野郎時代 (アルバムversion)

 若き日に胸を焦がした あの娘の顔も


 何故だろう 今は思い出せない


 甘き思い出に浸ろうと 久し振りに開く卒業アルバム


 思いがけないカルチャーショックに意気消沈


 あの頃は眩しかった君の姿 恥ずかしがり屋の僕はまともに見れず


 ああ 何て事だろう 勝手に君の美しい姿を思い描いていたんだね


 或いは 若さが見せた幻だったのかも


 惨酷な時は 僕の心までも変えてしまって


 今じゃ 君と同じぐらいの年の女の子から


 あの頃の君と同じぐらいの年の女の子にまで 熱を上げている始末


 それどころか 君のお母さんと同じぐらいの年の女性にまで


 有効射程を広げてしまったよ


 射撃訓練ばかりでは実戦もままなりません


 今夜も 新たなる聖母様の前に跪いて懺悔するでしょう


 そして おじいちゃんの如きシルエットで佇むでしょう


 みつこさんや メシはまだかのう

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