編集済
セトは何処まで行ってもセトなんだってこと今更ながら感じさせられた回ですね!
まさに武士(もののふ)です。部下たちに慕われるのは当然でしょうね!
でもだからこそ「仲間」であるランテもユウラも寂しく思っていたんだろうと思います🥹
文遠さまのイラストも二人の緊張が伝わり秀逸ですね♪
作者からの返信
なんだかんだ、ぶれそうでぶれないのがセトみたいです。ただ実は彼ってこの作品で一番の成長枠だと言っても差し支えなくて(メンタル面での話です)、個人的には最初の想定と全く違う形になっているのを面白く思っています。笑
部下からの慕われ方って色々あると思ってて、セトはなんだか「心配だし放っておけない!」の面もあるような気がしますね。笑 しっかり者が集まりそう。
私は挿絵に憧れのようなものがあったので、そのようなイラストを頂けたことを嬉しく思っております。もちろん、巡さんにいただいたイラストも、過去に頂いたものも含めてとても大切に保管してあります。宝物です。本当にありがとうございます。
編集済
ほとんど呼吸せずに読んでいました(笑)いや良かった…セト…。・゚・(ノ∀`)・゚・。
前のコメントでセトがランテの前に立ちはだかったら面白いなんて言ってましたが、実際に立ちはだかってみたらものすごく辛かったです(没入できるという良い意味で)
どこかでセトがランテを殺すつもりじゃないと私も思っていたので、本気で切りかかってきた…それこそミゼがかけてくれた呪がなければ深手を負っていたくらいの勢いで斬り掛かってきたことで彼の本気具合を知って、そして得意の呪を使わないことでランテへの攻撃を躊躇していることを知って、彼の葛藤というか迷いが伝わってきて読んでいるこちらも拳を握ってしまいました。
セリフの一つ一つに魂が宿っているのが本当にすごいです。Ifさんはきっと書いている時にキャラクターが憑依しているのですね。もうどれも、本当に彼らが発しているのだという臨場感があります。特にセトの「何で生きているんだろうな」という言葉がもう…リエタの時もそうですが、自分の生に意味を見いだせないことほど辛いことはないですよね。こんなに人望も熱くて才覚に恵まれている人なのに、自分で自分の生を肯定させてくれないこの環境が本当にもう…(´;ω;`)
だからこそ、ランテが彼を正気に戻してくれて嬉しかったです。
軍議の時にフィレネ副長がマジでセトを討つ気満々だったので私もちょっとどうなるか展開が読めなかったのですが、ランテがセトの体と心も守ってくれて、本当に良かったです。
メタ的な話になりますが、これだけ没入して読める作品を書けるのが本当に素晴らしいですね。
リハーツは1話1話に読み応えがあるので、初期は結構何度か読み返しをしていたり用語集とにらめっこしながら読んでおりまして。(Ifさんの書き方ではなく私の記憶力の問題です😅)
自分の連載を抱えているとそっちに気が散って長編はなかなか読めなくなってしまうがゆえに間が空いてしまったのですが、連載を抱えていない今、この作品を夢中で読めて本当に幸せです。゚(゚´ω`゚)゚。これこれ、こういうのを読みたかったぁーー!!
皆が無事に開放されて手を取り合いながらベイデルハルクに立ち向かうシーンなんて見たら感動で泣いてしまうかもしれません(笑)ひとまずはなんとか哀の章を駆け抜けますよ!
作者からの返信
本当にたくさん読んでくださってありがとうございます……!
この辺り一度連載を止めてしまったところを挟んでいて、そのせいかセトの情緒を一度話してしまって、私はかなりランテに寄って書いていたんですよね。あえて長らく彼の視点を書かなかったのもありますし……でもそれが良かったのかも、と後からは思います。ランテ側に寄っていた方が、絶対に良かったと思うので。それに、書いているうちに彼の情緒も戻っては来たので! 仰るようにセトもセトで混乱していて、どうしていいか分からない状態での立ち振る舞いなので、行動は徹しきれていないんですよね。伝わっていて嬉しかったです。
私も自分がどう書いているのかはよく分からないのですが、視点になる人の感情をインストールする感じは確かにそうかもしれません。台詞に魂が宿っている、というお言葉は本当に嬉しくて……花さんは、どれだけ私を喜ばせてくださるんだろう、というくらい嬉しい言葉をたくさんくださいます! ありがとうございます。
セトも苦しい環境で育ち、生きてきましたから、致し方のないことと言えばそうなんですけど、そろそろ乗り越えて欲しいなあ、という気持ちもあるんですよね。頑張って……!
ここは本当に、ランテがいたからこそ打開できたシーンじゃないかなと思います。彼の愚直で、でも勢いのある前進、私も励まされたりしています。
たくさんお手間をおかけしてすみません……! こう、私の書き方の問題もあると思うんですけど、一気に読まないと話が抜けやすいというのはそうかもしれません。展開が遅いせいもあり……!
