自分自身になんの価値も抱いていないセトならではの行動と言い回しですね。
それでもランテの揺さぶりに動揺する描写もあったりして、非情になりきれない素の姿も垣間見える所など、凄いなと思います。
それが良いとか悪いとかの問題ではなく、それがセトその人なのだと言うことが十分に伝わってきます(* 'ᵕ' )☆
それを見るテイトはやはりわかっているから、介入しようとするランテを止めようとするし、ランテはランテで「えーい、離せ」とジタバタしているようで可愛いです。
どこまでもまっすぐで、直球勝負のランテは、このパーティでは相対的に脳筋キャラになってしまう辺りが愛されキャラですね(*^^*)
いやまて、直情的だったらユウラも負けてないか……💦
むしろユウラかな?
朝霧の頭の中でランテとユウラの手合わせが始まったのでこの辺で🎇
今回ももう固唾を呑んで、セトとランテの会話に聞き入っておりました。
すぐに追おうとしたランテを止めたテイトはさすがですね。経験豊かな大人ですな……。
でもやっぱりランテはセトのところに。
ちょっとセトが落ち着いていてほっとしました。
後を付けていたことはバレていたんですね(;'∀')タハー さすがセトです。
ランテはなんというか、こう、素直ですから、セトも気が緩まるところもあるんでしょうね。
あの手この手で挑んでみたランテ、頑張りましたねぇ。今回こそはちゃんと聞き出すぞって意気込みがありました。セトは冷静に対処していましたが、やっぱりユウラのことは特別なんですね(^^)
でもってクレイドとセト!! そういうことでしたか! お母さんを孕ませたのがクレイドか……。それであの時、互いに何か感じ取っていたんですね。何か繋がりがあるのかもと思っていましたが、なるほど納得です。
クレイドが消えればセトも……って考えると、確かに怖いですね。でもセトはクレイドを放っておく気はない。まぁそうですよね。お母さんにしたことを考えれば。うむむ。『誓う者』なら、クレイドは何を『誓って』いるんですかね。そこも今後、大きく関わってきそうな気もします。
ユウラには言わないつもりなんですね……。きっと伝えても、ユウラなら受け止めてくれそうに思えるのですが、セトが言いたくないのかな。言うことで同情されて逃げ場を失わせるのを危惧しているのかもしれませんね……。
セトの言葉、勝手に想像したのが、「あいつがせめて他の男を好きになってくれたら」でした。うぅーん、セトの本心を知る時を待ちたいと思います!
セトからランテに情報が開示されそうですね!?
怖さ半分楽しみ半分( ;∀;)また明日お邪魔します!
作者からの返信
いつも読んでくださり、ありがとうございます!
ゆっくりできるターンのはずが、結構情報が飛び交うシーンとなりました。
テイトは本当に、場の空気を読んでいい感じに調整役を担ってくれます。彼がいてくれて、私はとても大助かりです。
セトはさっきも冷静さを欠いているわけではなかったんですけど、まあ……少し時間は欲しかったでしょうから、ランテは良いタミングだったかもしれません。
そうなんです、ランテって元から警戒心ゼロみたいなものなので、どうしても相手は油断しちゃうんですよね。
はい、特別なのはユウラの方ですね。セトも対人経験では場数を踏んでいる方ですから、相手が欲しがる答えを適当に渡すこともできるんですけど、彼女相手にはそれができなくって。
ここでセトの抱えているものが明らかになります。本当はもう少し引っ張るつもりだったんですが、思っていたより早くに出ることになりました。
セトは父親のことを清算してしまいたいんですが……どうなるかは、実はまだ書いていないところです。クレイドの誓いのことも含めて、これからじっくり、書いていこうと思っています。
セトの心中を色々と慮ってくださってありがとうございます。言葉の続きに関しては、それで間違いありません。
彼は自分で自分を見つめることをしないので、多分彼自身も自分の本心を分かっていない節があると思うんです。本当に難儀な人です。
はい、この辺り情報ラッシュになりました! この続きも、重要な情報が出ております。
いつもありがとうございます、元気が出ます。
なんとなんと!これは衝撃!!
セトの父親がまさかの誓う者だったとは…(°Д°)(°Д°)
ちょっと「召喚」を読み直してきたのですが、この事実を知ってから読むと意味深な会話の意味がわかって震えました。
セトは生い立ちが生い立ちだから、なんというか自分は汚い存在だとか思っているのかなぁと心配していたのですが、それよりももっと重いものを背負わされていましたね。いつ消えてしまうかわからないのでは、そりゃ恋もできませんよね…切ない(/_;)
そしてランテの秘密にまで迫る…?続きもドキドキしながら追いかけます!
