしかないのが歯がゆいです。

    セトのこれはもう病気みたいなものなので。息をするように無茶をします。本人が無茶と思うレベルが、他人の考える無茶のレベルと全然違うんですよ。
    セトの思う無茶は、実際に死んでしまうことに限りなく近いレベルのことなので、今回のこの行動は彼的には無茶ではないらしいです。
    ユウラのビンタはぜひ書いてみたいと思っていますが、実現できるかどうか……

    ランテのことは「この人何か変だよ!」っていう情報をばらまくばかりで、中々真相に届かないような小出しの状態が続き、申し訳なく思っています。
    たどり着くのはかなり先になります。すみません。頑張って書いていきます(今はストック吐き出しているだけですが)

    失踪中のご令嬢、このワードだけで嫌な予感ましましですよね。
    ワグレは、はい、仰る通り大きな鍵になります。この先一つエピソードを挟んだその先がワグレ編になりますので、ぜひまた読んで頂けたら幸いです。

    誓う者に関しては、この物語における大事な設定でもあります。
    ああ、はい、幽霊は近いですし、必ずしも土地とは限りませんが、何かしら執着や未練があることは間違いないので、地縛霊という感覚は近いものがあると思います。
    誓う相手については、おいおい……この話、「おいおい出していきますね!」が多すぎて、ちゃんと全部出し切れるかどうか心配になっちゃいます、書き手のくせに。

    実はセト、このころがこれでも一番安定しています。理想を語れているので。
    セトは、仰るような「頑固な完璧主義者」を目指していたんだと思うんですよ。
    でも、彼は若いし、そもそも人間である以上不可能な話ですから、そこまで完璧になり切れない。
    これまでは背負うものが彼が独力で処理できる範囲内にあったから、それに近い形に落ち着いていましたけど、これからは……
    ね。本当に、誰かを頼れれば。頼り方を知らないお人ですので……

    私も蘭陵笑病さんと同じことを言いたいです、ほんとそういうところや……

    いつも丁寧に読み込んでくださってありがとうございます。たくさん語ってくださるので、毎度コメントをいただくのが楽しみになっています。とても嬉しいです。

  • 戦いのシーンでは、言葉少なくも連携できているセトさんたちの様子に、長年の経験の重さを感じました。
    ここまでスムーズに連携することができるのは、お互いがお互いを信頼し合っているし、よく理解している証なのでしょうね。良いチームだなと思いました。
    ランテさんもいつかそんな連携ができるようになるのでしょうか。そちらも楽しみです。

    一難去ってまた一難ですね。
    誓う者、とは恐ろしい存在が近づいて来ているのですね。
    どうか、無事に問題が解決することを祈ります。

    またお邪魔しますね♪

    作者からの返信

    連携はぜひ書きたいところだったので、そこに注目していただけて嬉しかったです~!
    年数にしたらそれほどというわけでもないんですけど(数年程度ですし)、色々経験したからでしょうね。
    ランテもいつかそうなれるといいなと私も思っています!

    これからまた忙しくなります。
    頑張ってもらわないと……

    来てくださってありがとうございます! 私もまたお邪魔しますね。

  • ネーテさん、頑張った。お父ちゃんと健気に呼びかける姿がいい。
    セトさんは相変わらず頑張りすぎかな。
    ランテさんの正体も気になるけど、やっぱりワグレかな。
    誓う者の設定、面白いですね。
    強い意志と約束の代わりにほぼ不死身。はたして『誰に』誓うんだろうか。
    自分に誓うのもありだけど、なにかに誓う気がするなあと思ったりしました。

    作者からの返信

    あまり親子のことを書けていないなと思ったので、今回ネーテと父親の絡みを書いてみました。そう思っていただけたなら幸いです。
    セトのこれはもう習慣のようなものなので……どこかで何とか治って(誤字ではないです。笑)欲しいなとは思うのですが。
    ワグレの話はもう2つ先のエピソードで取り扱います。
    誓う者の設定は、私も結構好きで。気に入っていただけたなら良かったです。
    そのあたりは、またこれから説明していきますね。

    こまめに来てくださってありがとうございます。本当に励みになります。
    更新すれば読んでくださる方がいる、というのは、本当に幸せなことですね。毎回幸せをありがとうございます。