でも本当に、花さんが乗って読んでくださっているのが言葉の節々から伝わってくるので、とても幸せです。ありがとうございます。こんなに素敵な読者さんに恵まれて、幸せ者です!
ランテがランテらしさを貫くことで、セトを動かす。どこまでもランテらしくブレない彼の良さが全面に出た場面だと思います。
セトが本音を漏らし、笑い方を初めセトらしさを取り戻してきたのはすごく嬉しいのです。
ですが、疑心暗鬼の固まりの私は、セトがユウラのこと話さないこと、ちょっと素直過ぎるような気がするのです(>_<)
ランテを嵌めるようなことはしないと思いたいですが、セト自身を犠牲にする方法をとりそうだなと不安も過るわけです。
セトらしさを取り戻すということがちょっと心配です。
作者からの返信
試練の多い話だからこそ、ランテに感謝する日々です。笑
この物語、本当にランテに依存しているところが大きいなと、この辺りになったら強く感じるんですよね。最初はこの主人公大丈夫かなってずっと思ってたんですけども。笑
本音を引き出すの、大事ですよね。特にセトみたいなタイプは、自分でも本音を見失ってそうなので。
そうなんですよね。今この場で伝えるとランテが動揺しちゃうだろうから、それを避けるためなのかもしれませんけど、ユウラのことが伝わっていないのは不安要素ですよね。
セトはまだ今からでもランテを差し出す選択肢は取れるわけですから、ランテはともかく他の人間から見たら冷や汗ものだと思います。
そしてセトらしい、といえばいつもの挺身やっちゃいそうなので、そこに不安もありますし。この人なんでこんなに不安要素ばかりなんでしょうね。笑
たくさん心配してくださってありがとうございます。いつもコメントくださって嬉しいです!
一段落、いやまだユウラのことが伏せられたままだから、安心できないですね……。それでも、一歩前進したと思って大丈夫でしょうか。
セトさんが捕縛される前、自刃するつもりがあったのを見てからずっと、彼はいつか自分を殺してくれる人を求めているんじゃないかなぁと思ってました。悲しむ人がいるのを知っているから、(状況的に追い込まれない限り)自ら死は選べない、戦いの最中に死ねば部下や仲間を助けられなくなるから、無理。でも、今のこの状況なら……と。
認めた相手の前に敵として立ちはだかり、本気のぶつかり合いでランテに討たれるとしたら、それは彼にとって一番「正しい」死に方に思えるんじゃないかなと、ずっと思ってて。でもランテはどんな時もブレないだろうから、思わぬ仕方でセトさんの世界をぶっ壊してくれるんじゃないかと期待してました。
たぶんランテが庇わなければ、フィレネさんは遠慮なくセトさんを討ったでしょうし、セトさん自身もそれでよしって思っちゃったんじゃないかと思うので、結果的にはランテがセトさんをこっち側に引き戻せたのかな、と思います。しかしまだ安心できないわけですが!
救いは、自分自身がそれを望まない限り、誰が差し伸べても無意味なんですよね。
まだ決着はついてないし、ランテが「何もするな」って言われてじっとしているとも思えないので時期尚早なんですが、セトさんがこの戦いのあとに「自分が救われるに値する」って自身を認めてくれればいいなと思ってます。
作者からの返信
そうですね。まだランテにユウラのことが伝わっていないから、それが伝わったときランテがどこまで揺れるかは一つのポイントになってくるかと思います。折れはしないでしょうけども……
しろさんの仰る通りで、セトはずっと意味ある死を迎えたくて、そんな場面を求めていたところはあると思います。
この場でランテに討たれたらどうなるか。それなりに親交のあった自分を討てるほどになれば、ランテはもう人を殺めることを迷わずに済むだろうし、そうしたことで折れることもなくなるだろうから、ある意味ランテを強くするための踏み台になれるわけで。
この先ランテがベイデルハルクに立ち向かっていくならば、必要かもしれないことを自分で学ばせることができる。それはセトにとっては意味ある死の範疇に含まれることになると思います。
だからここで討たれたとしても、セトにとっては「正しい」死に方だったでしょうね。でもきっと、いざ討つとなったら、ミゼがやるだろうとセトは思っていた節もあります。自分がランテの側にいたらそうするだろうから。それでも、ミゼがランテのために自分を殺すという事実は、ランテに覚悟を決めさせるには足ることかなとも思うので、どちらにせよ彼にとっては意味があったと思います。
ただ、そうなんですよね、思い通りになってくれるランテではないので。最後にはセトの方が放っておけなくて助けちゃってましたね。本当に、ランテは人を動かすのが上手だなと思います。
フィレネに討たれてもそれはそれでセトとしては良かったんでしょうけど、本当、ランテがいてこそです。そうです、まだ安心はできませんけども!
はい。もうセトの方がずっと救いをノーセンキュー状態で来てしまっているので、周りがどんなに働きかけても受け付けてもらえなかったんですけど、この窮地を乗り越えられたら、それが彼の考えを変えていったらいいなとは思っています。
彼に寄り添ってくださって、ありがとうございます。物語は好転気味なんですけど、実は彼単体でいくとまだもうちょっと先に底があるので、応援してやってください。
文面から、拙作とキャラクターたちについてたくさん考えてくださったのが伝わってきて、とても嬉しかったです。素敵なコメントを、ありがとうございました!
反射的、考えることなく行動に出た本音だと思います。
それがセトさんの頭を切りかえさせたのがいい場面だなあと。
ランテさんがランテさんらしくしていたのが、要因じゃないかな。
セトさんらしくなってきたのが嬉しいですけど、彼らしく自分にかかるやり方でみんなを守ろうとして······。
でもきっとどうにかなると信じてますよ。
作者からの返信
動いてしまってから覚悟を揺らがされて少し悔いたみたいですけど、でも、こうなって良かったんだろうなと私は思っています。
そうですね。それを引き出させたのは間違いなくランテの功だし、セトもそれをよく分かっていると思います。
そういう守り方しかこの場面においてはできないのもあるでしょうけど、本当に無茶がお好きな人ですよね。
でも、はい、今はランテだっていますし、どうにかなるんじゃないかな……少なくともさっきよりは、どうにかできる状態になったと思っています。
いつも真っ先に読みに来てくださってありがとうございます! 大変支えられています。
うわー嬉しいです! セトが、セトだ!
どうしても続きが気になってしまって、ページを捲っていました。あ、どうしても紙の本に馴染みがあるので、捲るって表現しちゃいます。汗
ミゼがランテに、もしもの話をするところ、ミゼの気持ちを考えれば、頷くしかありませんでした。ランテもミゼの気持ちをしっかり分かっていて、否定しなかったことに感動しました。相手の気持ちを慮ることについても、ランテは成長している気がします!
まさかセトが門から出てくるとは思っていず、これがランテにとって幸いとなったことにほっとしています。やはりランテがセトに会いにきて良かったんですよね。セトは、ミゼが感じていたように、普通の状態ではなくなっていて……でもランテとやり合って、ランテに庇われて、正気を取り戻してくれた……。本当に良かったです。セトにとって、真っ直ぐに自分を信じてくれるランテは、ユウラとはまた違う大切さを感じているのでしょうね。とても大きな存在になっていたんだなぁと感慨深かったです。
セトの考えが読めないことに恐怖して、それでもどうにかセトを諦めなかったランテが、本当に本当に愛おしい。
それにしても、ユウラが中にはいないってどういうことなんでしょうか。本当に連れてきていない? うーなんだかとても心配です。
リエタ聖者から受けた毒がまだ体の中に残っているなんて、いつまでもセトを虐めているんですね彼女は(いや、そこに彼女の意思はないのでしょうけれど)。なんとかしてあげられたら、と焦りが募ります。
作者からの返信
私も紙の本をよく読むので、捲るという表現の方がしっくりくるのは分かります!
紙の本をよく読む方にも訪れていただけて、とても嬉しいです。
久しぶりにセトの出番が来ました。彼が中央で過ごしたのは、時間にしたらそう長いときではなかったと思うんですけど、果てしなく長く感じられたのではないかな……辛いときの時間ってどうしてあんなに伸びて感じるんでしょうね。
ミゼは最大限の譲歩をしたのだと思います。ランテの意志は尊重したいけれど、譲れない部分もある。ランテもそれを汲むことができました。はい、成長してきていると思います!
セトは自分の身を守る意識が基本的に薄いので、隊の長が一人で門の外までやってくる、なんていうやばい行いもやってしまうんですよね。笑
ランテの方も、あまりに無防備な庇い方でしたけど、それがよかったようなので、今回はこの二人の気質がプラスに働いたといえそうです。
ランテの純朴さ、人を惹きつけるところがあります。セトも最初は中央が狙っている保護対象という見方をしていたと思いますが、一緒に過ごしているうちに、大事な仲間としての認識に変わっていたのでしょう。
ランテの諦めの悪さ、立派です。最後まで諦めないなんて口で言うのは簡単ですけど、命の危機に瀕してまでそれを貫ける人がどれほどいるか。
ランテのことを愛おしい、と言っていただけるのが嬉しいです! 彼を優しく見守ってくださって、ありがとうございます。
ここにユウラを連れて来ないのがセトなんですよね。後ほど出てくるフィレネとの大きな違いです。男女の差もあるのかもしれませんけど、私がユウラなら連れてきてほしいですよね……
毒って本当に厄介です。まだもうしばらく、苦しめられ続けることになるでしょう……
いつも本当に丁寧に読んでくださってありがとうございます!