作者からの返信
結月さんのご感想は、いつもたくさん感情を載せてくださるので、すごく新鮮な感じがします。こう、読んだ後すぐに思ったことをたくさん込めてくださっている感じがあって。
読み返しもしてくださったとのこと、嬉しいです。ありがとうございます。
セトの身の上は本当に複雑で、彼自身その事実を受け入れるにはとても時間がかかっただろうと思います。
仰るように自分が汚い存在だとか、不要な存在だとか、ただでさえそう思ったでしょうに、いついなくなるか分からないとなると、もう自分をどう扱ったらいいか自分でも分からないんじゃないかなと。
そうなんですよね。恋ができない、とまでここで言ってくださったのは結月さんだけかもしれません。そうなんです、そうなんです。だからああいう対応になって。
続きも読んでくださったようで、嬉しく思っています。本当にありがとうございます!
まさかのセトさん出生の秘密というか、事実が明らかに……!
いつ消えるか分からない命だと分かっているからこそ、刹那主義的になってたんですね……。いつも全力投球なのはそのせいなのかな。
彼がユウラさんに伝えられない気持ちも分かるだけに、何だかやるせないですね。でもユウラさんはますます想いを募らせる一方なのかなぁ。
ランテくんの記憶に関して、次は何か分かるのでしょうか。わくわく。
作者からの返信
思ったより早くセトのことを出すことになりました。ランテ(やルノア)周りのことが中々出せないでいるのが無念です。もうちょっと後になってしまいます……
そうなんです。誰かに勝手に命を摘み取られるくらいなら、自分で自分の好きなように使いたいという思いがあるんでしょうね。それにしたって危なっかしくて仕方がないので、どうにか心を入れ替えて欲しいものですけども……
セトがユウラにこれを伝えたくないのは、ユウラのためを思ってでもいるでしょうけど、自分のためだという部分もあって。彼にとっては必要なことかもしれませんけど、ね。もし言えたら、何かが変わるかもしれないんですけどね……このままだとユウラも不憫ですし、何かが変わって欲しいとは私も思っています。
少しだけ、ランテについては明らかになることがあります。お忙しい中、拙作にたくさんお時間を使っていただけて申し訳ないですが、嬉しいです。ありがとうございます!
先話で書こうと思って書きそびれたのを思い出し……。
酔わずに気持ち悪くなるって、酔えないほどに気を張り詰めてるってことかと、だから二人はセトさんを酔わせようと(気を抜いてもらおうと)してるのか、と腑に落ちたんですが、今回の見ると本音を引き出したいっていうのもあるんでしょうね!
あの人、誓う者だったのか。雰囲気から父親なんだろうとは思ってましたが、誓う者イコール亡霊(いわゆるアンデッド)とも違うんですね。
なんというか、産まれた命ではなく作られた命かもしれないって考えてるのでしょうかね。だから、相手の意志や存在に依存してるかもしれない……と。
人の気持ちを変えることができないのは双方ともに言えることですし、セトさんどう思っていてもユウラは想いを募らせてくだけだよなぁ、などと思いつつ。先が見えないのは不安ですよねぇ。
作者からの返信
そうですね! 気を許してくれていないような気がして(実際はそうでもないんですけど)、二人はちょっと寂しいのもあるでしょうし、気晴らしになればと思っているところもあるでしょうし、そして仰るように本音を引き出したい気持ちもあったでしょうし……
でもやっぱり酔えなかったようです。今回はいつも以上に気を張っていたのもあるでしょうから、余計に難易度高かったのでしょうね。
誓う者の立ち位置って難しくて、亡霊と近いのはそうなんですけど、もう少し人間側に寄っているというか。
詳しい説明はもう少し後になってからすることになると思うので、ここで多くに触れられなくて歯がゆいです!
