聖なる三角地帯
時は流れていく
いくら永遠だとか言ってみたところで
しっかり時は流れていくんだ
元々はチェンバロ奏者だった俺も
指揮者になってみたり
ドラマーになったりして
今はベースなんかを弾いちゃいるが
お前はずっと変わらない
いつの時代も トライアングル一つ携えて
それで世の中渡り切る
チキチキチーチキ チキチキチーチキって
ずっとやってる
俺がキックとスネアとライドで手一杯の時も
お前はリズムキープしてくれたよな
チキチキチーチキ チキチキチーチキって
ずっとやっててくれたよな
正直言って ウザい時もあったけど
今では感謝してる
サンキュー メルシー 謝謝 イヤイライケレ
そしてありがとう
そんなお前が何よりいとおしい
今すぐ駆け寄って その身体をかき抱き
頭を撫で撫でしてあげたい
お前がいれば もう何もいらない
俺はこの先 お前の身体から分泌されるモノのみを摂取して
生きていくのも悪くないと思ってる
何で嫌な顔一つしないのか理解に苦しむが
本当にそうしてもいいんだな 構わないな?
俺はやると言ったらやる男だ 本気だぜ
いや でもちょっと考えさせてくれ
二日に一ぺんとかじゃだめか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます