応援コメント

【Ⅴ】—1 化物」への応援コメント

  • こんにちは。番外編に刺激されて本編にもお邪魔します(*^▽^*)りはーつはじっくり目で読みたい作品なので、お盆の休憩にぴったり!

    ラフェリーゼ編も面白いです!とても豊かな国なのにやっぱりそこかしこに貧富の差や人の欲望が渦巻いてるの、まるで私たちの国のよう。でもそこでの思わぬ事件のおかげでまたランテの新たな役割が発見されたわけですね。まさかあの綺麗なおねーさんが関わっていたとは…。もうお一人のほうも、なにか暗い事情の果てにあのお役目についたのかなあ…。闇が深い。でも本当に誰一人として不幸せではない国なんて、どこの世界にもなさそうですが…。

    セトがどの国に行っても優秀すぎて脱帽なんですが、あてがわれた女たちに不快感を示すところ、ちょっと人間くさくなったなって謎の嬉しさを感じてしまうファンです。お母さんのこともあるけど、それでも感情がここまで簡単に噴き出すようになったのはきっと赤い髪の誰かのお陰じゃないかなって。そうだ、ムカッときたら言ってやれ!!(外交に向かないタイプ)

    そしてランテの記憶、また辛いのが明らかになりましたね。゚(゚´ω`゚)゚。計画されたクーデターをひとりで止められるかよ…と思うのに、結局当時の彼のこの行動が平和んもたらしたのかと思うと尊敬と同時になんだか畏怖が浮かびますね。すごい……!

    作者からの返信

    またこちらにもおいでいただけでとても嬉しいです! ありがとうございます。

    ラフェリーゼ編、個人的にはちょっとだれてるかなと思っていたので、そう仰っていただけてほっとしました。あ、そうなんです! 現代社会をイメージして書いておりました。現代社会も平和になったように見えて、不幸せな人ってたくさんいると思うんですよ。そういう影の部分って、仰るようにどんな世界でも存在すると思うんですけど、ランテはもちろん、セトも割と理想論者なんで、もしベイデルハルクを倒せたら、二人は世界をどうしていくのかな、なんて考えたりします。闇の部分を受け入れること、できそうにないんですよねぇ……

    セトの優秀さ、多分若い副長として色んな人に揉まれてきたから身につけたものなんだろうな、と思います。昔から結構お口は上手かったですけども……
    赤い髪の彼女のお陰の部分も間違いなくあるでしょうね! これからもどんどん影響されていけばいいと思います!

    ランテのちょっと人離れしたようなところ、実際に人離れしてしまっている部分もあるからこそ生まれたところなのかな、ともよく考えるんですよ。そうなると切ないような気持ちにもなったりして。こういうところ、また書いていけたらいいな……

    いつも丁寧に読んでくださり、ありがとうございます! 嬉しいです!

  • まさか世話係の人とこんなところで再会するとは……。
    こういう境遇の人に世話係のような役が回ってくる。東側の社会の嫌な部分を見ちゃいましたね。まあ、貧民、平民、貴族のエリアで隔てられてるルテルよりは遥かにマシでしょうが。
    旦那が事業に失敗して借金背負ったっていう、ある意味自己責任、競争社会の敗者であって社会的弱者とはまた違うのですが、経済的に困窮して追い詰められている状況にある人をこういうことに使う辺り、ノベリが要人相手に見せる、慇懃無礼な面がありながらも丁寧な物腰とはまた違った、裏の顔というかえげつない一面を垣間見たような気がしました。
    彼女、気を持ち直して癒し手としての人生を歩めるといいですね。ランテの新能力の発見のきっかけになるあたり、人から恨みを買うのも悪くない!?

    作者からの返信

    ラフェリーゼ編は短くて、伏線をすぐさま回収しないといけないのが、何だかちょっと気持ち悪い感じでした。笑 これまでじっくりやってきたからなんだと思います。
    基本、キャラクターをできるだけ繰り返し使いたい人なので、チャンスがあればよく使い直しています。そのスキル? はこの長編で手に入れました。笑

    そうなんですよね。東側も東側で……ただ、そうなんですよね、競争社会の敗北者であって、生まれながらにして理不尽に……というわけではないのですが、ね。やっぱり受け入れがたい部分ではあります。
    ノベリは、あまり人間らしくないというか、割に一部の中央貴族と似たような面は持っているのだと思います。使えるものは使う、みたいな……

    本当に。彼女が癒し手であれば、おそらくはそこそこ裕福な暮らしが約束されている。夫と娘と幸せに生きてもらいたいものです。

    今回もたくさん読んでくださり、ありがとうございます!

    編集済
  • ランテの記憶、まだまだ空白が多いのですねぇ。ランテにとっての空白とミゼにとっての空白は同じではないと言うか。記憶が連続していないので同一の存在と言っていいのか、まだわからないですけど、いつの時代もランテはミゼのために戦ってきたんでしょうね……。
    言動からして女神のようでもないですし、いつかは思い出すのかな。
    でも改めて、ここまで来ると誰も殺さない戦いというのはランテのアイデンティティーみたいなものなのかもな、と思います。(そしてミゼはやはり辛かっただろうなと)

    作者からの返信

    お返事遅くなりまして申し訳ありません。コメントありがとうございます! とても励みになっています。

    一気に全部思い出せてしまえればよかったんですが、まだ全部というわけにはいかないみたいですね。はい、仰るように思い出すか思い出さないかで、同一の存在か否かが量れるところがあると思うので、ランテとしても思い出したい気持ちはとても強いんじゃないかなと思います。

    ランテってどうしてこうも不殺にこだわるのか、私にもちょっと度し難い部分があるんですけど、そうですね、アイデンティティーと言ったらそうなのかも……私って実は登場人物の中で一番ランテが量りがたい部分があるので、私も一緒に迫っていきたいと思っています。笑

    ランテがミゼのためにいつでも頑張れることに、ランテの意志以外の何かが関わっているかもしれませんけど、多分ランテはそれを信じないし、信じなくてもいいことなのかなと思います。それで強くなれるのなら、信じたいことを信じるのも一つの正しいやり方なのかなって最近よく思うんです。

    長らく読んでくださって、本当に嬉しいです。ありがとうございます! 細々とですが、頑張っていきます。