仰る通り、生まれるべくして生まれた存在ではないというところに引け目を感じているのと、生まれ方も中央による非道の結果のことなので、罪悪感もあるのと……
自分ではどうしようもないところに問題を抱えてしまっているのが、セトの不幸なところかなと思います。
ユウラ側の気持ちを思うと、ここの対応はちょっと、ですよね。もっとうまくやれたと思うんですけど、なんだかんだ彼も不器用なところがあるようです。
ぁぁぁあ切ないよおおお
でもすごく腑に落ちました、それならユウラにだけは絶対に話せないだろうなぁ
敵だからとか消えるかもだからとか、そう言うのももちろんあると思うけど、恋愛感情が少しでもあるなら、先のことを考えることができない、自分の問題に100%巻き込むことになるのは、セトの性格なら絶対嫌だろうし、「他のやつを好きになれば」と思う反面で、そうなってほしくない本音による、あの言葉なのかなって気がして、切ない、ひたすら切ない…
さらにここからランテの話とか盛りだくさん!続きすぐ読みたいのに今時間がないのでまた後で続き読みます!でも気になる!w
作者からの返信
この話を読んで「切ない」と言ってくださるの、私はとても嬉しかったです。
セトは自分を色んな枷でがんじがらめにしていて、本音を全部封じ込めて、そうしている間に自分自身も自分がどうしたいのか、何をしたいのかが分からなくなってしまってるところがあるんですよね。
それが、ユウラがああやって声を掛けたことで(後は多少お酒の力もあったかもしれません)一瞬緩んで、緩んだことに自分が驚いて、それで急いで距離を取ろうとしたところがあると思うんです。
でも緩んでしまったことで、彼は少し自分で自分の本音に気づいてしまった節があって、多分紺野さんはそこを察知してくださったんですよね。
セトを慮ってくださって、ありがとうございます。
会話ばかりが続きますが、次の一話で一応一段落するはずです。
丁寧に読んでくださってありがとうございます。とても嬉しいです! またお時間のあるときにでも来てくださると幸いです。本当にありがとうございました!
ああ、自分がどうなるかわからないから、人の好意を完全に受け取れない。
それでもユウラさんの好意を受けとって欲しい。まわりの皆の好意を受け取って欲しいと願いますが。
セトさん、やっぱり愛情深い方なんだろうなと思います。考え方が別の方にいくだけで。
やっぱり、飲ませるか。(別に関係ないですが、私は酒は強い方です)
次のルノアさんのことについて、気になります。
続きを楽しみにしてます。
作者からの返信
ヤケザケさんのコメントはいつも温かくて、とてもありがたいです。
セトのことを愛情深いと評していただけたのは実は初めてで、生みの親? として、なんだか感謝したくなってしまいます。
幼い頃から割と一人で身を立てて生きてきたところがあるので、彼は頼り方を知らないんですよね。頼ることで自分が弱くなりそうな気もしているのかもしれません。
それに、仰る通りやっぱり好意を受け取った後に自分がどうにかなったら、相手のことを思うと……という気持ちももちろんあって。
お酒飲んで、気持ち悪いの向こう側に言ったら(要は酔ったら)、色々話す気はしますね。強がりなのはそうなので……
そしてやっぱりお酒お強いんですね! そうじゃないかと思っていました!
いつも来てくださってありがとうございます。毎度コメント、ありがたく拝読しています。
セトの攻略は難しい(^^;)
でも父親のことで、セトは自分の存在と命がいつ消えてもおかしくないと思うようになったのね。
「何ともない」と言うけれど、本当に何ともないのか?セトは感情のないロボットじゃないもの。思うことはあるよね?
次回、ランテの秘密があかされるのか?乞うご期待☆☆☆
ですね!
作者からの返信
セトには二段階くらい防壁があって、最初の壁(信頼関係を築くまで)を乗り越えた後が大変だったりします。
ただ、最初の壁を乗り越えた段階で、セトにとってはとても大事な人たちになるのはそうなんですけどね。ユウラはそれじゃ物足りない。
近いからこそ、近づき切れないのが分かっちゃうんでしょうね。ユウラが求めているのはノーガード状態なんですけど、セトにとってそれは難しい……
思うところは多分にあると思います。ランテもセトの二段階目の壁は乗り越えていないので、それ用の顔で対応していますね。
多少近づくことはできるでしょうけど、明かされるかどうかまでは! でも乞うご期待です!笑
いつも来てくださってありがとうございます、とても励みになります!
ユウラたちがセトにやたらお酒を飲ませたがるところ、ちょっと彼女たちらしからぬというか、正直違和がありました。ですが、そうしてまで彼の本音を引き出したい切羽詰まった気持ちがあったのかと腑に落ちました。
どちらかと言えば、セトの気持ちがわかります。言ったところで、自分の抱えたどうしようもない事情。大事と思う相手にだからこそわずかにでも背負わせたくないというか。
全体的にもう少し上の年齢かと思っていました。まだ保護者がいる年じゃないか、君たち……。